愛王丁花伝 @IoT_IPv6 @tutinokugane @TAGN しかも直接的に卑語を語らず、分かる人の脳裏にだけ情景を思い浮かべさせることができる辺りに「奥ゆかしさ」を感じますね。100点です。 2020-09-18 19:35:04
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秋に黄色い花を咲かせるセイタカアワダチソウに寄生するアブラムシの一種「セイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシ」が、秋の季語として『令和歳時記』に収録されることがわかった。近年の俳句ブームを背景に、アブラムシ愛好家の間からは「セイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシをもっと身近に感じてもらえれば」と期待する声があがっている。 セイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシは、北米原産の外来種で体長は3ミリほど。セイタカアワダチソウが日本全土に分布したことに伴い、セイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシも帰化が確認されている。 ススキとともに秋風になびく姿が日本の風景として定着したことから、「背高泡立草」は秋の季語として収録されているが、セイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシは未収録。19文字の長い和名を持つアブラムシとして、愛好家の間ではよく知られる存在だが、セイタカアワダチソウに比べて知名度が低いため
俳句で使われる冬の季語「ボーナス」が、季語を収録する『歳時記』の来年度版で除外されることが11日までにわかった。出版元は「庶民にとって身近でなくなったため」と説明している。 『令和歳時記』を出版する勤墾館が明らかにした。特別手当として支給される「ボーナス」は「年末賞与」「年末手当」などとともに冬の季語として長年収録されてきた。しかし、来年4月に発売する令和2年版の収録語を見直す過程で、編集委員の間から「季語としてふさわしくないのではないか」「死語になる前に削除すべき」との意見が多数を占めたという。 社内で検討した結果、非正規労働者の増加などで3割以上の企業でボーナスが支給されていないことから、「庶民の素朴な感情を季節に合わせて詠む俳句の精神から離れつつある」と判断。今秋の消費税引き上げの影響で先行き不透明感が増したため、来年度版での収録見送りを決めた。 「ボーナス」を季語に詠み込んだ俳句は
初物を食べると長生きする・初物2種 今年お初―! とうもろこし、甘ーい。 しかも一本100円と、夏の値段と一緒。 どこ産だったか見るの忘れちゃったけど…。 とうもろこしってハウス栽培してないよね? ... たった75日?!と思いますが、当時平均寿命は短く、 75日でも長く生きられればありがたいとされていたそうです。 中でも「勝男」と呼ばれ縁起物とされた初鰹はその10倍、 750日長生きするなどとも言われ、非常に高値となった時期があったのです。 初鰹は夏の風物詩。 「江戸っ子なら初鰹を食べるのが粋」と言う習慣が生まれたのは、 このことからだったのですね。 初ガツオはいくら?どのくらい高級な魚だったかと言うと、 現代の貨幣価値に換算してなんと1本20万~40万円。 20万と40万じゃずいぶん違うじゃない、と思われるかもしれませんが、 江戸時代はインフレが激しく、 1両の値段は、江戸初期では10
