学習範囲を特化することで、LLM(大規模言語モデル)よりもパラメータ数が少なく軽量な「SLM(小規模言語モデル)」。ローカル環境など、特定用途での生成AI活用を推進する技術だ。 富士通とヘッドウォータースは、2025年3月27日、日本航空(JAL)の客室乗務員が業務効率化を図る目的で、このSLMを活用した実証実験を実施したことを発表した。 JALでは、フライト中に起きた特記事項を客室乗務員から空港スタッフに引き継ぐレポートの作成を、どう効率化するかという課題を抱えていたという。 そこで富士通とヘッドウォータースは、クラウド環境への接続が必要なLLMに代わり、オフライン環境での性能に強みを持つマイクロソフトのSLM「Phi(ファイ)」を活用した生成AIアプリケーションを開発。これは、フライト中のクラウド接続ができないタブレット端末でも使用でき、質問に答えていくだけで引継ぎレポートが自動生成さ