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立岩真也の検索結果1 - 11 件 / 11件

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立岩真也に関するエントリは11件あります。 訃報life社会 などが関連タグです。 人気エントリには 『社会学者の立岩真也さん死去 障害者や安楽死巡り論考 | 共同通信』などがあります。
  • 社会学者の立岩真也さん死去 障害者や安楽死巡り論考 | 共同通信

    Published 2023/08/01 12:18 (JST) Updated 2023/08/01 12:19 (JST) 相模原の障害者施設殺傷事件の評論など、障害者や安楽死を巡る論考で知られた社会学者で立命館大教授の立岩真也(たていわ・しんや)さんが7月31日、京都市で死去した。62歳。新潟県出身。 新潟県の佐渡島に生まれ、東京大で社会学を専攻。重い障害や難病と共に生きる人々にとって望ましい社会のあり方を探究した。2016年に相模原の事件が起こると、安楽死を肯定するような議論を痛烈に批判。批評家の杉田俊介さんと共著「相模原障害者殺傷事件」を刊行し、障害者差別などの歴史的観点から事件を検証した。 他の著書に「弱くある自由へ」「良い死/唯の生」「精神病院体制の終わり」「私的所有論」など。

      社会学者の立岩真也さん死去 障害者や安楽死巡り論考 | 共同通信
    • 立岩真也の思い出 – sociologbook

      以下の文章は『新潮』2023年10月号に掲載されたものです。編集部の許可を得て全文公開します。 —– 「立岩真也の思い出」 2006年から龍谷大学で職を得て働き始めたのだが、たまたま縁があって、2017年の4月から立命館大学大学院の「先端総合学術研究科」というところに移籍することになった。正式に移籍することが決まる前に、京都駅のホテルグランヴィア京都のカフェラウンジで立岩真也と会った。それまでも、先端研にはいろいろとお世話になることがあり、何度か博論の口頭試問などで挨拶はしていたのだが、グランヴィアのラウンジで立岩真也とはじめてサシでゆっくり喋ったのだった。 立岩真也は戦後の日本の社会学が生み出した最大の天才だと思う。テレビに出たりして、一般向けに有名なひと、というのはほかに何人かいるが、立岩は膨大な量の論文と本を書き、おそらく社会学のものとしては世界最大級のアーカイブをネットに築き、立命

      • 「自己犠牲」や「指針」で、命をめぐる医療現場の困難は減らない(立岩 真也)

        新型コロナウイルスの感染者数の増大により、「医療崩壊」や「命の選別」が囁かれる。しかし、もっともらしい「指針」も美しい「自己犠牲」の物語も、命をめぐる現場の困難を減じる手立てにはならない。――「いのち」にかかわる社会学の第一人者による緊急連載第2弾。 「もの」は作れるし渡せる 前回(前回の原稿を書いたのは4月8日)紹介した斉藤龍一郎さんが、日本国内にはあまりでまわらないアフリカ関連の情報・記事を集めて掲載してくれています(「アフリカとSARS-COV-2」)。新型コロナはやはりアフリカのほうにも広がっていっていて、ということになっているようです。 前回、今必要なのは、「もの」としては、薬と、場所と、機械だと言いました。そして「人」は、まずは感染者に対応する人です。「もの」について、薬は当面望めない。場所は作るか、それよりも、あるものを利用し改良して使う。機械はまず「人工呼吸器」。作ればよい

          「自己犠牲」や「指針」で、命をめぐる医療現場の困難は減らない(立岩 真也)
        • 立岩真也さんが問い続けた生きる意味…享年62歳 やまゆり園事件では安楽死肯定論を痛烈に批判:東京新聞 TOKYO Web

          社会学者の立岩真也さんが62歳の若さで亡くなった。病や老い、障害とともに生きることから社会を考察する「生存学」の礎を築いた。2016年に起きた相模原市の「津久井やまゆり園」殺傷事件では安楽死に肯定的な論説を痛烈に批判し、生きる意味を問い続けた。引き継ぐべき遺志を考えた。(木原育子)

            立岩真也さんが問い続けた生きる意味…享年62歳 やまゆり園事件では安楽死肯定論を痛烈に批判:東京新聞 TOKYO Web
          • 少子高齢化・新型コロナ…この危機はどんな危機か(立岩 真也)

            少子高齢化・人口減少が言われ、社会の衰退が、あるいは人やお金、資源の不足が喧伝される。しかし、その不安は本当なのか。人やものは足りているし、これから足りなくなることもない。折からの新型コロナウイルスの感染拡大による状況の変容は、かえってその議論の正当性を明かすはずだ。――稀代の社会学者による、ラディカルな認識の転倒と真っ当な社会の設計を目指す新連載の幕開け。 人もものも、足りないことはない 「だいじょうぶ」という話をしようと思います。この時期に、そんなことを、と思われるのだろうと思います。ただ私はそうは考えません。むしろ、昨今の出来事・状況は、私が言おうとしていることがもっともであることを示しているのだろうと思っています。 1)基本は単純なことです。足りない、あるいはこれから足りなくなるとすれば、一つに「人」、一つに人以外のもの――ここでは「もの」としておきます――、このどちらかあるいはど