俳人の夏井いつき先生の著作「絶滅寸前季語辞典」は巻末の解説にある通り「読んで楽しむ季語辞典」と謂えます。抑、俳句の季語なぞ数えるくらいしか識りませんが、此れは絶対に詠み人が居ないだろうとものが縷縷挙げられています。 冬の季語で特に変わり種なのは、12月8日カトリックの祭日「聖胎節」の副題で「童貞聖マリア無原罪の御孕りの祝日(どうていせいまりあむげんざいのおんやどりのいわいび)」です。おそらく一番長い季語でしょう。夏井先生も「それにしてもこりゃ、ほんとに季語なのか」と書いておられます。季語だけで25音あるので、いきなり8字余りの破調になってしまいます。正調の俳句は詠めません。矢張り俳句の世界は奥が深すぎて理会が及ばないです。いつか絶滅寸前の季語を詠んで愉しむことが出来るでしょうか。 童貞聖マリア無原罪の御孕りの祝日と歳時記に 正木ゆう子 ランキング参加中雑談
俳句を鑑賞してみたいけど、たくさんあってどれから見ていけばいいか分からない。昔の言葉で書かれていて意味が分からないんじゃないか……?そんな風に思っていませんか? 実は、俳句初心者の方でも楽しめる句は数多くあります! 今回は小学生・中学生も分かりやすい俳句から、桜や梅を使った名句、面白い俳句までおすすめの句を紹介します。 春の季語 春の俳句16選 俳句歳時記で春の俳句を探す 長い冬が明け、待ちわびた春。春の俳句には生命の息吹を感じさせるような句があふれています。俳句を通して春を味わってみましょう。 春の季語 俳句の春の季語は旧暦の立春(2月4日頃)から立夏(5月6日頃)までを指します。現代の春の認識より少し早い時期ですよね。 時候 初春 立春 如月 春分 彼岸 晩春 弥生 八十八夜 春惜しむ 水温む 花冷え 天文 朧月 霞 春雨 花曇り 風光る 春の空 春の雲 春雷 陽炎 春の雪 地理 春の
明けましておめでとうございます🎍 今年は辰年です。 ということで、まずはご挨拶の一句から。 金龍の埃はらつて年新た きんりゅうのほこりはらってとしあらた 新年〖新年の季語・時候〗年新た・年立つ・年頭・年初・年始・改年・初年(はつとし)・明くる年・新年(にいとし)・新歳・新しき年・新玉(あらたま)の年・あら玉・玉の年・改まる年・来る年・年越ゆる・年立返る・年変わる・年明く・年改まる・年の端・年の始・年の花・年新し・年初め・年始まる・年首・年来る・年迎ふ 一年の初めで、見るものすべてがめでたく改まった感じがします。 この金龍は以前、とある方から譲っていただいたものですが、 今までに2回、守っていただいたと感じたことがありました。 気のせいかもしれませんが。。。 この金龍さんは、いつも私の机上で大切にしています。 皆さま、今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 みなさん、こんにちは💛 いつ
季語ビンゴ散歩とは ①5×5のマスに季語を書いたビンゴカードを持って散歩する。 ②ビンゴカードに書いた季語を実際に見つけたら、該当するマスを開ける。 以上 小学校でたまにある、屋外に出てやる授業みたい。 ビンゴカードを作る まずは事前にリストアップした季語一覧を元に、ビンゴカードを作る。 せっかくなので小学校時代からの地元の友だちを呼んで、一緒にやることにした。 写真は筆者の友だちの日向(ひなた)さん。小学校一年生の時からの仲。記憶力がいい。 日向:春の季語っていいね。鳥とか花とか、全体的にかわいい。 佐伯:花いっぱいなのいいよね。 日向:へー、『花粉症』って季語なんだ。わたし花粉症だから書いとこ。『春セーター』も、わたし今セーター着てるし書いちゃお~ 今回は三春と晩春の季語をピックアップした 日向:わたし小学校の時、俳句教室通ってたんだよねー 佐伯:知らなかった。そうなんだ。 日向:大人
