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谷頭和希の検索結果41 - 80 件 / 253件

  • 三軒茶屋にダクトだらけのビルがある

    1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー) 前の記事:代々木のマクドナルドは現存する日本最古の店 > 個人サイト webやぎの目 遠くから見てもこの存在感。ビルというよりも工業地帯のプラントのようである。インダストリアル感満載だ。 これは晴れた日に撮った写真。ダクトは機能だけを考えて作ったはずなのに、造形が美しくなっているのが奇跡である。 このビルに入っているテナント(2021年5月撮影)。お好み焼き、鉄板焼、焼肉など煙が出る店ばかりで、排気ダクトが充実しているのも納得である。 しかし、ダクトは途中で1本にまとめたらいけないのだろうか。ダクトの出口でお好み焼き、焼肉の匂いを堪能している人がいるのかもしれない。 このGEMSとい

      三軒茶屋にダクトだらけのビルがある
    • 富士そばは街ごとに味が違うらしい

      1997年生まれ。大学院で教育学を勉強しつつ、チェーン店やテーマパーク、街の噂について書いてます。教育関係の記事についても書きたいと思っているが今まで書いてきた記事との接点が見つからなくて途方に暮れている。 前の記事:富士そばは街ごとに味が違うらしい その5 > 個人サイト Note 食べ比べてみよう 調べてみたら、富士そばは関東近郊圏を中心に130店舗ほどがあるらしい。海外にも店舗がある。そんな規模のチェーンで、街ごとに味が違う、とはどういうことだろう。 だったら食べ比べるしかない やってきたのは、富士そば五反田店。 都内有数の歓楽街、五反田遊楽街の近くにある 食べ比べるのは、かけそば。出汁の味もそばの味もわかる、最もオーソドックスなメニューだからだ 出汁が体に染みる。夜に食べたのだが、この出汁の濃さが、疲れた体にいい。 周りを見渡せば、仕事帰りのサラリーマンに、遊楽街で働いていると思し

        富士そばは街ごとに味が違うらしい
      • 西五反田・アクリル越しにトンネルをのぞける歩道橋

        1975年宮城県生まれ。元SEでフリーライターというインドア経歴だが、人前でしゃべる場面で緊張しない生態を持つ。主な賞罰はケータイ大喜利レジェンド。路線図が好き。(動画インタビュー) 前の記事:駐車場に鉄塔が建っている寿司屋 > 個人サイト 右脳TV 場所は東急目黒線の武蔵小山駅と不動前駅のあいだ。 武蔵小山駅は地下にあって、不動前駅は地上にある。電車は不動前駅の手前で地上に出てくるのだけど、その直前に設けられた「西五反田歩道橋」が今回の絶景である。 左側の高い塀の向こうが東急目黒線のトンネル。写真奥に不動前駅がある。奥のほうをアップにすると…… 白い屋根をまたぐ歩道橋が見えますか。これが「西五反田歩道橋」です。 電車は地下を抜けた後、100メートルくらい白い屋根のトンネルを通って、そのあと地上に出てくる。 別にすぐ地上に出てもいいのになんで白い屋根があるんだろ。急に外に出るとまぶしいのか

          西五反田・アクリル越しにトンネルをのぞける歩道橋
        • 「タピオカ」が新聞に載った日

          1997年生まれ。大学院で教育学を勉強しつつ、チェーン店やテーマパーク、街の噂について書いてます。教育関係の記事についても書きたいと思っているが今まで書いてきた記事との接点が見つからなくて途方に暮れている。 前の記事:看板は人生のハイライト〜あの「きぬた歯科」にインタビューしてきた > 個人サイト Note 新聞データベースという幸せ 新聞データベースは、各新聞社から提供されている。 毎日新聞の「毎索」、読売新聞の「ヨミダス歴史館」、そして朝日新聞の「聞蔵Ⅱ」。これらが各社のデータベースである。 すごいのはボリュームと質。 それぞれのデータベースでは、新聞創刊時からのデータが検索できる。例えば、読売新聞の場合、新聞創刊の1874年から今日の記事に至るすべてを、調べることができるのだ。150年分の紙面検索が、検索ボタン一つで。 大きな新聞の束が手元にあるような感覚(谷頭撮影) 記事によっては

            「タピオカ」が新聞に載った日
          • うどんの流体力学者たち〜見えない丸亀を求めて - SUUMOタウン

            著者: 谷頭和希 丸亀と東京の二拠点生活が始まった 私は、チェーンストアや街、空間について書いたり、話したりしている。肩書はその時々によってライターだったり、作家だったり、批評家だったりする。とにかく、「場所」についてあれやこれややっている人間だ。 そんな私が、去年の11月から香川県・丸亀と東京での二拠点生活をはじめた。さまざまな事情が重なり、それまで続けていた仕事を辞めてフリーランスになったからだ。さまざまな事情、というのの大部分は親類の都合で、その親類がいるのが丸亀なのである。 最初のうちは、なんだか観光気分。丸亀といえば、日本一高い石垣を持つ丸亀城や、地元を代表するB級グルメ・骨付鳥が有名で、数日間はそれらをしっかり堪能した。 思いの外、高い丸亀城に興奮したり、 骨付鳥の名店『一鶴』で骨付鳥をたらふく食べたり とはいえ、外せないのが、うどんだろう。丸亀を車で走っていると、あちらこちら

