党旧統一教会被害対策本部(本部長:西村智奈美衆院議員)は8月10日、第6回会合を国会内で開催。日本の新宗教運動や宗教団体の政治活動、カルト問題などを研究している宗教社会学者、上越教育大大学院准教授の塚田穂高さんから、「宗教社会学から見た統一教会問題―カルト問題・宗教と政治・『宗教2世』問題―」をテーマに話を聞きました。 塚田さんはまず、統一教会問題は(1)「カルト」問題(2)宗教と政治の関り方(3)「宗教2世」問題――の3つがかけ合わさったものであり、(1)については、「問題がなくなること、被害者の救済・回復」(2)については、「旧統一教会との決別宣言、関りの可視化・透明化(説明責任を果たすこと)」(3)については、社会の理解や、公的相談・支援体制の整備」をそれぞれのゴールだと設定。一部で「統一教会が取り上げられることは、容疑者の思う壺」「まだやっているのか」といった言説があることには、「