寒い日に肩をすぼめて歩いていると、 北風の中で、ぽわっぽわっとやわらかく山茶花が咲いていて、 まるで木に小さな明かりが灯ったようでした。 山茶花のほわっぽわっと点花せり 山茶花〖冬の季語・植物〗 ツバキ科の常緑小高木である山茶花は、日本特産種で四国・九州・沖縄に自生種があり、10月~12月、枝先に白い一重の花が咲きます。 園芸種には真紅・桃・白色や八重咲もあります。 椿のように花が落ちるのではなく、花弁が散ります。 句は、木にあふれるように花がたくさん咲いているのではなく、いくつかの花が点てんと咲いているようすを、点花(てんか)としてみました。 点火を連想してくれるでしょうか。 花言葉は、『ひたむきな愛』『困難に打ち勝つ』です。 寒さの中で健気に美しく咲く姿から。 原産地は日本で、江戸時代に長崎からヨーロッパに伝わり、和名がそのまま英名に採用されています。 みなさん、こんにちは💛 いつも
以前にも書きましたが、12月の仕事帰りは短日ということもあって、いつも帰りは真っ暗でした。その頃は、まあ、とにかくストレスフルな毎日だったのです。 そんなわけで仕事の嫌なことをしょい込んだまま、暗い夜道を俯きながらトボトボと帰る日々が続きました。 そんなある日、ふと顔をあげると、いつもの道を逸れた路地に何かが輝いているのが見えました。なんだろうと思って行ってみると、それはとある家の玄関脇に飾られていたささやかなイルミネーションでした。 窓の中にも飾り付けてあって、たくさんの星が光っているのが見えました。 「はあっ」と、ため息が出ました。 その美しい光を見て、全ての嫌なことが一瞬で消えていったのです。 見知らぬ人の家のイルミネーションに、心がほっこりと癒されたのでした。 もちろんそんなつもりで飾ったのではないでしょう。 だけど。縁もゆかりもない私の心が、それで明るくなったことは確かなのです。
日本ベゴニア協会東京支部ホームページのボウ「id:begoniantokyo」さんから、ベゴニアで一句というIDコールをいただきました。 ワタクシでいいのか? そもそもIDコールとは? それはともかくブログを拝読して、 協会のみなさんのベゴニア愛をひしひしと感じました。 愛は光であり命であるという・・・ 馨りはそこから来ているのでしょうか。 お粗末ながら、一句です。 ベゴニアの光馨つて冬ぬくし べごにあのひかりかおってふゆぬくし 冬温か〖冬の季語・時候〗冬ぬくし・暖冬 快晴の冬の日に現れる暖かい陽気のことです。1、2日または数日にわたって訪れることもあります。 冬の日にベゴニアを見ていると、ほのかに温かくほのぼのとします。 ベゴニアさんからのお返しの愛でしょうか。。。 という句です みなさん、こんにちは💛 いつもご訪問をありがとうございます。 今日は、『一粒万倍日』です。 クリスマス前で
以前、〖美容師〗というお題で詠んだ句を、 ちょっと推敲してみました。 耳もとの鋏に春の雪心 みみもとのはさみにはるのゆきごころ 春の雪〖春の季語・天文〗春雪・春吹雪・淡雪・沫雪・牡丹雪 冬の雪と違って溶けやすく、降るそばから消えて積もることが無いので淡雪ともいう。 雪とはいえ、晴れやかな感じです。 句は雪が降っているというよりも、どちらかというと雪が降りそうな気配の空模様です。それも春の雪です。 すぐに消えてしまうような淡くかすかな冷たさのようなものを、一瞬だけ鋏に感じたという句です。 春の雪ですから、その中に明るさもあります。 以前にの比べると、少しだけ詩的になったでしょうか。 ↓↓↓ 推敲前のものです。 www.sakuradoo.com みなさん、こんにちは💛 いつもご訪問をありがとうございます。 先日の雪は午後になってどんどん降り積もったかと思ったら、 翌日にはどんどん溶けていき
