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在来生物 外来生物の検索結果1 - 40 件 / 60件

  • 【プレスリリース】海を渡った日本のアリが米国の森を襲う -「核実験の負の遺産」で明らかになった食性幅の拡大- | 日本の研究.com

    <本研究成果のポイント>日本から侵入したオオハリアリが北米の森林で在来のアリを駆逐しつつある。オオハリアリは原産地の日本ではシロアリ専門食だが、北米では小型無脊椎動物を広く捕食するジェネラリスト捕食者に変化していることが判明した。外来種が蔓延する仕組みとして、侵略地における餌メニューの変化の重要性を実証した。餌メニューの変化は、過去の核実験が大気中に放出した放射性炭素同位体に注目することで明らかにされた。 <概要>辻瑞樹 琉球大学教授(ペンネーム辻 和希)、松浦健二 京都大学大学院農学研究科教授、末廣亘 同博士後期課程学生、兵藤不二夫 岡山大学准教授、ロブ・ダン ノースカロライナ州立大学教授、エドワード・バーゴ テキサス A&M 大学教授らの日米共同研究グループは、日本から米国に侵入したオオハリアリの食性が侵入地で変化し、他のアリを追いやって分布を拡大していることを日米両国での野外調査と放

      【プレスリリース】海を渡った日本のアリが米国の森を襲う -「核実験の負の遺産」で明らかになった食性幅の拡大- | 日本の研究.com
    • ミドリガメは「コンロで丸焼き」にするだけで十分美味しい

      先日、ついに我らが鉄腕DASH「グリル厄介」のコーナーでミドリガメが取り上げられるという快挙が達成されました。 ミドリガメことミシシッピアカミミガメは、いま日本で最も問題になりつつある外来生物。その圧倒的繁殖力と環境適応力で在来カメの生息域を圧迫し、また貴重な在来生物を食害しています。「日本の侵略的外来種ワースト100」にも選定されており、そんなものをペットとして飼うのはどうなのか? という議論も起こっています。 飼育されていたものが自然環境下に逸出して定着し、いまや日本に生息するカメの9割以上がミドリガメと呼ばれるもの(アカミミガメ類やヌマガメ類)だと考えられ、各地で慌てて駆除が行われています。 その割にペットとしてはまだ人気があることもあり、駆除や食用の話をすると現状把握のできない方々から殺意を込めたメッセージを頂戴することもしばしばです。そんな中、国民的番組で「ミドリガメは有害な外来

        ミドリガメは「コンロで丸焼き」にするだけで十分美味しい
      • 自然水系へのEM投入から「環境教育」を考える/片瀬久美子 - SYNODOS

        「環境教育」は、自然環境保護の大切さを教えるのが目的の1つです。しかし、環境を保護したり、環境悪化を解決したりする方策として、残念ながら迷走した活動がその中で行われてしまうことがあります。 本来、自然環境はそこに生息する様々な生物による複雑で絶妙なバランスによって保たれています。例えば、河川の水に含まれる有機物などの栄養分(生物の死骸も含む)を食べる微生物がいて、その微生物を食べるプランクトンなどがいて、それを食べる昆虫や魚などがいて…といった形の食物連鎖が形成されています。 そのバランスが保たれていれば水中の酸素量や栄養成分量などは一定の範囲の変動に保たれ、多少の環境変化にも水質は安定していられます。しかし、一度大きく崩れてしまうと、簡単には回復できなくなってしまうのです。 また、外来生物の流入により、在来生物の生息が脅かされて減少・絶滅することで、生物全体としての多様性が失われてしまう

          自然水系へのEM投入から「環境教育」を考える/片瀬久美子 - SYNODOS
        • 「史上最悪の侵略的植物」河川で増殖 南米原産、駆除追いつかず:朝日新聞デジタル

          「地球上で最悪の侵略的植物」ともいわれる特定外来生物「ナガエツルノゲイトウ」が、佐賀市内のクリークや河川で成長の勢いを増している。田植えが本格的に始まるのを前に、水位を調整する樋(ひ)門や排水ポンプなどの機能に支障が出かねず、市が駆除を続けているが、「量が多すぎて、追いつかない」という。 ナガエツルノゲイトウは南米原産の多年草。直径1センチほどの球状の白い花を付け、茎は1メートル以上伸びる。茎は中空構造で水に浮きやすい上、途中で数多く枝分かれする。放っておくと水面を覆い尽くすほど広がり、さらに分厚く重なって駆除作業も簡単ではない。 環境省外来生物対策室の担当者によると「再生力の強さや、水域でも陸域でも繁殖する特徴から、侵略性の強さは確か」といい、「史上最悪の侵略的植物」と表現した研究者もいる。 全国各地で「侵略」確認 こうした生態から、在来生物の生息環境を壊すだけでなく、水を流れにくくして

            「史上最悪の侵略的植物」河川で増殖 南米原産、駆除追いつかず:朝日新聞デジタル
          • 多様性を守るということ

            はてブ見てると「ポリティカルコレクトネスの主目的は、多様性を守ること。」と「増殖する外来生物と在来生物の「交雑種」 放置し続けてもいい問題なのか?」が同じページに並んでいて、一人でなるほどと納得してしまった。 自分は「PCは多様性を守る」に同意する。 ただブコメに並んでいる「これ言ってる時点で守れてねーじゃん」というのも、まあせやな、とも思う。 ここで言う「多様性」は「生物多様性」と似ている。 外来生物や交雑種など、特定の環境・時代に対して「強い種」も「多様性」だと言ってしまうと、本来そこに住んでいた種が駆逐され、結局多様性が失われる。 そこに制限をかけようとする(この場合特定環境から外来生物・交雑種を滅ばす)のは、多様性の否定なのかどうか。 見ようによっては否定とも言えるわな。 そこはオールフリーにすべき、強い種が生き残るんだから当然やん、という意見もあると思う。 ただ、僕はそれがもたら

