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感傷的とはの検索結果361 - 400 件 / 3150件

  • 小沢さんにとっての選挙の意味を、コラムニストにとっての連載で考える:日経ビジネスオンライン

    最初に訂正とお詫びです。先週の当欄で「S/N比」について、「サウンド/ノイズ比」という説明をしましたがあれは間違いです。正解は、「シグナル/ノイズ比」の略でした。私の記憶違いです。40年近く、ずっと勘違いをしていました。わかっているつもりでも確認しないといけませんね。 原稿を読んで「なるほど。サウンド/ノイズ比か、ひとつ利口になったな」なーんて思っていた人は、ひとつ愚かになっています。申し訳ありませんでした。 さて、小沢さんが負けた。 民主党代表選挙の話だ。 菅さんが勝ったのではない。 小沢さんが一方的に負けたのだと私は考えている。一人相撲での一人負け。決まり手はお手付き、だろうか。 意外だった。 勝つと思っていたからだ。 というよりも、小沢さんは、負ける戦いをしない人だというふうに私は思っていて、だから、その小沢さんがあえて勝負に打って出た以上、当然勝つのであろうと思いきめていたのだ。

      小沢さんにとっての選挙の意味を、コラムニストにとっての連載で考える:日経ビジネスオンライン
    • Facebook社会を恐れる必要はない(あなたが思春期の青年でないのならば) - Leopard LAB

      私はFacebookで劣等感を覚えた経験がない。 私自身は大した人間ではない。人間性に欠点は多々あると自覚しているし、人に自慢できるような実績があるわけでもない。それでもFacebookに居心地の悪さを感じたりはしない。 「いい人」を明らかに演じている他人を見ると、「あたたかく見守ってあげたい」という気分になる。なぜなら、どこか「無理している」雰囲気が伝わってくるからだ。そんなに幸福を叫ばなくても、「いい人」は「いい人」だ。まだ自分を創作している途中で、うまくいかずに試行錯誤しているのだとはっきり判る。 ニーチェは言った。 「美的現象としてなら、われはれは生を依然として耐えることができる」 と。 少し感傷的すぎるかもしれない。ならば、ポール・ヴァレリーの言葉はどうだろう。 「生はいかなる深さも要求しない。その逆である」 本当の自分がどこかにいる……という幻想に悩むのは、学生までで充分だと思

      • 鈴木邦男をぶっとばせ!

        2008/01/28 鈴木邦男 これは歴史を変える衝撃の本だ! =『戦前の少年犯罪』を読む= ①「思い込み」「常識」が粉砕された! 管賀江留郎の『戦前の少年犯罪』(築地書館・2100円)には驚いた。あまりに衝撃的だった。日本の歴史を変える本だ。昨年の10月30日に発売されたが、「一大ブーム」を起こしている。 12月21日(金)に、「たかじんのそこまで言って委員会」に出た。放映は23日(日)だった。この本について、ちょっと触れた。これを見て、又、ドッと本が売れたという。こんな凄い本の売り上げに協力できて私も光栄だ。 この時の「たかじん」のテーマは「死刑」だったが、宮崎哲弥さんが、この本について話をした。「最近急に少年犯罪が増えたと言われるが、嘘だ。戦前の方がずっと多かったし、残虐な事件も多い。それは、『戦前の少年犯罪』という本を読めば分かる」と。 エッ、宮崎さんは読んでるのか。さすがは読書家

        • まぶしい光の中でゴールテープをきるということ――BOOM BOOM SATELLITESの最後の作品に寄せて - 日々の音色とことば

          今日の記事はBOOM BOOM SATELLITESの新作『LAY YOUR HANDS ON ME』について。そして、「何かをやり遂げる」ということについての話です。彼らのことを知らない人にも届けばいいな。 ■闘い続けてきたバンドの最後の凱歌 BOOM BOOM SATELLITESは、6月22日にリリースされる新作『LAY YOUR HANDS ON ME』をもって活動を終了することを発表した。 www.youtube.com ニュースでも報じられた通り、その理由は、川島道行(Vo/G)が脳腫瘍による麻痺などの後遺症で音楽活動を続けることが困難になったため。中野雅之(B/Programing)はブログにこう記している。 これがBOOM BOOM SATELLITESの最後の作品になります。理由は川島道行の脳腫瘍による麻痺などの後遺症です。現在、川島道行はミュージシャンとしての役割を終え

            まぶしい光の中でゴールテープをきるということ――BOOM BOOM SATELLITESの最後の作品に寄せて - 日々の音色とことば
          • 壮絶としかいいようがない。野田聖子議員の子ども・真輝くんの闘病人生が : 【2ch】コピペ情報局

            2011年12月14日09:18 痛いニュース これは酷い コメント( 0 ) 壮絶としかいいようがない。野田聖子議員の子ども・真輝くんの闘病人生が Tweet 1:名無しさん@涙目です。(アラバマ州):2011/12/14(水) 04:08:07.33 ID:66oXfhe40 壮絶としかいいようがない。野田聖子議員の子ども・真輝くんの闘病人生が――。 野田は今年1月、50歳という超高齢出産を果たした。しかもアメリカで第3者から卵子提供を受けての体外受精による妊娠の末だった。 超法規的手段である。10年来不妊治療を続け、その総額は1千万円以上と試算する医療関係者もいるほどのセレブベイビーでもある。 しかし、生まれてきた真輝くんにはいくつもの障害があった。妊娠中に肝臓と心臓の異常が判明し、生まれてからは食道閉鎖症も見つかった。 生後11カ月で7回もの手術を受けた。最初は胃に栄養を

