米連邦準備理事会(FRB)の政策担当者らは6日、政策転換がなければ労働市場の冷え込みがさらに深刻な状況に陥る恐れがあると指摘し、2週間後の連邦公開市場委員会(FOMC)で一連の利下げを開始する用意があることを示唆した。写真はFRB本部ビル。2022年6月撮影(2024年 ロイター/Sarah Silbiger) [6日 ロイター] - 8月の米雇用統計で非農業部門雇用者数の伸びが予想を下回ったことを受け、米連邦準備理事会(FRB)が今月の会合で利下げに着手する地合いが整ったとの見方がエコノミストの間で大勢となっている。ただ、利下げ幅についてはなお見解が割れている。