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  • 【書評連載】『100分de名著』(NHKテキスト)に公共放送の本気と闇を見た|山本一郎(やまもといちろう)

    月刊『MONOQLO』で書評連載を続けて早ン年、読者の皆さんからたびたび「Webと連動せんの?」と言われていたのを思い出し、先月24年1月号の掲載本をプレイバックしようと思うんですよ。 お題はNHK『100分de名著』でございますね。 ぶっちゃけ、毎月いろいろあって面白い。もうこれでいいじゃん 世には本の要約サービスがあって同一性保持権で面倒ごとがあったり、隙間時間にAudibleを1.5倍速で聴き読んで理解したつもりになって全部忘れてたり、いろいろあるじゃないですか。 でもNHKが繰り出す『100分de名著』は違う。本当の意味で、知の塊を口の中に押し込むような、確かに大学時代に良く分からん授業で岩波新書のような良書()を課題図書に掲げられ、そのクソ難解な何かを押し込まれて四苦八苦するのとはまた異なる、完全なるそれっぽい世界に誘ってくれるのであります。 いわば、歴史や物理学のような「教科書

      【書評連載】『100分de名著』(NHKテキスト)に公共放送の本気と闇を見た|山本一郎(やまもといちろう)
    • 【書評】テクノロジー思考 蛯原健 ダイヤモンド社 - 京都のリーマンメモリーズ

      著者は、シンガポールに在住し、インドと東京の3拠点で投資事業を行っている方です。 日本に閉じこもっている人と違い、世界の動きを肌で感じている方です。 【1.本書の紹介】 【2.本書のポイント】 【3.本書の感想】 【4.著者より!】 【1.本書の紹介】 未来を予測する場合、比較的確実性が高いと言われている指標があります。 1つは、人口動態です。 これは、戦争などが無い限り、予想外に増えたり減ったりしませんので、数十年単位で予測が可能です。 次に、テクノロジーです。 こちらは、発明されてから、実用に至るまで、時間がかかるので、だいたい予測が可能だと言われています。 今回は、テクノロジーの面から未来を予測しています。 テクノロジーからの予測といっても、日本ではありません。 世界の未来予測するに外すことができない、米国、中国、そしてインドの動向です。 さて、どんな未来が予測されているのでしょうか

        【書評】テクノロジー思考 蛯原健 ダイヤモンド社 - 京都のリーマンメモリーズ
      • [書評]『データ分析のためのデータ可視化入門』と最近の R グラフィックスパッケージ事情 - ill-identified diary

        概要Healy (2018) “Data Visualization: A Practical Introduction” の邦訳『データ分析のためのデータ可視化入門』をもらったので, この本のレビューと本書ではあまり取り上げられていない, R グラフィックスをさらに活用するためのヒントを提示する. 2021/9/24 追記: 『Python ユーザでも『データ可視化入門』で練習できるようにパッケージを作った + Plotnine との互換性ガイド - ill-identified diary』に書いたように, Python でも matplotlib のような煩雑な構文に惑わされずにこの本で紹介されているような方法を実現するためのパッケージ/用例を作ってみた. 概要 初めに 本書の特徴 どういう本なのか どういう人が読むとよいか 邦訳に対する細かいツッコミどころ 本書を読んだ人におすすめ

          [書評]『データ分析のためのデータ可視化入門』と最近の R グラフィックスパッケージ事情 - ill-identified diary
        • 思春期特有の葛藤と格闘――それは「ふつう」を求める「ふつう」の私たちの物語だ/『ふつうの軽音部 ①』書評 | 日刊SPA!

          世の中には読んだほうがいい本がたくさんある。もちろん読まなくていい本だってたくさんある。でもその数の多さに選びきれず、もしくは目に留めず、心の糧を取りこぼしてしまうのはあまりにもったいない。そこで当欄では、書店で働く現場の人々が今おすすめの新刊を毎週紹介する。本を読まなくても死にはしない。でも本を読んで生きるのは悪くない。ここが人と本との出会いの場になりますように。 思春期に、あるいは若かりし頃に聴いた曲たち。その理由をうまく言葉に表すことはできないのだけど、なぜだか自分の心に響いてしまい、もはや自分のための曲なのではないかと思うような、そんな音楽があなたにもあるのではないだろうか。それはある種の衝動であり、自らを突き動かしていたその原理=理屈が理解できるのは、ある程度時間がたってからになる。 クワハリ(原作)・出内テツオ(漫画)『ふつうの軽音部』(集英社)を読んだ私は、大学時代にandy

            思春期特有の葛藤と格闘――それは「ふつう」を求める「ふつう」の私たちの物語だ/『ふつうの軽音部 ①』書評 | 日刊SPA!
          • 【書評】売れる人がやっているたった四つの繁盛の法則 「ありがとう」があふれる20の店の実践 笹井清範 - 京都のリーマンメモリーズ

            今週のお題「住みたい場所」 というこで、観光地でもわりと住みやすいのは京都です。その京都からも繁盛店を紹介しているすんごい本を紹介します。(笑) 【1.本書の紹介】 【2.本書のポイント】 【3.本書の感想】 【4.関連書籍の紹介】 【1.本書の紹介】 商売はなかなかうまく行かないなと思っている方はいませんか? 実は、商売において儲けを最優先にすると、商売は続かないんです。 商売を継続させるには、儲けよりも大事なものがあるんです。 それを実践すれば、お客様が自分の商売を支えてくれます。 さて、儲けよりも大切な繁盛するための4つの法則とは何でしょう? 【2.本書のポイント】 古くして古きものは滅び 新しくして新しきものもまた滅ぶ 古くして新しきもののみ 永久にして不滅  (新保民八) 原価率とか自己資本率とか賢い商売をするな、と創業者から言われ続けてきました。変えなければならないのは、商品や

              【書評】売れる人がやっているたった四つの繁盛の法則 「ありがとう」があふれる20の店の実践 笹井清範 - 京都のリーマンメモリーズ
            • 【書評】「つながり」の創りかた 新時代の収益化戦略 リカーリングモデル 川上昌直 東洋経済 - 京都のリーマンメモリーズ