            • 経営30年の引退という終止符!会社を愛する…行き場のない感情をコントロールできない! - TOMOIKU 共育-経営者が思う21世紀

              会社を次期決算時に引退すると決心して、自分で心の居場所はもう落ち着いていると思っていました。 健康に気をつけてきたのに、更年期障害で寝込んでしまったことで、代表取締役として私は最低の無責任な経営者となってしまった… 息子と信頼おける人材に囲まれて、もう何も心配することがない…何も抵抗するものはない… 後を引き継げる若者達を育てたのだから、責任を果たしたのかもしれない。 でも、私にとって30年という月日は、思っていたよりも長かった… ほんとうに…長かった。 苦悩・恐怖と戦った日々 以前に綴りましたが、取引先の手形が不渡りとなり、合計で8千万の借金をして従業員に給与を準備した苦しかった日々。 そして、イベント開催中、従業員が仕事中にヤクザに言いがかりをつけられて、私はひとりで組に行ったことがあります。 命がけです。 「エライ人間をつれてこい!」と言われたとのことで、他の社員に行かせるわけにもい

                経営30年の引退という終止符!会社を愛する…行き場のない感情をコントロールできない! - TOMOIKU 共育-経営者が思う21世紀
              • トリストラム・シャンディ - Wikipedia

                この記事には複数の問題があります。改善やノートページでの議論にご協力ください。 出典がまったく示されていないか不十分です。内容に関する文献や情報源が必要です。(2021年4月) 独自研究が含まれているおそれがあります。(2021年4月) 出典検索?: "トリストラム・シャンディ" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL 語り手トリストラムは、このような墨流し模様こそ「私のこの著作のゴチャゴチャした象徴」だと書いている。画像は19世紀イギリスの墨流し模様。 『トリストラム・シャンディ』(The Life and Opinions of Tristram Shandy, Gentleman)は、イギリスの小説家ローレンス・スターンが書いた未完の小説。全9巻からなる小説で、1759年の末から1767

                  トリストラム・シャンディ - Wikipedia
                • ケインズ「H.G・ウェルズ『クリソルド』書評」 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

                  最近、初版諸般の事情でケインズの伝記をいっぱい読んでいるんだが、うーん、スキデルスキーのものすごい分厚い三巻本とかがんばって見ているんだけど、平板だなあ、という感じ。分厚いのだと、その物量にうんざりしてそういう印象になりがちだというのもあるので、あとで再読はするけど。 John Maynard Keynes: Volume 2: The Economist as Savior, 1920-1937 作者:Skidelsky, Robert発売日: 1995/01/01メディア: ペーパーバック John Maynard Keynes: Fighting for Freedom, 1937-1946 作者:Skidelsky, Robert発売日: 2001/12/01メディア: ハードカバー チェ・ゲバラのいろんな伝記をたくさん読んだときもそうだけど、長く分厚く詳しい伝記を書いても、手当た

                    ケインズ「H.G・ウェルズ『クリソルド』書評」 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
                  • 「若者が投票に行かないせいで社会が悪くなる」という論理|小野ほりでい

                    最近、コロナウィルスにまつわるドタバタ劇があったので、ふだんは滅多にそういうことを口にしない人物からも珍しく社会に対する不平不満というか、重い吐露のようなものが見受けられた。 そして、社会に対する不平不満に対しては最近では付き物になった例の口調、つまり個人の持っている不平不満の全ての原因はその張本人にあるのだという自己責任論的な調子で、「このように世の中が腐敗しているのは君たちが選挙に行かないからだ」と巡り巡って若者が責められているのを目にした。このような光景は珍しいものではないというか、誓って言うが、僕が物心ついたときから既に言われているのだし、もう何十年も前から継続して繰り返されている光景だと思う。 そして、非常に大きな規模で繰り返し起きている問題をふつうミクロの、個人の意思の問題としては扱わない。たとえば、一人の人間がその当人の怠慢によって何らかのミスを一度きり犯した場合、これはその

                      「若者が投票に行かないせいで社会が悪くなる」という論理|小野ほりでい
                    • ブログと信頼できる読者、と言う考え方 - おのにち

                      きっとあなたは、あの本が好き。連想でつながる読書ガイドと言う本を読んだ。 きっとあなたは、あの本が好き。連想でつながる読書ガイド (立東舎) 作者: 都甲幸治,武田将明,藤井光,藤野可織,朝吹真理子,和田忠彦,石井千湖,阿部賢一,岡和田晃,江南亜美子,今井キラ 出版社/メーカー: リットーミュージック 発売日: 2016/01/25 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (3件) を見る 色んな本の紹介だけに飽き足らず、それらに似た過去の名著、そしてたくさんの本を紐解くことから社会の流れが見えてくる面白い読書ガイドだった。 一番興味を惹かれた、そしてブログに結び付けてしまったのは第7章、「井坂幸太郎が気になる人に~映画化されたベストセラー」で書かれたカズオ・イシグロ「日の名残り」について書かれた部分。 この作品は、読者との信頼関係の構築に尽きると思うんです。 イシグロの

                        ブログと信頼できる読者、と言う考え方 - おのにち
                      • アラサー7人で老後2,000万円を貯める方法を考えた - トイアンナのぐだぐだ

