印刷 消費者庁は1日、海外での買い物やインターネットを使った個人輸入のトラブルの相談を、ウェブサイトやファクスで受け付ける「越境消費者センター」を開設した。 買った物と異なる商品が届いたり、解約しようとしても連絡先がわからなかったり、海外での買い物を巡るトラブルは後を絶たない。自治体の消費生活センターにも相談が寄せられているが、言葉の壁などで解決は難しかった。 越境消費者センターの運営は民間企業へ委託する。米国、カナダ、シンガポール、台湾の消費者相談機関と提携。海外の相談機関を通じて事業者と交渉する。提携先の国はさらに増える見通しで、これら4カ国・地域に限らず相談は受け付ける。 相談窓口は、同センターのウェブサイト(http://www.cb-ccj.com)、ファクス(03・6230・0362)。 関連リンク越境消費者センターのホームページ