              今週のお題は #わたしのプレイリスト ということで、「サブスク」の意味がよく分かるすんごい本を紹介します。 【1.本書の紹介】 【2.本書のポイント】 【3.本書の感想】 【4.関連書籍の紹介】 【1.本書の紹介】 最近、サブスクサブスクって何でもサブスクになっていますが、「本当は意味がよくわからないの」という方はいませんか?(笑) サブスクが流行り出したのには、もちろん訳があります。 理由の1つは、生活が豊かになり、モノそのものを持つことに魅力を感じなくなり、必要な時に必要なだけ使うという感覚が芽生え始めたからです。 モノを大量に持つことが必ずしも豊かであったり、幸せに直結しなくなってきました。 そんな中、ビジネスも変化してきました。 さて私達は、企業に騙されないためには、何に注意をしておく必要があるのでしょうか? 【2.本書のポイント】 リカーリングとは「リカーリングレベニュー」の略で

                【書評】「つながり」の創りかた 新時代の収益化戦略 リカーリングモデル 川上昌直 東洋経済 - 京都のリーマンメモリーズ
              • 本物の「稼ぐ力」が身につく「大人の週末起業」藤井孝一の書評・要約・感想

                「大人の週末起業」とは、人生100年時代、80歳まで働く「ライフワーク」としての起業を提案するノウハウ本です。ネタ探しなどの準備から、セミナー企画・集客・コンサル、起業の注意点などが分かり易く書かれています。 藤井孝一さんの紹介 藤井孝一さんは、中小企業診断士の資格を持つ経営コンサルタントです。㈱アンテレクト取締役会長でもあります。大手金融会社でサラリーマンとして働きながら、経営コンサルタントとして副業を行い、3年後に独立し今に至ります。 著者自身の経験から、会社員を辞めずに、将来独立を見据えて起業することを「週末起業」と命名し、2003年に「週末起業実践会」を創設し、多数の起業家を育成されています。 ↓藤井孝一さんの本 「大人の週末起業」の要約 はじめに Chapter 0 人生100年時代の衝撃「稼ぐ力」で生き残る Chapter 1 こんな定年後はイヤだ!定年残酷物語 Chapter

                  本物の「稼ぐ力」が身につく「大人の週末起業」藤井孝一の書評・要約・感想
                • [書評] Think clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法: 極東ブログ

                  もし、このブログの記事をいくつか読まれていて、まあ、このブロガーが強く推す本があれば買って読んでみようか、という人がいたら、これ。『Think clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法』。さらに推すと、騙されてもいいかなと思えるなら、ぜひ。 なぜ推すかというと、ああ、これ読んでよかった。もっと若い時に読んでいたらよかったと僕は強く思ったからだ。 本来なら、どういう本なのかという話をして、その話で推すというのが正しいありかたなのだが、そこがちょっと微妙な本なのだ。 それでもまず、どういう本なのか、というと、自己啓発書の類である。副題もそれっぽく、そしてサンマーク出版らしく「最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法」としている。が、実際のこの本は、それほどでもない。また、人生が上向きになる「思考の道具箱」とかいう売り文句もあるが、それも間違いでは

                  • 【書評】1日36万円のかばん持ち 小山昇 ダイヤモンド社 - 京都のリーマンメモリーズ

                    小山昇さんをご存知でしょうか? 中小企業の経営者にとってはアイドル的存在で、知らない人はいないというくらいチョー有名な経営者です。 本業は、ダスキン事業を行う株式会社武蔵野という社員800名を抱える会社の社長です。 自事業の経営を安定させながら、それを題材にして、他企業の経営支援を行う、経営のカリスマ的存在です。 当初武蔵野も小さな会社でしたが、今や会社が大きくなって、もはや中小企業の域を出た感があります。 小さな会社をそこまで会社を発展させたということからも、小山社長に教えを請う経営者が後を絶ちません。 【1.本書の紹介】 【2.本書のポイント】 【3.本書の感想】 【4.関連書籍の紹介】 【1.本書の紹介】 本書では、株式会社武蔵野のもう一つの事業、経営支援事業の人気プログラム、社長のかばん持ち、3日間なんと108万円するコースから実際に体験した人の感想などを交え、経営で大切なことを紹

                      【書評】1日36万円のかばん持ち 小山昇 ダイヤモンド社 - 京都のリーマンメモリーズ
                    • 「現代アートを殺さないために」 美術評論が書かぬ生々しい実態 朝日新聞書評から|好書好日

                      ISBN: 9784309256641 発売⽇: 2021/01/05 サイズ: 19cm/384,18p 現代アートを殺さないために ソフトな恐怖政治と表現の自由 [著]小崎哲哉 一昨年の芸術祭「あいちトリエンナーレ」では、「表現の不自由」を問う展示が大量の非難や脅迫で中止に追い込まれ、国の補助金が一方的に取り消された。日本の「自由」の実情を象徴する事件だ。 だが従軍慰安婦を題材とした作品ばかりが注目され、またあの話かと、大勢は無関心ではなかったか。問題の核心はどこにあるのか。アートの世界で何が起こっているのか。本書はそこに斬り込む。 2014年、「すべてはこの年に始まった」。内閣人事局の設置と同年、文化行政でも、展示作品へのクレームや国際交流事業での中国・韓国外しなど、政権による介入が進んだ。「最近は放射能、福島、慰安婦、朝鮮など」は「NGワード」というわけだ。 「忖度」(そんたく)は

                        「現代アートを殺さないために」 美術評論が書かぬ生々しい実態 朝日新聞書評から|好書好日
                      • 【書評】伝え方の魔術 及川幸久 かんき出版 - 京都のリーマンメモリーズ