                        5月。新宿某所に、アラサーが7人集まった。 全員1987年生まれという以外は、これといって共通点はない。学歴や仕事もバラバラ、既婚から独身まで。だが彼らには、同じ課題があった。 「老後の資金を貯めたいが、何をどうしたらいいか分からん」 そこでお互いの知見をぶつけりゃ何とかなるだろうと、7名集まったのである。これは、いい大人が老後2,000万円のために何ができるか真剣に話した議事録である。 パチだって、スロだって、したいんだもん 真面目な投資はインデックスで ミドルリスク・ミドルリターンはREITかETF ハイリスクの投資をするくらいなら起業 独身に保険はいらない? 相続では遺言より遺留分が優先される パチだって、スロだって、したいんだもん ひとまず、みんなが知っている投資を書き出してみた。 投資の全体図 パチスロとか明らかに余計なもの入ってるじゃねーか!! Aさん「だってさ、パチスロも大事

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                        • 藤子不二雄ファンはここにいる

                          当ブログのこちらの記事で、今年2月12日トキワ荘マンガミュージアムの「藤子不二雄Ⓐのまんが道展」へ行ったことをレポートしました。 https://koikesan.hatenablog.com/entry/2023/10/23/190224 同じ2月12日、トキワ荘マンガミュージアムへ行く前に杉並アニメーションミュージアムを訪れました。企画展「映画ドラえもん展」を開催中だったのです。 この件についても当ブログでレポートできていなかったので、今さらながら簡単にレポしたいと思います。 ・杉並アニメーションミュージアムは杉並会館という建物の3階にあります。 エレベーターで3階へ。 ・このアングルが「映画ドラえもん展」の正面といえましょう。雑誌でいえば表紙のようなものです。 ・展示を見てまわっていると、こうして実物大ドラえもん像たちと会えて楽しかったです。 この企画展の中心的な展示は、映画ドラえも

                            藤子不二雄ファンはここにいる
                          • Twitterの力と、皆様のおかげです。 - おのにち

                            前回書いた記事は、色んな人に読んでいただけて、ブコメも貰えて嬉しかったです。 本当にありがとうございました。 PVが~、ブコメ数が~、という自己満足もありますが、何より同じ思いを感じたことのある人が沢山いた、って事が嬉しいです。 思春期って、難しくて面倒な時期なんだな、と改めて思いました。 だからこそ小説やマンガの舞台にもなるんですけど。 会津弁で悩んだ過去は、今や飲み会の鉄板ネタになってしまいました。 訛ってる「おはようございます」とか「とーげすぬげ!」とか。 Why?会津弁わからないよー、みたいな。 あの日の少女はここまで逞しく育ってしまいました(泣) でも本当は面白おかしく書こうと思った記事が感傷的になってしまったのは、何処かにいたあの日の私に引きずられたせいなのかな、とも思います。 生きていてよかったです。それから色んな人に会えてよかった、って言ってもらえて嬉しかった! 前回の記事

                              Twitterの力と、皆様のおかげです。 - おのにち
                            • ブライアン・イーノ エリック・タム その2 - 本と奇妙な煙

                              アート・スクールでの教育 垂直の構造 「非ミュージシャン」であること アンビエント音楽 シンセサイザー、ギター インスピレーション 音声詩 自由な個人 「アート・ディケイド」「センス・オブ・ダウト」 前回の続き。 ブライアン・イーノ 作者:エリック タム 水声社 Amazon アート・スクールでの教育 イーノは、アート・スクールでの教育が「制作のプロセス」に重きを置いて行われていたことを強調している。芸術的行為の残留物である作品よりも、芸術のプロセスに宿るコンセプトのほうがより重要であるというのが、一九六〇年代の前衛の哲学の主要な提言であった。このような状況の中でイーノは、時代の風潮にぴったり合った研究作品を制作した。イプスウィッチの録音機器を用いて、彼は最初の音楽的作品を作った。それは大きな金的属性のランプシェードを叩く音を録音し、そのテープの再生速度を変化させたものだった。その結果とし

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                              • 映画「南京の真実」珍作でも迷作でもなく単なる駄作 - 土曜の夜、牛と吼える。青瓢箪。

                                それにしても前の記事についていたコメントやはてなブックマークのも含めていえることですが、みんな好きだねえ「南京の真実」。なんですか結論から言えば、金払ってみる価値があるとかないとか以前の問題でした。今回私は一銭も払わずに映画を見たのだけれども、なんつーかなぜか「金をドブに捨てた」と思いましたよ。フツーに見ても駄目映画だし、プロパガンダ映画好きな俺ちゃん的視点でみても楽しめないしとなると、この内容で3時間弱は新手の拷問以外のなにものでもない。ルドヴィコ療法で使うといいかもネ!そんな映画的効果以外のオトク要素満載の「南京の真実」は、「セットをとにかく見て欲しい」(by水島総監督)が、肝心要の「南京大虐殺の真実」とやらについてはちっともあかしてくれないイケズ映画なのでした。しかしそもそもあれは映画なのか!?という根源的な問いはさておきまして、ではレビュー行きますわよ。 ※以下ネタバレ全開ですので

                                  映画「南京の真実」珍作でも迷作でもなく単なる駄作 - 土曜の夜、牛と吼える。青瓢箪。
                                • フランス文学史(仏蘭西の小説、詩、演劇、評論の名作・作家まとめ)〜フランス象徴詩誕生の背景を求めて〜 - 心揺々として戸惑ひ易く

                                  フランス文学とはいわば人間像を探究した文学である。仏文学史上の表現で換言すれば、「モラリスト文学」であるのが特徴といえる。1588年のモンテーニュ『エセー』を嚆矢とし、パスカル『パンセ』、ラ・ロシュフーコー『箴言集』などによって、ブルジョワ貴族にみられる悲観的で厭世的な人生観を持つ性根を据えた。18世紀になってヴォーヴナルグが人間の内に潜む情熱が生み出す偉大な力を主張した。彼の"偉大な思想は心から来る"という人間の本質を善として捉えた感性礼賛の楽天的思想は、ルソー『新エロイーズ』の爆発的な人気によって人々に広がった。小市民の立場から自由に描かれたその情緒纏綿たる感情表現と美しい自然描写は、サン=ピエール『ポールとヴィルジニー』、シャトーブリアンへと受継がれた。スタール夫人『個人と国民に及ぼす情熱の影響について』は古典主義的な厳格な規範によって抑制されていたフランスの人々の自我を解放し、情熱

