香港の民主活動家で、現在はカナダに留学中の周庭が、香港の情勢と自身の安全を考慮して香港には戻らず、「おそらく一生帰らない」と表明しました。4日の早朝、香港警察は周庭の「保釈を放棄して逃亡するというあからさまな行動」を非難し、「手遅れになる前にもどる」よう呼びかけ、香港政府は、周庭が出頭しなければ「一生追い続ける」と脅しました。 フランス国営ラジオ放送局RFIの記事より。 カナダに事実上の亡命をした周庭さん 香港政府は4日の声明で、「周庭は公然と警察の保釈条件を無視すると言っており、整合性は完全に破綻している。周庭に手遅れになる前に戻るように助言した。警察に協力し、自分の行動のために、改革に責任がある。そうでなければ泥沼にはまり、後悔しても遅すぎる。」と述べました。 香港はいまや完全に北京に乗っ取られ、50年間香港の高度な自治を保障するという約束は消えてしまったという指摘があります。 中国当