                        #今年学びたいこと  #情報収集力 【1.本書の紹介】 本書の著者は、YouTubeを通じて国際情勢をわかりやすく伝え、45万人もの登録者を抱える大人気のYouTuberです。 その、大人気のYouTuberが、「質の高い情報」を得る方法、「スライド」と「動画」の作成のコツ、わかりやすい伝え方、効率的な英語学習法、YouTuberとして成功するヒントなどなど、著者が普段やっていることを惜しげもなく紹介しています。 さて、どうすれば、そんな人気TouTuberになれるのでしょうか? 【2.本書のポイント】 本当の意味で相手に伝えるためには、「技術」だけでは不十分です。肝心の「内容」が充実していなければなりません。 「情報収集力」と「伝える技術」。この2つが揃って初めて、本当の意味で「相手に伝わる」ようになります。まるで”魔術”のように、相手の心に届くのです。 30秒で構いません。情報収集を始

                          【書評】伝え方の魔術 及川幸久 かんき出版 - 京都のリーマンメモリーズ
                        • 【書評】「超」独学法 AI 時代の新しい働き方へ 野口悠紀雄 角川新書 - 京都のリーマンメモリーズ

                          著者の野口さんは、『「超」整理法』、『続「超」整理法・時間編』、『「超」整理法 3』、『「超」勉強法』、『「超」勉強法 実践編』など、「超」シリーズでチョー有名な方です。 日本では、3チョー(いかりや長介、長嶋茂雄、野口悠紀雄)の一人と言われています。(笑) その野口さんが、「AI時代の新しい働き方へ」というサブタイトルを担いで、またもや「超」何かすごいものを出版されました。(笑) 【1.本書の紹介】 【2.本書のポイント】 【3.本書の感想】 【4.関連書籍の紹介】 【1.本書の紹介】 こちらは、野口さんが提唱されている、「独学」の方法を紹介しています。 野口さんは今年80才です。 その野口さんが今でも、皆さんに向かって、勉強しよう!と言っています。 勉強は20代で終わりだと思っていませんか? 20代までの勉強は、いわば勝手に作られた教材にそった、自由のない、全く面白みのないお勉強です。

                            【書評】「超」独学法 AI 時代の新しい働き方へ 野口悠紀雄 角川新書 - 京都のリーマンメモリーズ
                          • 【書評】LIMITLESS 超加速学習 人生を変える「学び方」の授業 ジム・クウィック 東洋経済 - 京都のリーマンメモリーズ

                            #新生活が捗る逸品 ということで、新社会人の方や、新しい環境の中で学習が必要な方にとっては本当に役立つ、すんごい本を紹介します。(笑) 【1.本書の紹介】 【2.本書のポイント】 【3.本書の感想】 【4.関連書籍】 【1.本書の紹介】 本書は、小学生時代のアクシデントによって脳を損傷した著者が、大変な苦労をしながらも、限界を超えた一般人をみて、自分も出来ると自信をつけたことがキッカケで、人並みに追いつき追い越して、今では多くの人に教えるまでになった学習の方法を紹介しています。 「自分の限界を作るのは自分だ」とよく聞きますね。 いざ自分のことに当てはめてみると、限界を取っ払う重要性を理解したような、していないような感じで受け取っているのが現実だと思います。(笑) さて、超加速学習とは、夢のような学習法みたいですが、いったいどうすればできるのでしょうか? 【2.本書のポイント】 マルチタスク

                              【書評】LIMITLESS 超加速学習 人生を変える「学び方」の授業 ジム・クウィック 東洋経済 - 京都のリーマンメモリーズ
                            • D.カーネギー「人を動かす」"書評" 誰からも好かれる人たらしが実践する人を動かす方法とは? - こひー書店(cohii book store)

                              D.カーネギー氏の名前を、ここ数年で知った人は多いのではないでしょうか? 日本では、内容を要約した解釈本が大量に出版されました。これほど多くの派生本が出版されたのはやはり、「内容が濃いから」「教訓が万人に受け入れられる」以外に、「時間をかけて作られたものだから」を考えずにはいられません。 今回は名著『人を動かす』、D.カーネギー氏の著書を紹介します。 この本はデール・カーネギー氏によって書かれた本で、1936年に初版が発行されました。1981年にカーネギー協会が現代の事例を付け加えた改訂版を発行します。その50年のうちに、全世界で1500万部の売り上げを記録しました。 私もこの本を読み、人に動かされるのではなく、"人を動かす"側の人間になれました。 デール・カーネギー氏は、アメリカで作家、教師、人との関わりのスキルをトレーニングするプログラムを開発して有名になった方です。著作には「人を動か

                                D.カーネギー「人を動かす」"書評" 誰からも好かれる人たらしが実践する人を動かす方法とは? - こひー書店(cohii book store)
                              • 【書評】武器としての図で考える習慣 「抽象化思考」のレッスン 平井孝志 東洋経済 - 京都のリーマンメモリーズ

                                #新生活が捗る逸品 ということで、図で考えると新生活の思考が捗るすんごい本を紹介します。(笑) 【1.本書の紹介】 【2.本書のポイント】 【3.本書の感想】 【4.関連書籍】 【1.本書の紹介】 図を描くと思考が整理されて、ひらめくよ!なんて聞いたことありませんでしょうか? ただし、何でも図にすればいいというものではありません。 たとえば分析結果などの図は、AIやExcellなどがやってくれるものだからです。 では、どんな図で考えれば、思考が整理されたり、ひらめきが起きるのでしょうか? 【2.本書のポイント】 パワーポイントには思考の流れを阻害する要因が潜んでいる。 本来、図を描く作業は、手で考える作業であり、自分自身との対話です。 私は図を大きく2つに分けて考えています。 1つ目は「概念図」、 2つ目は「構成図」です。 なぜこれらの図を使うと考えが深まるのでしょうか。まずは情報の渦に溺

                                  【書評】武器としての図で考える習慣 「抽象化思考」のレッスン 平井孝志 東洋経済 - 京都のリーマンメモリーズ
                                • 【書評】嫌われる勇気 幸せになる勇気 岸見一郎 古賀史健  ダイヤモンド社 - 京都のリーマンメモリーズ