                                    フランス文学史(仏蘭西の小説、詩、演劇、評論の名作・作家まとめ)〜フランス象徴詩誕生の背景を求めて〜 - 心揺々として戸惑ひ易く
                                  • ■ - Something Orange

                                    マリア様がみてる 6 (マーガレットコミックス) 作者: 長沢智,今野緒雪出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/08/25メディア: コミック クリック: 11回この商品を含むブログ (65件) を見る 本の雑誌編集部編の「よりぬき読書相談室」は、読書にかんするさまざまな要望に対して海千山千の読書玄人たちが回答をならべた本だ。 そのなかで、「BL(ボーイズ・ラブ)ならぬGL(ガールズ・ラブ)小説を読みたい」という声に対して、回答の東えりかはこのようにこたえている。 「GL小説」でいちばん売れていると思われるのは今野緒雪「マリア様がみてる」シリーズではないでしょうか? 集英社のコバルト文庫よりシリーズ化されている、カトリック系私立リリアン女学園を舞台にした物語です。すみません、ワタシは一冊も読み通したことがないのですが、熱心な読者が多いと聞いています。女性どうしの恋愛の小説といえば中

                                      ■ - Something Orange
                                    • AKB48黎明期を支えたファンの”夭逝” NMB48が歌い継ぐ「ライダー」誕生秘話

                                      5年の活動で、関連グループを含め350曲以上のオリジナル楽曲があるアイドルグループ・AKB48。その中で、唯一特定のあるファンをモチーフにした楽曲がある。それが2006年8月から07年1月に行われたチームA3rd公演『誰かのために』の7曲目「ライダー」。AKB48を活動10日目の05年12月18日から応援し続けた故・福原浩文さんに捧げられた1曲だ。 バイクが好きで”ライダー”の愛称で知られた彼は、連日AKB48劇場に通っていたが、06年6月16日に劇場で倒れ、病院に搬送された後、7月1日、不帰の人となってしまう。32歳で夭逝した彼のエピソードは、ファンブック『48現象』(ワニブックス)で6ページに渡って紹介されている。 そんなファンの思いが詰まった楽曲を含む『誰かのために』公演を、11年1月1日から大阪・なんばを拠点に活動を開始するNMB48が披露することになった。そこで、福原さんのご家族

                                        AKB48黎明期を支えたファンの”夭逝” NMB48が歌い継ぐ「ライダー」誕生秘話
                                      • 倉津拓也×はるしにゃん対談「今こそ東浩紀を読み返す」 - A Mental Hell’s Angel

                                        2014-11-30 倉津拓也×はるしにゃん対談「今こそ東浩紀を読み返す」 ーーー ※これはかつて『イルミナシオン』という同人誌に掲載した、倉津拓也さん(@columbus20) とはるしにゃん (@hallucinyan) の、東浩紀に関する対談です。二年前のものなのでブログに再掲。お読みになる前の注意書きとして、当時僕は二十一歳だったので若さゆえの誤りなどがあるということと、二年前のものなのでいまの僕の考えとは異なることも記述されているという二点を留意していただき、それでもよろしければ御覧ください、と述べておきます。ちなみに現在もじつはこのあいだの文フリで東さんにきちんとご挨拶したりもしてきたのですが、現在は信者ではないという断り書きも添えておきます。 ーーー H(はるしにゃん):今回の対談は東浩紀の処女作である「ソルジェニーツィン試論」から、近年の「一般意志2.0:までの流れを追って

                                        • 第22回 京都編・恵文社一乗寺店 堀部篤史さんに聞きました――本を「なつかしいもの」にしないために・・・|本屋さんの遊び方|平日開店ミシマガジン

                                          「恵文社 一乗寺店」は、レトロな喫茶店のように、人々を優しく迎え入れてくれる。木造店舗と木製家具の木の温もりに、そっと包み込まれるような心地がする。 店長の堀部篤史さん(1977年生まれ)は、自著『本を開いて、あの頃へ』(mill books)のなかで、本や読書への思いを次のように綴っている。 「本や、それを読むという行為は他の何かと交換可能なものではない。検索して情報を知る以上の楽しみがそこにはあるということを自分自身の読書体験をもとに証明したかった。少なくとも読書やレコード蒐集の楽しみを知るものとして、振り返って気づく前にこの変化の流れに一石を投じたい。それを意識してから僕の読書はノスタルジーに取り憑かれた。 (略) 本を読むという行為だけは懐かしいものにしたくない。感傷的だと笑われるかもしれないが、そんな思いがこの本の至る所に込められている。」 (序文「読むことへの偏愛、読書そ

