魅力的なキャラクターも、「裁判」というこれまでのゲームに無いような舞台設定も、「この一本で全てをやりきる」という熱量の籠もったストーリーもどれも素晴らしく、もう一度遊んで良かったと心から思える作品でした。 今回はその続編にあたる、逆転裁判2を先日クリアしたためその感想を書いていきます。相変わらずネタバレ満載+2までの内容のみをもとに書いた感想になります。ご留意のほどお願いします。 第1話 失われた逆転 無印の発売後、満を持して発売されたのであろう続編ということで「シリーズ作品初の続編の1話目」というある意味で掴みが最も重要な話です。逆転裁判2の1話目はタイトルの通り主人公の成歩堂龍一が記憶喪失になり、自分が弁護士であることや裁判での立ち回りを忘れてしまうというところから物語が始まります。主人公の記憶喪失を通して改めてゲームの操作方法や基本的なコマンドを再確認する、というチュートリアルを担う