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知識人の検索結果641 - 680 件 / 9384件

  • 中世ヨーロッパの暗黒時代のイメージと裏腹に、高度に維持・発展させられていた中世論理学の意義と、物事の認識のために必要な基礎となる論理学と数学との違い - 日々是〆〆吟味

    中世における論理学の意義と物事の認識の土台となる論理学と数学の違い 論理学と基本教養 【アリストテレス全集1,2】 現代の数学のような中世における論理学の地位 【ブロック『王の奇跡』『封建社会』】 【中世思想原典集成19】 論理的世界観としての中世 〜神は論理の矛盾と共に? 論理と物事の決着としての経験的世界観 前回のお話 アリストテレスの時点で相当の完成を達していた道具としての論理学=オルガノンと、現在まで残るアリストテレスの著作における数奇な運命の経緯 - 日々是〆〆吟味 中世における論理学の意義と物事の認識の土台となる論理学と数学の違い 分析論前書 分析論後書 (新版 アリストテレス全集 第2巻) 発売日: 2014/11/28 メディア: 単行本 論理学と基本教養 アリストテレスによって古代にも関わらず非常に高度に完成されていた論理学ですが(他にもアリストテレスは色々すごいんですけ

      中世ヨーロッパの暗黒時代のイメージと裏腹に、高度に維持・発展させられていた中世論理学の意義と、物事の認識のために必要な基礎となる論理学と数学との違い - 日々是〆〆吟味
    • 徐京植「母語という暴力―尹東柱を手がかりに考える」|manabe kaoru

      79年前の今日(1945年2月16日)は、治安維持法違反(朝鮮独立運動)の疑いで逮捕され、福岡刑務所に送られた朝鮮の詩人・尹東柱が獄死した日である。 徐京植さんが、尹東柱「序詩」の翻訳をめぐる論争について論じた「母語という暴力―尹東柱を手がかりに考える」(『植民地主義の暴力─「ことばの檻」から』所収)を全文公開します。 母語という暴力――尹東柱を手がかりに考える 民族詩人 尹東柱は日本でもよく知られた朝鮮語詩人である。韓国では中学校の「国語」で教えられる。 日本の同志社大学に留学中、治安維持法違反のかどで検挙された尹東柱は、朝鮮が日本の植民地支配から解放されるわずか半年前に福岡刑務所で獄死した。生前一冊の詩集も出せなかった彼はまったく無名の詩人であったが、解放後、友人などが保管していた詩稿が韓国で少しずつ公表され、一九四八年一月、詩集『空と風と星と詩』がソウルで刊行されて以後、広く愛読され

        徐京植「母語という暴力―尹東柱を手がかりに考える」|manabe kaoru
      • テレビに乱入したロシアの「反戦」女性…中国人は「ロシアは中国よりずっとマシ」(ニューズウィーク日本版) - Yahoo!ニュース

        <ロシア国営テレビの番組で「反戦メッセージ」を掲げた女性が拘束されたが、中国のテレビにはそもそもこうした「事件」が起こらない仕組みがある> ロシア国営テレビの女性スタッフが現地時間の3月14日夜、生放送中のニュース番組に「闖入」して、番組キャスターの背後で、「戦争反対」「プロパガンダを信じるな」などとロシア語と英語で書かれたプラカードを掲げ、ウクライナ侵攻に抗議した。女性はその直後に拘束されたが、その動画はあっという間にネットで全世界へ拡散した。 【映像】ロシア国営テレビの生放送でスタッフ女性が反戦を訴える このニュースに最も衝撃を受けたのは、ネットの「壁越え」で国外の記事に関心を持つ中国人たちだ。女性はその後モスクワ地方裁判所で3万ルーブル(約3万6000円)の罰金を命じられただけで保釈された。 「戦争中のロシアでも、言論の自由や司法の公正などの点で中国よりずっとマシだ」と、ある中国人知

          テレビに乱入したロシアの「反戦」女性…中国人は「ロシアは中国よりずっとマシ」(ニューズウィーク日本版) - Yahoo!ニュース
        • WEB連載:失われた未来を求めて 木澤佐登志 / 第九回 反知性主義の起源を求めて――大覚醒、食物中毒、集団幻想

          「未来はわれらのものだ」と言いながら死んでいったサン=シモン、「未来を構築しなければならない」と言いながら自殺していったマーク・フィッシャー、そして「未来はここで終わる」と言ったリー・エーデルマン――。ルイス・キャロルは暗室の中で少女たちの写真を現像し、カール・マルクスは大英図書館で来るべき革命のための書を執筆する。これは、未来と子どもたち、近代と脱近代、革命と反動、19世紀と20世紀、ユートピアとディストピア、メランコリーとノスタルジー、テクノロジーとオカルティズム、そして失われた未来に捧げるエッセイである。 第九回反知性主義の起源を求めて――大覚醒、食物中毒、集団幻想 どうしてカウンターカルチャーは他ならぬアメリカにおいて独自の発展を遂げたのか。また、どうしてカウンターカルチャーは他ならぬアメリカにおいて霊的資本主義という特異な形式へと変容していったのか。反脱魔術化から再魔術化へのメタ

            WEB連載:失われた未来を求めて 木澤佐登志 / 第九回 反知性主義の起源を求めて――大覚醒、食物中毒、集団幻想
          • 「反ワクチンのモンスター医師」が生まれてしまうワケ。彼らに負けずにワクチン接種を進めるために社会はどう向き合うべきか?|FINDERS

            CULTURE | 2021/07/20 「反ワクチンのモンスター医師」が生まれてしまうワケ。彼らに負けずにワクチン接種を進めるために社会はどう向き合うべきか? 【連載】あたらしい意識高い系をはじめよう(19) Photo by Unsplash 昨日公開した記事では、 ワクチン接種がある程度進んで「今すぐ打ちたい人」には打ち切った後の「後半戦」においては、“ものづくり大国日本“が比較的得意な「ロジスティクス」的な問題よりも、日本が苦手としがちな「マーケティング」的な問題が大きくなってくるだろうから、今のうちからその専門家の意見を取り入れる体制を作るべきだ という話を書きました。 特に強調したいのは、各種調査を見れば、SNSで目立つ「他人にも接種しないことを呼びかける強い反ワクチン派」の実数はそれほど多くなく、彼・彼女らが接種しなくても集団免疫達成は可能であり、使命感の高い医療関係者がつい

