自民党の派閥の裏金事件を受け、衆議院の政治倫理審査会は審査対象で、まだ出席していない安倍派や二階派の議員44人に弁明の意思があるか確認していましたが、全員が“弁明の意思はない”と回答したことがわかりま…
トップ 記事 特集記事 1からわかる政治資金事件 立件は自民党安倍派・二階派・岸田派 野党は「裏金議員」と追及 政治倫理審査会 政倫審は? 政界を大きく揺るがしている自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる事件。 「そもそも論」から、深まった疑惑、東京地検特捜部の捜査、それに自民党の派閥解散をめぐる政局、国会では「裏金議員」と追及する野党側、そして政治倫理審査会をめぐる最新の動きまで徹底解説します。 一連の取材では、生々しく問題の実態を語る証言も入手しました。 いったい何が起きているのでしょうか? (※3月22日、一部更新しました) 【目次👇👇】 ●下村氏の政倫審の説明はどう受け止められた? ●参院政倫審、実態解明につながったのか? ●捜査はどういう結論に? ●そもそも政治資金問題のきっかけは? ●「キックバック」とは? ●捜査当局はどう動いたのか? ●その後実態解明は進んだのか? ●
自民党の石井参院国対委員長は、自民党派閥の政治資金パーティーをめぐり、収支報告書への不記載があった議員のうち、政治倫理審査会での弁明を行っていない29人の党参院議員について、全員が出席しない意向を示したことを明らかにした。 石井氏は「与党としてみれば誠に遺憾なことだ。残念だ」と述べた。 参院政倫審をめぐっては、3月14日に、世耕前参院幹事長・西田昌司議員・橋本聖子元五輪相の3人が弁明を行い、残った29人に対し、野村政倫審会長の名前で出席を求める説明文書が発出されていた。 この回答期限は5月13日としていたが、党として29人の意向を確認したところ、弁明のための出席意向を示す議員は誰1人いなかったという。 石井氏はこのことを野党側に報告したうえで、今後は、政倫審の幹事懇を経て、審査会を開き、29人に出席を求める正式な議決を行う方針を示した。 29人の中からは出席しない理由として、「一定の責任は
自民党の浜田国対委員長と立憲民主党の安住国対委員長が30日、国会内で会談し、安住氏は野党全体の考えとして、自民党が「裏金議員のリスト」を提出しなければ、2月5日に予算案の審議には入れないとの意向を伝えた。 安住氏は「誰がいくらもらったかさっぱりわからないので、総理のリーダシップで自民党内の真相解明をしていただきたい」として、自民党として所属の衆参全議員を対象に裏金の有無に関するアンケート調査を早急に行うよう促した。 浜田氏は要求を党に持ち帰り、岸田首相らと対応を協議する考えを伝えた。 また安住氏は、自民党から約50億円の政策活動費の支出を受けていた二階元幹事長や、安倍派のいわゆる5人衆と塩谷座長ら幹部に、国会の政治倫理審査会での説明を求める考えも示した。 会談後に安住氏は記者団に対し、派閥からのキックバックを裏金化していた議員のリスト提出に関して「岸田首相はリーダーシップを示してほしい。こ
裏金を「納税するつもりはございません」自民・塩谷立議員の政倫審の発言に批判殺到「怒りを通り越して悲しい」「堂々と脱税宣言」 2024年3月3日 18時47分 自民党の政治資金パーティーの裏金問題をめぐり、1日に開かれた衆院政治倫理審査会で、元文科相の塩谷立衆院議員の発言に対する批判が高まっている。清和政策研究会の(安倍派)座長だった塩谷議員は、政倫審で「法令違反を重ねてしまったことは極めて問題であり、残念」などと反省の弁を述べた一方、裏金について「適法ではない処理をしていたことは全く認識していなかった」と主張した。 立憲民主党の寺田学衆院議員は質疑の中で「国民の皆さんが怒っている一つは『自分らが裏金をつくって持っていたのなら、そんなもん政治資金じゃねえだろう。ちゃんと納税しろ』という話です」「納税するつもりはありますか。安倍派議員の皆さんに、ちゃんと納税しろと呼びかけるつもりはありませんか
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岸田文雄首相は27日、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を巡り、衆院政治倫理審査会(政倫審)の28日開催が見送られたことについて「国会において調整が続いていると承知している」とした上で「丁寧な説明を尽くす観点と、予算案の年度内成立を確実なものにする二つの観点から、自民党関係者に最良の方法を取るよう指示を出している」と述べた。首相官邸で記者団に語った。 野党側は政倫審の開催などを来年度予算案の衆院採決の前提と位置付けており、年度内の自然成立が確実となる3月2日までの衆院採決は不透明さを増している。首相は「引き続きそれぞれの議員が置かれた立場を顧みて丁寧に説明するよう、党として促す」と強調。予算案についても「震災対応や賃上げなど国民生活にとって極めて重要だ。一日も早く衆院を通過し、年度内成立を確実なものとするため与党として全力で取り組む」と述べた。【鈴木悟】