少々歩き辛くても見た目第一で、 おしゃれな靴を履いて闊歩していたお年頃も今は昔となりました。 悲しいかな。 今は履きやすさ、歩きやすさが第一のお年頃となりました。 それでも、お出かけ用のおしゃれな(と自分では思っている)スニーカーと、 日常履きのカジュアルなスニーカー、それから運動用のスニーカーとに、私なりに区別してはいるんですが・・・ でも、外から見れば、どれもみんなスニーカーですね(笑) スニーカー海も銀座も花見にも すにーかーうみもぎんざもはなみにも 花見〖春の季語・生活〗観桜、桜狩、花の宴、花筵、花見酒、花見客、花見人、花人、花見舟 桜花を愛でる習慣は、平安時代に起こったものですが、当時はもっぱら貴族の行楽とされました。秀吉の醍醐の花見は有名ですが、庶民の行楽となったのは、江戸も元禄以降のことでした。 桜狩は、桜の花を求めての山を尋ねあるくことです。 なんだか滑稽俳句の方に足を踏み
藤の花を観るために神社に行ってきました。 散歩道の藤が花をつけると、そろそろ藤の花見に行きたくなります。 神社の藤棚にはベンチがあって、見事な藤をゆっくりと眺めることができます。 藤を眺めて、一句。 見上げれば頭を垂れて藤の花 藤〖春の季語〗藤の花、白藤、山藤、藤房、藤浪、藤棚、藤の昼 山野に自生するマメ科の蔓性落葉樹。松の木などに絡みついたり、藤棚に支えられたりして、薄紫色または白い四弁の蝶の形の花を群がって咲かせます。 葉は萩に似た羽状複葉で、数10㎝から長いものは1m以上にもなります。 晩春に紫色の花を長く総状につけるのは野田藤で、花房が短いのは山藤です。 野田藤の名は足利義詮・豊臣秀吉が摂津国(大阪府)の野田の藤を愛でたことに由来するとか。 母は仕事に忙しくてめったに一緒に出掛けたことはありませんでしたが、私が学生の頃にめずらしく一度だけ、植物園に行ったことがありました。 ちょうど
東京湾アクアラインから木更津、浜金谷方面の旅に行ってきました。 宿泊したのは鋸山に建つTJK金谷城です。 江戸湾は冬凪令和金谷城 えどわんはふゆなぎれいわかなやじょう 冬凪〖冬の季語・天文〗寒凪 冬は風が強く海が荒れることが多いが、波も立たず穏やかな日もあります。 金谷城は鋸山から北に伸びる丘陵に築かれた里見実堯の本拠となったお城です。 眼前には浦賀水道が広がり、さらには上総国と安房国の境に当たる要衝の地です。その立地から戦国期には里見氏、小田原北条氏の紛争の舞台であったことが見てとれます。 東京湾を挟んで、三浦半島を指呼の距離に臨むことができ、金谷城は諸勢力の水軍拠点の海域として使用されたと推察されます。 句は冬ながらも穏やかに凪いだ海です。 しかし、江戸湾(世の中)をみれば、やや不穏な感じが伝わってきます。 そこでもう一句です。 江戸湾に海鳴り冬の金谷城 えどわんにうみなりふゆのかなや
行きつけの本屋兼文具店へ手帳を買いにいって、日記を買ってきました。 昨年の猫ちゃんの手帳も良かったのですが、それは無くて、 一昨年の薔薇の手帳もありませんでした。 まあ、それはそれで良いのです。 手帳はいつの間にか、ちょっとした一行日記のようにもなっていたので、今年はもう少し書き込めるのがいいかなとも思っていました。 沢山の手帳を手に取って見たのですが、しっくりするのが見つからずに帰ろうとしたら、別の棚にいい感じのものがありました。ところが手帳と思って買って帰って、後でよく見たら日記と書いてありました。しかも表紙の真ん中に。 「ああ、これ、日記だったんだ」 気付くのが遅すぎです。な~~んて、オメデタイ自分なんでしょう。 目出たくも手帳のやうな日記買ふ 日記買ふ〖冬の季語・生活〗古日記・日記果つ 一年書き綴った古日記にも愛着はあるが、残り少なくなると買い換えます。 新年を迎える用意の一つ。
ウォーキングマシーンで使っていた運動靴を外履きにして散歩に使っていたら、足先を痛めてしまいました。 そこで足にやさしいヨネックスのパワー・クッション・ウォーキングシューズを購入しました。 少々お高いんですが、健康への投資ということで一句です。 枯芝の心地うららか散歩靴 かれしばのここちうららかさんぽぐつ 枯芝〖冬の季語・植物〗 家の庭や庭園の枯れた芝生はまさに冬ざれの景だが、晴れた日にはどこかぬくもりを感じさせます。 良いシューズの履き心地は、アスファルトではなく芝生の上を歩くようなふわっとした心地よい感触がありますね。 【即日発送】 YONEX ヨネックス パワークッション L30F レディース 3.5E ウォーキングシューズ ファスナー付 スニーカー 女性用 靴 撥水 抗菌 防臭 ヨネックスシューズ シューズ ウオーキング おしゃれ 歩きやすい パワ みなさん、こんにちは💛 いつもご