              「反ワクチンのモンスター医師」が生まれてしまうワケ。彼らに負けずにワクチン接種を進めるために社会はどう向き合うべきか?|FINDERS
            • 韓国は本当に「国が割れている」のか? (下)文政権の失敗と韓国社会に必要な「癒やし」とは(徐台教) - エキスパート - Yahoo!ニュース

              前回の記事では、デモの現場から市民の声を紹介した。後編ではこの状態をどう診断するのかを専門家の声を借りて整理する。「国が割れている」のは「一つになる可能性があった」からに他ならない。 韓国は本当に「国が割れている」のか? (上)保守・進歩派デモの現場を歩く https://news.yahoo.co.jp/byline/seodaegyo/20191014-00146794/ ※この記事の大部分は、14日のチョ長官本人による辞任表明の前に書かれた。記事には最新の情勢を反映したが、3日、5日のデモを取材した当時は、チョ長官の辞任に関する言及がなかった点を明記しておく。 ●デモの「本質」はどこに筆者は双方のデモに足を運び、参加者の想いを聞いてきた。もちろん、全員に話を聞くことはできないが、できるだけ掴もうと心がけたのは「いかに合理的な拡張性を含んでいるのか」という部分だった。 なぜか。デモには

                韓国は本当に「国が割れている」のか? (下)文政権の失敗と韓国社会に必要な「癒やし」とは(徐台教) - エキスパート - Yahoo!ニュース
              • 第5回 「流行歌」の誕生――浪曲からロカビリーまで | 北島三郎論 艶歌を生きた男 | 輪島裕介 | 連載 | 考える人 | 新潮社

                録音と実演の分裂――「はやり唄」から「はやらせ唄」へ 今回は、昭和初期における外資系レコード産業の日本市場参入と、「声はすれども姿は見えず」を特徴とする「流行歌」の成立について概観したうえで、そこから逸脱する雑多な実演に由来する要素が、戦後、部分的に取り入れられてゆく過程についてみてゆく。そのうえで、1962年の北島三郎のデビューを、そうした巷の芸態の流入と、レコード会社専属制度の動揺という文脈のなかに位置づけてみたい。つまり、サブちゃんの個人史ではなく、文化史および産業史に注目して、北島三郎登場の背景とその意義を探る、ということになる。 北島三郎の代表曲のレコードジャケット(著者私物、撮影・新潮社) 大正時代、関東大震災前後には、異種混淆的な実演に基づく音と声の表現の文化が形成されていた。浪花節、安来節(やすきぶし)、女剣劇、書生節、映画説明と和洋合奏、小唄映画、といった、在来の芸態に近

                  第5回 「流行歌」の誕生――浪曲からロカビリーまで | 北島三郎論 艶歌を生きた男 | 輪島裕介 | 連載 | 考える人 | 新潮社
                • 「日本すごいブーム」とトランプ現象から学ぶべきことがある - 政治・国際 - ニュース

                  『週刊プレイボーイ』で「挑発的ニッポン革命計画」を連載中の国際ジャーナリスト、モーリー・ロバートソンが、日本がトランプ現象から学ぶべきことについて語る。 * * * 日本でも有名になったQアノンの信奉者を含む、トランプ米大統領の"熱烈支持層"の暴走がいよいよ末期的なモードです。アメリカのために大統領選挙の不正をただし、トランプの大逆転を実現する――そんな世直し衝動に駆られ、あらゆるデマや陰謀論をごちゃ混ぜにした毒々しいカクテルを信者同士で回し飲みしているような状況。 2000年代に穏健保守から共和党を乗っ取った「ティーパーティ運動」以降、保守層が現実から乖離(かいり)して支持層内での"祭り"だけを求めてきたことの成れの果てといってもいいでしょう。 多くの日本人はこのアメリカの惨状に対し、一定の距離を取って傍観しているようですが、昨今の右派ブームの喧騒(けんそう)を思えば、日本にとっても決し

                    「日本すごいブーム」とトランプ現象から学ぶべきことがある - 政治・国際 - ニュース
                  • ウクライナ危機で中国政府は大ショック、庶民はロシア応援【コメントライナー】:時事ドットコム

                    ウクライナ危機で中国政府は大ショック、庶民はロシア応援【コメントライナー】 2022年04月03日09時00分 ロシアが旧ソ連の対ドイツ戦勝75周年を記念してモスクワの「赤の広場」で開催した軍事パレードに参加した中国人民解放軍の兵士=2020年6月24日【EPA時事】 中国の一般の庶民は、ウクライナのことをあまり知らない。逆にロシアは身近な存在である。中国の公式メディアやインターネットのSNSでは、ウクライナが米国を中心とする先進国の手先となって、ロシアを追い詰めているから、ロシアは反撃しているといわれている。民衆の間では「ロシア、頑張れ」の声が上がっている。(文 東京財団政策研究所主席研究員・柯 隆) 中国、通信機など非兵器支援 ロシア軍物資、5月に払底か これに対して、知識人の間で事情をよく知っている人は少なくない。言論統制されているため、声を上げることができないが、心の中でウクライナ

                      ウクライナ危機で中国政府は大ショック、庶民はロシア応援【コメントライナー】:時事ドットコム
                    • 【webライターを始めたいと思っている方へ】webライターに向いている人ってどんな人??~城主11日目~ - かえるの雑記~好きなことつぶやくブログ~

                      スポンサーリンク webライターになりたい人!! ~目次~ 第93回目は『webライターに向いている人の特徴』です webライターの特徴 パソコンやインターネット環境があればどこでも仕事ができる 原稿を仕上げた量で収入が変わってくる とにかく時間を使う タイピング速度やパソコン機能を駆使し執筆速度を上げる リサーチをせずに書ける分野を作る 文字単価で収入が変わってくる webライターとして実績を上げる クライアントに文字単価アップを交渉する SNSなどを駆使する webライターに向いている人のまとめ こんばんは。 かえるです。 無職から個人事業主となって11日が経ちました。 かえるのwebライターについての独り言 第93回目は『webライターに向いている人の特徴』です webライターを始めてみたいけど、そもそも自分に合っているのかわからないという人がいると思います。 webライターの特徴を