              うどんの流体力学者たち〜見えない丸亀を求めて - SUUMOタウン
            • 代々木駅の外観が古い :: デイリーポータルZ

              ピカピカではないが、この壁の裏側があれほど古びているとは思わなんだよ。 土台部分にある楕円の意匠も、戦前の重厚な建築の雰囲気である。 Wikipediaによると大正13年(1924年)に山手線・中央線ホームが現在の位置に移転したとあるのでその当時の建築かもしれない。だとしたら98年! 穴に入れてあるのは枕木だろうか。蓋はトタン。 ナチュラルにアンティークな代々木駅をお見逃しなく。 4/29 「イオンモール大日」の非常階段に反復の美を見た(斎藤公輔)★ 佐鳴台第二公園はタイヤが生え過ぎ(鈴木さくら) 旦過市場とモノレールが絶景を作り出す(地主恵亮) 夢見ヶ崎動物公園の気の抜けたロバの顔に癒される(ほり) 京都府左官技能専修学院のビルは自己アピールがすごい(こーだい) 大阪・京阪香里園駅にあるトーナメント・トイレ(小堀友樹)★ バーミヤン自由が丘駅前店の入り口が一見無理(古賀及子) 日暮里舎人

                代々木駅の外観が古い :: デイリーポータルZ
              • 渋谷にピラミッドみたいなアリ塚みたいな竪穴式住居みたいなビルがある

                ばばーん 近づくとピラミッドみたい。 このビルはミキプルーンでおなじみの三基商事のビル。中がどうなってるのか気になるけど、意外と普通な気もするので外から眺めて楽しみたいと思います。 竪穴式住居っぽくもあります。 身近な絶景 友達と歩いてるときに「ねえここの電柱珍しくない?」って見せるような、よく見るとおもしろい景色をとりあげます。あえて「絶景」と呼んでみました。 2022年のゴールデンウイークに集中的に集めて、そのあとは少しずつ追加しています。 3/4 海老名のショッピングモールに七重の塔(井上マサキ) 2/11 徳島はLEDのまちだった(林雄司) 1/28 飯田橋・ラグジュアリーな雰囲気の丸亀製麺(高瀬雄一郎) 1/21 センター北の崖に刺さっているたくさんの棒(井上マサキ) 1/14 自分と同じ名前の駅に行くとやっぱり興奮する ~山形の今泉駅へ~(いまいずみひとし) 1/7 西千葉のラ

                  渋谷にピラミッドみたいなアリ塚みたいな竪穴式住居みたいなビルがある
                • 南船橋の冷凍団地を観光する

                  1984年岐阜県生まれ。変な設定や工作を用意して、その中でみんなでふざけてもらえるような遊びを日々考えています。嫁が世界一周旅行中。 前の記事:飯田橋・ラグジュアリーな雰囲気の丸亀製麺 > 個人サイト 平日と休日のあいだ 嫁が世界一周旅行中の旦那 「じゃない方」の道を行く JR京葉線の南船橋駅。 ここはショッピングモールららぽーとの最寄り駅ということで、週末になると全員といっていいほどの人がそちらに向かって歩いていく。 そんな流れを横目に、そっちじゃない方の道に進むと、 お手本のような「じゃない方」 「冷凍団地」と書かれた道路標識があらわれる。 英語表記 Reito Town なんだ 漂流教室みたいな名前と、誰もいない道のさきに現れるということで異世界感もあるこの団地。 いったいどんな場所なのだろうか。 地産地消のスケート場 標識が案内する方にすこし歩くと、まず目に入ってくるのは「興和冷蔵

                    南船橋の冷凍団地を観光する
                  • つくば・さんかく公園のとなりに地下世界への入口がある

                    ここが地下世界への入り口。 つくば市吾妻4丁目、さんかく公園に隣接する住宅街の片隅に、ぽっかりと口を開けてあなたを待っている。 先は行けばわかると、暗がりから語りかけてくるようだ 白く眩しい蛍光灯、スペーシーなグラフィティ、その下に覗く赤い光 時折、車が夜を切り裂くように走り去っていく。そう、ここは地下道への連絡通路だ。 ゴゴゴ…と静かな唸り声が聞こえてくる どうやら一日に何本もないバスの乗降場としての役割があるらしい。ここが地上と地下世界の唯一の接点、物語は膨らんでゆく。 身近な絶景 友達と歩いてるときに「ねえここの電柱珍しくない?」って見せるような、よく見るとおもしろい景色をとりあげます。あえて「絶景」と呼んでみました。 2022年のゴールデンウイークに集中的に集めて、そのあとは少しずつ追加しています。 3/4 海老名のショッピングモールに七重の塔(井上マサキ) 2/11 徳島はLED

                      つくば・さんかく公園のとなりに地下世界への入口がある
                    • 「惜しい!もうちょいで幕府」荻野の要害

                      神奈川県厚木市、小田急線本厚木駅から国道412号線を相模原方面に10kmほど行くと私が生まれ育った上荻野と呼ばれる地域に着く。 並走する脇道に入り相模川の支流、荻野川と交錯する源氏橋のそばにひっそりと碑が建っている。 こちらは2022年のゴールデンウイーク「身近な絶景」特集の1本です。 わざわざ行くほどではないけど、友だちと通りかかったら紹介したい。そんな絶景ってほどではない乙な景色を掘り出します。一覧は記事末尾に。 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:アリを振り切り、木に登れ!狩りバチのテイクアウトが大変だった > 個人サイト バレンチノ・エスノグラフィー テレビやyou

