ロシアのウクライナへの軍事侵攻から来月で2年となります。現地ではロシアによる大規模なミサイル攻撃など年末にかけても激しい戦闘が続きましたが、欧米によるウクライナへの「支援疲れ」が指摘されるなかで、今後、支援が続くかどうかが、長期化する戦況を左右することになります。 ロシア国防省は31日、ウクライナ軍が前日にロシア西部を攻撃した報復として、ウクライナ東部のハルキウ州を攻撃したことを明らかにしました。 ロシア軍は先月29日にもウクライナに対して軍事侵攻の開始以降で最大規模とされる攻撃を行い、あわせて41人が死亡するなど年末にかけても激しい戦闘が続きました。 ウクライナは、去年6月に大規模な反転攻勢に乗り出しましたが、戦闘はこう着状態に陥り、東部ではロシア軍の激しい攻勢にさらされています。 また、プーチン大統領は先月、ロシア軍の兵士を17万人増やす大統領令に署名するなど、戦闘の長期化をにらんで兵