                                          • 長崎県には独自のストローで巻いたかまぼこがある【すぼ】

                                            1986年生まれ佐世保在住ライター。おもに地元の文化や歴史、老舗や人物などについての取材撮影執筆、紙媒体のお手伝いなど。演劇するのも観るのも好き。猫とトムヤンクンも好きです。 前の記事:長崎県島原市の銘菓「ラッキーチェリー豆」を知っていますか > 個人サイト ヤマモトチヒロのブログ そもそも「すぼ」ってなんだろう 長崎県を中心に作られる、すり身をストローで巻いたかまぼこのことを「すぼかまぼこ」、または「すぼ」と呼んでいる。 厳密には「すぼ」はこのストローのことを指すらしいが、記事内ではかまぼこ本体を含めて「すぼ」と呼ばせていただく。 戸尾市場街のお店で購入した「すぼ」(現在このお店は閉店)。 長崎県平戸市川内浦で作られる「川内かまぼこ」がルーツとされ、その歴史は明治時代にさかのぼる。 ある漁師が近海で獲れた鮮魚を握りつぶし、丸めて茹でたことがその始まりだそうだ。 エソをはじめ、アジやアゴ(

                                              長崎県には独自のストローで巻いたかまぼこがある【すぼ】
                                            • カフカとかいう流行らない作家がいる

                                              勿論タイトルは釣りで、カフカは全世界に影響を与えたユダヤ人かつオーストリア(チェコ)人なわけですけど。 独文学というとカフカ、カフカというと独文学。そんな感じですよね、実際のところ独(語)文学においてはトーマス・マンとかゲーテとか他にも様々な著名な作家がいるわけですけれど、カフカはその研究テーマとしては比較的ポピュラーな御仁であります。ユダヤ人の家庭に生まれ、生地である現在のチェコ=プラハの言語に依らずドイツ語にて創作を目指したカフカの、ミステリアスな人間性はその作品群に対しても同様に、謎めいたベールを投げ掛けています。 カフカの文学をお読みになられたことはございますでしょうか。まあ僕もそれほど熱心な読者とは言えないかもしれないのですが、とりあえず『変身』・『城』・『審判』のほか幾つか著名な短編を読ませて頂きました。まあカフカの作品の特徴は、感情的な部分を敢えて抑制するところにあります。勿

                                                カフカとかいう流行らない作家がいる
                                              • 虐待の連鎖を断ち切るにはどうしたらいいのか ~虐待の連鎖のエピソード集から~ - 斗比主閲子の姑日記

                                                ブログの読者から「虐待された子が成長して両親となる際に、何を学んでおくべきか」を相談したいとメールがありました。 メールの返信には私がこの分野のプロではないことをお伝えしていますが、以前から、虐待の連鎖に興味があったので、この際、研究やら、いくつかの本を読んでみることにしました。 以下は虐待の連鎖を調べはじめて三日目ぐらいで私が知ったことと読んだ本の感想です。繰り返しですが、私は専門家ではありませんからね。 それでも良いと思う人は、どうぞお読みください。 虐待の連鎖とは 被虐待経験がある親が子どもに虐待してしまうというものです。私もいつ知ったかは記憶にはないものの以前から知っていたので、たぶん知っている人は知っている、それなりに有名な概念だと思います。特に都市伝説ということはなく、研究で確認されています。 児童虐待における世代間連鎖の問題と援助的介入の方略:発達臨床心理学的視点から 久保田

                                                  虐待の連鎖を断ち切るにはどうしたらいいのか ~虐待の連鎖のエピソード集から~ - 斗比主閲子の姑日記
                                                • 作品別感想 - ひとりで勝手にマンガ夜話

                                                  マンガの書評というわけでもないし、批評であるわけないし、まして評論文でもないし、とりとめのないことを思いつくままに適当に書いている、感想文とも言えないだらだらした文章でだらだらと作品世界に浸っています。 戻る あずまきよひこ「よつばと!」第8巻 よつばとハードボイルド 秋山はる「オクターヴ」第1巻 アイドルの余情 幸村誠「ヴィンランド・サガ」第6巻 王子の顔とリアルな眼 原作・かとりまさる 漫画・安藤慈朗「しおんの王」第8巻 道は続く。 末次由紀「ちはやふる」第1巻 彼女だけが聞いた 作・綱本将也 画・ツジトモ「GIANT KILLING」第5巻 コマの外で選手は動く 山本直樹「レッド」第1巻 二人の永田 緑川ゆき「夏目友人帳」第5巻 さみしさは孤りで背負う 羽海野チカ「3月のライオン」第1巻 橋を渡る 松田奈緒子「少女漫画」 少女漫画家は蝶の夢を見る ろびこ「ボーイ

                                                  • 罪悪感なしで思い入れのあるモノを手放す方法 | ライフハッカー・ジャパン

                                                    部屋を片付けている時、思い入れのあるモノは罪悪感を感じてなかなか捨てにくいと思います。今回は、憂鬱な気分にならずにモノを捨てるコツをご紹介しましょう。 「モノ」は自分自身ではない モノを捨てるとき、それは自分自身ではないということを常に思い出してください。たとえすべてのモノを捨てても自分は自分のままであり、何も変わりません。思い入れのある品であればあるほど、思い出が詰まっているように見えて捨てるのは辛いでしょうが、サイト「The Minimalists」のJoshua Fields Millburn氏は思い出はモノではなく自分自身の中にあるのだと説明しています。思い出の品を捨てるときはこれを頭に置いた上で、本当に必要なのか自分に問いかけてください。 そのアイテムを手元に置いておかなくても、思い出を忘れずにいる方法はたくさんあります。例えば写真を撮ったり日記に書いておいたり、あるいはその思い

                                                      罪悪感なしで思い入れのあるモノを手放す方法 | ライフハッカー・ジャパン
                                                    • 「善意」がマスクに隠されなければならないワケ:日経ビジネスオンライン