                        「惜しい!もうちょいで幕府」荻野の要害
                      • 仙台の名刹・輪王寺にひっそりとある「植樹ウーマン コノハ像」

                        身近な絶景 友達と歩いてるときに「ねえここの電柱珍しくない?」って見せるような、よく見るとおもしろい景色をとりあげます。あえて「絶景」と呼んでみました。 2022年のゴールデンウイークに集中的に集めて、そのあとは少しずつ追加しています。 3/4 海老名のショッピングモールに七重の塔(井上マサキ) 2/11 徳島はLEDのまちだった(林雄司) 1/28 飯田橋・ラグジュアリーな雰囲気の丸亀製麺(高瀬雄一郎) 1/21 センター北の崖に刺さっているたくさんの棒(井上マサキ) 1/14 自分と同じ名前の駅に行くとやっぱり興奮する ~山形の今泉駅へ~(いまいずみひとし) 1/7 西千葉のラウンドアバウトをトレースするミニストップがかっこいい(伊藤健史) 12/24 大阪・梅田にある隠れすぎたスポット、宙に浮いた看板(斎藤公輔) 12/17 つくばエクスプレスに並走する道路がめちゃめちゃ波打っている

                          仙台の名刹・輪王寺にひっそりとある「植樹ウーマン コノハ像」
                        • 富士そばは街ごとに味が違うらしい その1

                          1997年生まれ。大学院で教育学を勉強しつつ、チェーン店やテーマパーク、街の噂について書いてます。教育関係の記事についても書きたいと思っているが今まで書いてきた記事との接点が見つからなくて途方に暮れている。 前の記事:ドンキから街を想う > 個人サイト Note 食べ比べてみよう 調べてみたら、富士そばは関東近郊圏を中心に130店舗ほどがあるらしい。海外にも店舗がある。そんな規模のチェーンで、街ごとに味が違う、とはどういうことだろう。 だったら食べ比べるしかない やってきたのは、富士そば五反田店。 都内有数の歓楽街、五反田遊楽街の近くにある 食べ比べるのは、かけそば。出汁の味もそばの味もわかる、最もオーソドックスなメニューだからだ 出汁が体に染みる。夜に食べたのだが、この出汁の濃さが、疲れた体にいい。 周りを見渡せば、仕事帰りのサラリーマンに、遊楽街で働いていると思しき人の姿もちらほら 夜

                            富士そばは街ごとに味が違うらしい その1
                          • ニュースでもよく見る、大手銀行の看板が一堂に会している場所が豊洲に

                            日本でメガバンクというと、「三菱UFJ銀行」「みずほ銀行」「三井住友銀行」の3つ。それに(ゆうちょ銀行を飛ばして)5番手の「りそな銀行」を加えた、4つの大手銀行の看板が一堂に会している場所がある。 こちらは2022年のゴールデンウイーク「身近な絶景」特集の1本です。 わざわざ行くほどではないけど、友だちと通りかかったら紹介したい。そんな絶景ってほどではない乙な景色を掘り出します。一覧は記事末尾に。 インターネットユーザー。電子工作でオリジナルの処刑器具を作ったり、辺境の国の変わった音楽を集めたりしています。「技術力の低い人限定ロボコン(通称:ヘボコン)」主催者。1980年岐阜県生まれ。 本『雑に作る ―電子工作で好きなものを作る近道集』(共著)がオライリーから出ました! 前の記事:くもりどめで目をハートマークにしたかった > 個人サイト nomoonwalk ニュースでもよく見る、あの場所

                              ニュースでもよく見る、大手銀行の看板が一堂に会している場所が豊洲に
                            • 10年前の池袋を歩く その2 〜サンシャイン通りで不易流行を追う

                              1997年生まれ。大学院で教育学を勉強しつつ、チェーン店やテーマパーク、街の噂について書いてます。教育関係の記事についても書きたいと思っているが今まで書いてきた記事との接点が見つからなくて途方に暮れている。 前の記事:ビックカメラの数字が違う~10年前の池袋を歩く その1 > 個人サイト Note サンシャイン通りはどうなっているか 池袋最大の繁華街サンシャイン60通り。池袋のランドマーク「サンシャインシティ」に向かって伸びる通りだ。10年前から変わっているだろうか。 大黒屋のデカイ看板は(2013年ストリートビュー)、 セクシーな女性に。看板がそのまま塗り変わっている(2021年筆者撮影) これぐらいだと、まだ大きい変化で、中には目を凝らさないと分からないような変化もある。 麻雀カボは(2021年筆者撮影) 「麻雀リオ」だった。マイナーチェンジ(2014年ストリートビュー) さらには、か

                                10年前の池袋を歩く その2 〜サンシャイン通りで不易流行を追う
                              • バーミヤン自由が丘駅前店の入り口が一見無理

                                東京生まれ、神奈川、埼玉育ち、東京在住。Web制作をしたり小さなバーで主に生ビールを出したりしていたが、流れ流れてデイリーポータルZの編集部員に。趣味はEDMとFX。(動画インタビュー) 前の記事:寝てる間のカロリー消費量を調べる ~研究所にご一泊~(デジタルリマスター) > 個人サイト まばたきをする体 Twitter @eatmorecakes バーミヤンは自由が丘の北口に 自由が丘駅で降りると、メープル通りや自由通りに出る正面口、もしくはマリクレールストリートや九品仏緑道が楽しめる南口の改札からまちへ出ることが多いんじゃないか。 北口は高架下へ出る小さな出口で、駅構内でもちょっとひっそり分かりづらい。ただ、出てしまうと居酒屋や中華、天ぷらの名店がある。 でかいヤマダ電機(LABI LIFE SELECT 自由が丘)へ行くのにも便利な出口となっておりますので覚えておいて損はないと思う。