              多様性を守るということ
            • “水抜き”準備不足? TVロケ参加者「在来魚が大量死」 (岐阜新聞Web) - Yahoo!ニュース

              人気のテレビ番組「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦」が撮影された岐阜県羽島郡笠松町の木曽川河畔のトンボ池で、目的の外来魚駆除の際、主催者側の対応が十分でなく、在来魚が大量死したとの参加者の声がインターネット上で話題になっている。池干しは全国各地で行われているが、専門家は「在来生物が多く生息する池では駆除と保護を同時に行うのは難しい。事前に専門家に相談すべき」と指摘する。 「池の水-」は、池干しをして水質改善や外来種駆除を図る番組。今回の撮影は2月18日に行われた。同池でトンボの保護活動を続ける「トンボ池を守る会」(笠松町)が番組に応募した。会員のほか、大学生や農林高校生のボランティア、一般参加者ら千人以上が県内外から集まった。 今月11日に放映された番組では、参加者が網などでライギョなどの外来生物を捕獲し、ヤゴのほか、県が準絶滅危惧種に指定する在来魚のイトモロコなどを保護したと伝えた。

                “水抜き”準備不足? TVロケ参加者「在来魚が大量死」 (岐阜新聞Web) - Yahoo!ニュース
              • 兵庫県尼崎市および神戸市で見つかったヒアリについて(解説) - 兵庫県立 人と自然の博物館(ひとはく)

                兵庫県内で発見された特定外来生物ヒアリ(Solenopsis invicta)について ヒアリとアカカミアリの生態写真 (国立科学博物館 小松貴氏撮影) 2017年6月13日、尼崎市の民間事業所にてヒアリが発見されたとの一報は、関係者に衝撃を与えました。我が国において、もっとも侵入が危惧される外来生物だからです。当館では、外来生物法の施行に先立って、「報告書 兵庫県の外来生物対策にむけた提案」を作成して、博物館が有する標本や知見をもとに、兵庫県外来種リストや対応方針(兵庫県農政環境部)のとりまとめに協力してきました。こうした対応が進められているなか、今回のヒアリ発見は、国際貿易が盛んな兵庫県が、改めて外来生物の侵入リスクが高く、我が国の外来種問題の最前線に立たされていることを再認識させられました。このヒアリ対策は、開港150周年を迎える神戸港の国際的な信用性とレガシー継承の資質が試さる、ま

                  兵庫県尼崎市および神戸市で見つかったヒアリについて(解説) - 兵庫県立 人と自然の博物館(ひとはく)
                • これくらいは知っておきたい外来生物問題 - ならなしとり

                  外来生物問題を主に扱います。ときどきその他のことも。このブログでは基本的に名無しさんは相手にしませんのであしからず。 武田氏は外来生物の具体的な事例を知っていなかったために見るも無様なくらいに突っ込まれてしまったわけですが、外来生物のことをあまり知らない人が外来生物問題のことを語るときに押さえておきたい外来生物問題の事例をいくつか紹介します。あくまでここにあるのは最低限レベルのことにすぎませんので、過信は危険ですけどね。選んだ基準は国内にいる外来生物で、ある程度本などになって研究がまとまっている外来生物を分類群ごとに1~2種選んでいます。 魚類 ブラックバス(オオクチバス、コクチバス) おそらく日本で一番有名な外来生物問題でしょう。ブラックバスというのはオオクチバスとコクチバスという2種類の魚の総称です。水田や水路の構造変化とともに日本の淡水魚の減少の一端を担った外来生物です。ちなみにネッ

                    これくらいは知っておきたい外来生物問題 - ならなしとり
                  • 【快挙】テレ東「池の水ぜんぶ抜く」の視聴率が11.8%! 大河ドラマ「直虎」超え! ロンドン淳・ココリコ田中 効果 - 今日の社会経済ニュース要約ブログ

                    こんにちは^^ ジャスティスです。 このニュースを取り上げます。 テレビ東京の番組「池の水ぜんぶ抜く」の視聴率がすごいことになっているとのニュースが入りました。 Sponsored Link 3日に放送されたテレビ東京の日曜ビッグバラエティ「緊急SOS!超巨大怪物が出た!出た!池の水ぜんぶ抜く大作戦4」(後7・54~9・54)が平均11・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と高視聴率を記録したことが4日、分かった。シリーズ最高を更新し、初の2桁をマークした。 引用元:ヤフーニュース 「テレ東「池の水ぜんぶ抜く」第4弾11・8%!自己最高&初2桁「直虎」に勝利の“快挙”」 このニュースを要約しますね。 テレ東の番組「池の水ぜんぶ抜く」の視聴率が11.8%となった。 大河ドラマの「直虎」よりも高い。 MCのロンドンブーツ1号2号の田村淳ヤココリコの田中などが巨大生物などの捕獲に奮闘している。

                      【快挙】テレ東「池の水ぜんぶ抜く」の視聴率が11.8%! 大河ドラマ「直虎」超え! ロンドン淳・ココリコ田中 効果 - 今日の社会経済ニュース要約ブログ
                    • 無責任発言しないようアカミミガメを飼って食べてみた