宇宙航空研究開発機構(JAXA・ジャクサ)の月面探査機「SLIM(スリム)」が20日午前0時20分に月面着陸に成功したとの発表がありました。 日本の探査機では初めてで、世界でも旧ソ連、米国、中国、インドに続く5か国目になる快挙ですね。 ということで、一句。 JAXA提供写真です。 JAXA機のかの寒月に着地かな じゃくさきのかのかんげつにちゃくちかな 冬の月〖冬の季語・天文〗寒月・冬満月・冬三日月・冬月 澄みわたった大気の中で冬の月は研ぎ澄まされたように輝きます。 大寒です。 数々の名句に詠まれつづけてきた冬の名月に、ついに日本の探査機が着陸するという時代になりました。 ……としみじみ思います。 かの=(連体)あの。例の。「ー有名な」「あの」よりも文語的、雅語的な表現。 SLIMは着陸の誤差が100メートル以内になる世界初の「ピンポイント着陸」で、これは一点で着地したあと倒れ込むように着陸
中学の卒業式が終わったあとの教室で、子供の担任の先生との別れの最後に、先生が海援隊の『贈る言葉』をアカペラで歌ってくれました。 3番まで独唱で歌ってくださったのですが、心に滲み今でも想い出します。 あれからも色いろなコンサートやライブで、生の歌や演奏はたくさん聴きましたが、 先生の歌以上に感動した歌声に出会ったことはいまだにありません。 先生はこれからの人生のはな向けに、心から本当の贈り物をくださったのだと思います。大変お世話になりました。 感謝を込めて、先生に一句、贈りたいと思います。 アカペラで「贈る言葉」に春茜 あかぺらでおくることばにはるあかね アカペラ:もともとはア・カペラ(a cappella)というイタリア語の教会音楽のことですが、伴奏を使わずに声だけで表現することをアカペラというようになりました。 春夕焼〖春の季語・天文〗春夕焼(はるゆやけ)・春茜 単に夕焼といえば夏の季語
散歩に出かけようとしたら、 「いってらっしゃいと」と庭先の葉牡丹が言っているような・・・。 くしゃくしゃっとして渦を巻いたような葉が、なんとなく呵々大笑している誰かの顔のようです。 葉牡丹の渦巻くやうな笑いかな はぼたんのうずまくようなわらいかな 葉牡丹〖冬の季語・植物〗 アブラナ科の多年草だが、園芸上は一年草となります。 江戸時代に渡来した不結球のキャベツを、花の乏しい冬の花壇の観賞用に改良しました。 赤紫や白などが多いのですが、最近は赤紫と白とが合わさったものも見かけるようになりました。 花言葉は、『祝福』『利益』『物事に動じない』 『祝福』は、紅白で縁起が良く正月飾りとしても親しまれていることに由来します。 『利益』は、『三国志』で諸葛孔明がキャベツを戦地で育てて兵糧にしたという故事にちなみます。 葉牡丹に母の面影笑い皺 はぼたんにははのおもかげわらいしわ 苦労がいっぱいの母の人生だ
1日の終わりには、疲れが出て眠くなるものですよね。 春ならばなおさらのことで、それが面白いドラマでも、つい、うつらうつらとなることがよくあります。 それが刑事ドラマで、ちょうどクライマックスでもしかり。 ふと気づけば、エンドロールが・・・ 「犯人は誰っ?」 刑事ものホシを観逃す春眠し けいじものほしをみのがすはるねむし 眠っ・・・もう、だめニャ.。o○ 肝心なところで眠くなるにゃんこでした( ´∀` ) 春眠〖春の季語・生活〗春の眠り・春眠し・春睡 春はうつらうつらと眠くなることが多く心地よい。夜の眠りに限らず、昼の眠りや宵寝などにもいいます。 句のホシは、犯人のホシと夜空の星です。 刑事が犯人を見逃すのと、視聴者(私)が犯人を観逃してしまうのと、夜空の美しい星も眺めずに眠ってしまうほど、春は眠いものです。 みなさん、こんにちは💛 いつもご訪問をありがとうございます。 次回のプレバトのお