                                  バーミヤン自由が丘駅前店の入り口が一見無理
                                • 富士吉田にあるブックオフは富士山の本が多い

                                  1997年生まれ。大学院で教育学を勉強しつつ、チェーン店やテーマパーク、街の噂について書いてます。教育関係の記事についても書きたいと思っているが今まで書いてきた記事との接点が見つからなくて途方に暮れている。 前の記事:歌舞伎町でモンスターめぐり > 個人サイト Note 富士吉田市へようこそ 新宿からバスで二時間ほど。山梨県富士吉田市の河口湖インターチェンジが近づきます。 この場所の観光スポットといえば、なんといっても富士山でしょう。 富士山の眺望がすばらしいのです 富士山五合目に通ずる「富士スバルライン」の起点でもあり、富士山世界遺産センターもこの場所にあります。登山シーズンには多くの人でにぎわいを見せています。 富士山世界遺産センター。富士山に関する豊富な展示を見ることができます また、富士急ハイランドも見逃せません。 私たちを出迎える入り口 絶叫マシンの多さでは日本有数で、無骨な鉄骨

                                    富士吉田にあるブックオフは富士山の本が多い
                                  • 無印良品に印を付けてやろう

                                    1997年生まれ。大学院で教育学を勉強しつつ、チェーン店やテーマパーク、街の噂について書いてます。教育関係の記事についても書きたいと思っているが今まで書いてきた記事との接点が見つからなくて途方に暮れている。 前の記事:富士吉田にあるブックオフは富士山の本が多い > 個人サイト Note 無印良品の思想 無印良品は西友のプライベートブランドとして誕生した。1980年のことである。生みの親である堤清二は西武百貨店の経営で知られた人物であり、文学者としても名を馳せていた。そのこともあってか、「感性経営」と呼ばれる独特の経営手法を生み出し、広く小売業界に影響を与えた。 その堤が大きな期待をかけて作ったのが「無印良品」である。 「無印」という名前の通り、それはブランド(=印)ではない。むしろその印を消去することによって、消費者がブランド(=印)に左右されずに自分自身の価値観で商品を選べるようにしたの

                                      無印良品に印を付けてやろう
                                    • 街区表示板が2つ並んでいると街の境界が見える

                                      1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:盆踊り愛好家「盆オドラー」の暑い夏 > 個人サイト NEKOPLA Tumblr 探して楽しい街区表示板 住所が書かれている細長いプレート、それが「街区表示板」。 典型的な街区表示板。街に溶け込みすぎているこの様式美 その辺を歩くだけで嫌というほど目にするため、散歩趣味の人にとっては超顔なじみの存在だ。でも一口に街区表示板と言っても、色や素材、サイズや設置場所などが多岐にわたっている。だから見ていて飽きないし、どんどん探し歩きたくなってくる。たとえば…… 標識のように独立して立っているやつや、 お腹を空かせた大食漢が囓っていったのか? と思うようなもの、 もはやどういう経緯で生ま

                                        街区表示板が2つ並んでいると街の境界が見える
                                      • 日本社会は「全身全霊」を信仰しすぎている?「兼業」を経験した文芸評論家・三宅香帆と「ゆる言語学ラジオ」水野太貴が語る働き方 - 集英社新書プラス

                                        「大人になってから、仕事に追われて、読書や趣味が楽しめなくなった」という悩みを抱えてる人は少なくはないのではないか。かつて自らもこの悩みにぶちあたった、文芸批評家の三宅香帆氏は、労働と読書の歴史をひもときながらその根源を新刊『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』で分析した。 本書で提起されている「全身全霊で働く」という労働観の問題をめぐって、三宅氏と人気YouTube番組「ゆる言語学ラジオ」の水野太貴氏が対談。会社員の傍ら執筆活動をしていた三宅氏と、編集者をしながらYouTuberとしても活躍する水野氏が、現代の「働き方」について考える。 『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(集英社新書) 『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』は半身で書いた? 水野 『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』を読んで面白かったのは、最終的に経済思想について書かれていることですね。三宅さんは「全身全霊

                                          日本社会は「全身全霊」を信仰しすぎている?「兼業」を経験した文芸評論家・三宅香帆と「ゆる言語学ラジオ」水野太貴が語る働き方 - 集英社新書プラス
                                        • ネコが飛ぶ島『佐柳島』を満喫する【島民の数より猫が多い!】 - イーアイデム「ジモコロ」

                                          ネコがたくさんいる離島、佐柳島(さなぎじま)。堤防の間をピョン!と飛ぶ猫が有名なこの島……撮りやすい方法やポイントなどをお教えします。もちろん、島までのアクセスや料金、小学校の廃校を利用したホテルなど、旅に役立つことをレポートしますよ! はじめまして。ライターの谷頭和希(たにがしらかずき)です。 今ぼくは、こんなところに来ています。 瀬戸内海に浮かぶ離島、佐柳島(さなぎじま) 香川県に属するこの島は、周囲わずか4km。ジョギングで有名な皇居の外周が約5kmなので、それよりも小さい島です。 人口は70人以下。特に目立った産業はありません。 そんな佐柳島が、近年にわかに観光地として人気が高まっていることをご存知でしょうか。 その理由が…… ネコです もともと佐柳島は、島民の数よりも猫が多い島として、猫好きの間では有名でした。 それが近年、SNSなどで拡散され、一般の観光客もネコを求めてやって来