                      昔々、ざざむしをやっていた頃にアオウミガメの次はアカミミガメをUPするつもりでいました。 あの頃はまだ外来魚駆除ですら走りで今より賛否激しい時代。 亀となるといろいろメンドクサイだろうなと、どうしたもんかと思っている間に関係なく飽きて閉鎖していました。 アカミミガメは知らない人がいないくらい有名なミドリガメとして、かつては多く流通していた。 可愛いミドリガメも凄い食欲でどんどん成長し、色はくすみ、噛まれれば痛いほどに大きく育つ。 丈夫なのはいいが水は汚れ易く、すぐニオイの素になるので意外に手間はかかる。 相当な人が面倒みきれず野に放ったのではないかと思います。 私も幼い頃に屋台でミドリガメを買ってもらったことがありますが、数日後に同居していた20cm程度のコイに食われて甲羅だけになったのは懐かしい思い出。 突然チュパチュパされている姿を目にし、齢6つにしてコイが肉食でもあることを悟ったもの

                        無責任発言しないようアカミミガメを飼って食べてみた
                      • 陸生のウズムシ:最強の外来種? - むしのみち

                        プラナリア(ウズムシ綱 Turbellaria)は生物の教科書に頻出するため一般にもよく知られた扁形動物(Platyhelminthes)でしょう。体の一部を切断しても、その切断片から一つの個体に再生可能なことで知られ、このため生物実験によく使われているわけです。 一般によく知られているウズムシは通常河川などに生息する淡水生の種です。しかし、ウズムシ類には陸上に進出したグループがいます(リクウズムシ類)。日本でも雨上がりや夜間に地表を徘徊しているリクウズムシを目にした人はけっこう多いのではないでしょうか。 世界中でさまざまなリクウズムシが知られていますが、多くの種は他の動物を食べる捕食者です。例えば、ナメクジやカタツムリを捕食する種、ミミズを捕食する種、節足動物を捕食する種などが知られています。通常はさまざまな種を捕食する広い食性幅をもっていますが、とあるアフリカ産のある種は、シロアリの巣

                          陸生のウズムシ:最強の外来種? - むしのみち
                        • ナイルパーチ - Wikipedia

                          ナイルパーチ (Lates niloticus) は、アカメ科に属する魚類。アフリカ大陸熱帯域の川、塩湖、汽水域に生息する。全長193cm、体重100kgの記録がある大型の淡水魚として、現地では商業上重要な食用魚であり、多くがヨーロッパや日本に輸出される。観賞魚としても人気が高い。 概要[編集] ウガンダで漁獲されたナイルパーチと並んだ人 最大で全長2 m、体重200 kg に達し、淡水魚としては大型の部類に入る。同属で日本産のアカメ L. japonicus に近縁であり、外見も酷似している。 アフリカ熱帯域の河川・塩湖・汽水域に広く生息し、セネガル川、ニジェール川、ヴォルタ川、チャド川、ナイル川など主要な河川の流域で普通に見られる[1]。肉食性で、小魚や甲殻類などを貪食する。 水産資源としての価値が高く、もともとの分布範囲を超えてアフリカ各地に放流され、定着している。由来は1950年代

                            ナイルパーチ - Wikipedia
                          • 特定外来植物、静かなる侵食 根張り増殖、除去に苦戦 (西日本新聞) - Yahoo!ニュース

                            2013年に県内で初確認された毒グモ「セアカゴケグモ」(オーストラリア原産)や、最近では、生息域拡大が懸念されるスズメバチ「ツマアカスズメバチ」(中国原産)など、特定外来生物がたびたび世間を騒がせている。熊本県内では23種を確認し、うち11種は植物という。在来生物の生育環境への悪影響を避けるため、活発な除去活動が続く場所があると聞き、現場を訪ねた。 【写真】黄色の美しい「オオキンケイギク」だが、栽培すると外来生物法違反になる・・・ 今月中旬、熊本市の憩いの場、江津湖。遊歩道から見渡すと、数十メートル四方はある緑色の水草が湖面を覆っていた。主な種類は、南米原産の「ブラジルチドメグサ」とアフリカ原産の「ボタンウキクサ」。ボタンウキクサは外観から「ウオーターレタス」とも呼ばれ、湖面はまるで野菜畑だ。 そんな水草を“収穫”するように刈り取る船が目に留まった。熊本市が3月、約4200万円で導入した

                              特定外来植物、静かなる侵食 根張り増殖、除去に苦戦 (西日本新聞) - Yahoo!ニュース
                            • 遺伝子組換え反対理由に遺伝子汚染を持ち出す疑問 - ならなしとり

                              Unknown (TM) 2011-09-22 00:47:40 論旨に異論は無いのですが,「遺伝子組換え作物(生物)」と,非「遺伝子組換え作物」を「組換え」「非組換え」と略すのは良くないですよ. 普通の生物学(遺伝学)用語としての組換えrecombinationには遺伝子導入の意味はなく,染色体交叉による遺伝子座間の対立遺伝子の組み合わせの変化のことですから,有性生殖生物の 「非組換え」というのはありえない.特に,外来生物と在来生物間の交雑を考えるなら,交雑を繰り返していく過程で「組換え」によって遺伝子浸透がおこり,さまざまな染色体に外来生物由来のさまざまな対立遺伝子が入り込むから,純系に戻せなくなるわけです. 長文になって申し訳ないですが,もう少し説明しておくと,遺伝子導入(もしくは遺伝的改変)生物(GMO: Genetically Modified Organisms)を,遺伝子組換

                                遺伝子組換え反対理由に遺伝子汚染を持ち出す疑問 - ならなしとり
                              • 環境教育と善意のEM投入 - warbler’s diary