                                                      伊達直人という名前から即座に然るべき人物像を思い浮かべることのできる人間は、40歳を過ぎている。いや、40歳では不足かもしれない。45歳以上ではあるべきだろう。アニメ「タイガーマスク」がテレビで放映されていたのは、Wikipediaの記述によれば、1970年から71年の二年間だ。再放送(←何度かあった気がする)を考慮に入れても、やはり、1970年以前に生まれている人間でないと伊達直人という人名に対して正確な像を結ぶことは困難なはずだ。 ということはつまり、児童相談所の玄関先に、伊達直人の名義でランドセルが届けられたというニュースに対して、正しい評価を下すことのできる人間の年齢層にもまた、ある程度限られているはずなのだ。 私は、ドンピシャリの世代だと思う。中学生だった時代に、あのアニメを見ている。 「うっそくせえ(笑)」 と若干斜め方向から眺めていたきらいはあるが、それでも毎週欠かさずに視聴

                                                        「善意」がマスクに隠されなければならないワケ:日経ビジネスオンライン
                                                      • 『恋する小惑星』のEDについて - Paradism

                                                        感傷が染みわたるような映像と楽曲。物想いに耽る少女たちの表情を一枚一枚切り取り、じっくりと見せていく構成には情感がたっぷりと乗っていました。1話を観てもみらとあおの関係性が物語の軸になっているのは間違いないのだと思いますが、その物語の中で出会うことになるそれぞれの少女たちの物語までも微かに匂わせてくれていたのがとても良いなと感じます。そして、多くのカットが “少女がなにかを見つめる” ことへフォーカスを当てたものであったことはきっと意図的で、そこには本作にとってとても切実な意味があったのだと思います。 それはこういったカットでも同様でした。ストラップをつつき、見つめるあお。暗がりの部屋の中で屈むその姿は、それこそ作中でも描かれたように奥手になってしまった彼女の心模様を写し込んでいるようでした。しかし、その光景とは対照的なあおの優しい視線、月灯りが差し込むことで生まれるビジュアルの質感変化は

                                                          『恋する小惑星』のEDについて - Paradism
                                                        • 中学生のおっぱい

                                                          「ぼくはね、中学生のおっぱいを触ったことがあるんだ」 「え、男の?」 「いや、女の子のだよ。もちろん中学時代の話だけれども」 「それがどうかしたの」 「ぼくはね、それ以降もたくさんおっぱいを触ってきた。 でも、一つとして中学生のおっぱいのようなものはなかった。 たとえ女子高生であったとしても、ね」 「何が言いたい?」 「ぼくにとって理想的なおっぱいは、あの同級生のおっぱいなんだ。 そしてそれは二度と感じることの出来ない淡く甘い記憶でもある」 「大げさだな。たかがおっぱい。何が違うっていうんだ」 「すべてが、さ」 「すべてが?」 「いいか。中学生のおっぱいは他の何ものとも違う。 未熟でもなく、かと言って成熟し切っているわけでもない。 高校生になったら見た目は幼くともおっぱいは大人のものと、そう変わらない」 「やけに感傷的じゃないか」 「いや、まあね。ちょっと思い出したんだ。青春時代をね」 「

                                                            中学生のおっぱい
                                                          • 再びアジアの山奥へ行けと言われて慌てて準備し、いつの間にか半世紀近く生きていたので、改めてしみじみ人生を振り返ったこと - 失われた世界を探して

                                                            再びアジアの山奥へ行けと言われて、家に帰ってからその旨を家人に伝え、あらびっくり、と言っているうちに、一週間もしたらまた呼び出され、ちょっと事情が変わって、アジアの山奥じゃなくて南方の海の上にある国に行けと言われたので、家に帰ってからその旨を改めて伝え、あらそれまたびっくり、と言っているうちに、さらに一週間したらまた呼び出され、やっぱりアジアの山奥へ行けと言われた。 話が二転三転するからもう家人はびっくりしない。要するにまた貴方はノートPCのディスプレイの向こうに行くのね、とこちらを見ないで言っている。 ウン、ごめん、Skypeで話すにも何かとノートでは持ち運びに不便だろうから、タブレットを買ってくるよ、もし自治会とかでタチの悪い連中に君が絡(から)まれても大丈夫、そのタブレットを取り出しな。僕が「タブレットおじさん」として画面の向こうからちゃんと言ってやるよ。 「情報収集にはやっぱり紙に

                                                              再びアジアの山奥へ行けと言われて慌てて準備し、いつの間にか半世紀近く生きていたので、改めてしみじみ人生を振り返ったこと - 失われた世界を探して
                                                            • 退屈なんかしたことなかった - あざけり先生、台風きどり

                                                              家から職場までの通勤時間は車で約二十分ほど。その間にはいつもCDで音楽を聴くか、ヘッドセットを使用して携帯で通話するのがいつものパターンです*1。しかし、CDプレーヤーの読み取りセンサーが、経年劣化からかもう音楽を読み取るのは疲れたよ……と言わんばかりに故障。レンズクリーナーを何度か使っても、プレーヤーの奥の方で「キュキュ」と頑張っている音をアリバイ気味に発するばかりで何度も何度もCDを吐き出し、いっこうに音楽は始まりそうな気配がありません。もう修理に出すか、FMトランスミッター付きのMP3プレーヤーを買うしかないなと考えて色々とインターネットや電気屋さんで調べているうち、いつのまにかMP3プレーヤー本体ではなくトランスミッターのことばかり考えるようになり、トランスミッターマニアになりました。そんな誰も踏み出そうとはしない荒野に立ちつくしたまま(トランスミッター……とつぶやきながら)ダラダ