                                  皆さん、「嫌われる勇気」をもう読まれましたでしょうか? 本の題名にインパクトがありますので、題名やこの本の表紙をご覧になったことのある方は多いと思います。 この本が出版された時は、内容の良さにその題名のインパクトも手伝って、大変売れました。 そして未だにこの本は売れ続けています。 この本、気になっていませんでしたか? 気になってるでしょ。(笑) そこで、今更感はありますが、大人気「嫌われる勇気」を紹介したいと思います。 せっかくなので、その続編の「幸せになる勇気」も一緒に紹介します。 なんと2冊一緒に紹介! これを日本の伝統的ことわざで言うなら、「1粒で2度美味しい。」 そうです。 今回は、アーモンドグリコのように、2つの味が楽しめます。(笑) 【1.「嫌われる勇気」の紹介】 【2.「嫌われる勇気」のポイント」】 【3.「嫌われる勇気」の感想】 【4.「幸せになる勇気」の紹介】 【5.「幸

                                    【書評】嫌われる勇気 幸せになる勇気 岸見一郎 古賀史健  ダイヤモンド社 - 京都のリーマンメモリーズ
                                  • 【書評】ファンベース ― 支持され、愛され、長く売れ続けるために  佐藤尚之  ちくま新書 - 京都のリーマンメモリーズ

                                    【1.本書の紹介】 【2.本書のポイント】 【3.本書の感想】 【4.関連書籍の紹介】 【5.著者より】 【1.本書の紹介】 人口急減やウルトラ高齢化、超成熟市場、情報過多などで、新規顧客獲得がどんどん困難になっているこの時代において、どうすれば、消費行動を促すことができるのでしょうか? その方法を紹介するのがこの本です。 「ファン」を大切にして、ファンをベースにして中長期敵な売上、価値を上げていく考え方です。 モノがありふれる時代において、お客様と具体的に、どう向かい合っていけば良いのでしょうか? 【2.本書のポイント】 自分たちが愛している商品の価値を支持してくれる「ファン」を喜ばすことほど、楽しい仕事が他にあるだろうか。 変化は大きく三つに絞られる ①日本社会の変化、②超成熟市場による変化、そして、③情報環境の変化である。 「選択肢が多ければ多いほど人は選ぶのに悩み、選んだ結果が本当

                                      【書評】ファンベース ― 支持され、愛され、長く売れ続けるために  佐藤尚之  ちくま新書 - 京都のリーマンメモリーズ
                                    • ペスト、天然痘、スペイン風、新型コロナ…感染症が世界史を変えてきた|出口 治明+鹿島 茂の対談 - 出口 治明による対談・鼎談 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS

                                      新型コロナウイルスが世界を席巻している。まだ終息は見えない。思えば、有史以来、人類は感染症と闘ってきた。碩学がその歴史をたどり、希望を生み出す知恵を語り合った。 出口 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、四月七日に日本でも東京、大阪、福岡など七都府県に対して緊急事態宣言が出され、十六日には全国に拡大されました。でも、今の日本の法律では、ヨーロッパやアメリカのように外出禁止命令が出せない。市民ひとりひとりの自覚ある行動に頼るしかありません。 鹿島 ヨーロッパでは、感染が爆発しはじめたら突然、ロックダウンで都市閉鎖、外出禁止になったでしょう。現地にいた日本人はすごく驚いたと思いますよ。実は彼らは歴史的にそういうやり方に慣れているんです。ヨーロッパの基本は都市国家で、その都市は城壁で囲まれています。そして、敵が攻めこんできたり、疫病が広がったりしたら、門を閉じて、自分たちの生命と財産を守る。そ

                                        ペスト、天然痘、スペイン風、新型コロナ…感染症が世界史を変えてきた|出口 治明+鹿島 茂の対談 - 出口 治明による対談・鼎談 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
                                      • 【書評】実験思考 光本勇介 幻冬舎 - 京都のリーマンメモリーズ

                                        これは驚きの宝石箱やぁ~ と思わず言ってしまいそうなくらい、驚きが詰まった本です。 ページをめくる度に凄い!と唸ってしまい、ページをめくる手が止まりません。 普通ならこの本は、1500円位が相場だと思いますが、定価は390円(税抜)なんです! 最低限の経費価格にして、後は本を読んだ人が値段を決めて払うとシステムになっています。 もし、誰も追加で払ってくれなければ、大赤字です。 それも、実験の1つだということで、実行してしまいました。 【1.本書の紹介】 【2.本書のポイント】 【3.本書の感想】 【4.関連書籍の紹介】 【5.紹介して欲しい本大募集の結果報告】 【1.本書の紹介】 著者は、目の前のアイテムを瞬間的にキャッシュに変えられるアプリ「CASH」や、あと払い専用の旅行代理店アプリ「TRABEL NOW」など、革新的なサービスをリリースしています。 そんなすごいアプリを開発した著者が

                                          【書評】実験思考 光本勇介 幻冬舎 - 京都のリーマンメモリーズ
                                        • 【書評】世界のトップコンサルが使う 秒速で人が動く数字活用術  小早川鳳明 PHP - 京都のリーマンメモリーズ

                                          なんと、このブログに、著者自ら新刊レビューのオファーがありました! 著者直々の依頼だからといって甘い事を書いていると、いつも読んで頂いている皆様に、本当の本の価値がわからなくなってしまいますので、いつも以上に、厳しい目でみてみたいと思います。 今回はあえて辛口でコメントしてみます。 この本は、とても役立つ本です!(笑) 【1.本書の紹介】 【2.本書の紹介】 【3.本書の感想】 【4.関連書籍の紹介】 【5.著者よりコメント頂きました!】 【1.本書の紹介】 著者は外資系コンサルを経て、現在は企業価値向上の専門家です。 多数の経営改革、企業買収から得られた経験を元に、とてもわかりやすく人が数字で動くコツを紹介しています。 特に、ビジネスマンの方で上司を動かしたい人や部下に動いて欲しい人。 どうすれば動いてくれるのかここに書いてあります。 組織の中で、人を動かすことに苦労している人にとっては

