1936年、和歌山県高野山に生まれ、奈良県で育つ。 小学校4年生で漫画を描き始め、高校3年生の時、『別世界』『森の兄妹』を トモブック社から単行本で出版し、デビュー。『へび少女』『猫目小僧』などのヒット作により、“ホラーまんがの神様”と呼ばれる。『漂流教室』で小学館漫画賞受賞。 一方、『まことちゃん』でギャグの才能も発揮。作中のギャグ、“グワシ”は社会現象となった。このほか、『おろち』『洗礼』『わたしは真悟』『神の左手悪魔の右手』 『14歳』など、数多くのヒット作を生み出す。 その他、タレント、歌手、映画監督など多数の肩書きを持ち、様々なジャンルで活躍中。 2018年、『わたしは真悟』で仏・アングレーム国際漫画祭「遺産賞」受賞。 また同年度、文化庁長官表彰受賞。 また、ホラー、SF、ギャグと幅広い分野でのマンガ文化への貢献と、2022年開催の「楳図かずお大美術展」で発表した27年ぶりの新作