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原発事故の検索結果41 - 80 件 / 107件

  • 「サンモニ」識者、処理水は「普通の原発と違う」他の放射性物質含有の可能性指摘→東電はデータ公開(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース

    ジャーナリストの松原耕二氏が3日、TBS系「サンデーモーニング」に出演し、福島第一原発のALPS処理水の海洋放出について「処理水はまったく違う水」と指摘した。 【写真】東京電力が公開している処理水のデータ 海洋放出が始まったことを受けて、中国が日本の水産物を全面禁輸とした。中国からとみられる迷惑電話が日本のさまざまな自治体、施設、店などにかかってくるなど、波紋が広がっている。 松原氏は「中国があれほど危険をあおるのが、科学的だとは全然思わないです」と前置き。続けて「ただ、普通の原発が海に流しているものと処理水はまったく違う水なわけですよね」と福島第一原発の処理水が特別なものだと指摘した。 「普通の原発が流すものはトリチウムだけが入ってる。今の処理水はですね、燃料デブリに直接当たってるので、トリチウムだけじゃなくてセシウムとかストロンチウムとかいろんな放射性物質が入ってるわけです」と説明。「

      「サンモニ」識者、処理水は「普通の原発と違う」他の放射性物質含有の可能性指摘→東電はデータ公開(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース
    • 一度に出せるのは「耳かき1杯」…福島第1原発のデブリ取り出しが準備段階で直面する「想定外」:東京新聞 TOKYO Web

      東京電力福島第1原発事故で、2号機原子炉内に溶け落ちた核燃料(デブリ)の取り出しが、大幅な計画見直しを迫られつつある。取り出し試験用に開発したロボットアームが、現場で使えない恐れが出てきた。事故収束で最難関とされる作業は、準備段階で「想定外」の壁にぶつかった。(渡辺聖子)

        一度に出せるのは「耳かき1杯」…福島第1原発のデブリ取り出しが準備段階で直面する「想定外」:東京新聞 TOKYO Web
      • トリチウムとは? なぜ「海か大気中に放出」なのか? | NHKニュース

        福島第一原子力発電所にたまり続けるトリチウムなどを含む水を、どう処分するのか。 国の小委員会は、基準以下に薄め、「海に放出する」か「大気中に放出する」という案を中心に議論を進めることを提言する素案を示しました。 風評被害を懸念する地元からは強い反発が予想され、今後の議論が注目されます。 そもそも「トリチウム」とはどんな物質なのか。そして、「海に放出する」「大気中に放出する」とはどういうことなのか。詳しくまとめました。 たまり続けるトリチウムなどを含む水。そもそも放射性物質の「トリチウム」とは、どのような物質なのか。 その性質や体への影響を、国の小委員会の素案では以下のようにまとめています。 「トリチウム」は日本語では「三重水素」(さんじゅうすいそ)と呼ばれる放射性物質で水素の仲間です。 宇宙から飛んでくる宇宙線などによって自然界でも生成されるため、大気中の水蒸気や雨水、海水、それに水道水に

          トリチウムとは? なぜ「海か大気中に放出」なのか? | NHKニュース
        • トリチウム放出量、中国では福島第1の6・5倍の原発も 欧米は桁違い

          東京電力福島第1原子力発電所の処理水海洋放出を巡り、計画の安全性を検証してきた国際原子力機関(IAEA)は4日、放出計画は「国際的な安全基準に合致する」との包括報告書を公表した。ただ、中国や韓国など周辺諸国からは反発も予想される。日本政府は科学的な根拠を基に、粘り強く理解を求めていく構えだ。 福島第1原発の処理水の海洋放出を巡り、諸外国から安全性への理解を得ようと、政府が情報発信を強化している。近隣の中国や韓国が非科学的な批判を繰り返し、政治利用しているためだ。だが、中韓には、放射性物質トリチウムの年間排出量が福島第1の6倍を超える原発もある。政府はこうした客観的な事実も対外的に示しながら、諸外国に冷静な対応を求めている。 福島第1のトリチウムの年間排出量は事故前の管理目標と同じ22兆ベクレル未満を予定する。濃度を国の規制基準の40分の1、世界保健機関(WHO)の飲料水基準の7分の1に希釈

            トリチウム放出量、中国では福島第1の6・5倍の原発も 欧米は桁違い
          • 【詳報】処理水 海洋放出の方針 理解はどこまで…?風評対策は? | NHKニュース

            東京電力福島第一原子力発電所の事故の発生から10年以上がたった今も増え続けるトリチウムなど放射性物質を含む処理水。その処分方法について政府は、国の基準を下回る濃度に薄めたうえで海へ放出する方針を決めました。 政府は7年余りにわたる検討を経て方針を決定しましたが、地元を中心に海洋への放出には根強い反対があり、専門家は地元など関係者の理解や納得に課題を残したと指摘しています。これまでのプロセスや海洋放出の具体的な方法、風評被害対策の方針などをまとめました。 去年、政府が開いた意見を聞く会では地元住民や漁業関係者など29団体43人のうち6つの団体と個人が海への放出に明確に反対する意見を表明したほか、福島県内の市町村議会では海洋放出への反対や慎重な対応を求める意見書が相次いで可決されました。 また、今月7日に菅総理大臣と面会した全国漁業協同組合連合会の岸宏会長は「海洋への放出は絶対に反対という考え