                                            ネコが飛ぶ島『佐柳島』を満喫する【島民の数より猫が多い!】 - イーアイデム「ジモコロ」
                                          • ブックオフが「新時代の図書館」と言える深い理由

                                            古本屋チェーンとして一世を風靡し、現在ではCDやDVD、家電やブランド品なども扱う総合リユース店として知られるブックオフ。創業当初は「出版文化を破壊する」存在として批判されることもありましたが、とくに地方で果たした文化的な役割は大きく、今では10~30代の若者から「エモい場所」「原風景の一部」として支持を集めています。 ライターでチェーンストア研究家の谷頭和希さんが、現代日本におけるブックオフの意義・功績について批評・分析する連載『ブックオフで生きてきた』。第5回となる今回は、ブックオフと公共図書館を比較することで、ブックオフが持つ公共性について改めて考え直す回です。 著者フォローをすると、谷頭さんの新しい記事が公開されたときにお知らせメールが届きます。 ブックオフと図書館 ブックオフの存在によって、少なからぬ人がさまざまな本やコンテンツとの出会いを果たしていることはこれまでの連載で見てき

                                              ブックオフが「新時代の図書館」と言える深い理由
                                            • コンビニの経年変化を見つめる

                                              1997年生まれ。大学院で教育学を勉強しつつ、チェーン店やテーマパーク、街の噂について書いてます。教育関係の記事についても書きたいと思っているが今まで書いてきた記事との接点が見つからなくて途方に暮れている。 前の記事:アルコールを嗅ぎながらウーロン茶を飲んでウーロンハイ気分になる > 個人サイト Note 近所のコンビニの経年変化を見よう 近所のコンビニを見てみる。 2019年 変化がはっきり分かるので、9年前に時を戻してみよう。 2010年 看板の色があせているのが、時の変化を感じさせる。絶妙にいろいろ違う!! 急激な変化すぎて動悸がしてきたので、もう少し最近の店頭を見てみよう。 間違い探しみたい 2018年 2019年と2018年ではあまり変化がない。店頭に掲げてあるのれん的なものの柄の違いぐらいだ。しかし、これが2016年になると、 2016年。2018年と見比べてみよう お分かりい

                                                コンビニの経年変化を見つめる
                                              • 大阪・京阪香里園駅にあるトーナメント・トイレ

                                                父は数学教師。母は国語教師。姉2人小学校教師という職員室みたいな環境で育つ。普段はTVCMを作ったり、金縛りにあったりしている。(動画インタビュー) 前の記事:電柱の帯がどうしても腹巻きに見える トーナメント表みたいな形をした小便器。それは大阪と京都の中間に位置する京阪香里園駅の男子便所にある。 むきだしの配管 小便器の上にトーナメント表にしか見えない配管が繋がっている。おしっこの優劣を競う世界大会があったとしたら、会場にはこのような装置が並べられるに違いない。 いっさいの無駄を排したその姿は、機能美を追求した工業デザイナーのディーター・ラムスを彷彿とさせる。 研磨剤で磨いたかのような鏡面仕上げ ディーター・ラムスはドイツ生まれ。ドイツで「おしっこトーナメント」を翻訳ソフトにかけてみると「Piss-Turnier」と表示された。音声再生ボタンを押すと、やわからい女性の人工音声で「ピストニア

                                                  大阪・京阪香里園駅にあるトーナメント・トイレ
                                                • 10年前の池袋を歩く 第5回 中華街の変遷とロサ会館

                                                  1997年生まれ。大学院で教育学を勉強しつつ、チェーン店やテーマパーク、街の噂について書いてます。教育関係の記事についても書きたいと思っているが今まで書いてきた記事との接点が見つからなくて途方に暮れている。 前の記事:3000円ブックオフで、ブックオフを遊び尽くす > 個人サイト Note 匂いに誘われて 足を踏み入れると、香るのはスパイシーな香辛料の匂い。 同行した西村さんが、「中国の屋台で同じような匂いを嗅いだことがある」と言っていた。目をつむればほとんど中国なのだ。 その匂いに誘われてあたりを見渡すと目立つ中華料理店。10年前はどうだったのか。 モダン・デザインの中華料理屋になったのかと思いきや 2009年 10年前は低層住宅にインド料理屋などが入っていた。変貌がすごい。変わらないのは「八丈島」である。 スパイシーのもと。火鍋屋は、 (2009年)ビデオ個室だった。「居酒屋 弁慶」だ

                                                    10年前の池袋を歩く 第5回 中華街の変遷とロサ会館
                                                  • ドン.キホーテ論──あるいはドンペンという「不必要なペンギン」についての一考察(上)|谷頭和希

                                                    それらのものは美しいだろうか? この点については問うまい。ただ、我々の時代精神の産物であり、だから間違っていない、とだけ言っておこう――アドルフ・ロース ドンペンからの問い 「ドンペン」 この名前を聞いたことがあるだろうか。それはディスカウントストア「ドン.キホーテ」(以後、ドンキ)のイメージキャラクターだ。ペンギンがモチーフになっている。 企業のイメージキャラクターといえば普通、チラシやCMに登場して広報活動をする。しかしドンペンが特徴的なのは、広報活動に加え、ドンキ店舗の装飾として店外に置かれていることだろう。 【図1】ドンペンが置かれるドンキのファサード(ドンキ藤沢駅南口店) 派手な看板の上にドンペンがいる。短い手を広げ、大きくつぶらな瞳で店外を見つめるペンギン。これがドンペンだ。いつもは通り過ぎてしまうこの装飾を立ち止まって見ると、趣味が悪いとさえ思えるその過剰さに驚い

