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  • 19人育てた里親「親のない子はこんな残酷なことになるのか」里親から引き離される晩に小2男の子が言ったこと 「生きるのをやめようと思ったけど、この家があるから生きることにした」

    「障害のある子」だけ預かる里親になったワケ 閑静な住宅街の一角にある、二階建ての一軒家。可憐な花に彩られた玄関周り、あたたかな雰囲気が漂う「坂本」と表札がかかるこの家には、「坂本」と異なる姓を持つ子どもが5人暮らしている。ここ「坂本ファミリーホーム」は、何らかの事情で親と暮らせない子どもが、里親に育まれながら成長していく場所だ。 ※「ファミリーホーム」とは2009年に創設された制度で、養育者の住居で5〜6人の里子を育てる、里親を大きくしたようなもの 私にとっては3年ぶり、そしておそらく6回目となる来訪だった。里親の坂本洋子さん(67歳)が、明るい笑顔で迎えてくれる。リビングには家族旅行の集合写真や、それぞれの子の七五三や卒業式などの写真、子どもたちの作品が壁に飾られ、足を踏み入れただけで、愛情に満ち溢れた、あたたかな雰囲気を肌で感じた。 小柄ながら、いつもパワフルな“みんなのお母さん”であ

      19人育てた里親「親のない子はこんな残酷なことになるのか」里親から引き離される晩に小2男の子が言ったこと 「生きるのをやめようと思ったけど、この家があるから生きることにした」
    • 潜水調査船「しんかい6500」もう作れないって本当?本部の見解は

      失われた技術 設備がなく、技術者も引退 迫るタイムリミット 6500メートルの深海まで人を乗せて潜れる「しんかい6500」。重要部品をつくる技術が、今の日本にはもうない――といった趣旨の投稿が話題になりました。この情報は本当なのでしょうか。しんかい6500を運用している海洋研究開発機構(JAMSTEC)に話を聞きました。(朝日新聞デジタル企画報道部・武田啓亮) 失われた技術 「しんかい6500」はその名の通り、6500メートルの深さまで潜れる有人潜水調査船です。 1989年に三菱重工によって建造され、就航以来、1700回以上の深海調査を行ってきました。 水中では10メートル潜るごとに1気圧ずつ水圧が増していくため、深海6500メートルでは、1平方センチメートルあたり、約650キロもの力がかかることになります。 自衛隊や米軍が運用する軍用の潜水艦でも、この水圧にはとても耐えられません。 その

        潜水調査船「しんかい6500」もう作れないって本当?本部の見解は
      • “メルトダウンしない”原子力発電所、実験で成功 商用規模で自然冷却は世界初 中国の研究者らが発表

        このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 X: @shiropen2 現代の原子力発電所は、過剰な熱を炉心から除去するために動力を必要とする冷却機構や、緊急時には人間の介入による停止に依存している。水や液体二酸化炭素が冷却材として使用されるが、これらは通常、外部電源に依存している。 これらのシステムが故障すると、炉が過熱し、爆発や過熱によってプラントが溶ける可能性がある。2011年の福島第一原子力発電所事故では、標準および緊急電源システムが失われメルトダウンの一因となった。 「ペブルベッド炉」(Pebble-Bed Reactor、PBR)と呼ばれる炉設計は、パッシブセーフティの利点がある。冷却システムの電源が失われても

          “メルトダウンしない”原子力発電所、実験で成功 商用規模で自然冷却は世界初 中国の研究者らが発表
        • 県立民俗博物館 山下知事“保存資料の廃棄も検討”|NHK 奈良県のニュース