              【詳報】処理水 海洋放出の方針 理解はどこまで…?風評対策は? | NHKニュース
            • WEB特集 東電裁判 “見えた新事実” | NHKニュース

              9月19日。未曾有の被害をもたらした福島第一原発の事故について東京電力の旧経営陣の責任を問う刑事裁判の判決の日。被告は勝俣恒久 元会長(79)、武黒一郎 元副社長(73)、武藤栄 元副社長(69)の3人。 東京地方裁判所は「巨大な津波の発生を予測できる可能性があったとは認められない」などとして全員に無罪を言い渡した。一般の市民で構成する検察審査会が2度、「起訴すべき」と議決し強制的に起訴されて始まった注目の裁判も、個人の刑事責任までは問えないとして無罪判決で幕を閉じた。 しかし、37回におよんだ公判からは、これまで知られていなかった“新事実”が次々に明らかになった。例えば、その1つ。首都圏唯一の原発、茨城県にある東海第二原発では、運営する日本原子力発電が東日本大震災が起きる3年前からすでに巨大津波への対策を進めていたことが初めてわかったのだ。さらには東京電力の現場の担当者たちは、巨大津波へ

                WEB特集 東電裁判 “見えた新事実” | NHKニュース
              • 「IAEAは中立か」東京新聞の処理水めぐる報道、元国連広報官は「結論ありき的な記事」と指摘

                IAEAは中立か。福島第一原発の処理水をめぐる東京新聞の報道が波紋を呼んでいます。国連で長く勤務してきた上智大の植木安弘教授に、国際関係機関や報道への受け止めを聞きました。

                  「IAEAは中立か」東京新聞の処理水めぐる報道、元国連広報官は「結論ありき的な記事」と指摘
                • トリチウムなど含む水処分 基準以下に薄め 海か大気中に放出案 | NHKニュース

                  福島第一原子力発電所にたまり続けるトリチウムなどを含む水の処分方法について、有識者でつくる国の小委員会は基準以下に薄め、海か大気中に放出する案を中心に議論を進めることを提言する素案を示しました。風評被害を懸念する地元からは強い反発が予想され、今後の議論が注目されます。 ●そもそも「トリチウム」とはどんな物質なのか。そして「海に放出する」「大気中に放出する」とはどういうことなのか。文末のリンクから次の原稿をご覧下さい。 「トリチウムとは? なぜ『海か大気中に放出』なのか?」 この処理した水の処分方法を有識者が検討する経済産業省の小委員会は23日、これまでの議論をまとめ、基準以下に薄めたうえで海に放出する案と、蒸発させて大気中に放出する案が、実績もあり環境や健康への影響もほとんどないなどとして、2案を中心に議論を進めることを提言する素案を示しました。 地層に注入する案などほかの案については前例

                    トリチウムなど含む水処分 基準以下に薄め 海か大気中に放出案 | NHKニュース
                  • 福島第一原発の地震計 去年7月に故障も修理せず 東京電力 | 福島第一原発 | NHKニュース

                    今月13日に起きた地震について、東京電力は福島第一原子力発電所3号機に去年設置した地震計が故障していて地震データが記録できていなかったことを明らかにしました。これについて原子力規制委員会は、故障を把握しながら修理をしていなかった対応には問題があるとして、東京電力に理由や経緯の報告を求めました。 原子力規制委員会は22日、今月13日の地震による福島第一原発への影響や対応について東京電力から説明を受けました。 この中で、東京電力は3号機の原子炉建屋に去年3月、地震計2つを設置しましたが、その後、去年7月の大雨などで故障し、今回の地震の揺れのデータが取れていなかったことを明らかにしました。 地震計は、10年前の原発事故でダメージを受けている3号機の建屋への揺れの影響を評価するため設置したもので、東京電力は故障を把握していましたが修理を行っていませんでした。 22日の会合では東京電力は「対応が十分

                      福島第一原発の地震計 去年7月に故障も修理せず 東京電力 | 福島第一原発 | NHKニュース
                    • “建屋上部で激しい汚染見つかる” 福島第一原発 調査報告書 | 福島第一原発 | NHKニュース

                      原子力規制委員会は、おととし再開した東京電力福島第一原子力発電所の事故調査の報告書をまとめ、原子炉建屋の上部で激しい汚染が見つかるなどしたことから、今後の廃炉作業について東京電力と検討を進めるとしています。 原子力規制委員会は放射線量が下がった場所を中心に、2年前から事故調査を再開し、その結果を10日に報告書にまとめました。 それによりますと、核燃料が溶け落ちるメルトダウンを起こした1号機から3号機の3基の原子炉にあった放射性物質のおよそ1割にあたる、合わせて7京ベクレルが2号機と3号機の建屋上部にあるシールドプラグと呼ばれるコンクリートのふたに付着している可能性があることが、新たにわかったということです。 規制委員会は汚染が予想以上に激しく、仮に廃炉に向けてふたを取り外す場合、人が近寄って安全に作業することが極めて困難になるとして、被ばく対策を含めて今後の廃炉作業の方法について、東京電力

                        “建屋上部で激しい汚染見つかる” 福島第一原発 調査報告書 | 福島第一原発 | NHKニュース
                      • DASH村、再興の日は来るか 土地貸した元町議の願い:朝日新聞デジタル

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                        • WEB特集 原発事故9年 廃炉作業 どこまで進んだ? 進んでいない? | NHKニュース