                                                      ドン.キホーテ論──あるいはドンペンという「不必要なペンギン」についての一考察(上)|谷頭和希
                                                    • 大阪・梅田にある隠れすぎたスポット、宙に浮いた看板

                                                      1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:共感が得られにくい趣味「JR全線完乗・防衛戦」の話をしよう > 個人サイト NEKOPLA Tumblr 違和感がすごい看板 矢印の場所に、その看板はある。場所は「アニメイト梅田店」や、サウナの「大東洋」がある辺り 少し近づいてみる。どうなってるんだ、この看板 3Dのプログラムがバグって、変な座標に出力されてしまったやつ? 最初に見つけたとき、なんだこれ!? っていう素直すぎる感想が口から出た。狙って突飛な看板を作ったわけではなく、素でこうなっていると思われるあたり好感度が高い。 高い位置にあって見上げないと発見できないし、スマホのカメラだと遠すぎて撮影が難しい。よってSNSでも

                                                        大阪・梅田にある隠れすぎたスポット、宙に浮いた看板
                                                      • ”Campusノート”のふつうに想いを馳せる

                                                        時代や進み、いまやなにをとってもバリエーションのゆたかな世の中になりました。しかしそのベースとなるものを軽んじて良いのでしょうか。否! デイリーポータルZは春休みを記念し、「ふつう」を再発見します。 再会 Campusノートと見つめ合うのは久しぶりだった。 Campusノート 一度は使ったことがあるのではないか。 シンプルな色の表紙に書かれたスタイリッシュな「Campus」という文字。その横に小さくノートの情報が書かれている。 今はいろいろな種類が発売されている 今は、いろいろなCampusノートが発売されている。 ポケモン柄のものや スヌーピーのイラストが描かれたものも売っている 中ぐらいのものもあれば 小さいものもある しかし、やはりもっともふつうのものは、この薄く青いノートだとおもう。 表紙にはまっすぐにのびた直線が引かれ、このノートの中身をさりげなく教えてくれる。 こんなにまじまじ

                                                          ”Campusノート”のふつうに想いを馳せる
                                                        • 寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」で無人の大阪駅のホームを見物できる

                                                          島根県生まれ。毛糸を自在に操れる人になりたい。地元に戻ったり上京したりを繰り返してるため、一体どこにいるのか分からないと言われることが多い。プログラマーっぽい仕事が本業。(動画インタビュー) 前の記事:補修シールを使って「障子に目あり」の部屋にする > 個人サイト それにつけてもおやつはきのこ 「サンライズ瀬戸・出雲」は夜中に豊橋、岐阜、米原、大阪に停車するが、大阪駅は特に普段とのギャップが大きく感じる。 大阪駅に停車するときにたまたま起きてると「これからちょっと珍しいものを見るぞ」とテンションが少し上がる。 まだ動いてるのでなかなか上手く撮れない こんなに広いのに誰もいない!! 普段人がごった返してる超大規模駅が、こんなに閑散としている。 人がいないのに明るい 始発が動く30分程度前だから明るさは通常通りなんだろう。けどまったく人が見当たらない。 1分程度停車する いや本当に嬉しくなるほ

                                                            寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」で無人の大阪駅のホームを見物できる
                                                          • 宮崎第一公園のどこから見てもカッコいいジャングルジム

                                                            1992年東京生まれ。普段は商品についてくるオマケとかを考えている会社員。好きな食べ物はちくわです。最近子どもが生まれたので「人間ってすごい」と本気で感じています。(動画インタビュー) 前の記事:鶴間公園の自動販売機がめちゃくちゃお~いお茶推し > 個人サイト 日和見びより 隙のないモテジャングルジム 問題のジャングルジムが生息するのは神奈川県川崎市、東急田園都市線の宮崎台駅を降りて徒歩3分ほどの宮崎第一公園だ。 これがそのジャングルジム。第一印象でグッと引き込まれる魅力がある。 普通のジャングルジムを45度回転させたような角度のジャングルジムなのだ。少し確度を変えるだけでこんなにカッコよさが増すのか。「斜に構える」とはこのジャングルジムのための言葉ではないだろうか。 この向きでみるとどこかにワープできそう あえて言うならばこの確度が一番見せたくない部分かもしれない どの向きから見ても様に

                                                              宮崎第一公園のどこから見てもカッコいいジャングルジム
                                                            • 大阪・堂島で圧巻の配管ビューを楽しむ

                                                              1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:「イオンモール大日」の非常階段に反復の美を見た > 個人サイト NEKOPLA Tumblr ジュンク堂書店 大阪本店があることでおなじみ「堂島アバンザ」の南側に、そのスポットは静かに存在している 近づいてみると、ただならぬ雰囲気をまとった壁面が見えてきた シュッとしたビルが建ち並ぶ一角。その隙間に差し込む光が照らし出すのは、まるでツタのように張り巡らされた「エアコン配管」だ。 「もののけ姫」の祟り神を彷彿とさせる、配管の束! 下の方に目を向けると、配管だけでなく電気配線も混じっている。たまらない景色である おそらく昔は隣接するビルがあり、この配管群は誰にも見られることのない影の

                                                                大阪・堂島で圧巻の配管ビューを楽しむ
                                                              • 皿うどんを血うどんにしてあげよう