          大和郡山市にある県立民俗博物館が、収蔵品を保管する施設の問題から、今月16日から展示の一時休止を決めたことについて、山下知事は収蔵する資料が多すぎるとしたうえで「明確なルールを決めたうえで、価値のあるものは残して廃棄することも検討する」と述べました。 大和郡山市にある県立民俗博物館は、50年前の1974年に開館し、大正から昭和初期にかけての生活用具や農具などおよそ4万5000点の資料を収蔵しています。 しかし本館だけでは保管場所が足りず、資料の劣化が懸念されているうえ、施設も老朽化していることから、本館の展示スペースを今月16日から一時休止することを決めました。 これについて山下知事は10日の定例会見で、県民などからの要望に応じて無計画に受け取っていたとしたうえで「同じような農機具を保管し続ける意味がどこにあるのか。未来永劫(えいごう)、県が保管する必要も無いし、スペースも無い。明確なルー

            県立民俗博物館 山下知事“保存資料の廃棄も検討”|NHK 奈良県のニュース
          • 「耐水害住宅」水路で実大実験

            毎年のように発生する豪雨災害。対策技術の確立を目指し、2024年6月27日、北海道幕別町で「耐水害住宅」の実大実験が行われた。建物に作用する水の威力を、現実の洪水に限りなく近いかたちで計測する狙いがある。 真っ黒な濁流が住宅正面に押し寄せ、玄関ドアや掃き出し窓へ一気に水が迫った──。 国土交通省北海道開発局、土木研究所寒地土木研究所、建築研究所の3者が実施主体となり、日本住宅・木材技術センターと住宅会社の一条工務店(東京・江東)が参画して行われた実大実験の模様だ。予算の一部は林野庁が補助した〔写真1〕。

              「耐水害住宅」水路で実大実験
            • みそ汁の具材として世界初となるあおさの陸上養殖試験設備を愛媛県西予市に開設、2024年9月より出荷予定。

              マルコメ株式会社(本社:長野市、代表取締役社長:青木時男)は、愛媛県西予市に開設した当社の養殖試験設備で徳島文理大学(本部:徳島県徳島市)協力の下、あおさ(ヒトエグサ)の陸上養殖を開始。製品は2024年9月より出荷予定。みそ汁の具材としては世界初となる本プロジェクトは、2024年6月21日(金)テレビ東京系「ガイアの夜明け」で紹介されました。 あおさの陸上養殖を事業化 あおさ(ヒトエグサ)は、みそ汁の具材としても人気が高く需要も年々伸びています。一方、温暖化による海水温の上昇などで海藻類全般の収穫量は減少が続いています。あおさの供給不安を解消するとともに、海洋資源の持続的な活用を目指して、陸上養殖による藻場の創出に着目しました。自社生産を模索していた2017年、藻類の成長因子の研究で世界で初めてあおさの陸上養殖技術を開発した徳島文理大学の山本博文教授とメディアを通じて知り合うことができ、技

                みそ汁の具材として世界初となるあおさの陸上養殖試験設備を愛媛県西予市に開設、2024年9月より出荷予定。
              • ビルを丸ごと製氷機に 食品の鮮度保つプロの冷やし術 LBSローカルビジネスサテライト - 日本経済新聞

                アイスマン(福岡県久留米市)の製造する産業用製氷機が、全国250カ所以上の漁港や工場で採用されるなど導入が広がっている。特に漁港では港内のビル1棟を丸ごと製氷機にする大型化技術で鮮魚用の氷を短時間

                  ビルを丸ごと製氷機に 食品の鮮度保つプロの冷やし術 LBSローカルビジネスサテライト - 日本経済新聞
                • 能登半島地震 あすで7か月 今も農業用ハウスで避難続ける人も | NHK

