木原稔防衛相は15日、長崎県佐世保市で開かれた衆院長崎4区補欠選挙の自民党候補の集会で演説し「しっかり応援していただくことが自衛隊ならびにそのご家族のご苦労に報いることになる」と支持を訴えた。自衛隊の政治利用と取られかねない発言で、野党が行政の中立性を逸脱したと反発する可能性がある。 木原氏は演説で、自身の伯父が海上自衛官として佐世保で勤務していたことを明…
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自民党最大派閥・安倍派の「裏金問題」の泥沼化で窮地に追い込まれた岸田文雄・首相は、苦し紛れの人事で幕引きを図るが、そうはいかない。身内の自民党内からも“退陣やむなし”の声が出始めるなか、本誌・週刊ポストは政権にトドメを刺す岸田首相自身の裏金疑惑を掴んだ──。【前後編の後編。前編から読む】 岸田首相の「選挙運動費用収支報告書」によると、2021年前回総選挙の前に選挙費用として代表を務める自民党広島県第一選挙区支部から1200万円(うち500万円は税金が原資の政党交付金)を自分自身に寄附し、「その他収入」の100万円と合わせて1300万円を用意した。 問題はその収支だ。選挙の支出は人件費、印刷費、広告費など合計約1305万円だったが、そのうちビラやポスター、看板の作成、ハガキの作成費用などの約197万円は公費で賄われた。岸田首相が負担した金額は約1108万円で、収入との差額約192万円の残余金
日本維新の会の浅川義治議員が9日、衆議院安全保障委員会で木原稔防衛相に、米国で開発中の〝UFO探知機〟の導入を提案した。 まず浅川氏は、現実に即した防衛体制、自衛隊の統合作戦司令部の新設、予備自衛官補制度、貸費学生制度、日英伊で共同開発の次期戦闘機などについて質問。 続けて「先日、米国防総省がいわゆる〝UFO探知機〟としての『グレムリン』を開発しているとの報道がありました。持ち運びできるセンサー探知機と検知システムの総称とのことです。この開発について、防衛省、自衛隊は何もからんでないのでしょうか?」と質問した。 防衛省の今給黎学(いまきゅうれい・まなぶ)大臣官房審議官は「米国防総省の全領域異常対策室(AARO)がグレムリンという名称を付した監視システムを開発していること、同システムではケースの中にセンサーを収容でき展開可能であること、将来的にUAPの報告がみられた安全保障上重要な施設やイン
木原稔防衛相が知ったのは「野党より後」…ガバナンス欠如の防衛省自衛隊、元隊員の「逮捕」を8カ月報告せず 木原稔防衛相は19日の記者会見で、海上自衛隊の潜水手当不正受給問題で元隊員4人が逮捕されていたことについて、約8カ月間報告がなかったと明らかにした。木原氏が逮捕の事実を知ったのは18日深夜。隊員らの一斉処分を公表した12日の段階でも把握していなかったことになり、「適切な発信ができておらず、深くおわび申し上げる」と謝罪した。大臣を補佐する本省内部部局(内局)が必要な情報をトップと共有しなかったことは「シビリアンコントロール(文民統制)」を揺るがす事態だ。(川田篤志) 文民統制 職業軍人でない文民が軍隊を指揮する仕組み。政治の軍事に対する優位性を規定するもので、軍の独走や政治への介入を防ぐ目的がある。日本は戦前、軍部の暴走を招いた反省から、憲法66条に「内閣総理大臣、その他の国務大臣は文民で
安倍首相が補佐官人事でヒトラー並み側近政治! “影の総理”今井秘書官、百田尚樹に「沖縄2紙潰す」発言させた木原稔を抜擢 「疑惑まみれのタマネギ内閣」「お友だちの不良品一掃内閣」「極右不正政治家集結内閣」……とにかくひどいとしか言いようがない第4次安倍第2次改造内閣。加計問題のキーパーソンである萩生田光一氏をよりにもよって文科相に登用したり、スキャンダルの印象しかない今井絵理子議員をまさかの内閣府政務官に抜擢したりと、完全に国民を舐めた人事だが、しかし、もっとも驚かされたのは、この人事かもしれない。 それは、今井尚哉首相秘書官を首相補佐官に昇格させ、さらには首相秘書官と兼任させるという人事だ。 今井首相秘書官といえば、安倍政権の主要政策を仕切ってきた経産省出身の官僚で、“影の総理”の異名を持つ実力者。第二次安倍政権発足から政務を担当する首席秘書官を務めてきたが、今回の補佐官への昇格で「政策企
日本と台湾の交流を進める超党派議員連盟「日華議員懇談会」の木原稔・事務局長(自民党衆議院議員)はロイターとのインタビューで、仮に台湾有事が起きれば日本はウクライナ戦争で避難民を保護したポーランドの役割が求められるとの見方を示した。写真はG20財務相会合に出席した際の木原氏。2018年3月、アルゼンチンのブエノスアイレスで撮影(2023年 ロイター/Martin Acosta) [東京 14日 ロイター] - 日本と台湾の交流を進める超党派議員連盟「日華議員懇談会」の木原稔・事務局長(自民党衆議院議員)はロイターとのインタビューで、仮に台湾有事が起きれば日本はウクライナ戦争で避難民を保護したポーランドの役割が求められるとの見方を示した。 ウクライナはロシアの侵攻を受けて多くの人が国外へ避難。隣国のポーランドは最大の支援国の1つで、100万人以上の避難民を受け入れた。また、国外に避難した人の多
消息不明となっている海上自衛隊のヘリコプター2機について、木原稔防衛相は21日未明、「墜落したと思われる」と述べた。防衛省で記者団の取材に応じた。また、搭乗していた計8人のうち1人を収容した。容体は不明だという。 木原氏によると、消息不明なのは海自第22航空群の哨戒ヘリで、1機は大村航空基地(長崎県大村市)、もう1機は小松島航空基地(徳島県小松島市)に所属。4人ずつ搭乗しており、夜間に敵の潜水艦に対応する訓練を行っていたという。 関係者らによると、2機は哨戒ヘリ「SH60K」で、訓練中だったという。20日午後10時38分と午後11時4分に伊豆諸島東方の海域で連絡が取れなくなった。うち1機から緊急信号を受信した。 現場付近で計8人のうち1人を救助したほか、機体の一部が洋上で確認されたことから2機は墜落したとみられる。海自によると、原因は調査中だが、周囲に他国の艦艇などはなく、何らかの原因によ
「その存在が注目を集めたのは、2015年6月のことです。沖縄全戦没者追悼式での安倍晋三首相(当時)への野次について『動員されていた』などと述べ、物議を醸しました。自身が代表の勉強会でも、講師に招いた作家・百田尚樹氏が『沖縄の2紙を潰さないといけない』と発言し、木原氏は党青年局長を更迭されたのです。こうした言動から、党内きってのタカ派と見られてきました」(政治部記者) 防衛機密を知り得る立場にありながら、防衛コンサル企業を経営 今回、木原氏の防衛相就任に伴って、大臣秘書官に起用されたのが、篠田氏だ。木原氏が2012年12月の衆院選で国政に返り咲いて以降、篠田氏は政策秘書として事務所を取り仕切ってきた。 一方で、篠田氏は“サイドビジネス”も手掛けている。2008年1月に設立された「株式会社エア・ビジネス・パートナーズ」の代表取締役を務めてきたのだ。同社のホームページには〈強み〉として〈国防戦略
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