                        【webライターを始めたいと思っている方へ】webライターに向いている人ってどんな人??~城主11日目~ - かえるの雑記~好きなことつぶやくブログ~
                      • 斉藤一人さん 2000年たってもいい話 - コンクラーベ

                        怒らないのと、怒れないのは違うよ、って。 「私は、変な人ですよ」と言ってるのに、こんなに聞きに来るのは変です 「斉藤さん、それ違うんじゃないかな」「いやぁ、俺も、そう思ってたんだよ」 このやり方を忘れてるから、人生、うまくいかない逃げる、積極的に逃げるの。 「斉藤さんは、親兄弟が殺されても許せるんですか?」許せるわけないだろ、って 「私は、変な人ですよ」と言ってるのに、こんなに聞きに来るのは変です 私ね、「変な人ですよ」って。自分で言ってるの。 で、変な人だから、『変な人の書いた成功法則』(総合法令出版)とかね。 「変な人」をつけないと嫌だ、って言うの。 それで、「変な人ですよ」って、言ってんのに、こんなに聞きに来るのは、変です。 今日、神奈川県の変な人は、皆、ここに集まってる。 県外からも、随分、来てると思います。 本当に、すぐいっぱいになっちゃってね。 キャンセルのキャンセル待ちとか、

                          斉藤一人さん 2000年たってもいい話 - コンクラーベ
                        • ダークエネルギーが「進化」しているとの研究結果、「宇宙の終わり」に関する予想を決定づける可能性のある発見

                          アメリカのキットピーク国立天文台にある「ダークエネルギー分光装置(DESI)」の観測により、宇宙を膨張させているダークエネルギーが変化している可能性があることが判明しました。宇宙の加速膨張が収縮に転じ、やがてビッグバンのような特異点に収束する宇宙の最後「ビッグクランチ」を示唆するこの成果は、宇宙の加速膨張の発見そのものと同じくらい革命的な発見だと位置づけられています。 First year of DESI results unveil new clues about dark energy https://news.osu.edu/first-year-of-desi-results-unveil-new-clues-about-dark-energy/ Dark energy could be getting weaker, suggesting the universe will en

                            ダークエネルギーが「進化」しているとの研究結果、「宇宙の終わり」に関する予想を決定づける可能性のある発見
                          • 終末思想の意味ある歴史の目的論と日本のマンガ・アニメと共産主義と想像力の類似 - 日々是〆〆吟味

                            終末思想とマルクス主義 ユダヤ・キリスト教と終末思想 日本のマンガ・アニメの終末論ブーム 【五島勉『ノストラダムスの大予言』ノストラダムス『予言集』】 【武論尊,原哲夫『北斗の拳』宮崎駿『風の谷のナウシカ』大友克洋『AKIRA』】 【宮台真司,石原英樹,大塚明子『サブカルチャー神話解体』CLAMP『X』】 初期キリスト教と終末論 【聖書】 資本主義の末に現れる共産主義 前回のお話 https://www.waka-rukana.com/entry/303/2021.02.15 終末思想とマルクス主義 マルクスの歴史観のうち唯物史観は歴史/社会を捉えるための原理的方法であったと思われるのに対し、階級闘争の歴史は未来に伸ばされた目的論のようになってしまっているようにも思えました。それはヘーゲルの歴史哲学に対するマルクスの態度のちょっとした角度の違いでもあるように思えるのですが、もうちょっと別の

                              終末思想の意味ある歴史の目的論と日本のマンガ・アニメと共産主義と想像力の類似 - 日々是〆〆吟味
                            • 9歳の丸山眞男少年が見た「関東大震災の記録」がある。「自警団の暴行」についても… - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

                              本日は9月1日。関東大震災100年。 大震災から99年。丸山眞男文庫草稿データベースからは丸山眞男少年(当時9歳)の「大震災大火災の思出」が読めます。自警団による朝鮮人虐殺を見る丸山眞男少年の視線など、生々しい時代の記録にもなっています。https://t.co/bkhMxzcctL pic.twitter.com/3k57BIMCIp— 河野有理 (@konoy541) September 1, 2022 こういうアーカイブがあるらしいのことよ。 maruyamabunko.twcu.ac.jp 東京女子大学丸山眞男文庫は、戦後日本の代表的知識人であった丸山眞男(1914-1996)が遺した各種草稿類や図書・雑誌などを所蔵しています。これらは1998年9月に丸山家から寄贈されたものが中心であり、約6,200件の草稿類、約18,000冊の図書、約18,000冊の雑誌等からなります。東京女子

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                              • 「私の弾丸は言葉」 ロシア語話者への無料ウクライナ語講座

                                ウクライナ語の無料オンライン授業を推進するイリーナ・ファリオン氏。ウクライナ西部リビウで(2022年4月5日撮影)。(c)Yuriy Dyachyshyn / AFP 【4月24日 AFP】ウクライナ人の学者で詩人のナザール・ダンチシン(Nazar Danchyshyn)さん(30)は、オンラインでウクライナ語を教えている。 ウクライナでは相当数の少数派が、ロシア語を母語としている。特に東部と南部ではロシア文化の影響を受けて育ち、流ちょうなロシア語を話す人が多い。 だが近年、ロシア政治に対する拒否を示すために、言語上のアイデンティティーを切り替える人が増えている。ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領がウクライナの「非ナチ化」を唱え、ロシア語話者の保護を口実に2月末、ウクライナ侵攻を開始して以降、この傾向はいっそう強まっている。 ウクライナ語話者が圧倒的に多い

                                  「私の弾丸は言葉」 ロシア語話者への無料ウクライナ語講座
                                • 公共圏を担う次世代メディアがない|佐々木俊尚|メディアの未来#1