                  能登半島地震の発生から8月1日で7か月です。石川県輪島市では今も仮設住宅に入居できず、農業用ハウスで避難生活を続けている人たちがいます。 輪島市の保靖夫さん(70)は市の中心部から4キロほど離れた長井町で暮らしていましたが、元日の地震で自宅が全壊したため、野菜を栽培していたハウスに避難しました。 近くの公民館に避難することも検討しましたが、多くの人たちが集まっていたため、近所の人たちも含め30人ほどで農業用ハウスでの避難生活を続けました。 その後、仮設住宅に入ったり市外に移り住んだりした人たちもいますが、保さんたち2世帯3人は仮設住宅への入居の順番を待ちながら今もハウスにとどまっています。 暑さが厳しくなっているため、天井にシートを使って直射日光を遮ったり、扇風機を使ったりしてしのいでいて、夜は災害用に開発されたテントのような小屋で寝ています。 もうしばらくは農業用ハウスでの生活を続けるこ

                    能登半島地震 あすで7か月 今も農業用ハウスで避難続ける人も | NHK
                  • 国立科学博物館、気軽な月1000円からの月額制寄付制度スタート

                    【読売新聞】 国立科学博物館(東京)が、月1000円から始められる月額制の寄付制度「マンスリーサポーター」の募集を始めた。博物館を所管する文化庁によると、博物館が1か月ごとの定額寄付を募るのは珍しい。 同館は昨年、クラウドファンディ

                      国立科学博物館、気軽な月1000円からの月額制寄付制度スタート
                    • 農業ハウス一体型太陽光、月額利用料のみで新規就農 - ニュース - メガソーラービジネス : 日経BP

                      京セラコミュニケーションシステム(KCCS、京都市)は7月9日、農業用ハウス一体型のソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)を提供すると発表した。第1弾として岡山県玉野市に計14棟を建設し、7月下旬から運転を開始する。 農業用ハウスの建設には一般的に2000万円程度の高額な設備投資が必要で、新規就農や事業拡大のハードルとなっていた。同事業では、KCCSが農業用ハウス一体型ソーラーシェアリングを建設し、建設に必要な初期費用を負担する。営農者は初期投資を負担せずに、月額設備利用料のみで農業ハウスによる営農を開始できる。KCCSの試算では月額利用料は30年間で600万円程度と、トータルの設備投資を大幅に抑えられるという。 玉野市のプロジェクトでは、太陽光発電施設の施工販売や農業などを行うネクストイノベーション(岡山県玉野市)と協業し、KCCSが農業ハウス一体型ソーラーシェアリングを計14基設置す

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                      • 北電と農業法人、植物工場で連携、加温に再エネ利用 - ニュース - メガソーラービジネス : 日経BP

                        北海道電力と農業生産法人の寅福(北海道上ノ国町)は、北海道において大規模な植物工場事業を共同で検討する。工場の規模は床面積2~3ha程度、建設場所と時期は未定。7月9日、同事業に関する連携協定を締結したと発表した。 寅福は、北海道上ノ国町と青森県むつ市に大規模な植物工場による農業を展開している。工場内の育成環境・肥培管理などに必要な情報をITにより一元管理することで、生産作業を最適化・安定化させ、高い生産性を実現したという。 太陽の自然光を屋内に取り入れながら農作物の生育環境を人工的に制御することで、天候に左右されにくい環境で農作物を安定して生産できるという。作業環境の向上や通年雇用などにより、農業従事者の雇用安定にも寄与するとしている。 工場内の温度管理に温泉熱や地元産の木質バイオマス資源を活用し、冬季や夏季の夜間などの低温時に加温する。さらに、燃料燃焼時の排ガスに含まれるCO2を作物の

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                        • 大宮駅に鼻がめっちゃ長い新幹線がいたんだけどこれ何なの?「うおおおカッコいい!」興奮気味の回答続々

                          リンク JR東日本:and E 次世代新幹線試験車両「ALFA-X」が創る新幹線の未来 日本の新幹線は、なぜ、すごいのか(後編) | JR東日本:and E(アンド イー)│ひと、まち、せかいをつなぐ 次世代新幹線の開発やコンセプト、試験車両「ALFA-X」について、JR東日本研究開発センターの先端鉄道システム開発センター所長 浅野 浩二さんらに話を聞いた。 9 リンク Wikipedia 新幹線E956形電車 新幹線E956形電車(しんかんせんE956がたでんしゃ)は、2019年に登場した、東日本旅客鉄道(JR東日本)の新幹線高速試験車。 愛称は「ALFA-X」(アルファエックス)で「Advanced Labs for Frontline Activity in rail eXperimentation」(鉄道実験における最先端の活動を行うための先進的な試験室)に由来する。 北海道新幹線