                                            【書評】世界のトップコンサルが使う 秒速で人が動く数字活用術  小早川鳳明 PHP - 京都のリーマンメモリーズ
                                          • 【書評】誰もが人を動かせる! あなたの人生を変えるリーダーシップ革命 森岡毅 日経 BP - 京都のリーマンメモリーズ

                                            あのUSJを復活させたことで大変有名になった、森岡毅さんのリーダー論がついに出ました! 【1.本書の紹介】 【2.本書のポイント】 【3.本書の感想】 【4.関連書籍の紹介】 【1.本書の紹介】 本書は、著者自身の経験から、リーダーシップは身につけられるものであり、リーダーシップを身につけることで、人生がよりワクワクできるようになると説いています。 リーダーシップというのは、もともと優秀な人、力が強い人、声の大きい人(笑)が行うものだと思っていませんか? それは違います。 では、誰もが人を動かせるためには、どうするべきなのでしょうか? 【2.本書のポイント】 リーダーシップは、専門性に限定されず、本来は誰もが発揮することができる「職能横断型」のスキルです。 人間は、ある欲求が満たされない時、「怒り」などの強い情緒的衝動が起こり、精神的な”コスト”を乗り越えて他人に対して強い影響力を行使する

                                              【書評】誰もが人を動かせる! あなたの人生を変えるリーダーシップ革命 森岡毅 日経 BP - 京都のリーマンメモリーズ
                                            • 【書評】電通現役戦略プランナーのヒットを作る「調べ方」の教科書 あなたの商品がもっと売れるリサーチ術 阿佐見綾香 PHP - 京都のリーマンメモリーズ

                                              今週のお題「叫びたい!」 これはすごい!そう叫びたくなるすんごい本を紹介します。(笑) 【1.本書の紹介】 【2.本書のポイント】 【3.本書の感想】 【4.関連書籍の紹介】 【5.なんと、著者より!】 【1.本書の紹介】 マーケティングってよく聞きますが、一体、何をどうすればよいのでしょうか? ここにはなんと、電通現役プランナーが実際にやっている方法、考え方、テンプレートなどなど惜しげもなく、全部公開しています!ワオ! さて、これをマスターすれば、あなたの売りたい商品が、ヒット商品になるかもしれません! さて、ヒット商品にするためには、一体どんな事をすればいいのでしょうか? 【2.本書のポイント】 本書は以下のような方のために書きました。 ・商品を売りたいけれども、何から始めたらいいか分からないという人 ・マーケティング経験が浅いという人 実務で自らの手でリサーチ経験する機会が少なかった

                                                【書評】電通現役戦略プランナーのヒットを作る「調べ方」の教科書 あなたの商品がもっと売れるリサーチ術 阿佐見綾香 PHP - 京都のリーマンメモリーズ
                                              • P&G出身者によるマーケティング名著3冊 - BIZPERA(ビズペラ)-ビジネス書評はペライチで

                                                世界最高峰のマーケティング先進企業「P&G」。 日本でも、P&G出身の超優秀マーケターが幅広く活躍しています。 そんなマーケターの方々が持つマーケティングのエッセンスは、どの教科書にも書かれていない、斬新で実用的で目から鱗のものばかりです。 今回は、P&G出身のマーケターが書いた本3冊をご紹介します。 はじめに:この3冊の共通の魅力 最初に、この3冊が良書である根拠をお伝えします。 これはシンプルに、(わかりやすい)×(深い)からなんです。 読むと痛いほどわかりますが、頭から後ろまで申し分ないほどわかりやすく記述されています。 マーケターが書いた本だけに、顧客=読み手である我々の信条心理まで踏まえたうえで書かれているからでしょう。 また、豊富な現場経験に裏付けされた「深さ」も感じ取れます。 どのマーケターも、それぞれ修羅場を潜り抜けて結果を出し続けただけあって、文章一つ一つの含蓄が半端じゃ

                                                  P&G出身者によるマーケティング名著3冊 - BIZPERA(ビズペラ)-ビジネス書評はペライチで
                                                • 書評ブロガーが、書評を書くために本を大量に読む方法 - スムージーピュアライフ

                                                  どーも、Shotaです(^-^) 僕はブログで、ビジネス書の書評を書いています。 僕以外にも、ブログで本の書評を書いている人は多いのではないでしょうか? 書評ブロガーの悩みの一つが、本を読む時間を確保することです。 書評記事を沢山書くには、沢山の本を読まなくてはなりません。 ブログを1記事書くだけでも、僕の場合は最低2時間はかかります。 時間がない中でどうやって本を大量に読んだらいいのでしょうか? 本書「書評の仕事」(印南敦史著)に、書評ブロガーがどうすれば大量の本を読むことができるのか、記載されていたので紹介します。 書評ブログを書くために、本を大量に読む方法 1冊の本の中で、読者が興味を持ちそうなパートだけを集中的に読む 本の全てを読まない 本の重要な部分だけを、記事にした方がいい記事になる 隙間時間に本を読む 書評ブロガーにオススメの本の読み方 書評を書く本と、好きで読む本を分けて読

                                                    書評ブロガーが、書評を書くために本を大量に読む方法 - スムージーピュアライフ
                                                  • 仕事が速い人が実践する「原則」でパフォーマンスを上げる:書評 | ライフハッカー・ジャパン

                                                    たとえば会議の時間を1時間与えられると、30分で結論が出る議題であっても、雑談をはさんで1時間かけようとしてしまうということ。 同じように上司が毎晩8時まで残業していたとすると、部下は定時までに終わる仕事でも、だらだらと進めて8時まで時間をかけるわけです。 つまりはこのように、人は与えられた時間をすべて使おうとするのです。 しかし逆にいえばそれは、「人は期限を決めれば、それに合わせて仕事を進める」ものだということにもなるはず。締め切りを意識せずにはいられない性質を利用してしまえばいいのです。 私は、スマホのバイブレーション機能を使って、各仕事に「期限」を作っています。 さらに、使用中のスマホだとついラインやSNSを見てしまうので、以前に使っていたスマホをこのためだけに使っています。(27ページより) しかし、バイブレーションがなることはめったにないのだとか。言うまでもなく、いつも設定時刻よ