                                WEBRONZAからの転載です。 http://astand.asahi.com/magazine/wrscience/2013071200007.html http://astand.asahi.com/magazine/wrscience/2013071200008.html 自然環境は、そこに生息する様々な生物による複雑で絶妙なバランスによって保たれています。 例えば、河川の水に含まれる有機物などの栄養分(生物の死骸も含む)を食べる微生物がいて、その微生物を食べるプランクトンなどがいて、それを食べる魚がいて…といった形の食物連鎖が成り立っています。 さらに藻類や貝類、昆虫類など様々な生物が複雑に食物連鎖を通じて関係しており、そのバランスが保たれていれば水中の酸素量や栄養成分などは一定の範囲の変動に保たれ、多少の環境変化にも安定していられます。ですが、一度大きくバランスが崩れてしまうと

                                  環境教育と善意のEM投入 - warbler’s diary
                                • 増殖する外来生物と在来生物の「交雑種」 放置し続けてもいい問題なのか?(THE PAGE) - Yahoo!ニュース

                                  今までその国に存在しなかった生物が何らかの手段で侵入し、在来種を駆逐してしまうケースを紹介してきました。さらに外来種が在来種と交尾をして、新たなる「交雑種」を作り出してしまうという生態リスクが報告されています。 水産物や農作物の収穫や人間に直接、危害を与えるもの以外は、重要視されないこともありますが、研究者の間で懸念されている問題について、国立環境研究所・侵入生物研究チームの五箇公一さんが解説します。 外来生物がもたらす生態リスクのひとつに「種間交雑」があります。外来生物と在来生物が交尾をして、雑種をつくるという現象です。例えば、1940年代に食用として中国から導入されたハクレンやソウギョといった大型魚に混じって、タイリクバラタナゴという小型の魚も持ち込まれましたが、日本各地の湖沼に定着して、日本在来のニッポンバラタナゴという近縁種との交雑が進み、日本の純粋なニッポンバラタナゴが、雑種に置

                                    増殖する外来生物と在来生物の「交雑種」 放置し続けてもいい問題なのか?(THE PAGE) - Yahoo!ニュース
                                  • 侵略的外来種の「ホットスポット」 島や人口密集する沿岸地域に

                                    侵略的外来種として知られるミノカサゴ。キューバ・ハバナで(2016年5月2日撮影)。(c)AFP/YAMIL LAGE 【6月13日 AFP】島や人口が密集する沿岸部は、世界的に見て侵略的外来種の「ホットスポット」となっており、地域の生態系に大きな影響を与えている他、在来種の動植物を絶滅に向かわせる恐れもある。研究論文が12日、発表された。 世界的規模で初めて実施された外来動植物の生息調査では、米ハワイ(Hawaii)州やニュージーランドの北島(North Island)、インドネシアの小スンダ列島(Lesser Sunda Islands)などにおいて、外来生物の生息密度が最も高いことが分かった。 大陸沿岸部では、フロリダ(Florida)州で最もその密度が高く、また米カリフォルニア(California)州やオーストラリア北部沿岸部でも同様に高いことが明らかになっている。 米科学誌「ネ

                                      侵略的外来種の「ホットスポット」 島や人口密集する沿岸地域に
                                    • 「池の水全部抜く作戦」から2年…大量のブルーギル等駆除された池で別の外来種が“大繁殖”|FNNプライムオンライン

                                      2023年7月、岐阜県郡上市の「ため池」で特定外来生物の「コクチバス」を一斉に捕獲した。生態系を脅かす「特定外来生物」は全国で見つかっていて、名古屋市では、2021年に名東区の猪高緑地で「池干し」をした。また、2022年には千種区の東山新池で、県の条例で「在来種を圧迫する存在」とされている「スイレン」を抜く活動が行われた。時が経ち、その場所はどうなっているのか、その後を追った。 名産アユの生態系脅かす「コクチバス」が大量に捕獲 この記事の画像(19枚) 岐阜県郡上市では2023年7月27日、長良川につながる「ため池」で、北米が原産の特定外来生物「コクチバス」の駆除活動が行われた。 コクチバスは肉食で、岐阜の名産・アユを捕食し、生態系を脅かす恐れがある。この日は76匹が捕獲された。 密放流されたとみられていて、地元漁協の組合長は「環境テロ」だと憤っている。 名古屋城の堀に現れたことも…特定外

                                        「池の水全部抜く作戦」から2年…大量のブルーギル等駆除された池で別の外来種が“大繁殖”|FNNプライムオンライン
                                      • <ウチダザリガニ>捕獲10万匹超 北海道洞爺湖 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース

                                        北海道洞爺湖で今年度、生態系を乱す恐れのある特定外来生物「ウチダザリガニ」の捕獲数が10万匹を超えたことが20日、洞爺湖、壮瞥両町と関係団体で作る「洞爺湖生物多様性保全協議会」の臨時総会で報告された。昨年度(4万3000匹)の約2.3倍で、両町が駆除に当たる臨時職員を2人から6人に増員したことなどが功を奏したとみられる。 洞爺湖でウチダザリガニが発見されたのは05年。繁殖力が強く、在来生物を駆逐する恐れがあるため、昨年度からカゴを仕掛けるなどの本格的な捕獲が始まっていた。 また、生息域の調査では、温泉街を挟んだ東西9キロの範囲内にとどまり、湖全域には拡大していないことが確認された。しかし生息範囲の西端では密度の増加がみられており、協議会メンバーの吉田剛司・酪農学園大准教授は「継続的な駆除の仕組み作りが早急に求められる」と指摘した。【新庄順一】 【関連記事】 <外来生物の危機ここにも