              少子高齢化・新型コロナ…この危機はどんな危機か(立岩 真也)
            • もし立岩真也がカップラーメンを食べたら – sociologbook

              まず、腹が減ったということと、空腹であるということについて。血糖値が下がっている問題であるというのはその通りだ。まずはそれでよい。腹が減ったという内的な感覚がまずあり、様々な労働や生活の現場で、長時間にわたって飯を食ってないという事実がある。そのように私たちは腹が減ったという感覚を感じる。飯を食ってないという事実が、一方に結びついている場合があることを考えていくことはよいことのように思われるのだが、腹が減っているという感覚に結びついていない場合もあるだろう。それを認めてもよい。私の考えを述べればこうなる。同意する必要はない。 すると今度は、腹が減っているということを、それは個人的なことでありながら同時にこの社会に普通に存在する価値や現実に関わっているように思われるのだが、どうするかという問題がある。結局、なにごとかをなし、なにものかを摂取するということになる。それほどややこしく、こんがらが

              • 立岩真也さん死去 62歳・社会学者 相模原殺傷事件巡り論考 | 毎日新聞

                相模原の障害者施設殺傷事件の評論など、障害者や安楽死を巡る論考で知られた社会学者で立命館大教授の立岩真也(たていわ・しんや)さんが7月31日、京都市で死去した。62歳。新潟県出身。 新潟県の佐渡島に生まれ、東京大で社会学を専攻。重い障害や難病と共に生きる人々にとって望ましい社会のあり方を探究した。…

                  立岩真也さん死去 62歳・社会学者 相模原殺傷事件巡り論考 | 毎日新聞
                • 立岩真也氏死去 立命館大大学院教授:時事ドットコム

                  立岩真也氏死去 立命館大大学院教授 2023年08月01日16時55分配信 立岩 真也氏(たていわ・しんや=立命館大大学院教授・社会学)7月31日午後1時33分、悪性リンパ腫のため京都市の病院で死去、62歳。新潟県出身。葬儀は近親者で行う。喪主は長男想(そう)氏。 相模原障害者施設殺傷事件に関する評論など、優生思想や安楽死についての論考で知られる。主な著書に「私的所有論」「弱くある自由へ」など。 社会 おくやみ 最終更新:2023年08月01日16時55分

                    立岩真也氏死去 立命館大大学院教授:時事ドットコム
                  • 立岩真也さんが問うた弱者への視点 記者が受け取った言葉から考える | 毎日新聞

                    気鋭の社会学者として知られた立岩真也さんが7月31日、62歳で亡くなった。障害のある人や難病患者らにとって望ましい社会を探究し続け、2016年の相模原障害者施設殺傷事件後には、安楽死に肯定的な議論を痛烈に批判した。立岩さんに勇気付けられ、研究活動に参加してきた私(記者)は訃報に触れ、大きな喪失感を覚えている。受け取った数々の言葉を振り返り、立岩さんが残したものを考えた。 「ぶれないことが大事だ。言うことややることがぶれていると、人はその人を信じることができないから」。2022年夏、立岩さん行きつけの焼き肉店で教え子らを交えて計5人で食事をした際、周りから信頼を得るために大切なことは何かと私が相談すると、そんな答えが返ってきた。その時は「言動をころころ変えない」程度の意味で捉えていた。立岩さんは当時、所長を務めていた立命館大生存学研究所の行く末に思いを巡らしていたが、私自身は立岩さんが定年退

                      立岩真也さんが問うた弱者への視点 記者が受け取った言葉から考える | 毎日新聞
                    • 連載を始めます。題して「人命の特別を言わず*言う」。|立岩真也

                      【本連載について】                         人間だけでなく、あらゆる生命の「命を奪ってはならない/奪ってよい」をめぐって、これまで言われてきたことを、社会学者の立岩真也さんが多角的に検討し、自身の考えを展開していきます。『唯の生』第1章での議論をもとに、さらなる展開を図る本連載、終了後には単行本として刊行します。ご愛読を! (筑摩書房編集部) 第1章 人命の特別を言わず/言う1 脱人間中心主義と称する主張                    ■1 殺生について 人間は人間だけを特別に扱っている。実際には、夥しい数の人を殺してきて、殺している★01けれども、それでも、そのようにすべきであるということにはなっている。それを(ヒトの)「生命神聖性説」であるとし、それは「種差別主義(speciesism)」であるとして批判する。そして、ある人間を遺棄して(殺して)、ある動

                        連載を始めます。題して「人命の特別を言わず*言う」。|立岩真也
                      • 立岩真也「安楽死尊厳死について」(インタビュー)

                        ◆2019/01/02 https://twitter.com/ShinyaTateiwa/status/1080404500915998720 「安楽死尊厳死についての2017年のテレビインタビュー再発見→http://www.arsvi.com/ts/20170723.htm 「死にたいという気持ちはわからないでもない…けれども、そのかわりに…死にたくない人、死ななくてすむ人が死んでしまう。可能性だけじゃなくて、実際にそういうことが起こってきた。だから賛成できない。まず」」 ◆2019/01/02 https://twitter.com/ShinyaTateiwa/status/1080405898621706241 「インタビュー続。「自分は安楽死したいとか尊厳死したいと言ってる人って、特に若い人ね、やっぱりかっこつけてるんだと思うんですよね。自分は今そういう状態で、ああなったら俺も

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