                          日本を、そして世界を震かんさせた、東京電力・福島第一原子力発電所の事故。国と東京電力は、廃炉作業がすべて終わるまでには最長で40年かかるとしています。そのおよそ4分の1となる9年がたとうとしている今、作業はどこまで進んでいるのでしょうか。もしくは、進んでいないのでしょうか。シリーズ「原発事故9年 福島第一原発7つの疑問」。全7回の2回目です。 (原発事故取材班 科学文化部 阿部智己) 皆さんの多くが、こうお感じではないでしょうか。 「福島第一原発の事故には大いに関心があるが、どの号機がどうなったか、あまりに複雑でよく分からない」 こうした状況に応えられるよう、この特集では、ひとつひとつの号機について、丁寧に分かりやすく整理していきます。 福島第一原発には、1号機から6号機まであわせて6つの原子炉があります。事故の時に稼働していたのは1号機から3号機です。4号機から6号機は定期検査中でした。

                            WEB特集 原発事故9年 廃炉作業 どこまで進んだ? 進んでいない? | NHKニュース
                          • 東電、原発賠償額が10兆円超へ 避難の慰謝料、営業損害で | 共同通信

                            消火活動を待つ東京電力福島第1原子力発電所。(右から)1、2、3、4号機の建屋=2011年3月17日午前9時14分、福島県大熊町の30キロ以上沖合で共同通信社ヘリから 福島第1原発事故を起こした東京電力による賠償支払額の累計(除染費用を含む)が、2021年度にも10兆円を超える見通しになったことが27日、分かった。避難に伴う慰謝料や営業損害などに対する支払額は2月19日現在で9兆7028億円に上り、事故から10年が過ぎても増えるのは確実。巨額賠償は地域への影響や原発のコストの大きさを映し出している。 一方、避難者らの集団訴訟が相次ぐなど、これまでの支払い対応が被害の実情に見合っていないとの声も多い。東電が「最後の1人まで賠償貫徹」とする公約を果たす時期は見えないままだ。

                              東電、原発賠償額が10兆円超へ 避難の慰謝料、営業損害で | 共同通信
                            • WEB特集 原発事故9年「海か大気に放出を」ほかに選択肢は?福島の苦悩 | NHKニュース

                              世界最悪レベルの原発事故からまもなく9年。東京電力・福島第一原子力発電所をめぐるさまざまな問題は、いまどのような状況になっているのか。そして、なぜそのような状況になっているのか。今回から7回に分けて丁寧にお伝えしていきます。 いま福島第一原発で大きな課題となっているのが、たまり続けるトリチウムなどの放射性物質を含んだ水、「トリチウム水」や「処理水」と呼ばれているものです。すでに1000基近くのタンクにおよそ120万トンがたまり、さらに日々発生し続けています。 この水の処分方法について、今月、国の小委員会が、現実的な選択肢だとする方法を示しました。その方法とは、「海か大気中に放出する」。さらに、この方法について小委員会は、「風評被害は起きる」との見解も示したのです。これに対し、地元福島県の関係者から反発の声があがっています。 なぜ「海」か「大気」なのか。他に選択肢はないのでしょうか。 (原発

                                WEB特集 原発事故9年「海か大気に放出を」ほかに選択肢は?福島の苦悩 | NHKニュース
                              • 原発・出口なき迷走:耳かき1杯は「工程表を意識」 完了に300年 廃炉の行く末は | 毎日新聞

                                防護服に身を包み、分厚い扉や穴を通り抜けると、直径5メートルほどの円筒形の空間にたどり着いた。頭上には、制御棒を収める無数の管がつり下がっていた。 ここは、東京電力福島第1原発5号機=廃炉=の原子炉を支える土台(ペデスタル)の内部だ。1~3号機の溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)の多くは、ここにあると考えられている。 毎日新聞記者は1月下旬、メルトダウン(炉心溶融)した1~3号機の代わりに、事故を免れた5号機に入った。 【関連記事】 原発の信を問う新潟県知事、覚悟と周囲の思惑 信もない、出口もない ツケだらけの国策 かつての花形、担い手はどこに? 学生離れ 放出後も増える汚泥 見えぬ後始末 東電の担当者が、ペデスタル内にまっすぐ通じる、直径50センチほどの貫通部を見せてくれた。もともと制御棒を交換する作業機器の出し入れに使っており、ここが燃料デブリを試験的に取り出すルートの「本命」になると、東

                                  原発・出口なき迷走:耳かき1杯は「工程表を意識」 完了に300年 廃炉の行く末は | 毎日新聞
                                • 福島第一原発 トリチウムなど含む水薄めて海洋放出決定へ 政府 | NHKニュース

                                  東京電力福島第一原子力発電所で増え続けるトリチウムなど放射性物質を含む水の処分方法について、政府は13日、関係閣僚会議を開き、国の基準を下回る濃度に薄めて海へ放出する方針を決めることにしています。 放出前後のトリチウムの濃度を調べるモニタリングの強化や風評被害の対策を徹底し、それでも生じる被害には東京電力が賠償を行うとしています。 トリチウムなど放射性物質を含む水の処分方法をめぐっては、国の小委員会が、基準以下の濃度に薄めて海か大気中に放出する方法が現実的で海のほうがより確実に実施可能とする報告書をまとめていて、政府は、地元の意見を聞くなどして慎重に検討を進めてきました。 その結果、政府は13日関係閣僚会議を開き、海へ放出する方針を決めることにしています。 具体的には2年後をめどに福島第一原発の敷地から放出する準備を進め、放出にあたっては、トリチウムの濃度を国の基準の40分の1、WHO=世

