Case: The erasable billboard 現在、様々な理由により初等教育を受けられない女の子は世界中で7500万人以上にものぼるといいます。 今なお途上国の一部では、男の子とは違い、将来の稼ぎ手として期待できない女の子は、家計の負担を減らすために早くに結婚させられたり、働かされたりと差別を受けています。 そんな状況の中、子どもの生活の向上と権利の保護に尽力する国際NGO「プラン」は、より多くの人に寄付を呼びかけるため、「The erasable billboard(=消せる看板)」と名付けた大きな看板広告を制作し、ベルリンとパリの街頭に設置しました。 看板には女の子たちが工場で縫製の仕事をしている場面が描かれています。幼くして労働を強いられている現状です。 広告を目にした通りかかりの人がプランの事業に賛同し、寄付をすると消しゴムがもらえます。その消しゴムを使って看板に描かれ