働き方改革は、さまざまな課題を解決しなければならず、進めていくのは難しい問題です。2月に行なわれた「DIS ICT EXPO 2020 in 名古屋」では、将棋の羽生善治九段が登壇し、「未来の棋譜をどう読むか、働き方改革の行方」のテーマでディスカッションが行なわれました。将棋界と働き方改革は一見縁遠い存在のように思えますが、考え方としては意外と共通点があります。当総研所長のまつもとあつし氏がナビゲーターとして、働き方改革の進め方を将棋の考え方に置き換えたトークイベントの模様を紹介します。 文/スマートワーク総研編集部 写真左:羽生善治九段。1970年埼玉県生まれ。1985年、中学3年で将棋棋士としてプロ四段となる。1989年、19歳で初タイトル竜王を獲得し、1994年九段に昇段。2017年に史上初の永世七冠を達成。/写真右:スマートワーク総研所長 まつもとあつし。ITベンチャー、出版社、広