                                    福島第一原発 トリチウムなど含む水薄めて海洋放出決定へ 政府 | NHKニュース
                                  • 福島第一原発 放射性物質に汚染の配管 撤去作業が難航 | NHK

                                    東京電力福島第一原子力発電所では、事故の際に高い濃度の放射性物質に汚染された配管を撤去する作業が去年3月から行われていますが、相次ぐトラブルで、当初の予定を1年以上過ぎても終わらず、廃炉作業の難しさが改めて浮き彫りになっています。 撤去が進められているのは1号機と2号機に設置されている「SGTS配管」と呼ばれる配管で、12年前の事故当時、放射性物質を含む気体を放出する「ベント」という操作をした際、内側が汚染されました。高い放射線量のため撤去作業は遠隔で行われています。 135メートルほどの部分を26本に切断する計画で去年3月に始まり、当初ひと月以内に終える予定でしたが、装置の刃が配管に食い込んで動かなくなるなどしてたびたび中断し、切断できたのは1回にとどまっています。 このため東京電力は工程を見直し、当面、廃炉作業の妨げとなる97メートルの部分を、来月末までに撤去するとして、今月19日に作

                                      福島第一原発 放射性物質に汚染の配管 撤去作業が難航 | NHK
                                    • 元原子力安全委員長の班目春樹さんが死去 74歳 | NHK

                                      東京電力福島第一原子力発電所の事故当時、国の原子力安全委員会の委員長として対応にあたった、東京大学名誉教授の班目春樹さんが、今月(11月)22日、脳梗塞のため亡くなりました。74歳でした。 班目さんは東京都の出身で、東京大学大学院を修了後、現在の東芝の研究所に勤務し、1975年に東京大学の講師となり、1990年からは教授を務めました。 2010年4月に東京大学を退職し、原子力安全委員会の委員長に就任しました。 2011年3月11日に福島第一原発で事故が発生すると、専門的な見地から政府に助言する立場として事故対応にあたりました。 事故直後から官邸につめて、情報が少ない中、当時の菅直人総理大臣などからの質問に答えるなどしていて、発生翌日の3月12日には、視察のため菅氏とともにヘリコプターで福島第一原発に向かいました。 ただ、ヘリコプターの中で爆発の可能性を問われた際には、格納容器の中は爆発しな

                                        元原子力安全委員長の班目春樹さんが死去 74歳 | NHK
                                      • 原発の処理水 午後1時ごろ海洋放出を開始へ 影響懸念も 東電 | NHK

                                        東京電力は福島第一原子力発電所にたまる処理水について、海への放出に向けて大量の海水を加えてトリチウムの濃度を測定した結果、想定どおり薄められていることや気象条件に問題がないことが確認できたとして、政府の方針に基づき、24日午後1時ごろに放出を始めると発表しました。 事故の発生から12年余りを経て、懸案となってきた処理水の処分が動き出しますが、放出の完了には30年程度という長期間が見込まれ、安全性の確保と風評被害への対策が課題となります。 福島第一原発では、事故の直後から発生している汚染水を処理したあとに残るトリチウムなどの放射性物質を含む処理水が1000基余りのタンクに保管され、容量の98%にあたる134万トンに上っています。 政府は22日の関係閣僚会議で、基準を下回る濃度に薄めた上で、きょうにも海への放出を開始することを決めました。 これを受けて東京電力は放出に向けた準備作業を始め、大量

                                          原発の処理水 午後1時ごろ海洋放出を開始へ 影響懸念も 東電 | NHK
                                        • 「黒い雨」訴訟で国が控訴方針 広島市と県も、条件付き受け入れ決める | 毎日新聞

                                          被爆者健康手帳の交付を求めた訴訟で、全面勝訴の垂れ幕を掲げる原告団の弁護士=広島市中区で2020年7月29日午後2時7分、山田尚弘撮影 広島原爆の投下後に降った「黒い雨」を国の援護対象区域外で浴びた住民ら84人全員に被爆者健康手帳を交付するよう命じた広島地裁判決について、厚生労働省が広島市と広島県に控訴の方針を伝えたことが関係者への取材で判明した。市と県は実質的な被告である国に控訴断念を求めていたが、国が援護区域の拡大に乗り出すことを条件に受け入れることを決めた。控訴期限の12日に控訴する。 市と県は独自の調査結果を基に、国に対して黒い雨の援護区域を見直すよう、住民が訴訟を起こす前から求めてきた。これに対し、国は「科学的な根拠がない」などとして拒んできた経緯がある。控訴を断念すれば原告84人は救済されるものの、その他の人たちは依然として対象にならない。市の幹部は毎日新聞の取材に「援護区域を

                                            「黒い雨」訴訟で国が控訴方針 広島市と県も、条件付き受け入れ決める | 毎日新聞
                                          • 原発事故12年 各号機の現状 「燃料デブリ」取り出しへ重要局面 | NHK

