ベラルーシのブルズギ・クジニツァ国境地域(CNN) ポーランドとベラルーシの国境地帯で数千人の移民が立ち往生している問題で、その中には乳児も含めて子ども200人がいることがわかった。 ベラルーシの国境当局者は12日、CNNの取材に対し、ベラルーシ・ブルズギとポーランド・クジニツァの国境検問所の周囲に推計2000人の人々が集まり、そこには子ども200人と女性600人も含まれていると明らかにした。 ベラルーシの森林には何十もの小さな炎から煙が立ち上っている。人々はせき込んだりしながらもぬれた枝を火にくべ続けている。急激に気温が下がり始めるなか、これが唯一の暖を取る方法だからだ。 今週は夜間は気温が0度近くまで下がるとみられているほか、雨の予報も出ている。冬が訪れるなか、人々は屋外に取り残され、収まる気配の見えない地政学的な混乱に巻き込まれている。 移民の大部分は中東やアジアの出身でポーランド側