                                                                1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:指を長くするメカを作りたい とくべつ企画「おもしろがり力」 ・実施のごあんない ・出場ライター 5/25(月) 変なこと言わされている偉人を探す(西村まさゆき) まだ読んでない本の目次を面白がる(スズキナオ) Wi-Fiっぽく見える地面を集める(ほり) 5/26(火) コンビニ冷凍ピザを食べ比べる休日の午後(藤原浩一) クリームチーズのKiriをもう一度感じる(古賀及子) 小野式製麺機の裏に書かれたナンバーの謎を解く (玉置標本) 5/27(水) 捨てられたタンスのシールを見る(伊藤健史) 家庭教師のチラシを堪能す

                                                                  皿うどんを血うどんにしてあげよう
                                                                • 新交通システムの果ては、ちょっと怖い(日暮里舎人ライナー・見沼代親水公園駅)

                                                                  終着地点で途切れた線路は美しく、やや不安な気持ちにもさせられる。 こちらは2022年のゴールデンウイーク「身近な絶景」特集の1本です。 わざわざ行くほどではないけど、友だちと通りかかったら紹介したい。そんな絶景ってほどではない乙な景色を掘り出します。一覧は記事末尾に。 前回の記事でご紹介した、日暮里舎人ライナー。 車窓からの景色だけでなく、芸術点の高い要素がもう一つある。 日暮里舎人ライナーの終点、見沼代親水公園駅。 線路は終点の駅では終わらない。もう少し進むと… !! 線路が途中ですっぱり途切れている。 終点の駅を通り越して線路が続いているのが不思議だし、それが忽然となくなるのも、見ようによっては不気味だ。 ここだけ空間が途切れているというか、フィールドが分断されている気がする。 終点を超えて走り続けた電車が、時空の裂け目に吸い込まれて異世界に繋がるのではという妄想。 こういう不可思議な

                                                                    新交通システムの果ては、ちょっと怖い(日暮里舎人ライナー・見沼代親水公園駅)
                                                                  • 品川浦の舟だまりでぼーっとする

                                                                    1992年三重生まれ、会社員。ゆるくまじめに過ごしています。ものすごく暇なときにへんな曲とへんなゲームを作ります。 前の記事:夢見ヶ崎動物公園の気の抜けたロバの顔に癒される > 個人サイト ほりげー 場所は品川駅から歩いて10分ぐらいのところ。 都会の中に急にノスタルジックな雰囲気漂う船溜まり。 ザ・情緒。 このあたり、北品川は旧東海道の街並みが残っていて、散歩のしがいがある。 以前、会社が創立記念日で休みなのを当日知り、不意に訪れた休日をいかにして過ごそうかと思案に暮れた。けっきょく何となく品川に来て、この船溜まりを見ながらぼーっと過ごした。それ以来、何もすることのない休日には定期的にここに来ている。 上空は飛行機がびゅんびゅん通る。 羽田新ルートだ。上は飛行機、下は船。奥はビル。新しいのか古いのか。この雑然とした街なみが妙に面白い。 さらに歩くと天王洲アイルの方に出る。 天王洲アイルの

                                                                      品川浦の舟だまりでぼーっとする
                                                                    • 富士そばは街ごとに味が違うらしい その3

                                                                      1997年生まれ。大学院で教育学を勉強しつつ、チェーン店やテーマパーク、街の噂について書いてます。教育関係の記事についても書きたいと思っているが今まで書いてきた記事との接点が見つからなくて途方に暮れている。 前の記事:富士そばは街ごとに味が違うらしい その2 > 個人サイト Note 富士そば池袋店 池袋駅にきた。 私が初めて富士そばに入ったのはこの池袋だった。 それは、池袋駅東口から歩いて数分の場所にある「名代富士そば 池袋店」。 名代富士そば 池袋店 初めて富士そばを食べたのはいつだっただろう。たしか、小学生ぐらいだったと思うが、何年も経って富士そばの食べ比べをしているなんて頭の片隅にさえなかったろう。 当時は気づかなかったことが、ずっとよく見えてくる。 これが成長なのかもしれない。 例えば、店頭に書いてある「乱切りそば」。 なんだろうか そんな疑問を抱きつつ、懐かしの店内に入ってみる

                                                                        富士そばは街ごとに味が違うらしい その3
                                                                      • りんかい線から秘密の入り口が見える :: デイリーポータルZ

                                                                        4/29 「イオンモール大日」の非常階段に反復の美を見た(斎藤公輔)★ 佐鳴台第二公園はタイヤが生え過ぎ(鈴木さくら) 旦過市場とモノレールが絶景を作り出す(地主恵亮) 夢見ヶ崎動物公園の気の抜けたロバの顔に癒される(ほり) 京都府左官技能専修学院のビルは自己アピールがすごい(こーだい) 大阪・京阪香里園駅にあるトーナメント・トイレ(小堀友樹)★ バーミヤン自由が丘駅前店の入り口が一見無理(古賀及子) 日暮里舎人ライナー、足立小台駅付近からのリバービューが美しい(JUNERAY) 代々木のマクドナルドは現存する最古のマクドナルド(林雄司) ビルとビルの隙間にロゴがある(トルー)★ 寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」で無人の大阪駅のホームを見物できる(さくらいみか) 千葉県佐倉市にあるねぶたがラスボス(ヨシダプロ) 4/30 ジャンクションの下にポツンとある崎陽軒の売店(井上マサキ)★ 三茶に

                                                                          りんかい線から秘密の入り口が見える :: デイリーポータルZ
                                                                        • 駐車場に鉄塔が建っている寿司屋