                                            東京電力・福島第一原子力発電所の事故から12年となるなか、廃炉作業は、最大の難関とされる「燃料デブリ」の取り出し開始に向け、重要な局面を迎えています。 廃炉 計画に遅れ 国と東京電力の福島第一原発の廃炉に向けた中長期ロードマップでは、廃炉が終わるまでには最長40年かかるとされ、工程は以下のように大きく3つに分けられています。 ▼第1期・使用済み核燃料の取り出し開始までの期間(2年以内)。 ▼第2期・燃料デブリ取り出し開始までの期間(2021年12月)。 ▼第3期・廃炉措置の終了までの期間(事故の年から30~40年後)。 この計画に基づくと、事故から12年となる2023年3月時点は「燃料デブリ」の取り出しが開始されているという想定でしたが、まだ取り出しは始まってなく、計画より遅れています。 ※デブリとみられる堆積物 「燃料デブリ」は、事故で溶け落ちた核燃料が周囲の構造物と混ざり冷えて固まった

                                              原発事故12年 各号機の現状 「燃料デブリ」取り出しへ重要局面 | NHK
                                            • 福島原発処理水の海洋放出を決断する時だ - 細野豪志|論座アーカイブ

                                              福島原発処理水の海洋放出を決断する時だ 福島に寄り添い、差別とは断固として戦う 細野豪志 衆議院議員 東京電力福島第一原発に保管されている処理水を巡って議論が活発になっている。きっかけの一つは、各種の国際会議において韓国が処理水の危険性を喧伝したことにある。 処理水に関する責任の一端は、原発事故直後の責任者である私にもある。過去にも処理水については国内でも様々なデマが流布してきたが、疑いを持たせた責任は原発事故を防げなかった政府にもあると考えて、批判はしてこなかった。 しかし、国内のデマを放置してきたことが、韓国の政治的かつ理不尽な主張につながっている面があり、もはや放置することはできない。 結論から言うと、私はトリチウムを含む処理水を海洋放出する以外の選択肢はないと考えている。 処理水については、事故直後より様々な方法が検討されてきたが、トリチウムを除去するには膨大な電力を要し、全ての処

                                                福島原発処理水の海洋放出を決断する時だ - 細野豪志|論座アーカイブ
                                              • トリチウムなど含む処理水 薄めて海洋放出の方針決定 政府 | NHKニュース

                                                東京電力福島第一原子力発電所で増え続けるトリチウムなど放射性物質を含む処理水の処分方法について、政府は、国の基準を下回る濃度に薄めたうえで海へ放出する方針を決めました。東京電力に対し、2年後をめどに海への放出を開始できるよう準備を進めることや賠償も含め風評被害への対策を徹底するよう求めています。 政府は13日午前8時前から総理大臣官邸で関係閣僚会議を開き、東電・福島第一原発で増え続けるトリチウムなど放射性物質を含む処理水の処分方法について議論しました。 会議では、国の小委員会がまとめた基準以下の濃度に薄めて海か大気中に放出する方法が現実的で、海の方がより確実に実施可能とする報告書などを踏まえて、海へ放出する方針を決めました。 具体的には、東京電力に対し、2年後をめどに海への放出を開始できるよう設備の設置などの具体的な準備を進めることを求めています。 放出にあたっては、トリチウムの濃度を国の

                                                  トリチウムなど含む処理水 薄めて海洋放出の方針決定 政府 | NHKニュース
                                                • 福島第一原発の廃棄物管理が不適切 態勢見直しを 原子力規制委 | NHKニュース

                                                  東京電力福島第一原子力発電所では、屋外に設置した仮設の集積場に置かれる廃炉作業で出た廃棄物が急増し、管理が不適切な場所もあるとして、原子力規制委員会が管理態勢の見直しを求めました。 福島第一原発の廃炉で出た放射性廃棄物はことし3月時点でおよそ48万立方メートルあり、多くは屋外の決まった場所で一時保管していますが、すぐに運び込めないがれきなどは原則1年を上限に仮設の集積場に置いています。 この集積場に仮置きされた廃棄物が去年1月のおよそ7000立方メートルからことし7月時点で6万立方メートルに急増し、仮置きが1年を超えるなど、管理が不適切な場所もあることが分かりました。 急増した原因について東京電力は、一時保管しているエリアでコンテナの積み直しなどのため受け入れを一時中断したことや、コンテナから放射性物質が漏れ点検作業などを実施したためだと説明しています。 原子力規制委員会は、仮設の集積場で

                                                    福島第一原発の廃棄物管理が不適切 態勢見直しを 原子力規制委 | NHKニュース
                                                  • 『中国の複数原発がトリチウム放出、福島「処理水」の最大6・5倍…周辺国に説明なしか』へのコメント

                                                    ブックマークしました ここにツイート内容が記載されます https://b.hatena.ne.jp/URLはspanで囲んでください Twitterで共有

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                                                    • 福島第一原発事故 「放水」前夜 日米での緊迫のやり取りが判明 | 福島第一原発 | NHKニュース

                                                      10年前の東京電力・福島第一原発の事故で自衛隊が行った上空からのヘリコプターによる放水。その前夜、当時の自衛隊と在日アメリカ軍のトップどうしの間で交わされたやり取りの詳細が、記録から明らかになりました。アメリカ側は、原発の状況が悪化すれば日本で暮らすアメリカ人を退避させる可能性を示唆し、その直後、自衛隊の幹部たちは高い放射線量の中でも放水すると決断していました。 このやり取りは、当時、統合幕僚監部の防衛計画部長として自衛隊とアメリカ軍との間の連絡調整役を担っていた磯部晃一さん(63)が、みずからのノートに書き記していました。 10年前、福島第一原発の3号機で核燃料を冷やす水が蒸発する危険性が指摘され、自衛隊は、政府の対策本部の要請を受けて3月16日、ヘリコプターからの放水を試みました。 しかし、上空の放射線量は高度30メートルの地点で1時間当たりおよそ250ミリシーベルトと高く、この日の放