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                          • 8つの国立・都立館が参加。「ミュージアムで謎解きを ミュージアムラリー2024」開催

                            8つの国立・都立館が参加。「ミュージアムで謎解きを ミュージアムラリー2024」開催国立美術館、東京都歴史文化財団、東京メトロが合同で、謎を解きながら都内のミュージアム8館をまわる「ミュージアムで謎解きを ミュージアムラリー2024」を開催する。 東京メトロ、独立行政法人国立美術館、そして公益財団法人東京都歴史文化財団が、東京都内の国立・都立の8ミュージアムと東京メトロの駅を巡って謎を解く、「ミュージアムで謎解きを ミュージアムラリー2024」を7月25日〜9月29日の日程で開催する。 参加館は、東京国立近代美術館、国立西洋美術館、国立新美術館、東京都美術館、東京都庭園美術館、東京都写真美術館、東京都現代美術館、東京都渋谷公園通りギャラリー。 このラリーは、ストーリーを読み進めながらミュージアムや東京メトロの駅を巡り「謎」を解く、体験型アートエンターテインメント。今年は2つのコースが用意さ

                              8つの国立・都立館が参加。「ミュージアムで謎解きを ミュージアムラリー2024」開催
                            • [みどりの一歩]ヒートポンプ使いイチゴ栽培 収量維持し燃油8割減 / 日本農業新聞公式ウェブサイト

                              千葉市農政センターと同市の施設イチゴの生産者が、環境負荷低減に向けて、ヒートポンプを活用したイチゴの施設栽培の実証実験に取り組んでいる。これまでの実証で、収量を維持したまま一般的な重油加温式に比べて10アール当たり32・4トン、75%の二酸化炭素(CO₂)を削減できることを確認した。 今後は営農マニュアル作りやコスト削減対策を進め、普及を図りたい考え。同センターは市の普及拠点で、農水省のみどりの食料システム戦略緊急対策交付金を活用し、ヒートポンプだけのオール電化型施設と、重油式との併用型施設を設置。2022年から両タイプと慣行栽培を比較する実証実験を始めた。 併用型は面積5アール、2層カーテンで、ヒートポンプと重油加温機を使って、早朝・日中加温と夜温維持を行い、10月~翌年の5月までイチゴ「とちおとめ」などを栽培。千葉県の目標収量である10アール当たり4トンを維持した上で、燃油使用量を80

                                [みどりの一歩]ヒートポンプ使いイチゴ栽培 収量維持し燃油8割減 / 日本農業新聞公式ウェブサイト
                              • バイオマス発電のための未利用材の供給コストを地域全体で最小化する | 東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部

                                発表のポイント 地域内に複数存在する小規模分散型バイオマス発電所が、地域で発生する未利用材を等分してエネルギー利用する場合において、未利用材の燃料コストの合計を最小化するように供給先を決定しました。 この手法を全国158の森林計画区の1つに適用し、地域に1基存在する大規模集中型のバイオマス発電所よりも、複数の小規模分散型発電所へ未利用材を供給する方が、未利用材の単位重量あたりの燃料コストが安くなることを示しました。 発電コストを含めた電力1kWhあたりの総コストは、分散型が集中型よりも高くなってしまいましたが、発電時に発生する熱の利用が可能な小規模分散型発電が、大規模集中型よりもコスト面で有利になる熱利用の条件を提示しました。 発表内容 背景 2012年7月に施行された再生可能エネルギーによる電力の固定価格買取制度(FIT)において高額な買取価格が設定されたことから、間伐材や林地残材からな