                                        • マングース推定生息数10匹以下に 奄美大島 環境省、完全排除へ「大きく前進」(南海日日新聞) - Yahoo!ニュース

                                          環境省は26日、鹿児島県奄美大島で進める特定外来生物マングースの防除事業について、2018年度実績を発表した。捕獲数は前年度の10匹から1匹のみとなり、過去最少を更新。「継続的にマングースが減少している」として、推定生息数をこれまでの50匹以下から10匹以下に引き下げた。同省は目標に掲げる同島からの22年度の完全排除へ「大きく前進した」と手応えを示した。 同島のマングースは1979年、ハブやネズミの駆除を目的に奄美市名瀬で約30匹が放され、急速に分布域を拡大。アマミノクロウサギなどの在来生物を捕食して生態系に深刻な影響を及ぼした。 環境省は2000年度に本格的な駆除に着手。05年度から捕獲を担うマングースバスターズを配置して外来生物法に基づく防除事業を進めている。 18年度実績では、捕獲された1匹は奄美市名瀬小湊でわなによるものだった。探索犬による捕獲はない。17年度に捕獲があった大和村嶺

                                            マングース推定生息数10匹以下に 奄美大島 環境省、完全排除へ「大きく前進」(南海日日新聞) - Yahoo!ニュース
                                          • 保護されるサルと殺されるサル 交雑種57頭はなぜ殺されたのか (THE PAGE) - Yahoo!ニュース

                                            [イメージ]アカゲザルの親子。ニホンザルとアカゲザルの交雑種はなぜ処分されたのでしょうか(写真:アフロ) 2月、千葉県富津市の高宕山(たかごやま)自然動物園でサル57頭が殺処分されたという報道がありました。同動物園ではニホンザルを飼育していましたが、この57頭は外来種であるアカゲザルとの交雑種であったことがDNA検査の結果、明らかになったため、特定外来生物法に基づいて駆除した、というのが理由です。 伊豆大島のキョン1万3000頭、根絶目指し都が前年度比1.4倍の4億円予算化 東京都も、伊豆大島のキョン対策として新年度約4億円の予算を計上し、根絶を目指すなど、全国の自治体は増え続ける外来生物に対し、同様の取り組みを実施しています。なぜこのような殺処分に多額の予算がかけられるのでしょう。そして、保護される生物のために、排除する生物を設けるという対策は本当に適切なのでしょうか。 交雑種サルなど外

                                              保護されるサルと殺されるサル 交雑種57頭はなぜ殺されたのか (THE PAGE) - Yahoo!ニュース
                                            • 翳りゆく楽園 - ならなしとり

                                              「翳りゆく楽園」アラン・バーデック著 伊藤和子訳 養老孟司解説 ランダムハウス講談社 すでに三中氏や向井氏に取り上げられていますが、こちらでも。400ページ越の本ですが、嵐のような忙しいこの一週間でなんとか読み終えました。一言でいえば「良書。ただし人を選び、その人間の知性が試される」といったところです。非常に良質なドキュメンタリーを見ているかのようでした。この本は大きく2部にわかれています。1部が陸における外来生物問題、主にハワイでのミナミオオガシラというヘビについての保全の話です。これだけでも十二分に面白いですが、2部の海洋の外来生物はさらに示唆に富んでいます。あまり書くとネタばれになりますが、とても重い保全生態学、進化生物学のテーマを扱いそれを上手くまとめている手腕には感心します。というわけで2部から先は買ってお楽しみください。 非常に示唆に富む内容で出てくる科学者達の扱うテーマも面白

                                                翳りゆく楽園 - ならなしとり
                                              •  「Darwin Comes to Town」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

                                                Darwin Comes to Town (English Edition) 作者: Menno Schilthuizen出版社/メーカー: Quercus発売日: 2018/02/08メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る 本書は現代の都市を1つの進化環境と捉えてそこでの様々な進化現象についての科学啓蒙書.著者のメノ・スヒルトハウゼンはオランダのライデンにあるナチュラリス生物多様性センター(Naturalis Biodiversity Center)に所属する進化生物学者であり,前著「ダーウィンの覗き穴」では生殖器に焦点を絞った性淘汰を濃密に扱って大変面白かった.というわけで新刊が出ると聞いて迷わず購入した一冊になる. 都市への入り口 冒頭で採り上げるのはロンドンの地下鉄の蚊だ.これは地下の暖かな環境下で1年中繁殖するようになったアカイエカであり,最初にロンドン

                                                   「Darwin Comes to Town」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
                                                • ここが変じゃない?武田さん - ならなしとり

                                                  外来生物問題を主に扱います。ときどきその他のことも。このブログでは基本的に名無しさんは相手にしませんのであしからず。 お待たせしました。武田邦彦氏の外来生物に対する主張についてつっこみを入れていきます。 では、武田氏の論理のおかしな所を指摘していきましょう。まず指摘するのは、武田氏のブラックバス(オオクチバスとコクチバスの総称)に対する認識についてです。武田氏はこう主張しています。 >たとえば、外来種として有名なブラックバスは1920年代に食糧確保を目的として輸入され、当時は日本の淡水魚に勝てなかった。でも、次第に日本の自然が汚れてきたので、ブラックバスが繁殖するようになったのだ。 つまり、武田氏は自然環境が良好ならバスは繁殖しないし、ほかの在来生物を駆逐することもないと言いたいのでしょう。ここでいう日本の自然が汚れたというのが具体的に何を指しているのかはっきりと述べられていませんが、おそ

                                                    ここが変じゃない?武田さん - ならなしとり
                                                  • 鎌倉にいるタイワンリスは捕獲処分されているの? - はまれぽ.com 神奈川県の地域情報サイト