                                                        福島第一原発事故 「放水」前夜 日米での緊迫のやり取りが判明 | 福島第一原発 | NHKニュース
                                                      • 「死活問題だ…」 処理水めぐり懸念や風評被害対策求める声も | NHKニュース

                                                        東京電力福島第一原子力発電所で増え続けるトリチウムなど放射性物質を含む処理水の処分方法について、政府は国の基準を下回る濃度に薄めたうえで海へ放出する方針を決めました。東京電力に対し2年後をめどに海への放出を開始できるよう準備を進めることや、賠償も含め風評被害への対策を徹底するよう求めています。 福島県の漁業関係者の間では政府の決定について風評被害への懸念の声が上がっていますが、こうした声は周辺の県の漁業者からも聞かれます。海外も含めた今回の決定をめぐる反応です。 漁業者 “風評被害に強い懸念”<岩手 陸前高田> 岩手県陸前高田市の漁業者は風評被害に対する強い懸念を示しています。 陸前高田市小友町を拠点にカキやワカメの養殖を手がける水産会社代表の千田勝治さんは「三陸の海は福島ともつながっていて、とても他県のこととは思えないし人体に影響の無いようトリチウムの濃度を薄めても風評被害による消費者の

                                                          「死活問題だ…」 処理水めぐり懸念や風評被害対策求める声も | NHKニュース
                                                        • 福島第一原発 処理水 来週にも海への放出決定で調整 政府 | NHKニュース

                                                          東京電力福島第一原子力発電所で増え続けるトリチウムなどの放射性物質を含む水の処分方法について、政府は来週にも海への放出を決定する方向で調整しており、風評被害対策に万全を期すほか安全性などの情報発信を強化する方針です。 トリチウムなどを含む水の処分方法をめぐっては去年2月、国の小委員会が基準以下の濃度に薄めて海か大気中に放出する方法が現実的だとする報告書をまとめ政府が処分方法を検討してきましたが、地元などからは懸念の声が出ています。 菅総理大臣は7日、全国漁業協同組合連合会の岸会長と会談し専門家の報告書を踏まえて政府の方針を決定する考えを伝え理解を求めました。 会談のあと岸会長は海への放出に反対する考えに変わりはないとしたうえで「国として最終的に方針を決定した場合には、責任を持って漁業者や国民への説明や風評被害対策などをしてもらいたい」と述べました。 政府は来週にも、報告書でより確実に実施で

                                                            福島第一原発 処理水 来週にも海への放出決定で調整 政府 | NHKニュース
                                                          • マイナカードを原発事故時の避難に活用すれば「待たずに済む」って本当なのか?:東京新聞 TOKYO Web

                                                            異論が百出するマイナンバーカード。保険証として活用する政府方針に国民の怒りが噴出したのは記憶に新しいが、疑問を抱かせる動きは他にもある。原発事故の避難時にマイナカードを使う試みだ。今秋の訓練で取り組んだのが、東北電力女川原発(宮城県)の地元自治体。カードを使えば、避難の受け付け手続きがスムーズに進み、待たずに済むという謳(うた)い文句のようだ。これをうのみにできるのか。「マイナ避難」に潜むリスクを探った。(特別報道部・西田直晃、山田祐一郎)

                                                              マイナカードを原発事故時の避難に活用すれば「待たずに済む」って本当なのか?:東京新聞 TOKYO Web
                                                            • 日本産食品の輸入規制撤廃で調整 EU、福島の魚など - 日本経済新聞

                                                              欧州連合(EU)は29日、東京電力福島第1原子力発電所の事故を受けて設けた日本産食品の輸入規制を完全撤廃する方向で最終調整に入った。福島県産の水産物などの輸入に義務付けてきた放射性物質の検査証明を不要にする。欧州委員会が29日中にも加盟国の同意を取り付け、今夏をめどに規制を廃止する。現在は福島県の魚や野生のきのこ類、宮城県のタケノコなど10県でそれぞれ規制品目が定められている。その他の都道府県

                                                                日本産食品の輸入規制撤廃で調整 EU、福島の魚など - 日本経済新聞
                                                              • 福島第一原発 汚染水対策の「凍土壁」一部とけたか | NHKニュース

                                                                福島第一原子力発電所の建屋の周囲の地盤を凍らせて、地下水の流入を抑える「凍土壁」の一部がとけているおそれのあることが分かり、東京電力は、近くに湧き上がってきた地下水が原因の可能性があるとして、凍土壁への流入を止めるための鋼鉄製の管や板を設置したうえで、今後の対策を検討することになりました。 「凍土壁」は、汚染水を減らす対策の1つで、福島第一原発の建屋の周囲にパイプを埋め込み、氷点下30度の液体を流し込むことで、“氷の壁”を張り巡らせ、地下水が建屋に流れ込むのを抑える仕組みです。 東京電力は「凍土壁」に温度計を設置し地中の温度を測定していますが、4号機の山側に位置する一部のエリアで9月中旬以降、0度を上回る状態になり、11月18日には13.4度にまで上昇しました。 東京電力によりますと、壁の近くを掘ったところ、本来は凍っているはずの場所に水面が見つかったということで、湧き上がってきた地下水に

