香川県のネット・ゲーム依存症対策条例は「憲法違反」だとして高松市の元高校生と母親が県に損害賠償を求める裁判を起こしています。この訴訟で県が負担する弁護士費用が「高すぎる」として住民グループが監査請求を行いました。 住民監査請求を行ったのは、高松市の元高校教師・松崎光成さん(65)ら県民5人です。 裁判は2020年9月、高松市の当時の高校3年生と母親が香川県を相手取って起こしたものです。子どものネットやゲームの利用時間の目安などを盛り込んだ香川県の条例は憲法が保障する基本的人権を侵害し、精神的苦痛を被ったなどとして合わせて160万円の損害賠償を求めています。 この訴訟で香川県は顧問弁護士に加え、東京と愛知の弁護士に代理人を委任しています。 契約書によると、着手金は1人当たり53万9000円で、合わせて161万7000円。訴訟終了後に別途、報酬金を支払うとしています。 さらに、KSBが情報公開