                                                    ココがキニナル! 鎌倉の台湾リス問題、市も駆除に力を入れているようですが、捕獲されたリスはその後どうなるの?将来的に台湾リスバーガーなどが発売されたりする?(かにゃさん)/鎌倉へはどのような方法で来たの?(HALさん) はまれぽ調査結果! 鎌倉の別荘地または江ノ島植物園で飼われていたものが逃げ出し、野生化した。特定外来生物法に基づき年間約500匹を捕獲。その後は焼却処分される。 鎌倉はタイワンリス発祥の地!? 鎌倉の有名な神社やお寺、たいていの緑ある所では普通に見かけるタイワンリス。ハイキングなどで「カッカッカッ」とか「ワンワンワン」という鳴き声が聞こえたら、それはタイワンリスが近くにいる証拠だ。 ちなみにカッカッカッは空の敵、ワンワンは地上の敵に対する警戒声だ。 屋外のレストランでも、人を怖がらずウロウロ… つぶらな瞳。リスだからどうしても愛くるしい動きもする。「可愛い~~!」と観光客に

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                                                    • これはおかしいよ熊森協会1 てんでだめな熊森顧問 - ならなしとり

                                                      外来生物問題を主に扱います。ときどきその他のことも。このブログでは基本的に名無しさんは相手にしませんのであしからず。 年末から年始にかけてやると言っていた熊森批判シリーズを始めたいと思います。今回は批判の比重を外来生物から獣害その他へ移していくつもりです。 では批判シリーズ第1回です。今回は熊森の顧問の一人である門崎允昭氏について批判していきます。 かつて北海道には生息してなかったアライグマについて考える<外来種(アライグマProcyon lotor)への対応について>の私の見解 >(Ⅰ)「北海道固有の自然を子々孫々に引き継ぐべき」 その主旨からも、外来種は野生化させない対応が必須。 (Ⅱ)野生動物は殺さない。個体の生命は一度限り故、自然死するまで、その存在を尊重する。 >(Ⅱ)の達成には、事前の手立てである前項①の厳守が必須。 そして、外来種でやむをえず野生化した哺乳類は、去勢・不妊術を

                                                        これはおかしいよ熊森協会1 てんでだめな熊森顧問 - ならなしとり
                                                      • ある獣害対策従事者との論争の顛末3 自信満々 追記あり - ならなしとり

                                                        外来生物問題を主に扱います。ときどきその他のことも。このブログでは基本的に名無しさんは相手にしませんのであしからず。 ここから、僕の発言はほとんどないです。ほぼすべて、後藤氏が僕に向けた発言です。 時系列的には8/12~15にかけてのものです。これだけ自信満々な人が16日には僕をブロックするというのですからよくわかりません。 salmo @counterassault 貴方の論点そらしとしての、僕の実名、身分の公開、および根絶できるシュミレーションの作成に付き合うつもりはありません。そもそも、なぜこれらがいきなり出てきたのか理解に苦しみます。これをどう判断するかはあなたの勝手。 後藤光章 おめさんのその答えは100%想定通りだな。結局何一つ出来ない訳か…。「このブログでは基本的に名無しさんは相手にしませんのであしからず。」っのはどこのどいつの言葉なんだよ!ヘボいやっちゃなぁ。 RT @in

                                                          ある獣害対策従事者との論争の顛末3 自信満々 追記あり - ならなしとり
                                                        • 「殺処分・外来種根絶政策に抗議する日本のNGO」について思う - ならなしとり

                                                          Unknown (千手観音) 2009-10-21 00:18:21 熊森や他の保護団体にもいえることですが、外来種の命にこだわるばかりに個人の責任というものがないのです。 本来、アライグマやワニのような、ほとんどの獣医がまともに診察できない動物を飼うのは個人の問題で、やむを得ない事情で飼えなくなっても、捨てるのは許されず、殺処分されなくてはいけません(ほとんどの場合は犬、猫と違い譲渡先も見つからないでしょう)。犬、猫のような飼育動物ならともかく、地方や国がエキゾチックアニマルを保護する必要があるとは思いません。 後、熊森が、外来生物法が外来種の飼い主を追い詰めているから遺棄が増えたのだ、といってましたが、遺棄することは多かれ少なかれ確実に農作物や在来動物に害を与えるのにそれには触れない、外来生物法が遺棄することの免罪符にはならない、正義の味方めいたことをいうのならなおさらだと思います。

                                                            「殺処分・外来種根絶政策に抗議する日本のNGO」について思う - ならなしとり
                                                          • 外来生物のコウガイビルがフランスの生態系を脅かしている

                                                            世界的に人が往来する現代では、それまで存在しなかった外来生物が持ち込まれることで、その土地の生態系を壊すことが大きな問題となっています。フランスでは「コウガイビル」と呼ばれる生物が入り込み、土壌のミミズなど在来生物を襲っている現状が明らかになっています。 Giant worms chez moi! Hammerhead flatworms (Platyhelminthes, Geoplanidae, Bipalium spp., Diversibipalium spp.) in metropolitan France and overseas French territories [PeerJ] https://peerj.com/articles/4672/ Giant Hammerhead Worms Have Been Invading France for Decades http

                                                              外来生物のコウガイビルがフランスの生態系を脅かしている
                                                            • タガメ - Wikipedia

