映画『蜜蜂と遠雷』の感想・評価・内容・結末 音楽青春映画としてとても良い作品 とても良い映画だと思います。音楽青春映画としてはかなりのクオリティーではないでしょうか。 物語については後述しますが、映像の撮り方はとても上手いと思います。 4人の俳優がピアノを弾きますが、本当に弾いているように見えます。 音と映像のシンクロにも不自然さがありません。 音楽映画で一番難しいのはやはりこの部分だと思います。 音楽映画はリップの合わせ方にリアリティーが求められる 例えばミュージカル映画はやはり俳優が劇中で歌を唄う際はほとんどはアフレコ刺されることが多く、口(リップ)が合っていなくて幻滅してしまうことが多いです。 有名なのはオードリー・ヘップバーンが『マイ・フェア・レディ』です。 彼女は自身の歌声が使われると思い一生懸命練習し録音もされたのにも関わらず、マーニ・ニクソンというゴーストシンガーの歌声に差し