                                                      仕事が速い人が実践する「原則」でパフォーマンスを上げる:書評 | ライフハッカー・ジャパン
                                                    • 【書評】生物に学ぶガラパゴス・イノベーション 稲垣栄洋 東京書籍 - 京都のリーマンメモリーズ

                                                      今週のお題「寿司」 ということで、「回転寿司」は日本が生んだ、まさにガラパゴス化の代表作になりますので、今回はガラパゴスにちなんだすんごい本を紹介します。(笑) 【1.本書の紹介】 【2.本書のポイント】 【3.本書の感想】 【4.関連書籍の紹介】 【1.本書の紹介】 ガラパゴスって聞いて、ガラケーのこと?なんて思っていませんか? 正解です!(笑) ただ、ガラパゴス化したものが何でも悪いとお考えでしたら、それは間違いです。 なぜなら、独自進化したものは、オリジナリティがあり、価値あるものだからです。 では、ガラパゴス化したものが負けないためには、どうすればよいのでしょうか? 【2.本書のポイント】 結論から言おう。ガラパゴス化は決してダメではない。 島の生物の進化には、大きく二つある。 一つは「正しい進化」である。 もう一つは、「独自の進化」である。 「鳥は飛ぶのが当たり前」ではない。「鳥

                                                        【書評】生物に学ぶガラパゴス・イノベーション 稲垣栄洋 東京書籍 - 京都のリーマンメモリーズ
                                                      • ポモドーロ・テクニックは合わない?内向型人間に有効な働き方:書評 | ライフハッカー・ジャパン

                                                        PayPayカードのメリット・デメリット|怖いと言われる理由と評判レビュー。ゴールドと一般どっちがおすすめ?

                                                          ポモドーロ・テクニックは合わない?内向型人間に有効な働き方:書評 | ライフハッカー・ジャパン
                                                        • 【書評】会って、話すこと。  田中泰延  ダイヤモンド社 - 京都のリーマンメモリーズ

                                                          【1.本書の紹介】 【2.本書のポイント】 【3.本書の感想】 【4.関連書籍の紹介】 【5.なんと著者より!】 【6.なんと編集者より!】 【1.本書の紹介】 前回のベストセラーは文章本でしたが、今回は、会話本になります。 世の中には、会話の本がたくさん出版されていますね。 それだけ会話に悩んでいる人が多いとも言えます。 しかし、これだけ多くの会話本が出版されても、一向に人々の悩みが解決する気配がありません。 どうして会話に困るのでしょうか? ひょっとしたら、私たちは会話について何か捉え方を間違っているのかも知れません。 私たちは会話に何をもとめているのでしょうか? それを良く考えてみる必要がありそうですね。 では、人と会って話をするという事は、本来どうあるべきなのでしょうか? 【2.本書のポイント】 わたしは、新しい発見、おもしろい出来事、大切なものは、いつも「あいだ」にあると思ってい

                                                            【書評】会って、話すこと。  田中泰延  ダイヤモンド社 - 京都のリーマンメモリーズ
                                                          • 【書評】ビジネス書の著者になっていきなり年収を3倍にする方法  松尾昭仁 自由国民社 - 京都のリーマンメモリーズ

                                                            今週のお題「読書の秋」 という訳で、いろんな本があると思いますが、これを読むと、な、なんと!年収を3倍にできるというすんごい本をご紹介します!(笑) 【1.本書の紹介】 【2.本書のポイント】 【3.本書の感想】 【4.関連書籍の紹介】 【5.出版社より】 【1.本書の紹介】 出版というのは、一部の人の話だと思っていませんか? 実は、出版している人はその道のプロばかりではありません。 わりと素人の方が出版をして、そこから著者として有名になるということがこの業界では多々あるようです。 こんまりさんはその典型だと思いますが、彼女の年収は今や、OL時代の3倍どころではないですね。(笑) さて、どのようにすれば、年収が3倍になるのでしょうか? 【2.本書のポイント】 本一冊に必要な文字数は、8万字から10万字と言います。 ブログなら、5,000字の記事を20記事ぐらいで10万字です。 本は、効果的

                                                              【書評】ビジネス書の著者になっていきなり年収を3倍にする方法  松尾昭仁 自由国民社 - 京都のリーマンメモリーズ
                                                            • 「目的もどき」を一瞬で見抜く術を、2冊の神本に教えてもらった。 - BIZPERA(ビズペラ)-ビジネス書評はペライチで

                                                              「目的はなに?」 「何より一番大切なのは、目的だよ」 こんな言葉を耳にする機会は少なくない。 上司からよく言われる言葉トップ10に入るのではないだろうか。 でも、「いい目的とは何なのか?」まで教えてくれる偉い人はどれくらいいるだろうか。 いや、そもそも、上司やその上の人は「いい目的の条件」をちゃんと説明できているのだろうか。 そして部下は、上司から「いい目的についての説明」をしてもらうのを、いつまでも待っていてよいのだろうか。 以上の問題意識を持ちながら、今回は「いい目的」と「目的もどき」を見抜く術について考えてみたい。 提案書や企画書でよく見かける「目的」集 「~の効率化」 「~の集約化」 「~の一本化」 「~の標準化」 「~の見える化」 「~による生産性の向上」 社内の資料、あるいは社外から送付された資料で、よく見かける「目的」を羅列してみた。 みなさんも、この中の2~3つくらいは、ど

                                                                「目的もどき」を一瞬で見抜く術を、2冊の神本に教えてもらった。 - BIZPERA(ビズペラ)-ビジネス書評はペライチで
                                                              • 「これは100年に1冊の究極のスゴ本」日本最高峰の書評ブロガー“スゴ本の中の人”が断言した理由