                                                              Belostoma deyrolli Vuillefroy, 1864 Belostoma aberrans Mayr, 1871 Amorgius boutareli Montandon, 1895 Kirkaldyia deyrollei: Montandon, 1909 Lethocerus deyrollei: Menke, 1960 Lethocerus deyrolli: Polmeus, 1995 タガメ(田鼈、田亀、水爬虫)はカメムシ目(半翅目)コオイムシ科 Belostomatidae [注 1]のタガメ亜科 Lethocerinae に分類される水生カメムシ類(水生昆虫)の総称[1]。またはタガメ亜科のタガメ属 Kirkaldyia に分類され、日本など東アジアを中心に分布する種 Kirkaldyia deyrolli [2](旧学名:Lethocerus deyrol

                                                                タガメ - Wikipedia
                                                              • 帰化植物 - Wikipedia

                                                                代表的な帰化植物、セイタカアワダチソウ 帰化植物(きかしょくぶつ)は、植物に属する外来種である。普通、維管束植物の範囲で考える。 概説[編集] 帰化植物は、単に国外から入った植物の意味ではなく、人為的な手段で持ち込まれた植物のうちで、野外で勝手に生育するようになったもののことである。意図的に持ち込まれたものも、そうでない(非意図的な)ものも含まれる[1][2][3][4]。 外来種にはさまざまなものがあるが、ヒトが移動の際に伴う生物の種数としては植物の方が多いようである。例えば作物と家畜の種数を比べればその差は大きく、意識的に運ぶものでは植物がはるかに多い。植物は景観を構成するので一般の注目を引きやすい面もある。そのため、帰化植物は広く人目につきやすい。 作物以外にも園芸や牧草、林業などの目的で植物は運ばれる。それに付随し、あるいは無関係に意図せぬ形で持ち込むものもある。いわゆる雑草にはそ

                                                                  帰化植物 - Wikipedia
                                                                • “水抜き”準備不足? TVロケ参加者「在来魚が大量死」 - 岐阜新聞 Web

                                                                  Tweet “水抜き”準備不足? TVロケ参加者「在来魚が大量死」 2018年03月19日08:29 番組のロケで外来魚の駆除が行われたトンボ池=2月18日、羽島郡笠松町無動寺(トンボ池を守る会提供) ◆岐阜大准教授 「生息状況十分に把握を」 人気のテレビ番組「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦」が撮影された岐阜県羽島郡笠松町の木曽川河畔のトンボ池で、目的の外来魚駆除の際、主催者側の対応が十分でなく、在来魚が大量死したとの参加者の声がインターネット上で話題になっている。池干しは全国各地で行われているが、専門家は「在来生物が多く生息する池では駆除と保護を同時に行うのは難しい。事前に専門家に相談すべき」と指摘する。 「池の水-」は、池干しをして水質改善や外来種駆除を図る番組。今回の撮影は2月18日に行われた。同池でトンボの保護活動を続ける「トンボ池を守る会」(笠松町)が番組に応募した。会員のほ

                                                                    “水抜き”準備不足? TVロケ参加者「在来魚が大量死」 - 岐阜新聞 Web
                                                                  • 特定外来生物ブラジルチドメグサはくえないやつだった

                                                                    すっかり忘れてた岡山で道草食ってきた本編。 いつにも増してグダグダ。 九州で猛威を奮っているという外来植物にブラジルチドメグサがある。 この写真は九州のもので、やながわ有明水族館館長やってる小宮さんに送ってもらったもの。 とにかく繁殖力旺盛で、千切れた節からどんどん芽が出て増えるので流下した先でも繁殖しまくる。そして水面を覆いつくし、冬でも枯れず、他の在来植物が成長する隙を奪っていくとんでもない外来植物で駆除していても手に負えない状況らしい。 元々は観賞魚用の水草のひとつとして輸入されたものだが、現在ブラジルチドメグサは特定外来生物に指定されているので輸入も栽培も禁止されている。しかし近縁のアマゾンチドメグサは今でもペットショップで普通に取り扱われており、外来生物(植物含め)に関しては飼育栽培者のモラルが厳格に守られない限りは同じ失敗が繰り返されることになるのではないか。実際、近縁のウチワ

                                                                      特定外来生物ブラジルチドメグサはくえないやつだった
                                                                    • 自分に都合のいいように環境改変 – 外来種アメリカザリガニの成長戦略

                                                                      外来生物はなぜ定着できるのか? 外来種や外来生物という言葉を耳にする機会が増えています。外来生物とは、人間活動によって、本来生息していなかった地域に他の地域から導入された生物のことです。アニメの影響でペットとして輸入されたアライグマや、ハブの天敵として導入されたマングースが日本における外来種の代表例として挙げられます。外来生物は、在来生物を捕食したり、餌や住み場所をめぐって在来生物と競争したりすることで、在来生物の存続を脅かします。それだけでなく、農作物を荒らしたりすることで人間の経済活動にも影響を及ぼします。 では、なぜ外来生物は導入された地域に定着し、繁栄できるのでしょうか? すべての生物は自然選択と呼ばれる進化プロセスの結果、生息場所の気候や環境に適応できたものが生き残っています。新しい場所に導入された外来生物は、ほとんどの場合、本来の生息場所とは異なる環境に対応できずに定着に失敗し

                                                                        自分に都合のいいように環境改変 – 外来種アメリカザリガニの成長戦略
                                                                      • ネコなどから在来生物を守れ、世界最長の柵を設置 豪