                                  デジタル化、スマホ化、そして近年のSNSをめぐる様々なトラブル。「メディア」は再び岐路に立たされている。そこでアクシオンでは「メディアの未来」と題し、編集長の吉田拓史が様々な識者にインタビューを行うことにした。 第1回のインタビュイーはジャーナリストの佐々木俊尚。新聞記者からフリージャーナリストに転身し、SNSを使い時代の波に乗ってきた佐々木に、これまで業界が辿ってきた経緯とメディアの現在地、そして未来について聞いた。 ※本記事は敬称略。 フリーのジャーナリストの仕事はネット時代になって変わった、と佐々木は言う。 「僕は新聞社を辞めた後アスキーという出版社に2~3年いて、辞めてフリーになったのがちょうど2002年の終わりぐらい、今からジャスト20年前です。その頃はまだ雑誌がものすごく売れていました。雑誌のピークは1997~1998年ぐらいで、2002年ごろはそんなに衰えていませんでした」

                                    公共圏を担う次世代メディアがない|佐々木俊尚|メディアの未来#1
                                  • 未開社会内の認識と文明社会における大衆の態度 〜社会内部に存在する、社会の問題や成り立ち、秩序の維持を正確に認識することのない層と権力関係【オルテガ『大衆の反逆』】 - 日々是〆〆吟味

                                    社会の認識と各々の層 〜未開社会と文明社会における社会内部に存在する、社会の問題や成り立ち、秩序の維持を正確に認識することのない層と権力関係 大衆人と未開人 【オルテガ『大衆の反逆』】 【レヴィ=ブリュール『未開社会の思惟』】 未開人の思考とブリコラージュ 【レヴィ=ストロース『野生の思考』】 未開社会における大人と女子供 社会の規則と認識 統治者と批判的知識人の脅威 【大塚英志『「おたく」の精神史』】 【柄谷行人『定本 柄谷行人集』】 前回のお話 Loading... 社会の認識と各々の層 〜未開社会と文明社会における社会内部に存在する、社会の問題や成り立ち、秩序の維持を正確に認識することのない層と権力関係 大衆人と未開人 大衆は文明の中の未開人みたいなものだ、とオルテガは言い、レヴィ=ブリュールが分析した未開人の考え方がなんとなく私には大衆と似ているように感じられたのですが、こうした考

                                    • 大塚英志未刊行小説「木島日記 うつろ舟」「北神伝綺」「北神伝綺 妹の力」発売中 on Twitter: "戦時下の日常はそこかしこにスパイがいて情報戦をやっていると信じること。ポイントは知識人、インテリとスパイが結託しているという思い込みを育む反知性主義。 スパイに負けないには「当局の施策を信頼していく我慢強さ」と説き、政権批判は悪と… https://t.co/T5vEQSSHS5"

                                      戦時下の日常はそこかしこにスパイがいて情報戦をやっていると信じること。ポイントは知識人、インテリとスパイが結託しているという思い込みを育む反知性主義。 スパイに負けないには「当局の施策を信頼していく我慢強さ」と説き、政権批判は悪と… https://t.co/T5vEQSSHS5

                                        大塚英志未刊行小説「木島日記 うつろ舟」「北神伝綺」「北神伝綺 妹の力」発売中 on Twitter: "戦時下の日常はそこかしこにスパイがいて情報戦をやっていると信じること。ポイントは知識人、インテリとスパイが結託しているという思い込みを育む反知性主義。 スパイに負けないには「当局の施策を信頼していく我慢強さ」と説き、政権批判は悪と… https://t.co/T5vEQSSHS5"
                                      • ほぼ「脱出」…任期終了、ウイグル書いた北京特派員の帰国記(西日本新聞) - Yahoo!ニュース

                                        脱出に近い形の帰国だった。 8月上旬、3年間の西日本新聞中国総局長(北京特派員)の任期を終えて日本に戻った。 【写真】2021年4月、カシュガルで取材滞在中に記者を尾行してきた男 中国で7月、スパイ行為の定義を拡大し、摘発機関の権限を強める改正反スパイ法が施行された。3月に北京で日系企業幹部がスパイ容疑で拘束されたばかり。理不尽な取り締まりの強化を恐れ、今夏に帰任予定の日系企業社員には法施行前に帰国した人が少なくなかった。 スパイ行為や機密の定義が曖昧で、どんな取材が違法とされるか不明。統計資料を入手して新疆ウイグル自治区の強制不妊疑惑に迫った調査報道などで当局から批判され、圧力をかけられてきた私も狙われかねないと、日中両国の関係者から助言を受けた。実際、中国政府の役人に「どんな記事を書くかで、後任にビザ(査証)が下りるか、あなたが無事に帰国できるか、中国を再訪できるかが決まる」と警告され

                                          ほぼ「脱出」…任期終了、ウイグル書いた北京特派員の帰国記(西日本新聞) - Yahoo!ニュース
                                        • なぜビザンツ帝国はギリシア語を(ラテン語から)公用語に変更したのでしょうか?ローマ帝国の継続者という意識があるのであれば... - Yahoo!知恵袋

                                          (1)根本理由 歴史言語学的には、支配者の言語に同化する場合と、その逆の場合があります。基本的に文化圏言語の方が、文化圏言語に至っていない言語を駆逐する、という現象です。ラテン語は、一見文化圏言語に見えますが、当時としてはギリシア語の方が圧倒的に優勢な文化圏言語でした。歴史言語学的にいえば、これが根本理由です。ラテン語の遺産は体系的な法律くらいで、しかも翻訳することで解決してしまいました。残りの分野はギリシア語が圧倒的な資産を持っていましたから、ラテン語を使いたがる余地はあまりなかったのではないかと思います。 ラテン語が西方で標準語となりえたのは、西方にラテン語以外の文化圏言語がなかったこと、ラテン語が滅びなかったのは、中世に聖書とカトリック教会の言語となることで、文化圏言語として保持されたからです。ギリシア語圏では、ローマ征服以前から既に強大な文化圏言語がありましたから、東方ではラテン語