                                                                          1975年宮城県生まれ。元SEでフリーライターというインドア経歴だが、人前でしゃべる場面で緊張しない生態を持つ。主な賞罰はケータイ大喜利レジェンド。路線図が好き。(動画インタビュー) 前の記事:スピーチする人が見ている透明な板「プロンプター」を体験してきた > 個人サイト 右脳TV ラウンドアバウトみたいな鉄塔 場所は横浜市の港北区。 東急東横線でいうと、日吉駅と綱島駅の中間あたり。綱島街道沿いにその光景はある。 駐車場のなかに鉄塔がドーン! 「すし銚子丸 日吉店」の駐車場、その真ん中に送電線の鉄塔が建っている。 どっちに回ってもいいみたい。 敷地の中央に鉄塔が建っており、その周りをぐるりと回って奥の駐車場に行けるようになっている。 まるでラウンドアバウト(環状交差点)のようだけど、右回りでも左回りでも別に構わない。そういうのではないから。 ちなみに外周も駐車場になっている。狭いところは軽

                                                                            駐車場に鉄塔が建っている寿司屋
                                                                          • 京都府左官技能専修学院のビルは自己アピールがすごい

                                                                            変わった生き物や珍妙な風習など、気がついたら絶えてなくなってしまっていそうなものたちを愛す。アルコールより糖分が好き。 前の記事:晴れた日にはトカゲ釣りを > 個人サイト 海底クラブ 4階は行列。牛車と輿が混じっているから高貴な人がいるのだろう。 3階も行列。牛車と輿に加えて駕籠や護衛の鎧武者が加わったことでさらに高貴度がアップ。 そして、2階は一転して祇園祭の山鉾巡行だ。 「うちで修行したらこんな仕事ができるようになるぞ!」というアピールなのだろうか。左官でここまで細かいものが作れるとは思わなかったので、見上げながらただただ感心するばかりなのだった。 全貌。 なお歩道が狭いので道の反対側から鑑賞することをオススメします。 身近な絶景 友達と歩いてるときに「ねえここの電柱珍しくない?」って見せるような、よく見るとおもしろい景色をとりあげます。あえて「絶景」と呼んでみました。 2022年のゴ

                                                                              京都府左官技能専修学院のビルは自己アピールがすごい
                                                                            • 第2回 ブックオフ・図書館・コンビニ

                                                                              図書館とブックオフはどう違うのか? 前回、ぼくたちは本をめぐる風景の中に突如として入りこんできた、「ブックオフ」という奇妙な書店について、それを「図書館」としてとらえ直すことができるのではないかと考えてみた。今回からは実際にいろいろな角度からブックオフについて考えてみよう。 さっそくぼくたちが考えなくてはならないのは、図書館とブックオフのちがいについてである。ぼくは先に、ブックオフは図書館に似ている、と述べたけれど、普通にかんがえるならばそれらは本質的にまったくちがうものだ。でもむしろそれらが似ているという認識に立ちながらその差を見てみれば、ブックオフ的空間の特徴がよりきわだってみえてくるかもしれない。 結論を急いで述べてしまうなら、その違いは本の選定基準にあらわれる。どういうことか。図書館とは図書館法に基づいて地方自治体が作り出す「公共」施設だ。そしてその「公共」という言葉が意識されるあ

                                                                                第2回 ブックオフ・図書館・コンビニ
                                                                              • 新木場の絶景遊歩道は船とヘリコプターと電車と飛行機がぜんぶ見られる

                                                                                むかし新木場で働いていた。海沿いに長い遊歩道があって、そこでは船、ヘリコプター、電車、飛行機と4つの乗り物が全部見られる。そのうえ、のどかで最高のくつろぎスポットだ。 こちらは2022年のゴールデンウイーク「身近な絶景」特集の1本です。 わざわざ行くほどではないけど、友だちと通りかかったら紹介したい。そんな絶景ってほどではない乙な景色を掘り出します。一覧は記事末尾に。 インターネットユーザー。電子工作でオリジナルの処刑器具を作ったり、辺境の国の変わった音楽を集めたりしています。「技術力の低い人限定ロボコン(通称:ヘボコン)」主催者。1980年岐阜県生まれ。 本『雑に作る ―電子工作で好きなものを作る近道集』(共著)がオライリーから出ました! 前の記事:ニュースでもよく見る、大手銀行の看板が一堂に会している場所が豊洲に > 個人サイト nomoonwalk 遊歩道というか公園というか遊歩道と

                                                                                  新木場の絶景遊歩道は船とヘリコプターと電車と飛行機がぜんぶ見られる
                                                                                • 大阪・フェスティバルタワーの何だか不安になる地下通路

                                                                                  父は数学教師。母は国語教師。姉2人小学校教師という職員室みたいな環境で育つ。普段はTVCMを作ったり、金縛りにあったりしている。(動画インタビュー) 前の記事:大阪・京阪香里園駅にあるトーナメント・トイレ 大阪の堂島にあるフェスティバルタワー。劇場を有する東側と、コンラッドホテルが入っている西側。2つのよく似たビルが並んでいる。高さは200m近くあって、総工費は1000億円らしい。 お金がかかっているだけあって、ビルのなかでは、木や大理石などのマテリアルを多用した現代的なインテリアデザインがこれでもかと迫ってくる。もちろん常に人がいっぱいいる。そんな場所に、なぜかひと世代前の通路がぽつんと残されている。あるのは、フェスティバルタワーの地下1階だ。 ローソン横の階段を降りていくと急に世界が変わる 白い施釉タイルで埋め尽くされた空間 NYの地下鉄ようなその姿 タイルの隙間やひび割れに滲み出た埃

                                                                                    大阪・フェスティバルタワーの何だか不安になる地下通路