                                                                        オーストラリア北部特別地域(準州)で撮影された野生化したネコ。チャールズ・ダーウィン大学公開(2010年11月撮影、14年6月4日提供、資料写真)。(c)AFP PHOTO / CHARLES DARWIN UNIVERSITY / HO 【5月26日 AFP】オーストラリア野生動物保護委員会(AWC)は、在来の野生の動植物をネコなどの捕食動物による被害から守るため、世界最長とされる柵を中部の広大な地域に設置した。 オーストラリアでは、生息地の喪失やネコやキツネ、ウサギなどの外来生物が野生化し、広大な同国の各地で在来種を捕食していることなどから、生物の絶滅率が世界でも最も高い。 AWCは今月、中部アリススプリングズ(Alice Springs)の北西約350キロにある同委員会が所有する土地に、外来の捕食動物が侵入できないよう、広さ94平方キロ、全長44キロにわたる電気柵を設置した。 AWC

                                                                          ネコなどから在来生物を守れ、世界最長の柵を設置 豪
                                                                        • 「ニジマスは本州では繁殖できない」と言われているワケ 水温が原因? | TSURINEWS

                                                                          外来魚であるニジマスは本州では繁殖できないと言われています。それはいったいなぜなのか調べてみました。 (アイキャッチ画像提供:PhotoAC) Tweet ニジマスって? ニジマスは皆さんもよくご存じの通りサケ科の淡水魚です。漢字では「虹鱒」と書き、英名は「レインボートラウト(rainbow trout)」と呼ばれています。 一般的な大きさは40cm前後で、大きな個体になると80cm~1mの大きさに成長する個体もいます。エラから尾ビレにかけての朱色の縦帯が特徴的で、体全体に黒い小さな斑点が見られます。 ニジマスは太平洋東岸とカムチャツカ半島が原産地の外来魚で、日本に初めて持ち込まれたのは1877年とされています。現在日本では北海道の一部に定着していますが、そのほかの地域では定着せずほとんどが放流魚となっています。 環境の変化に強く、適応能力が高いことから様々な場所で養殖も盛んに行われていま

                                                                            「ニジマスは本州では繁殖できない」と言われているワケ 水温が原因? | TSURINEWS
                                                                          • 「外来生物」と「外来種」 - 一本足の蛸

                                                                            日本オオカミ協会の「公式ブログ」とされているシカと森toオオカミに、唖然とする記述があった。 環境省の外来生物法のページです。 http://www.env.go.jp/nature/intro/1outline/list/index.html 特定外来生物にも未判定外来生物にも、オオカミの名はありません。外来生物ではないと判断されているということですね。 朝日新聞への環境省のコメントは、この自ら指定した外来生物法を無視されているようです。 なぜ唖然としたかというと、この筆者が「外来生物」「特定外来生物」「未判定外来生物」という3つの用語の関係を誤解して、環境省を批判しているように思えたからだ。 では、どういうふうに誤解しているのか? その説明の前に、「朝日新聞への環境省のコメント」を見ておこう。 一方、オオカミ導入を提唱しているのが、シカやサル、イノシシなどによる年間約2400万円の農作

                                                                              「外来生物」と「外来種」 - 一本足の蛸
                                                                            • ウチダザリガニのページ(自然環境課)

                                                                              ウチダザリガニは、1930年、アメリカから食用として摩周湖に導入され、その後、道内各地に持ち出されたと考えられています。 近年になり、在来種であるニホンザリガニに対する捕食(直接的被害)やザリガニペストの感染による致死(間接的被害)の危険性が非常に高いことから、2006年2月、外来生物法に基づく特定外来生物に指定され、新たな放流や生きた個体の運搬などが規制され、新たな野生化の心配はなくなりましたが、既に野生化したウチダザリガニが、道内各地において確認されており、ニホンザリガニや他の在来生物への影響が懸念されています。  ニホンザリガニへの影響を最小限とするために、ウチダザリガニを捕獲するなどの対策が必要となっていますが、道東の阿寒湖及び塘路湖では、漁業者により適法に捕獲され、フランス料理店などで食材として有効に利用されています。  また、その他の湖沼河川においては、環境省や市民団体などに

                                                                              • ブラックバス - Wikipedia

                                                                                Micropterus cataractae Williams & Burgess, 1999 - ショールバス Micropterus coosae Hubbs & Bailey, 1940 - レッドアイバス Micropterus dolomieu Lacépède, 1802 - コクチバス Micropterus salmoides (Lacépède, 1802) - フロリダバス[1] Micropterus notius Bailey & Hubbs, 1949 - スワニーバス Micropterus punctulatus (Rafinesque, 1819) - スポッテッドバス Micropterus nigricans (Cuvier, 1828) - オオクチバス[1] Micropterus treculii (Vaillant & Bocourt, 1874

                                                                                  ブラックバス - Wikipedia
                                                                                • ウチダザリガニ:捕獲10万匹超 北海道洞爺湖 - 毎日jp(毎日新聞)

                                                                                  北海道洞爺湖で今年度、生態系を乱す恐れのある特定外来生物「ウチダザリガニ」の捕獲数が10万匹を超えたことが20日、洞爺湖、壮瞥両町と関係団体で作る「洞爺湖生物多様性保全協議会」の臨時総会で報告された。昨年度(4万3000匹)の約2.3倍で、両町が駆除に当たる臨時職員を2人から6人に増員したことなどが功を奏したとみられる。 洞爺湖でウチダザリガニが発見されたのは05年。繁殖力が強く、在来生物を駆逐する恐れがあるため、昨年度からカゴを仕掛けるなどの本格的な捕獲が始まっていた。 また、生息域の調査では、温泉街を挟んだ東西9キロの範囲内にとどまり、湖全域には拡大していないことが確認された。しかし生息範囲の西端では密度の増加がみられており、協議会メンバーの吉田剛司・酪農学園大准教授は「継続的な駆除の仕組み作りが早急に求められる」と指摘した。【新庄順一】