自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた衆院政治倫理審査会(政倫審)の公開の可否を巡り、与野党は26日の協議で合意に至らなかった。審査の全面公開を求める野党側に対し、自民は報道関係者への非公開を譲らなかった。与野党は28、29両日に審査会を開くことで大筋合意しており、27日も協議する。 政治倫理審査会 ロッキード事件を契機として1985年に衆参両院に設置された。本人の申し出か、委員の3分の1以上の申し立てと過半数の賛成で開かれる。出席に強制力はなく、2009年に当時の鳩山由紀夫民主党代表の政治資金虚偽記載問題で開催を議決したが、鳩山氏は出席しなかった。証人喚問と異なり、発言は偽証罪に問われない。
参院政治倫理審査会で弁明する自民党の西田昌司氏=国会内で2024年3月14日午後12時58分、幾島健太郎撮影 自民党の清和政策研究会(安倍派)の西田昌司氏は14日、参院政治倫理審査会に出席し、安倍派の政治資金パーティー裏金事件に関し、同派幹部が責任を取るよう要求した。パーティー券収入のキックバック(還流)に関し「積極的に続けていた幹部は責任重大だ。政治家として責任を取ってもらわなければならない」と述べた。 西田氏は安倍派議員がノルマを超えてパーティー券を売った場合の同派の対応について「ノルマを超える分を、正式の政治資金の収支報告をせず、議員に現金で渡していたことが裏金問題になってくる」と指摘。パーティー収入の還流について「誰が続けることを決めたのかが問題だ。誰がやめないでくれと言ったのか。ここを明らかにすることが国民への説明責任だ」と主張した。 さらに裏金について「私たちのように何も知らな
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東京新聞によると、橋本議員は3月14日に開催された参議院の政倫審において、代表を務める「自民党北海道参議院比例区第83支部」(以下「第83支部」)の収支について次のように説明している。 「(派閥事務局の意向で)領収書を発行できなかったために寄付金収入としては計上できなかった。担当者は困惑の末、私個人からの借入金収入として収支報告に計上した上で、政治活動に適正に使った」 この発言通りだと、キックバックを受けた金の処理は、「第83支部」が橋本議員個人から借入した金として処理されていなければ辻褄が合わない。 橋本議員は18年に202万円、自身の選挙があった19年には1566万円、20年には289万円を安倍派からキックバックしてもらっている。21年、22年は、東京五輪組織委員会会長を失言で退任にした森喜朗氏の後を継いだ際に自民党を離党。安倍派も離脱したため、キックバックは受け取っていない。 ◆何も
参院に続き、衆院もゼロ回答だ。衆院政治倫理審査会(政倫審)が審査を議決した裏金議員44人が全員、「弁明の意思はない」として出席を拒んだ。党の処分を理由に自民党内には「けじめ」ムードすら漂う。かくなる上は、次の衆院選で反省ナシの44人全員を落選させるしかない。 ◇ ◇ ◇ 衆・参政倫審へ出席したのは岸田首相や安倍・二階両派の幹部ら10人のみ。野党の要請に応じる形で実施されたが、今回の議決は国会の規定にもとづく。衆院3補選で立憲民主党が全勝。野党の委員が審査の申し立てに必要な人数に達したため、14日に全会一致で審査は可決された。 審査対象は未出席の44人(別表)。二階元幹事長や萩生田前政調会長ら裏金「ビッグ3」も含まれるが、20日正午の回答期限まで誰ひとりとして、出席の意向を示さなかった。野党の要請よりも重い国会の議決を完全無視。本来なら全会一致で弁明の機会を与えられたことに感謝し、進んで
自民党派閥の裏金事件を受け、衆院政治倫理審査会(政倫審)が審査を議決した44人の自民議員全員が、出席の意向を示さなかったことが20日、関係者への取材で分かった。 審査の議決は国会の規程にもとづくもの。4月の衆院3補欠選挙で、立憲民主党が全勝した結果、野党の委員が審査の申し立てに必要な人数に達した。このため、立憲を含む野党が審査を申し立てて、今月14日の政倫審で全会一致で可決した。 ただ、弁明は議員本人の判断に委ねられているため、政倫審会長名で20日正午までに44人の意向を確認していた。 これまでの政倫審では、野党の要請に応じる形で、岸田文雄首相のほか、安倍派と二階派の幹部6人が政倫審に出席し、弁明した。今回は、野党の要請よりも重い国会の議決によるものだったが、新たに弁明に応じる自民議員は一人もなかったことになる。与野党は近く、政倫審の幹事懇談会を開き、今回の意向結果を共有し、対応を協議する