                                            なぜビザンツ帝国はギリシア語を(ラテン語から)公用語に変更したのでしょうか?ローマ帝国の継続者という意識があるのであれば... - Yahoo!知恵袋
                                          • 「NO」と言えなかった石原慎太郎(古谷経衡) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                            ・保守界隈にとって、石原慎太郎は夕刻の太陽であった(文中敬称略) 石原慎太郎は保守界隈にとって、文字通り太陽であった。が、2002年から勃興し始めたネット保守にとって、石原は太陽ではあったものの、それは夕刻の太陽であった。つまり旬の人ではなかった。石原の死後、90年代以降の日本の右傾化や、特にゼロ年代から顕著となるネット空間における右傾化に対して、石原が一定程度の影響を与えたかのように言う向きもあるが、私からしたら全くピント外れである。 とりわけ90年代末期からゼロ年代初頭の保守界隈に影響を与えたのは石原ではない。それを言うなら圧倒的に小林よしのりや「つくる会」であり、この時期タカ派議員として最も人気が高くスターだったのは、石原ではなく旧民社党系(のち民主、維新などを経由)の西村慎吾であった。 それでも古参の保守派にとって、石原は「戸塚ヨットスクールを支援する会」 (…注*戸塚ヨットスクー

                                              「NO」と言えなかった石原慎太郎(古谷経衡) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                            • 世界最大級の三峡ダム 巨額の建設費の価値はあったのか

                                              三峡ダムは、世界最大の水力発電プロジェクトだ。 1994年に建設が始まった三峡ダムの目的は、中国のあまりに急速な経済成長をさらに促進するための電力を生み出すだけでなく、中国最長の川である長江を制御し、数百万人を致命的な洪水から守り、さらに技術力の象徴として、国家の誇りを鮮烈に印象付ける場所にすることだった。 しかし、今のところ、これらの目的が達成されているとは言い難い。 まず、このプロジェクト全体の総費用は2000億元(約3兆円)に上り、建設に約20年の歳月を要し、さらに長江沿いに住む100万人以上の住民を別の場所に移転させる必要があった。また中国政府は、三峡ダムは「1世紀に1度の大洪水」からダム下流の地元社会を守れると約束したが、その効果はたびたび疑問視されている。 最近、それらの疑念が再浮上した。6月以降、長江上流の四川盆地で、過去約60年で最大の平均雨量を記録し、長江とその多くの支流

                                                世界最大級の三峡ダム 巨額の建設費の価値はあったのか
                                              • 参院選では議席を減らしたのに…ここにきて「日本共産党」の歴史に注目が集まっているワケ(飯田 一史) @moneygendai

                                                2022年5月下旬に発売された『日本共産党 「革命」を夢見た100年』(中公新書)が456ページと大部であるにもかかわらず4刷4万部を超えてと勢いよく売れている。しかし7月10日に行われた参院選では、日本共産党は議席を減らしており、支持者が増えているとは言えない――ではなぜ注目を集めているのか。著者の中北浩爾・一橋大学大学院社会学研究科教授と担当編集者の中央公論新社・白戸直人氏に訊いた。 10年前とは異なる共産党の存在感と、事実ベースで書いた書籍の不在 中公新書から刊行された政党(史)ものには、2017年刊の中北氏による『自民党 「一強」の実像』、薬師寺克行・東洋大学教授が前年に刊行した『公明党 創価学会と50年の軌跡』があるが、これらよりも今回の『日本共産党』は動きがいいという。 「全く売れるとは思っていなかったんです」と言って中北浩爾氏は笑うが、注目の理由をどう分析しているのか。 「戦

                                                  参院選では議席を減らしたのに…ここにきて「日本共産党」の歴史に注目が集まっているワケ(飯田 一史) @moneygendai
                                                • 森友学園事件。近畿財務局職員の自死について「人が死ぬほどの問題じゃないんですよ」と言い放った三浦瑠麗女史が、遺書が公表されても沈黙したままの件。 - Everyone says I love you !

                                                  森友学園事件。自死された財務省職員が遺書で「すべて佐川局長の指示」。それでは佐川局長に指示したのは誰なのか。 に関連して。 それこそ、このブログで初めて扱う木っ端「研究者」の三浦瑠麗氏なのですが、彼女が非常勤講師をやっている青山学院大学の教授陣(本物の学者の先生方)から 「あの人は本当に国際政治学者なんですか?そもそも、どこから学者?学者っていうのはどうしたら名乗れるんですか」 と何度も言われているので、一度だけ触れておきます。 「美人国際政治学者」と呼ばれることもあるらしいが、「○○」でもなければ「学者」でもない。 三浦氏がレギュラーコメンテーターを務めていた『みんなのニュース』(フジテレビ)のなかでの、近畿財務局職員の自殺が報じられた2018年3月9日のこと。 佐川国税庁長官の電撃辞任などの話題のあと、MCの伊藤利尋アナウンサーから 「この疑惑をこの状態では放置できないようにも感じます

                                                    森友学園事件。近畿財務局職員の自死について「人が死ぬほどの問題じゃないんですよ」と言い放った三浦瑠麗女史が、遺書が公表されても沈黙したままの件。 - Everyone says I love you !
                                                  • モーリーが解説。「なぜアメリカにとってイスラエルは"特別な国"になったのか?」 - 政治・国際 - ニュース

                                                    一般市民の犠牲もいとわぬ苛烈な報復、そしてこれまでの「抑圧」がクローズアップされるにつれ、国際社会ではイスラエルへの風当たりが強くなりつつある。それでもイスラエル擁護の姿勢が際立つアメリカの「歴史」と「事情」を、『週刊プレイボーイ』で「挑発的ニッポン革命計画」を連載中の国際ジャーナリスト、モーリー・ロバートソン氏が解説します。 * * * パレスチナ自治区・ガザ地区を実効支配するハマスがイスラエルに仕掛けた大規模な襲撃テロは欧米社会にも大きな衝撃を与え、当初はイスラエルへの同情論、対ハマス強硬論がおおむね主流だったように思います。 しかし、その後のイスラエルによる空爆が民間人の甚大な被害を生み、地上侵攻でさらなる犠牲が予想されること、そしてこれまでイスラエルがパレスチナ人を長年抑圧してきたことから、次第にパレスチナへの同情論が勢いを増してきました。 そんな中、アメリカはイスラエルとの連帯を