                                                                  福島第一原発 汚染水対策の「凍土壁」一部とけたか | NHKニュース
                                                                • 福島第一原発 廃炉作業の廃棄物「一時埋設も検討を」規制委 | NHKニュース

                                                                  東京電力福島第一原子力発電所の廃炉作業に伴って出るがれきなどの放射性廃棄物の取り扱いについて、原子力規制委員会の更田豊志委員長は敷地内で保管する場合、安全かつ円滑に廃炉を進めるうえで一時的に埋める方法も検討すべきだと述べました。 福島第一原発の廃炉作業に伴い、施設の解体によるがれきなど放射性物質が付着した廃棄物が年々増えていますが、その多くが敷地内のコンテナなど屋外で保管されていて、去年末で48万立方メートルにのぼり、今後も増える見込みです。 これらの放射性廃棄物について原子力規制委員会の更田委員長は2日の会見で「一時的な保管であっても、コンテナで屋外に置くやり方は放射線の影響などを考えてもあまりに不合理だ」と指摘しました。 そのうえで「いったん溝を掘って地中に埋め土をかぶせた方が安定管理できる」などと述べ、安全かつ円滑に廃炉を進める上で敷地内で一時的に埋める保管方法も検討すべきだとする考

                                                                    福島第一原発 廃炉作業の廃棄物「一時埋設も検討を」規制委 | NHKニュース
                                                                  • ほぼ全周で崩壊…圧力容器の土台はどんな状態なのか 福島第一原発1号機の惨状【図解】:東京新聞 TOKYO Web

                                                                    東京電力福島第一原発1号機の原子炉内では昨年からロボット調査が続けられてきた。重い圧力容器を支える鉄筋コンクリート製の土台下部が、溶け落ちた核燃料(デブリ)の高熱によってほぼ全周にわたってコンクリートが崩壊し、鉄筋がむき出しになっていることが確実になった。その惨状を報告する。(山川剛史) 炉心溶融(メルトダウン)が起きなかった同型の5号機と比較すると、1号機の惨状がよく分かる。土台は厚さ1メートル強の壁でできた円筒だが、コンクリートは厚みの半分以上が崩落し、壁の中央にある鉄の構造材と鉄筋でかろうじて圧力容器の重みを支えている可能性がある。

                                                                      ほぼ全周で崩壊…圧力容器の土台はどんな状態なのか 福島第一原発1号機の惨状【図解】:東京新聞 TOKYO Web
                                                                    • 福島県内の“除染土”最終処分内容知らない 県外では約8割 | NHK

                                                                      福島県内の除染で出た土の処分をめぐり、環境省の調査で、県外では8割近くの人が「最終処分の内容を知らない」と答えるなど、依然として認知度不足が課題となっています。 環境省は、福島県内の中間貯蔵施設にある除染で出た土の再生利用について、5年前から現状の関心や認知度を知るためインターネット調査を行っていて、ことしは全国の5400人余りが回答しました。 このうち、今回初めて回答した1680人に除染で出た土などを2045年3月までに福島県外で最終処分すると法律で定められていることを知っているかを尋ねたところ、 「よく知っていた」と「聞いたことがあり内容も少し知っていた」と回答した人は、 ▽福島県の人は合わせて51.6%だったのに対し、 ▽福島県外の人では20.5%でした。 福島県外の人では、 「聞いたことはあるが内容は全く知らない」「聞いたことがない」と回答した人が、合わせて79.5%にのぼり、環境

                                                                        福島県内の“除染土”最終処分内容知らない 県外では約8割 | NHK
                                                                      • 東電福島第一原発事故とは <事故の概要>|NHK原発特設サイト

                                                                        東電福島第一原発事故とは <事故の概要> 2021年3月 東京電力福島第一原子力発電所の事故から10年。3つの原子炉が同時にメルトダウンを起こす世界最悪レベルの事故となりました。改めてどんな事故だったのか、事故の概要を振り返ります。 1971年に運転開始 事故当時は40年目 福島県大熊町と双葉町にまたがる福島第一原発には、1号機から6号機まであわせて6つの原子炉がありました。 事故前の東京電力福島第一原子力発電所 もっとも古い1号機は、東京電力にとっての初めての原発で、1971年3月に運転を開始、事故当時40年目となる、国内でも古い原発の1つでした。 2011年3月11日 あの日、稼働していたのは1号機から3号機。 4号機から6号機は定期検査中でしたが、5号機と6号機の原子炉には核燃料が入っていました。 1号機から3号機は津波などによる影響で冷却装置が停止。 核燃料が溶け落ちる「メルトダウ

                                                                          東電福島第一原発事故とは <事故の概要>|NHK原発特設サイト
                                                                        • 原発処理水の風評被害が起きるのは「マスコミ報道が原因」 自覚しないメディアの欺瞞