参院政治倫理審査会で弁明する自民党の橋本聖子元五輪担当相=国会内で2024年3月14日午後3時22分、幾島健太郎撮影 自民党の清和政策研究会(安倍派)の橋本聖子元五輪担当相は14日、参院政治倫理審査会に出席し、清和研の政治資金パーティー裏金事件に関する森喜朗元首相の説明の必要性について問われ、明言を避けた。 政倫審における橋本氏の発言要旨は次の通り。 弁明 私も還付金の存在自体は知っていたが、事務所内で適正に処理されていると思っていた。いわゆる裏金という認識はなかった。2018~20年に計2057万円の還付を受けた。領収書を発行できなかったため寄付金収入としては計上できず、担当者は私個人からの借入金収入として計上した。便宜的な記載であり、私個人が清和会から寄付を受けた事実はない。支出は正しく記載していた。 質疑 牧野京夫氏(自民党) 橋本氏の借入金として処理したことについて会計責任者から報
安倍派幹部らへの処分について「選挙での非公認」が浮上していることにも、「大甘」だとの批判が上がっている。 27日の参院予算委で岸田首相は野党議員から「コロナ禍で銀座のクラブ通いをしていた銀座3兄弟は離党勧告。どっちが悪質なのか」と追及された。自民党内でも「『非公認』や『党員資格停止』では有権者は厳しいとは受け止めないだろう」(中堅議員)との声がある。 「『非公認』は裏を返せば、選挙までは普通に自民党にいるということ。少なくとも離党勧告や除名じゃなければ、国民は納得しないでしょう。大多数の裏金議員が『戒告』程度と言われているのもナンセンス。大甘処分は国民を愚弄している」(本澤二郎氏) そのうえ、岸田首相の聴取を受けた安倍派幹部の一部が「キックバック再開の判断には森元首相が関与していた」という新たな証言をしたと、27日に日本テレビが報じた。だとすると、森元首相も聴取対象になってくる。野党は森元
不記載、85人5億円超 自民が裏金アンケート公表―野党は政倫審開催要求 2024年02月13日18時32分配信 閣議に臨む岸田文雄首相(右)=13日午前、首相官邸 自民党は13日、派閥の政治資金パーティー裏金事件を受け、党所属国会議員ら384人を対象に行ったアンケートの結果を公表した。パーティー収入のキックバック(還流)や中抜きについて政治資金収支報告書に不記載や不正確な記載があったのは85人で、2018年からの5年間で総額5億7949万円に上った。野党は真相究明には不十分だとして政治倫理審査会の開催を要求した。 玉木代表、自民裏金「脱税まがい」 国民民主が党大会 14日には岸田文雄首相が出席して政治資金問題に関する集中審議が衆院予算委員会で予定されており、与野党の論戦が激化しそうだ。 アンケートは野党の要求を受け、党所属議員全374人と新人・前職・元職の選挙区支部長10人を対象に実施。そ
自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受け、岸田文雄首相(党総裁)は14日、国会の政治倫理審査会(政倫審)開催に応じる方針を固め、党幹部に調整を指示した。16日にも国会内で衆院政倫審の与党幹事懇談会を開き、具体的な日程調整に入る。衆院での開催は、来年度予算案が衆院通過した後の3月上旬で調整する。野党は予算委で安倍派幹部の「5人衆」や二階俊博元幹事長らの出席を求めており、出席をどの程度、取り付けられるかが焦点となる。 首相は14日の予算委で、5人衆らについて「説明責任を尽くすよう働きかけている。さまざまな手段があると党としても考えているし、関係者と意見交換している」と述べた。ただし、政倫審の開催については「本人の意向等さまざまな観点から国会としてご判断いただくべきものだ」と述べるにとどめ、明言を避けた。
自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を巡って開催された29日の衆院政治倫理審査会(政倫審)で、岸田文雄首相は自民の関係議員に対する聞き取り調査結果をなぞる場面が多く、当事者意識に乏しい弁明に終始した。安倍派(清和政策研究会)などで裏金づくりがいつ、どういう経緯で始まったかなどの実態解明は進まなかった。 「後来(こうらい)の種子いまだ絶えず、この言葉をかみしめている。今の政治を未来の世代に自信を持って引き継いでいくことができるかを思う時に、誠に申し訳ない」。首相は政倫審冒頭の趣旨弁明で、幕末の志士・吉田松陰が残した「志を継ぐ者がいれば、まいた種が絶えることはない」という意味の言葉を引用したうえで、「私自身、政治改革の先頭に立って改革を前に進めていく覚悟だ」と改めて強調した。