                                                      モーリーが解説。「なぜアメリカにとってイスラエルは"特別な国"になったのか?」 - 政治・国際 - ニュース
                                                    • 馬部 隆弘 (Takahiro Babe) - 椿井文書研究余録 - researchmap

                                                      ようやく前期の遠隔授業も終わりがみえてきました。前期の最後となる今回は、学生諸君ではなく、世間一般に問いかけたいと思います。 直近の【3288】でも「#椿井文書 の絵図と城館発掘結果が合致するのは、作成年月日が戦後で、作者は研究職の誰かだから」と述べるように、素人さんたちの主張はあまりに支離滅裂なので私の立場が揺らぐ心配はありませんでしたが、正直なところをいうと、ごく一部の人が素人さんたちの発言を真に受けている様子は少しだけ気にはなっていました。幸い私の場合は、過去に執筆した論文がいつでも証明してくれるので黙殺すれば済むのですが、そうではない人の場合を想像すると、誹謗中傷が拡大する当事者の気持ちが少しだけわかって恐怖を感じました。そして、これが人を死に追いやるのかと思うと怒りも感じました。 しかし、研究の時間を割いてまでして、素人さんたちの相手をするのは明らかに無駄です。ところが、このタイ

                                                      • 中田大悟 NAKATA Daigo on Twitter: "GoToやめろって言ってる人が、実効的な観光・飲食業対策を提案してるところを見たことがないわけですよ。とくに、知識人がそういう態度に終始するのは恥ずべきことだと思いますよ。結局は自己満足のために騒いでるだけなんだろうなと思うしかないわけです。"

                                                        GoToやめろって言ってる人が、実効的な観光・飲食業対策を提案してるところを見たことがないわけですよ。とくに、知識人がそういう態度に終始するのは恥ずべきことだと思いますよ。結局は自己満足のために騒いでるだけなんだろうなと思うしかないわけです。

                                                          中田大悟 NAKATA Daigo on Twitter: "GoToやめろって言ってる人が、実効的な観光・飲食業対策を提案してるところを見たことがないわけですよ。とくに、知識人がそういう態度に終始するのは恥ずべきことだと思いますよ。結局は自己満足のために騒いでるだけなんだろうなと思うしかないわけです。"
                                                        • 宮台さんの炎上を見ていて - メロンダウト

                                                          珍しく宮台さんが炎上していた。 社会学者の宮台真司、処理水放出反対派の出鱈目解説を「すばらしい。本質を抽象的に概念化」と絶賛、さらに誤りの指摘を罵倒。 - Togetter 宮台さん、「知識人」としては、もう死んだね。 https://t.co/X0MKQsjv3T — 田端@「クラクションを鳴らせ!」発売開始 (@tabbata) 2023年9月2日 トリチウムが生体濃縮するか否かに関してはどうやらしないみたいである。 しかしながら宮台さんが出演されているビデオニュースドットコム(僕も会員なので見てみた)では 体内に取り込まれたトリチウムは取り込まれた組織の新陳代謝のスピードによって体内にとどまる時間は異なるものの、長いものでは15年間も体内の組織内にとどまり、その間、人体を内部被ばくにさらし続ける場合がある。トリチウムの人体への影響はセシウムのように単に体内に存在している間だけ放射線を

                                                            宮台さんの炎上を見ていて - メロンダウト
                                                          • トランプの背後にある思想――『アメリカ保守主義の思想史』(青土社)/井上弘貴(著者) - SYNODOS

                                                            2021年1月6日は、アメリカ史に残る日となった。この日、首都ワシントンDCのホワイトハウス近くの野外広場でトランプ大統領の集会がおこなわれた。この集会に参加した支持者たちの一部が、トランプの演説後、連邦議会議事堂に大挙して押し寄せ、議事堂に突入した。議会ではこの日、前年の大統領選挙の結果を受けて、各州から提出された選挙結果(選挙人団の数)を確認してそれを承認する手続きが進められていた。この作業は中断され、ペンス副大統領を含めた議員たちは避難を余儀なくされた。議事堂乱入は死傷者が出る事態となった。 トランプはこの日の演説の最初に、かれの集会でのお決まりの発言だが、支持者たちの背後にいるカメラや報道関係者を指さして、「フェイクニュースメディア」と呼び、かれらこそが問題だと支持者たちを焚きつけた。事実であるかそうでないかは別として、メディアはエリートたちによって牛耳られており、正しいニュースを

                                                              トランプの背後にある思想――『アメリカ保守主義の思想史』(青土社)/井上弘貴(著者) - SYNODOS
                                                            • アニメと反戦(4)『宇宙戦艦ヤマト』 - 猿虎日記

                                                              アニメと反戦(1) - 猿虎日記 アニメと反戦(2) - 猿虎日記 アニメと反戦(3) - 猿虎日記 左翼が偉かっただって? ところで、前回斎藤美奈子の発言をとりあげた『1980年代』の中の大澤真幸、斎藤美奈子、成田龍一の鼎談で、大澤真幸は次のように言っている。 大澤 成田さんの話との関係で言えば、八〇年代は「サヨク」が出てきて「左翼」が少しずつ相対化されるんだけれども、まだ左翼が偉かった最後の時代ですよね。九〇年代になると左翼はちっとも偉くない。八〇年代までは、まあ偉かった。 斎藤 ちょっとね。頭よさそうだったから。 大澤 そう。普通に賢ければ左翼にならざるを得ないと思われていた。そういう意味では私たちは全員左翼ですよね。左翼というだけで一応最低限偉いと言うことができる時代が八〇年代だったんです。それ以降になると左翼はかっこ悪いものになる。ネトウヨは右翼じゃない、左翼嫌いですね。わざわざ

                                                                アニメと反戦(4)『宇宙戦艦ヤマト』 - 猿虎日記
                                                              • 我が家の系譜 - 差替文庫