                                                                          ジャーナリストの佐々木俊尚が8月3日、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」に出演。福島第一原発処理水の海洋放出について解説した。 原発処理水、海洋放出施設の建設を福島県などが了承 東京電力福島第一原子力発電所に溜まり続けるトリチウムなどの放射性物質を含む処理水を海に放出する東京電力の計画をめぐって、福島県と地元の大熊町・双葉町は8月2日、東京電力の小早川社長に対し、放出に使われる施設の建設を了解することを伝えた。 飯田)8月2日夕方、福島県の内堀知事と大熊町、双葉町のそれぞれの町長が、県庁で東電の小早川社長と面会したということです。 佐々木)完全に科学的には決着がついている話にも関わらず、未だに風評被害が続いていて問題が終わらないというのは、怒りしかないですね。 韓国の原発も処理水を海洋放出している ~体内に蓄積されないトリチウム 佐々木)基本的にトリチウムは、そもそも海中に

                                                                            原発処理水の風評被害が起きるのは「マスコミ報道が原因」 自覚しないメディアの欺瞞
                                                                          • IAEA 福島第一原発の処理水放出で年内にも調査団派遣へ | NHKニュース

                                                                            東京電力福島第一原子力発電所で増え続ける処理水の海への放出について、IAEA=国際原子力機関は、年内にも調査団を日本に派遣し、透明性と客観性を重視しながら、国際基準に基づいて検証する考えを示しました。 IAEAの幹部は、処理水の海洋放出に関する調査を前に、関係する省庁と協議するため、9月6日から来日していて、9日は経済産業省の江島副大臣と面会しました。 この中で、リディ・エブラール事務次長は、事前協議や福島第一原発の視察を振り返り「非常に建設的で生産的な訪日になった」と伝えました。 トリチウムなどを含む処理水について、国は基準以下に薄めたうえで、2年後をめどに海に流す方針で、先月、東京電力が新たに造る海底トンネルを通して原発の1キロほど沖合から放出する計画を示しています。 IAEAは専門家で作る調査団をことし12月をめどに日本に派遣する予定で、現地調査のほか、国や東京電力への聞き取りを行い

                                                                              IAEA 福島第一原発の処理水放出で年内にも調査団派遣へ | NHKニュース
                                                                            • 原発事故10年 福島第一原発 各号機の現状は|NHK原発特設サイト

                                                                              原発事故10年 福島第一原発 各号機の現状は 2021年3月 東京電力福島第一原子力発電所事故から10年。世界最悪レベルの事故を起こした原発はいま、どうなっているのでしょうか。号機ごとに見ていきます。 1号機 最初に核燃料がメルトダウンし水素爆発に至った1号機は、廃炉作業においても厳しい状況が続いています。 水素爆発で天井や壁が吹き飛び、がれきが散乱した原子炉建屋の最上階は、今も覆うものはなく、むき出しの状態となっています。 遠隔操作によるがれきの撤去は進みましたが、使用済み燃料プールには392体の核燃料が残されたままです。 1号機の燃料プールは、取り出しに向けて乗り越えなければならないハードルが今も残され、取り出しの開始は、当初の計画より10年ほど遅れ2027年度か28年度と予定されています。 大きな課題になっているのは、プールの上部に、重さが161トンあるクレーンが折れ曲がったまま残っ

                                                                                原発事故10年 福島第一原発 各号機の現状は|NHK原発特設サイト
                                                                              • 「私たちの『被ばくデータ』が同意なしで提供されていた」市職員処分でも謎は残る | 文春オンライン

                                                                                2011年3月に起きた東京電力・福島第一原発の事故によって、福島県伊達市では高い放射線量が検出された。伊達市は、市民の被ばくデータを収集して、研究者に提供した。その研究成果は、イギリスの専門誌に掲載された。しかし、データ提供について住民には説明がなく、同意も得ていないデータが論文で多数使われていたのだ。 2018年12月の朝日新聞の報道では、市では「個人情報は含まれない」といい、研究者の一人が「大学が同意・不同意を知る状況にはない。問題にならないと考える」などと答えていた。 個人情報保護条例の手続きの無視、虚偽公文書作成の疑い この問題について、市議会の「被ばくデータ提供に関する特別委員会」は3月15日、最終報告をまとめた。研究者の倫理指針違反や、市側の個人情報保護条例の手続きの無視、虚偽公文書作成の疑いなどを指摘する内容だった。 島さんは市議会特別委の最終報告について「とても踏み込んだ内

                                                                                  「私たちの『被ばくデータ』が同意なしで提供されていた」市職員処分でも謎は残る | 文春オンライン
                                                                                • 福島第一原発 「燃料デブリ」の取り出し“来年は困難” 延期へ | 福島第一 | NHKニュース

                                                                                  福島第一原子力発電所の廃炉で最大の難関とされる「燃料デブリ」の取り出しについて、イギリスで予定していた試験が新型コロナウイルスの影響で実施ができていないことなどから東京電力は来年中の2号機での取り出し開始は困難だとして延期する方針を固めたことがわかりました。 東京電力は、福島第一原発の2号機で計画している「燃料デブリ」の取り出しに向けて、イギリスでことし8月にロボットアームを使った試験を事前に行う予定でしたが新型コロナウイルスの影響で実施ができていません。 また日本へのロボットアームの移送も難しい状況となっていることから東京電力と国は2号機での来年中の取り出し開始は困難だとして延期する方針を固めたことが関係者への取材でわかりました。 イギリスで計画していた試験は日本で実施する方向で調整しているということです。 メルトダウンを起こした1号機から3号機の中に残る溶け落ちた核燃料、いわゆる「燃料

                                                                                    福島第一原発 「燃料デブリ」の取り出し“来年は困難” 延期へ | 福島第一 | NHKニュース

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