「自民救済党にしか見えん」維新・馬場代表、裏金事件めぐり政倫審も証人喚問も「意味ない」発言で批判殺到 社会・政治 投稿日:2024.05.11 17:20FLASH編集部 5月9日、日本維新の会の馬場伸幸代表は会見で、自民党の政治資金パーティー裏金事件をめぐり、政治倫理審査会(政倫審)で、さらなる実態解明を求めることについて、「なんの効果があるのか」と否定的な考えを示した。 4月28日に投開票された衆院3補選で立憲が全勝した影響で、政倫審の委員構成が自民1減、立憲1増となり、野党だけで開催を申し立てられる委員数(9人)を確保。野党側は8日、政治資金収支報告書に不記載があった自民党議員のうち、政倫審に出席しなかった現職の衆院議員44人の審査を正式に申し入れた。維新も賛成している。 【関連記事:「万博は被災地に夢や希望を」維新・馬場代表の発言に「的外れ」集まる猛批判「余計に維新は嫌われる」】
自民党の石井参院国対委員長は、自民党派閥の政治資金パーティーをめぐり、収支報告書への不記載があった議員のうち、政治倫理審査会での弁明を行っていない29人の党参院議員について、全員が出席しない意向を示したことを明らかにした。 石井氏は「与党としてみれば誠に遺憾なことだ。残念だ」と述べた。 参院政倫審をめぐっては、3月14日に、世耕前参院幹事長・西田昌司議員・橋本聖子元五輪相の3人が弁明を行い、残った29人に対し、野村政倫審会長の名前で出席を求める説明文書が発出されていた。 この回答期限は5月13日としていたが、党として29人の意向を確認したところ、弁明のための出席意向を示す議員は誰1人いなかったという。 石井氏はこのことを野党側に報告したうえで、今後は、政倫審の幹事懇を経て、審査会を開き、29人に出席を求める正式な議決を行う方針を示した。 29人の中からは出席しない理由として、「一定の責任は
大山鳴動「やや大きな」ネズミ2匹では、やはり話にならなかった。自民党は20日、裏金事件を受けた衆院政治倫理審査会(政倫審)の対応をめぐり、安倍派座長の塩谷立元文科相と、二階派事務総長の武田良太元総務相が出席する意向だと野党に伝達。野党が反発すると突然、夜になって安倍派幹部5人衆のひとりで事務総長経験者の西村康稔前経産相も、政倫審出席の意向を党側に伝えた。背景には、往生際の悪い5人衆に対する安倍派の中堅・若手による反乱の動きがあるようだ。 ◇ ◇ ◇ 野党は自民の裏金議員82人のうち、衆院側の51人全ての出席を要求。自民は当初、19日から対象議員にヒアリングし、出席の意向を示したのは塩谷氏と武田氏の2人きりで、残る49人は返答がなかったと野党に伝えていた。 「党のヒアリングなんて、建前です。対象である安倍派のベテラン議員でさえ、何も聞かされていないありさま。塩谷、武田両人の出席意向だって
自民党派閥の政治資金パーティーの裏金事件を受けて開かれた1日の衆院政治倫理審査会(政倫審)を巡り、SNS上で改めて《特捜部はきちんと捜査したのか》《全国からかき集めた応援検事は何を調べていたのか》などと、検察批判の声が出ている。 きっかけは、この日午前の政倫審に出席した安倍派(清和政策研究会)の元事務総長だった松野博一前官房長官(61)と、立憲民主党の枝野幸男議員(59)のやり取りだった。 派閥事務総長として、経理や会計業務には「一切関与していなかった」と言い、収支報告書の不記載についても「認識していなかった」と主張していた松野氏。枝野氏が派閥からの裏金の保管場所を聞くと、松野氏はキックバックされた現金845万円について、「議員会館の事務所」「他の政治資金とは別に管理をしていたと報告を受けている」などと回答。 さらにカネの使い道について、「国会議員などとの会合費等、政治活動費として認められ
裏金疑惑の橋本聖子議員 政倫審での説明と収支報告書が食い違いだらけ 「あまりに無責任。議員辞めるべきだ」と専門家 これが問題の報告書の写真 スピードスケート五輪メダリストだった橋本聖子参院議員。自民党のHPより。安倍派(清和政策研究会)の政治資金パーティの売り上げから2018年以降だけで2057万円の高額のキックバックを受け取っていた橋本聖子参院議員が、3月に出席した政治倫理審査会(以下、政倫審)で説明していた内容と、政治資金収支報告書(以下、収支報告書)の記載内容が大きく食い違っていることが分かった。(フリージャーナリスト・鈴木祐太) ◆裏金でなく借入金として処理と主張するが 東京新聞によると、橋本議員は3月14日に開催された参議院の政倫審において、代表を務める「自民党北海道参議院比例区第83支部」(以下「第83支部」)の収支について次のように説明している。 「(派閥事務局の意向で)領収
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