                                                              • ある卵巣がん患者配偶者の記録

                                                                今週、京大特別教授の本庶佑氏がノーベル賞の医学生理学賞を受賞したことで世間が騒がしくなっています。 個人的にも、この受賞はとても感慨深いものでした。 このブログを見て下さっている方なら、私たちが闘病のなかでもう治療の手段がないという段階に至ったとき、抗PD-1抗体の免疫チェックポイント阻害薬であるオプジーボの存在を知り、なんとかこれに最後の希望を託そうと駆け回ったものの、小野薬品に販売を断られ、決死の思いでBMS版をスイスから個人輸入して投与したという経緯があったことをご存知かもしれません。 これは、実際に我が家に送られてきた現物です。これを添付文書の指示どおりの温度で冷蔵保存し、投与の日に備えていました。 しかし2014年から2015年にかけての当時、オプジーボはメラノーマに承認されたばかりで、ほとんどの医師もその存在を知らず、一度は投与をOKしてくれた医師に土壇場で断られたり、このブロ

                                                                  ある卵巣がん患者配偶者の記録
                                                                • 望月優大『ふたつの日本』と、移民家族の歌としてのキリンジ「エイリアンズ」 - 日々の音色とことば

                                                                  ■これは「彼ら」の話ではなくて、「私たち」の話 望月優大さんの新刊『ふたつの日本 「移民国家」の建前と現実』を読んだ。 いろんなことを考えさせられる、とても興味深い本だった。 本の内容は、タイトルのとおり、「いわゆる移民政策はとらない」というスタンスを取り続ける政府の“建前”と、労働力を求める企業の“現実”によって引き裂かれ、在留外国人たちが複雑な立場に置かれ続けている日本という国の構造を精緻にルポルタージュしたもの。本文にはこんな風に書かれている。 日本で暮らす外国人は増えている。人工の2%といえば先んじる欧米などの移民国家に比べてまだまだ少ないが、確実にその数も、割合も増え続けている。そして、政府が急いで「特定技能」の在留資格新設へと走ったことからもわかるように、今後もしばらくその趨勢は変わらないだろう。「日本人」は減っていく。そして「外国人」は増えていくのだ。自然にそうなったのではな

                                                                    望月優大『ふたつの日本』と、移民家族の歌としてのキリンジ「エイリアンズ」 - 日々の音色とことば
                                                                  • 今さだらけれどセンスない認定されたSF作品を弁護したい

                                                                    三大「好きなSFで挙げられたらセンスない認定する作品」 時機を逸したけど。 「星を継ぐもの」かっちりとしたロジックで物語を進めているから好き。 最近のSFも割と好きで、それこそ伊藤計劃みたいに現実の社会問題を扱う作品のおかげで「社会学や社会学SFなんてつまんない」って気持ちをひっくり返してくれたし、最近はキャラクターがかわいいSFが多いんだけど、古典SFのキャラや社会問題よりも、核にある純粋な論理を重んじる姿勢はやっぱり時折読み返したくなる(僕の友人はダンチェッカーはツンデレかわいいとか言ってるけど、それはさておいて)。 確かにこの作品というかシリーズには欠点もあって、特に第3作は陰謀論っぽくてあまり好きじゃないし(人類の愚かさを人類以外のせいにするのはダサいってのが僕の感覚)、ホーガンは途中でトンデモ宇宙論にハマっちゃうんだけど、ロジカルな作品世界が僕はとにかく好き。 「たったひとつの冴

                                                                      今さだらけれどセンスない認定されたSF作品を弁護したい
                                                                    • 高橋源一郎 - Wikipedia

                                                                      『さようなら、ギャングたち』(1981年) 『ジョン・レノン対火星人』(1985年) 『優雅で感傷的な日本野球』(1988年) 『日本文学盛衰史』(2001年) 『さよならクリストファー・ロビン』(2012年) 『今夜はひとりぼっちかい? 日本文学盛衰史 戦後文学篇』(2018年) 高橋 源一郎(たかはし げんいちろう、1951年1月1日 - )は、日本の小説家、文芸評論家。明治学院大学名誉教授。 散文詩的な文体で言語を異化し、教養的なハイカルチャーからマンガ・アニメ・テレビといった大衆文化までを幅広く引用した、パロディやパスティーシュを駆使する前衛的な作風。日本のポストモダン文学を代表する作家の一人である。 経歴[編集] 生い立ち、大学紛争[編集] 広島県尾道市の母の実家に生まれる。母親はオートバイ&自転車販売会社の一人娘で、東宝の「第一期ニューフェイス」に合格したが、祖父の反対で諦め、

                                                                      • ちきりんはおばちゃまの論理 | quipped

                                                                        あんまり批判的なことを書かなくなったと揶揄される当ブログだが、久しぶりにネタが放り込まれてきたので、筆をとることにした。据え膳噛みつかぬはブロガーの恥である。 沖縄のリゾートに行って思うように泳がせてもらえなかった、ちきりん御大いわく、日本はおこちゃまの国らしい。おこちゃまの国で過保護だから、管理職が愚鈍で、思うように自然が楽しめなくて、終いにはサッカーワールドカップも含めて「戦うってことを本能的に身ににつけた国の人に勝つのは、ホントに難し」い国だそうだ。 もうツッコミどころだらけのエントリーでどっから攻めたらいいのかわからないが、徒然なるままにいきます。以下斜体部は、ちきりん日記からの引用。 アメリカは「熊が出るような場所に住んでるなら、ちゃんと拳銃を準備しておいて、自分で撃ち殺せ」という社会だし おうおう。ほいほい手に入る拳銃で年間1万人以上が殺害されていて、たまにトチ狂った人間が無差

