道路にできた穴、破損したカーブミラー、外れそうになった側溝のフタ…。そんな公共の道路にまつわるトラブルについて、気づいた市民にスマホアプリで通報してもらう仕組みを導入する自治体が増えてきています。「迅速な補修工事につながっている」と手応えを感じている導入自治体。利用者の市民からも「行政に声が届く感じが凄い」といった声が出ています。 【対応例】道路の破損、通報アプリですぐ補修 相模原市の「パッ!撮るん。」 相模原市は昨年4月、市内のIT企業と共同開発した道路通報アプリ「パッ!撮るん。」の運用をスタート。昨年末までにアプリは1768回ダウンロードされ、道路に関係する通報は269件ありました。 寄せられるのは「車道に穴がある」「段差がある」「ガードレールが壊れている」といった情報です。通報の手順は、 1.スマホのカメラ機能で、壊れている箇所の近景・遠景の写真計2枚を撮影 2.表示されるグー