東京大学 発表のポイント ◆島に生息する哺乳類について大規模なデータを収集し、体サイズの変化率と絶滅しやすさを調査したところ、体サイズの変化が大きい種ほど絶滅しやすいことが明らかになりました。 ◆絶滅率は現代人(ホモ・サピエンス)の島への到来で10倍以上に増加し、極端に巨大化あるいは小型化した哺乳類はほぼ絶滅してしまいました。わずかながら現存している、島で特殊化した哺乳類に対し、より優先的な保全策を講じることが重要であると指摘できます。 ◆今後、「島嶼化」に伴う体サイズ以外の変化についても分析を進めることで、絶滅に対する脆弱性を高めた生物学的な背景についても明らかになると期待されます。 発表概要 東京大学大学院新領域創成科学研究科の久保麦野講師と国立科学博物館人類研究部の藤田祐樹研究主幹を含む国際共同研究グループ(代表者:マルティン・ルター大学ハレ・ヴィッテンベルクのロベルト・ロッティ古生