                                                                独学大全 古代ギリシアから最新論文まで、ありとあらゆる「知」を全網羅。 著者が独自に収集・開発した技法「ベスト55」を厳選した『独学大全』から、勉強の具体的な悩みに答えます。 バックナンバー一覧 『独学大全──絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法』が、16万部を突破。分厚い788ページ、価格は税込3000円超、著者は正体を明かしていない「読書猿」……発売直後は多くの書店で完売が続出するという、異例づくしのヒットとなった。なぜ、本書はこれほど多くの人をひきつけているのか。この本を推してくれたキーパーソンへのインタビューで、その裏側に迫る。 今回インタビューしたのは、古今東西のスゴ本(すごい本)の探求をライフワークとする、カリスマ書評ブロガーのDain氏。「『独学大全』こそ、正真正銘のスゴ本である」と断言するDain氏に、本書の読みどころを聞いた。(取材・構成/谷古宇浩司、

                                                                  「これは100年に1冊の究極のスゴ本」日本最高峰の書評ブロガー“スゴ本の中の人”が断言した理由
                                                                • 【書評】フィードバック入門  中原淳  PHP ビジネス新書 - 京都のリーマンメモリーズ

                                                                  今週のお題「100万円あったら」 ということですので、100万円あったら、100万円以上の価値があるフィードバックを受けてみたいということで、そんなフィードバックを教えてくれるすんごい本を紹介します。(笑) 【1.本書の紹介】 【2.本書のポイント】 【3.本書の感想】 【4.関連書籍の紹介】 【1.本書の紹介】 部下の育成が難しいと感じることはありませんか? 難しいと感じるのは、異常ではありません。 どちらかと言うと、今の時代では普通の事なんです。 なぜなら、最近の組織では部下の育成ができないからです。 組織や働き方も変わり、以前の様に教えなくても部下が育つ環境ではなくなってきました。 しかし、部下を指導していくことは上司としては必要なことですね。 では、部下を上手に育成するためには、どうしたらいいのでしょうか? 【2.本書のポイント】 フィードバックとは「いいたいことを部下にしっかりと

                                                                    【書評】フィードバック入門  中原淳  PHP ビジネス新書 - 京都のリーマンメモリーズ
                                                                  • 【書評】入門書は卒業したあなたに!"Polished Ruby Programming"を読みました - give IT a try

                                                                    はじめに 最近発売されたRubyの洋書「Polished Ruby Programming」を読みました。 このエントリでは本書を読んだ感想を簡単にまとめてみます。 本書の感想 本書の著者はRubyコミッタとして有名なJeremy Evansさんです。 前書きにも明記されていますが、本書はRubyの中級者から上級者をターゲットにした本です。日本ではどうしてもRubyの本は初心者向けの本が多くなりますが(何を隠そう、僕もそういう本の著者の一人😅)、こういう「骨のある技術書」が出てくるのは非常に貴重だな、というのが第一印象です。 表面的なテクニックをなぞるのではなく、プログラムをどう設計すべきか、その設計にどういった良し悪しがあるか、といった点についても深く議論されています。そのため、サンプルコードだけでなく、英文もそれなりに書かれているのですが、使われている英語は比較的平易で、辞書無しでぱ

                                                                      【書評】入門書は卒業したあなたに!"Polished Ruby Programming"を読みました - give IT a try
                                                                    • あなたはケーキを切れますか?著者:宮口幸治ケーキの切れない非行少年たち【書評】 - こひー書店(cohii book store)

                                                                      「ここに丸いケーキがあります。3人で食べるとしたらどうやって切りますか?皆が平等になるように切ってください」 と言ったら皆さんケーキをどう切りますか? 本来ならば上図のように平等に切るはずです。 しかし、下図のように平等にケーキを切れない人たちがいます。 ケーキの切れない飛行少年より それが、今回の内容です。 『ケーキの切れない非行少年たち』 この図を描いた少年たちは、犯罪に手を染めて医療少年院に収容されている子どもたちです。 本来なら、ケーキの図を3等分にできるはずの年齢なのですが、非行少年たちは、先生が何度かやり直しをさせても、「うーん」と悩み続けて答えを出すことができません。 そこで、著者の宮口先生はその様子を見て、彼らに非行の反省や、被害者の気持ちを考えさせるような従来の矯正教育をいくら行なっても、右から左に流れていくだけなのではないかと感じ始めます。 宮口先生は疑問を持ちます。彼

                                                                        あなたはケーキを切れますか?著者:宮口幸治ケーキの切れない非行少年たち【書評】 - こひー書店(cohii book store)
                                                                      • 【書評】WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE.  佐渡島庸平  幻冬舎 - 京都のリーマンメモリーズ

                                                                        英語の本ではありません! この本を読んでも、英語は上達しません。(笑) 作者は『君たちはどう生きるか』や『ドラゴン桜』や『宇宙兄弟』などのメガヒットを生んだ日本人の編集者です。 学歴は灘高→東大という、なんと受験産業界が目指すトップモデルの1つを突破した方です。 【1.本書の紹介】 【2.本書のポイント】 【3.本書の感想】 【4.関連書籍の紹介】 【1.本書の紹介】 これからの時代は今までとは異なり、大企業に属すという形から、コミュニティという形に変化していくという話をしています。 私達は、今、明らかに日本の高度経済成長時代と異なる時代を生きています。 その中で、これからの生き方を模索しながら考えています。 例えば、インターネットの普及により、情報があふれる時代になると、何を信じたらよいかわからなくなります。 かつてテレビの時代は、マスコミが情報の案内役を果たしました。 しかし、好みがマ

                                                                          【書評】WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE.  佐渡島庸平  幻冬舎 - 京都のリーマンメモリーズ
                                                                        • 【書評】売上を、減らそう。 たどりついたのは業績至上主義からの解放  中村朱美 ライツ社 - 京都のリーマンメモリーズ