『万国旗』というと子供の頃は運動会を思いましたが、 最近は平和への願いから、 国連に立ち並ぶ各国の旗がまず思い浮かんできます。 現在の世界情勢の報道から、一句。 国連の居並ぶ旗に霙霏霏 こくれんのいならぶはたにみぞれひひ 霙〖冬の季語・天文〗霙る 雪混じりの雨で、シャーベット状で降ってきます。 冬の初めや終わりに多い。明け方の霙は日中雪に変わりやすい。 『霏霏』は、1.雨や雪が絶え間なく降るさま。雲のとぶさま。霞のかかるさま。 2.なびく、ひるがえる。 戦争の寒々としたニュース報道を観るたびに、世界の平和を希求しますが、国連はまるで凍りついように機能不全に陥っているとか。。 句は、(居並ぶ旗)で、旗を各国の代表に見立てて擬人化してみました。 国旗に降りかかっているのは、氷雨よりももっと冷たく凍りつきそうな霙です。 そんな凍て空の現状でも、やはり諦めないで平和への願いを込めて、 明日へともう
久しぶりに川の方に散歩に行きました。 まだ1月なので辺りは枯れ草ばかりですが、ふと見れば川縁に水仙が冷たい風に吹かれていました。まわりには風を遮るような木も囲いもありません。 水仙は葉ごと風を受けて斜めになりながら、なお凛として白く咲いていました。 川端に頼るものなく水仙花 かわばたにたよるものなくすいせんか 水仙〖冬の季語・植物〗水仙花 ヒガンバナ科の多年草、水仙の花。 白緑色を帯びた細い葉の間から花茎が伸び、その先に芳香のある白花を数個つける。 水仙の花言葉は、『うぬぼれ』『自己愛』『再生』『復活』 原産地であるギリシャには「うぬぼれの強い美少年ナルキッソスが水面に映った自分の姿に酔いしれて恋をした末に、池に落ちて命を落とし、スイセンの花に生まれ変わった」という神話から、「うぬぼれ」「自己愛」の花言葉になりました。 「再生」「復活」は、キリスト教文化圏の復活祭で、イエスの清らかさの白と
こんにちは、halukaです。 ちょうど今頃の時季でしょうか。 5月の終わりくらいから、 6月に掛けての間、 日が沈んだ頃合いに ホタルを探しに出掛けた記憶はありませんか。 「源氏蛍(ゲンジボタル)」、 「平家蛍(ヘイケボタル)」をはじめとして、 「初蛍」や「蛍火」、「蛍狩り」など、 「蛍」は、 6月の頃の俳句によく詠まれる、 親しみのある「季語」のひとつです。 今年も、もうそんな季節を迎えます。 夏の初めから梅雨の頃、 清流のせせらぎが耳に届く辺りで、 手に取るほどにはないのだけれど、 夕闇に隠れた木々の枝葉や草むらに ほのかな線を描いてみせる、 音のない、ささやかな蛍の発光は、 目の前をふいに流れて、消えては灯り、 その光景は、 涼し気でもあり、夢み心地にも思います。 「蛍二十日に蝉(せみ)三日」とは、 物事の盛りが短いことの例えですが、 それほどの淡い灯だからこそ、 見る者に何かしら
こんにちは、halukaです。 俳句に詠まれる「円虹(まるにじ)」という 7月の季語をご存知でしょうか。 私は最近、知ったばかりで、 まだ実際に見たことさえありません。 手元の季語集 「虚子編 季寄せ 改訂版」(三省堂)で 「円虹」を探しますと、 「高山に登ったものは、朝、地を出る太陽、また、 夕方、地に沈む太陽のその反対の方向の雲霧の中に、 全円(ぜんえん)のにじを生じるのを見ることがある」 「下界で見るにじは、普通は半円形のものであるのに、 これは登山者にして初めて見ることができるのである」 と解説があります。 なるほど、高い山に登った時の朝と夕。 それぞれ太陽が昇る時間と沈む時間に、 太陽とは反対の方向にある、霧のようなしずくをスクリーンに 「半円形ではない、丸い形の虹」が映り、 それを見ることが出来るということのようです。 平地ではなく、高い山から望む景色だからこそ、 実現する眺め