                                                                長い前置き ようやくの本題 四代 重隆/太郎右衛門 五代 重政/文右衛門 六代 重時/文右衛門 七代 成弼/惣介 八代 雄鎮/文右衛門 九代 信昌/文之進 十代 信就/正蔵 十一代 重騏/武一郎(自笑) 十二代 文/文右衛門 長い前置き 我が家には、代々伝えられてきた「系譜」なるものが存在する。 そして、この系譜によれば、親の親のまたその親の……と遡ってゆくと、織田信孝に行き当たる。つまり系譜を信じるならば、私は「織田信長の末裔」ということになる。 幼い頃に祖父や父からそのように教わったこともあって、これまで織田信長には、それとなく「ご先祖さま」として親しみを覚えてきた。コーエーのSLG『信長の野望』をプレイするにあたっては、まず織田家から始めるくらいには。 思えば、これが歴史に興味を持つキッカケだったのかもしれない。 系譜 系譜の記述によれば、話はこうなる。 織田信孝は、大脇定秀の娘を娶

                                                                  我が家の系譜 - 差替文庫
                                                                • 朝鮮王朝を揺るがした大論争「四端七情論」とは - 歴ログ -世界史専門ブログ-

                                                                  李氏朝鮮でもっとも議論となった朱子学論争の一連の流れ 四端七情論とは、朝鮮朱子学を大成させた李滉(イ・ファン)と奇大升(キ・デスン)との間で行われた論争。 この論争は1559年から8年にもわたり繰り広げられ、当時の朝鮮士族たちの話題の中心となりました。二人の論争が終了した後も論争は続き、李氏朝鮮末期まで続きました。 当時の朝鮮の人々の大きな関心ごとであった四端七情論とはどのようなものだったのでしょうか。 1. 四端七情とは この論争を一言で説明すると、朱子学の基本的概念である「気」と「理」の関係性を明らかにしようとするものです。 まず、気と理とはなにかを解説します。 「気」とは世の中の物質や現象、運動などあらゆるものを構成する概念で、人の体も気によって構成されていると考えます。よく知られる「気功術」は、体内の気の流れを正したり対外から気を取り込むことによって、体を健康にしたり超人的な力を手

                                                                    朝鮮王朝を揺るがした大論争「四端七情論」とは - 歴ログ -世界史専門ブログ-
                                                                  • 大江健三郎詳細年譜 - jun-jun1965の日記

                                                                    1850年 曾祖父・八三郎生まれる。 1855年(安政2)内ノ子騒動 1866年(慶應2)奥福騒動 1894年(明治27)父・好太郎生まれる。祖母はフデ。 1902年(明治35)母・小石生まれる。 1914年(大正3)20歳の父と12歳の母が結婚。 1919年(大正8)祖父この頃死ぬ。数え五十歳。 1923年( 12) 姉・一生まれる。 1924年4月24日、好太郎、明智新六らと大瀬革進会を結成、総選挙で窪田文三を応援と決定する。(史料愛媛労働運動史4巻、124p、愛媛新報) 1929年(昭和4)長兄・昭太郎生まれる。 ? 次兄・清信生まれる。 1933年、姉・重子が生まれる。 5月15日、伊丹十三(池内義弘)生まれる。 1935年1月31日 愛媛県喜多郡大瀬村に生まれる。父は大江好太郎、母は小石。長兄・昭太郎(燃料商、歌人)、次兄・清信。姉二人、弟・征四郎、妹一人。父は製紙原料商で、ミツ

                                                                      大江健三郎詳細年譜 - jun-jun1965の日記
                                                                    • 「ネトウヨ系」学生には「共通の原体験」があった! 『ネット右派の歴史社会学 』 | BOOKウォッチ

                                                                      ネットで右翼的・排外主義的な発言を繰り返す人たち、いわゆる「ネトウヨ」を研究対象にした本が目立つようになっている。その中で、本書『ネット右派の歴史社会学』(青弓社)には、いくつか類書にないユニークなところがある。 ソフトバンクに在籍 まず分厚い。A5判で500ページを超える。各章の注釈も豊富だ。合わせると500項目以上になる。本格的な研究書と言える。 続いてタイトル。「ネトウヨ」「右翼」ではなく「右派」だ。「本書では、ネット上で保守的・右翼的な言動を繰り広げる人々を指し、一般に『ネット右派』と呼ぶこととする」と定義している。 その理由について著者の成蹊大学文学部教授の伊藤昌亮さんは、「一つには、『ネット右翼』や『ネトウヨ』の極端なイメージに引きずられないようにするため」とする。さらに「『保守』『右翼』『極右』など、微妙に異なるいくつかの立場を含み込むより緩やかな括りとして『右派』という語が

                                                                        「ネトウヨ系」学生には「共通の原体験」があった! 『ネット右派の歴史社会学 』 | BOOKウォッチ
                                                                      • トランプ陣営、「不正投票」をするよう働きかけか! 米紙報道 米大統領選(飯塚真紀子) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                        激戦州では「不正な票の集計が行れた」と何の根拠もない主張をし、「集計をやめろ」と訴えたトランプ氏。 その後も、連日のようにツイートして「不正」を訴え続けている。 「たくさんの票が、違法にも、投票日の火曜午後8時以降に届いており、票はペンシルベニア州や激戦州の選挙結果を完全に簡単に変える」 「これは盗まれた選挙だ」 ペンシルベニア州のように、州の中には投票日11月3日の消印までに返送された票を有効としているところもあるのだが、トランプ氏の頭の中にはただ「不正投票」ということしかない。 しかし、トランプ陣営は、その「不正投票」をするよう、ペンシルベニア州の支持者に働きかける作戦に出ていたようだ。 米国時間11月6日付米紙ミルウォーキー・ジャーナル・センティネルの報道によると、ウィスコンシン州のトランプ陣営が、11月5日、ペンシルベニア州のトランプ支持者たちに不在者投票を返送するようプッシュする