                                  バイオマス発電のための未利用材の供給コストを地域全体で最小化する | 東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部
                                • 太陽光で農業用水ポンプ稼働 温室ガス、電気代減期待 愛知で実証 / 日本農業新聞公式ウェブサイト

                                  農業用水のポンプを太陽光発電で稼働させる実証実験が9月まで、愛知県新城市の西門沢揚水機場で行われている。実証実験は、環境省の事業を受託した農研機構が、同揚水機場を管理する豊川総合用水土地改良区などと共同で実施。電気代や温室効果ガスが削減できるかどうかを調べる。生産者や土地改良区にとっては、労力の削減や、停電時でも安定した水管理が期待できる。 農研機構によると、揚水機場に太陽光パネルを設置する事例は全国にあるが、売電目的がほとんどで、ポンプ稼働に使うのは珍しいとみられる。 ポンプは、水田に水を入れるために5~9月に稼働する。揚水機場の屋上や敷地内に太陽光パネル16枚を設置。合計出力は5・36キロワットで、ポンプに電気を供給し、余剰分は蓄電池にためる。発電が不安定な時や夜間は、蓄電池から給電し、不足時は電力会社から供給される電気に切り替える。 同改良区管理課の牧瀬寿幸課長は「太陽光発電やポンプ

                                    太陽光で農業用水ポンプ稼働 温室ガス、電気代減期待 愛知で実証 / 日本農業新聞公式ウェブサイト
                                  • 【国立科学博物館】科博NEWS展示「我が家にまりも!?~一般家庭の水槽で見つかったまりもの調査~」のご案内

                                    独立行政法人国立科学博物館(館長:篠田謙一)において、来る2024年7月17日(水)から9月1日(日)まで、科博NEWS展示「我が家にまりも!?~一般家庭の水槽で見つかったまりもの調査~」を開催いたします。 当館が本年3月27日に行ったプレスリリース「ふたたび見つかった民家の水槽だけで発生するモトスマリモ」は多くのメディアに幅広く取り上げられました。新聞やテレビ報道を通じて、当館研究者が同様の事例に関する情報提供の呼びかけを行ったことにも大きな反響があり、当館へ日本各地から続々と情報が寄せられ、「まりも」と思われる実物試料も送られてきました。 解析の結果、これらの試料にはモトスマリモだけでなく、日本で知られている全てのまりもの仲間(5分類群)が含まれていることが分かり、様々な新しい知見を得ることができました。これらのまりもについて、水槽の展示と共に、まりもの仲間の紹介、全国各地のまりもが見

                                      【国立科学博物館】科博NEWS展示「我が家にまりも!?~一般家庭の水槽で見つかったまりもの調査~」のご案内
                                    • (研究成果) 高機能型人工気象室を用いて未来環境が水稲に与える影響の一端を明らかに | プレスリリース・広報

                                      プレスリリース (研究成果) 高機能型人工気象室を用いて未来環境が水稲に与える影響の一端を明らかに - 温暖化に適応する新たな品種の育成・栽培技術の開発を加速 - ポイント 農研機構では、作物生育における季節環境を精密に構築する人工気象室「栽培環境エミュレータ」1)を様々な研究に活用しています。本装置を用いて、21世紀末(2100年)の季節環境を人工的に構築し、水稲生育に与える影響を調査しました。その結果、現時点を超える気候変動の緩和策をとらない場合、高温と高CO2濃度が生育を早め、収量と品質の低下を引き起こす可能性があることを明らかにしました。本成果は、将来の気候変動への対策として、温暖化に対する頑健な品種の育成、生育を管理するための栽培技術の開発などに役に立つことが期待されます。 概要 農研機構では、作物生育における季節環境を精密に再現あるいは模擬できる人工気象室「栽培環境エミュレータ

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