北陸新幹線が3月16日(土)に、金沢⇔敦賀駅開業しますね。 おめでとうございます。 北陸というと、やはり長~~いトンネルが印象に残っています。 日本の真ん中を縦に高い山々が連なっていますので、それを横切るのには昔から大変なご苦労があったと聞きます。そしてそれが、華やかな都との行き来の障壁になっていたようです。 トンネルが出来て交通の便が良くなりましたが、それでも暗くて長いトンネルを抜けて、やっと太平洋側から日本海側へと辿り着くような印象がありました。 それが新幹線だとトンネルの闇も、あっという間に通り抜けられるようになりました。これから北陸方面にも、さらに明るい未来がどっと訪れるような予感がしますね。 北陸のトンネルかがやき春疾風 ほくりくのとんねるかがやきはるはやて 春疾風〖春の季語・天文〗春飆(はるはやて)・春嵐・春荒れ・春北風 春の強風・突風をいいます。 北陸新幹線の最速は「かがやき
こんにちは、halukaです。 新型コロナウイルス禍の影響で、 しばらく休講となっていた俳句教室から、 再開の知らせが届きました。 1月、2月、3月と、 そぞろ歩くように季語を追いながら、 「俳句を詠む」ということを習っていましたが、 4月、5月辺りがぽかりと空いた様子になって、 少々、急ぎ足で、季語に追いつくと言いますか、 季節に置き去りにされないように、 その節目を肌で感じていたい心持ちです。 春夏秋冬の四季には、それぞれ、 その季節ならではの “采配” が効いているように感じます。 それは、 川や森や海が映し出す風情だったり、 花々の色合いだったり、香りだったり、 身にまとう衣服だったり、 旬の食材や風物詩だったり。 折々に目に耳に、 手先に舌に触れる感覚が、 季節の移ろいを教え、 気分をリフレッシュさせたり、 時節について思索を求めたり、 日々を営むことの意味をあらためて 考えさせ
東京では靖国神社の桜が5つ花開いたら、気象庁が桜の開花宣言がなされます。 今年の桜は東京が1番乗りと予想されながら、その後の寒の戻りがってどんどん遅れていきましたが、昨日の3月28日は比較的暖かいので、ついに開花宣言がなされるかと誰もが思っていましたが、咲いたのは4つでした。 しかも、もう1つは半分までつぼみが開いた状態でしたが、開花宣言はされませんでした。あとちょっと、なのに…… 夢を抱えて上京して夢を叶えた人よりも、もうあとちょっとで帰郷する人の方がずっとずっと多いような気がします。 あるいは桜が開くまでに、帰らなければならない人もいます。それは故郷の場合もあるし、魂のふるさとへ戻るということもあるかもしれませんね。 また桜といえば武将が似合いますが、この人ほど桜が似合う人もいないのではないでしょうか。 信長よ標本木は花四つ のぶながよひょうほんぼくははなよっつ 花〖春の季語・植物〗花
回転寿司が初めてオープンしたのは1958年、大阪の元禄寿司だそうです。 老舗のお寿司屋さんというのは敷居が高い感じがしますが、回転寿司は気軽に行けてお腹いっぱい食べられるので、庶民の味方ですね。 そんな庶民の回転寿司でも、お寿司のネタによってお皿とお値段が違ってくるので、庶民のなかの庶民のワタクシとしては、それもやっぱり気になるところです。 白皿の銀シャリに乗り白魚来 しろざらのぎんしゃりにのりしらうおく 白魚〖春の季語・動物〗しらを・白魚網・白魚舟・白魚漁・白魚汲む・白魚火・白魚和・白魚汁 白魚科の回遊魚で体長約10センチ。淡水の混じる沿岸域や汽水湖に生息し、生後1年経つと海から河口に入って産卵します。この産卵期に四つ手網や刺し網で獲ります。 句は、「白皿」と「白魚」で、韻を踏んでみました。 銀シャリを白シャリといってみて、もう1つ白で韻を踏みたいところですが、シャリの中には白いご飯とい