                                                                          トランプ陣営、「不正投票」をするよう働きかけか! 米紙報道 米大統領選(飯塚真紀子) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                                        • 一夜にしてセレブに “地下鉄のホームレス・シンガー”、苦難と再生の物語 奇跡はなぜ起きたのか?(飯塚真紀子) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                          動画がSNSで拡散され、一夜にしてセレブになった“地下鉄のホームレス・シンガー”、エミリー・ザモルカさんが、10月5日、ステージ・デビューした。 米ロサンゼルス郊外サンペドロにオープンしたリトル・イタリーで行われたフェスティバルで、プッチーニの「アリア」を披露したのだ。地下鉄の駅のホームに響き渡っていた麗しいソプラノが、観衆を魅了した。 9月終わり、ロサンゼルスの地下鉄のホームで歌を披露していたホームレスのザモルカさんは、そのソプラノの美声が通りかかった警察官の心を打ち、歌う様子がLAPD(ロサンゼルス市警)のツイッターに投稿されて拡散、一夜にして時の人になった。 今、ザモルカさんは、たくさんの思いやりに包まれている。 リトル・イタリーのフェスティバルで歌う仕事を用意したのはロサンゼルスの市議会議員のジョー・バスカイーノ氏。同氏は、彼女にフェスティバル会場までの交通費や、泊まるホテルを用意

                                                                            一夜にしてセレブに “地下鉄のホームレス・シンガー”、苦難と再生の物語 奇跡はなぜ起きたのか?(飯塚真紀子) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                                          • 宣伝/広告の政治的機能と消費社会における群衆 ~溢れた商品の宣伝による広告的イメージ化によって誘惑される群衆と、同じ方法による人間のイメージ化による政治利用 - 日々是〆〆吟味

                                                                            宣伝/広告の政治的機能と消費社会 ~なんで私たちは群衆になってしまうのだろう…消費者となることで群衆となる。 前近代的群衆と近代的大衆と、現代 【ル・ボン『群衆心理』/オルテガ『大衆の反逆』】 農業から生産、そして消費の経済システムへ 【ダグラス『儀礼としての消費』】 消費のための意味づけ=価値の生成 政治における宣伝/広告 〜ヒトラーとゲッベルス 【ゲッベルス『宣伝の偉力』】 【ヒトラー『我が闘争』】 政治的広告の応用 〜小泉純一郎/安倍晋三と世耕弘成 【大塚英志『戦後民主主義のリハビリテーション』】 商品の広告化 〜消費経済/社会の必要な前提 【ボードリヤール『誘惑の戦略』】 消費社会の中で、消費者として群衆化していく私たち 前回のお話 https://www.waka-rukana.com/entry/2020/04/14/170029 宣伝/広告の政治的機能と消費社会 ~なんで私た

                                                                            • 大森望が語る、『三体』世界的ヒットの背景と中国SFの発展 「中国では『三体』が歴史を動かした」

                                                                              劉慈欣『三体』(早川書房)が、書店で目立つ位置で平積みになっている。中国のSF小説が日本でここまでヒットするのは異例のこと。知識人が弾圧された文化大革命から幕を開けた物語は、ナノテク研究者が主人公となる現代パートへと移り、「ゴースト・カウントダウン」という怪現象や3つの太陽を持つ星が舞台のVRゲーム「三体」などが描かれていく。本作を第一部とする三部作のテーマは、異星文明の侵略。この作品がヒットした理由と背景を訳者の1人である大森望氏に聞いた。(円堂都司昭) 「英語圏のSF読者にって、中国はまったく未知の大陸だった」 ――中国で『三体』が刊行されたのは2008年で、2014年にアメリカで英訳版が出ました。 大森:訳者がケン・リュウということでアメリカのSFファンがまず話題にし、2015年にヒューゴー賞を受賞して爆発的な人気になりました。 ――ファン投票によるヒューゴー賞はSF界で歴史的権威の

                                                                                大森望が語る、『三体』世界的ヒットの背景と中国SFの発展 「中国では『三体』が歴史を動かした」
                                                                              • 新型コロナ、生きるか死ぬか 結果からみる致死率18%超の衝撃(飯塚真紀子) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                                新型コロナウイルスの世界の感染者数が72万人を超えた。昨日、60万人を超えたことが報道されたばかりだ。このペースで増加し続ければ、100万人に達するのも時間の問題である。 また、本日3月29日(米国時間)、アメリカの感染者数は14万人を突破、米新型コロナタスクフォースのキーパーソンである国立アレルギー感染症研究所(NIAID)所長のアンソニー・ファウチ博士はCNNのインタビューで「アメリカでは10万人〜20万人が死亡するかもしれない。感染者は数百万人」と警告した。 筆者が住むロサンゼルスでも、警戒態勢が日増しに高まっている。ビーチやハイキング・トレイルは完全に閉鎖され、昨日から、サンタモニカ市内では「公園は閉鎖されています」と警告するアナウンスが響き渡っている。外出禁止令下、市民が身体を動かしに出かけていた公園もついに閉鎖されてしまった。地元のニュースは、海からあがってきたサーファーが10

                                                                                  新型コロナ、生きるか死ぬか 結果からみる致死率18%超の衝撃(飯塚真紀子) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                                                • 11. これが『統一教会』の秘部だ 『文藝春秋』1984年7月 134-151頁

                                                                                  『文藝春秋』1984年7月              134-151頁 これが『統一教会』の秘部だ  –  世界日報事件で『追放』された側の告発 副島嘉和 そえじまよしかず (「インフォメ一ション」編集発行人) 井上博明 いのうえひろあき (「インフォメ一ション」営業担当) 暴カをふるって占拠 唐手つかいを含む約百人の男たちが、東京の渋谷にある九階建てのビルの裏口にはいった。昭和五十八年十月一日の正午である。世界日報というささやかな新聞社が、このビルの三階以上の四つのフロアにある。侵入者たちは暴力をふるって社を占拠し、役員を長時問監禁して、十名ほどの社員に負傷を負わせた。この事件は一部の新聞に報道されたので、ご存じの読者もあると思う。 世界日報は、世間に様々の話題を投げて来た統一教会=世界基督教統一神霊協会一の発行していた日刊手紙であり、当時私(福島)はその編集局長をつとめていた。その前年

                                                                                    11. これが『統一教会』の秘部だ 『文藝春秋』1984年7月 134-151頁