日銀の植田総裁は、今月9日に就任してから初めてとなる金融政策決定会合に臨みました。 最初の政策決定は、今の大規模な金融緩和策の「維持」でした。 植田総裁は午後3時半から記者会見を行いました。 記者会見での植田総裁の発言をタイムライン形式で詳しくお伝えします。 16:30すぎ 会見終了 植田総裁は、金融緩和策のレビューは緩和策を縮小する出口戦略と関連があるのかを問われ、「レビュー期間の1年から1年半というのは微妙な長さかと思う。その間に正常化を始める可能性もゼロではない。そういう場合にはこのレビューは、必ずしも時間的に間に合わないということだ。そもそも現時点で、そこを狙って始めるわけではない」と述べました。 その一方で、「正常化を始めるプロセスがどんどん後ろずれしていく可能性もまたゼロではない。2年後、3年後、4年後ということになる可能性も残念だがありえる。そうすると、副作用をどういうふうに