                                                                        • 大学の夏休み

                                                                          24時間テレビと連動して24時間セックスをしてみない?と彼女に打診したことがある。 彼女は首肯した。 俺たちは若くて、馬鹿で、高校のときは真面目過ぎた。 その時の青春を取り戻そうとするみたいに、俺たちは24時間セックスをすることにした。 若さの限り何でも可能な気がしていた。 学生特有の、モラトリウムという名の万能感だったのだと思う。 当日、俺たちは馬鹿みたいに食料を買い込んで俺のアパートに帰ってきた時には17時過ぎで、18時過ぎから始まる24時間テレビに合わせて風呂に入った。 二人で狭いシャワーを浴びて、8帖の狭いリビングにあるのはベッドとテレビぐらいなもので、俺たちは缶チューハイを飲みながらベッドに腰かけるとテレビをつけた。 24時間テレビがはじまり飲みかけの酒をテーブルに置くと、俺たちはベッドに寝転んだ。 テレビではタレントがガヤガヤと喧しく喋り、24時間テレビの開始が宣告させると俺は

                                                                            大学の夏休み
                                                                          • メモ:「未来を変えるためにほんとうに必要なこと」(アダム・カヘン著)から

                                                                            メモ:「未来を変えるためにほんとうに必要なこと」(アダム・カヘン著)から Posted on 2010年5月1日. Filed under: 読書 | タグ: 読書, facilitation | 「未来を変えるためにほんとうに必要なこと」(アダム・カヘン著)を読んだ。 Amazon.co.jp: 未来を変えるためにほんとうに必要なこと――最善の道を見出す技術: アダム・カヘン 「手ごわい問題は、対話で解決する」という著作もある彼の新刊で、来日した彼のセミナーに参加した際にいただいたもの。 「未来を変えるためにほんとうに必要なこと」(しかも原題は”Power and Love”)というタイトルでは、もらいでもしない限り手に取ることはなかったと思うが、セミナーでのカヘン氏の「愛(切り離されているものをつなげようという衝動)」と「力(自己実現の衝動)」という話は新鮮だったので読んでみた。あまり

                                                                              メモ:「未来を変えるためにほんとうに必要なこと」(アダム・カヘン著)から
                                                                            • 「……状況は暗い」。ブライアン・イーノを突き動かすものとは何か。いま、自ら歌い訴えることを明かす | CINRA

                                                                              知的な作品はペシミズム(悲観主義)と手を組みたがる。考えれば考えるほど暗い結論に達してしまうのは正直なところだろうし、ありもしない希望を謳うよりも誠実だといえる。 ニューウェイブサウンドの先駆者であり、アフロビートやダブをいち早くロックサウンドに取り入れ、さらには「アンビエント・ミュージック」を提唱したことで注目されたブライアン・イーノが特異だったのは、しかし、彼の作品が知的であるにもかかわらず未来に対して楽観的だったことも大きい。 彼の音楽を聴いていると人類の一員であることに喜びが感じられ、「午後の空気」や「匂い」を楽しむ余裕を持つことができた。「落ち着く」ことで得られることがあると、彼の音楽はいつも教えてくれた。そのブライアン・イーノが2016年にリリースした『The Ship』はそれまでのどの作品とも異なり、異様に暗く、不安のなかを突き進んでいくサウンドスケープだった。『The Sh

                                                                                「……状況は暗い」。ブライアン・イーノを突き動かすものとは何か。いま、自ら歌い訴えることを明かす | CINRA
                                                                              • 『SSSS.GRIDMAN』2話の宝多六花に寄る演出について - Paradism

                                                                                グリッドマン同盟なるものの発足の傍らで鬱々とした表情を見せる少女、宝多六花。一話における戦闘の影響でクラスメイトが居なかったものとされてしまったことへのショックは隠し切れるものではなく、その心情を汲み取るレイアウト、陰影、距離感が非常にうまく表現されていました。視線誘導的な意味でも、明暗としても、心情的なテンションの差がとても明確に描かれています。もちろん裕太たちにとってもショッキングな出来事であったことには替わりないのでしょうが、おそらくは六花の方がよりその現実を自身が直面している体験として受け止めることが出来ていたのだと思います。 「もし同じ様にまた友達が死んでいたことにされてしまったら」「この世界から消えてしまったら」。ビール函越しのショットはテクニカルでありながらそんな彼女の仄暗い心情をより映していましたし、距離感をつけた切り返しのカメラワークもそういった想いを静かに映し出してくれ

                                                                                  『SSSS.GRIDMAN』2話の宝多六花に寄る演出について - Paradism
                                                                                • 三秋縋インタビュー『サマーコンプレックスについて』|かつて敗れていったツンデレ系サブヒロイン

                                                                                  ※この記事は、感傷マゾ専門同人誌『感傷マゾvol.02 最高の夏コンプレックス特集号』(https://wak.booth.pm/items/2264028)に掲載されたものです。自身が提唱された「サマーコンプレックス」を中心に、小説家・三秋縋氏にお話を伺いました。 三秋縋(@everb1ue) 1990年生まれ、岩手県出身の作家。 ウェブ上で『げんふうけい』名義の小説を発表し、人気を博している。 聞き手:かつて敗れていったツンデレ系サブヒロイン(@wak) 01.まず、サマーコンプレックスについて質問させてください。『僕が電話をかけていた場所』のあとがきで、サマーコンプレックスを提唱したら同じ感覚を抱いている人たちがいて、大きな反響があったと書かれていました。そこで質問なのですが、四季の中でも、なぜ、夏を強く感じさせるものを見る度に、コンプレックスを刺激されるのでしょうか?春や秋、冬では

                                                                                    三秋縋インタビュー『サマーコンプレックスについて』|かつて敗れていったツンデレ系サブヒロイン