                                                                          今週のお題「今月の目標」 京都には、コロナ禍以前はいつも行列が出来ていて、とても美味しいと評判の国産牛ステーキ丼専門店「佰食屋」があります。今月の目標は、そのお店に行って、ステーキ丼の写真を撮ることです。今回は、「売上を減らそう。」という、もしも営業マンが言ったならフルボッコにされそうな題名をつけた、新しい働き方を考えさせられるすんごい本を紹介します。(笑) 【1.本書の紹介】 【2.本書のポイント】 【3.本書の感想】 【4.お店訪問】 【5.関連書籍の紹介】 【6.出版社社長より】 【1.本書の紹介】 経営者であれば、売上を最大限上げることを至上命題としているのが当たり前だと思います。 売上を上げて、事業を大きくしていくというのが、経営者の理想であり野望でもあると思います。 それを象徴するように、スーパーダイエー創業者の中内功氏は「売上がすべて癒やす」と言って、安さを武器に事業を急拡大

                                                                            【書評】売上を、減らそう。 たどりついたのは業績至上主義からの解放  中村朱美 ライツ社 - 京都のリーマンメモリーズ
                                                                          • 日本初の男性向けエロ同人誌『シベール』全書評(抄録) - Underground Magazine Archives

                                                                            1979年*1、第11回コミックマーケット(C11)にて、創作系ロリコン漫画同人誌『シベール』(無気力プロ内シベール編集部)創刊号が頒布された。 同誌は、男性向け同人誌の記念すべき第1号として知られており、終刊直後から今日に至るまで、とにかく方々で神話的に語り継がれている。が、今となっては『シベール』の何が凄いのか、よく分からない人も多いだろう。 簡潔に言うと『シベール』は、手塚の系譜を受け継いだ伝統的・記号的な絵柄で、はじめて性描写を展開したエロマンガ雑誌である。それまでのエロマンガはリアルタッチの三流劇画しかなく、おたく的な青少年たちは、アニメ調のシンプルなラインで描かれた美少女のエロマンガが存在しないことに違和感を覚え始めていた。 そこで、時代の潮流として「かわいいエロ」が求められた。そんな中で出現したのが、同人誌『シベール』である*2。 シベール Vol.0 予告&原稿募集号htt

                                                                              日本初の男性向けエロ同人誌『シベール』全書評(抄録) - Underground Magazine Archives
                                                                            • 【書評】超一流は、なぜ、デスクがキレイなのか?   千田琢哉  総合法令出版 - 京都のリーマンメモリーズ

                                                                              今週のお題「好きなアイス」 アイスを食べるならスッキリとした空間がいいですね。そんな空間を目指して、今すぐに整理整頓したくなるすんごい本を紹介します。(笑) 【1.本書の紹介】 【2.本書のポイント】 【3.本書の感想】 【4.関連書籍の紹介】 【5.出版社より】 【1.本書の紹介】 いちいち片付けをすると、仕事の効率が悪くなると思っている人はいませんか? 実は、いちいち片付けをした方が、結局は効率が良くなるんです! 最近は、整理整頓が大事だと言われていますが、片付けをすると、どんな良いことがあるのでしょうか? 【2.本書のポイント】 ロスにあるYOSHIKIの豪邸をテレビで見た時、人生観が一変した。 物が多い状態は恥ずかしいことなのだと、認識しよう。 本格的に文章の世界で生きていくと決めた瞬間、自分が最高に力を発揮できる環境を構築した。セキュリティと防音にはお金を惜しまず、最上の景色を堪

                                                                                【書評】超一流は、なぜ、デスクがキレイなのか?   千田琢哉  総合法令出版 - 京都のリーマンメモリーズ
                                                                              • 追悼・石原慎太郎「政治家ですか? 小説家ですか?」と問うと「小説家に決まってるだろっ」と気色ばんだ(書評家・豊崎由美) - QJWeb クイック・ジャパン ウェブ

                                                                                いくつもの傑作に出会うことができた 2022年2月1日、石原慎太郎が亡くなりました。享年89歳。 メディアでは追悼の意味が強いからか、慎太郎がなした功罪の「功」を中心にした報道ばかりが目につきますが、SNSではかなり事情を異にしていました。もともと毀誉褒貶はなはだしい人物ではあったのですが、ツイッターにおけるわたしのタイムライン上には容赦ないまでに「毀」と「貶」が並んでいたんです。 わたし自身、大森望さんと続けてきた『文学賞メッタ斬り!』シリーズでは、長らく選考委員を務めた氏の選評での悪文を「てにをはヌーヴォーロマン」と揶揄し、その狭量な小説観をバカにし、東京都知事時代には傍若無人な差別発言や社会的弱者に寄り添わない政治家としての姿勢を激しく糾弾してきたものです。が、しかし、石原慎太郎は小説家でもあったんです。 2013年9月、栗原裕一郎さんとの共著『石原慎太郎を読んでみた』を原書房から刊

                                                                                  追悼・石原慎太郎「政治家ですか? 小説家ですか?」と問うと「小説家に決まってるだろっ」と気色ばんだ(書評家・豊崎由美) - QJWeb クイック・ジャパン ウェブ
                                                                                • 【書評】ネットビジネス進化論 尾原和啓 NHK出版 - 京都のリーマンメモリーズ

                                                                                  著書は「ITビジネスの原理」で各方面より大絶賛を得たり、楽天、サイバード、グーグルなどの事業企業に参画するなど、今のネットビジネス界の中心で活躍している方です。 【1.本書の紹介】 【2.本書のポイント】 【3.本書の感想】 【4.関連書籍の紹介】 【5.編集者より】 【1.本書の紹介】 本書では、ネットビジネスをわかりやすく整理しています。 ネットビジネスの世界は、どんどん進化しています。 インターネットがこの世に登場してから、いろんなことが出来るようになりました、 新しい技術が出来ると新しいビジネスが生まれ、そしてまた新しい技術が出来てまた新しいビジネスが生まれます。 ネットビジネスの世界では、課題がどんどん解決されて、どんどん便利になっていっています。 かつては、大企業だけしかできなかったネットビジネスも、今や個人でも手軽に行えるようになりました。 いよいよ我々にも身近になってきたネ

                                                                                    【書評】ネットビジネス進化論 尾原和啓 NHK出版 - 京都のリーマンメモリーズ