連休初日はいつもの合評会があるので、銀座に行きました。 相変わらずのインバウンドで海外からの旅行客で混んでいましたが、「喫茶おじさん」にある純喫茶に行ってみました。 「ここは銀座の老舗も老舗、日本で最も古い喫茶店の一つと言ってもいい店だ」 という「カフェー・パウリスタ」です。 銀座駅から徒歩5分。中央通りに面しています。 近くには GINZA SIX に、ヤマハ銀座ビル(小さなホールがある)、Montblanc なんかが建ち並んでいます。 混んでいて、外まで人が並んでいます。 ,喫茶おじさんが寄ったのは平日で、「待たずに席に座れた。楽隠居の老人が多いようだ」と書いてありましたが、休日はどちらかというと家族連れや若い人も多く、ひとりの人もちらほらいて、待たないと座れないようです。 このまま待っていたら合評会に間に合わなくなってしまいそうなので、いったん諦めて、帰りに寄ることにしました。 やは
移動プラネタリウムをボランティアでしているという報道を観ました。 病気や障がいなど、いろいろなことで星空を観ることが出来ない人のために、 小さなプラネタリウムを運び込んで、観ていただくということでした。 素敵ですね。 3Dメガネだったら、星空がもっと美しく手に取るように見えるかもしれません。 3Dメガネに浮かぶ冬銀河 冬銀河〖冬の季語・天文〗寒星・凍星・寒昴・寒オリオン・寒北斗・冬北斗・冬銀河 冬は大気が澄み、凍空の星の光が鋭くなり、昴やオリオン座はすぐに見つけることができます。 みなさん、こんにちは💛 いつもご訪問をありがとうございます。 メガネで、もう一句詠んでみました。 www.sakuradoo.com いつもクリックありがとうございます💛^^ ↓ ↓ ↓ にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村
バラ園や庭園でたくさん咲いているバラも悪くないですが、 たとえば秋とか冬に たった一輪で凛と咲いている美しい薔薇の花を見かけると、 ふと、この薔薇の花は、 「星の王子さまのバラの花ではないかしらん」 と思ってしまう。 坂本九さんのたった1つ咲いた薔薇の花も、 きっと、星の王子さまのバラの花だったんじゃないだろうか…… 金秋に星の王子の薔薇ひとつ 秋〖秋の季語・時候〗三秋・九秋・金秋・白秋・素秋・白帝 金秋・白秋・素秋は秋の異称です。 陰陽五行説で、秋は五行のうちの金にあたり、色は白を配するところから来たものです。 コンパクトのデジカメで、めずらしく一眼レフのように薔薇の花が撮れたので、うれしくなっての一句です。 季語の金秋の金と、星の王子様の星の色の金が、連想してつながるでしょうか。 みなさん、こんにちは💛 いつもご訪問をありがとうございます。 今日は11月1日なので、🌹バラの花を1輪
二世帯でも、いつもは別々に食べている親世帯と子世帯が多いようです。 たまには一緒に鍋をつつきましょうと、大きな鍋に、 鍋つゆや具材も好みを合わせて揃えました。ところが、いざ煮込んでみると、 「じっくり煮込むのがいい」 「さっぱりしゃきしゃきがいい」 白菜の、おのおのの鍋奉行の采配が違っていたりして……(笑) そこで一句。 白菜や土鍋白菜奉行が二人居る はくさいやどなべぶぎょうがふたりいる 白菜〖冬の季語・植物〗白菜漬 結球白菜、山東白菜など、種類が多い。 中国が原産で、葉は淡緑色。重なり合った内部は白色で肉厚。漬菜にするが、冷えた感じのはりはりした噛み味は冬のもので、煮て食べても旨い。 農家の縁先や庭に並べ干された白菜の白さは、まちがいなく冬の風物詩。 湯豆腐、水炊き、牡蠣鍋、キムチ鍋……鍋にもいろんな種類がありますが、 白菜と豆腐はどんな鍋にも合う具材ですね。 スーパーではよく白菜の傍に
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