ホーム / ニュース・記事 / 国立西洋美術館で飯山由貴らアーティストがパレスチナ侵攻に抗議、美術館パートナーの川崎重工に訴え。遠藤麻衣と百瀬文の抗議パフォーマンスも
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飯⼭由貴《In-Mates》《In-Mates》は、26分46秒の映像作品。本作の概要として、小田原のどかによる解説を以下に引用する。 《In-Mates》は、1945年に空襲で焼失した精神病院・王⼦脳病院(東京)の⼊院患者の診療録に基づくドキュメンタリー調の映像作品だ。王⼦脳病院には、1930〜40年まで⼊院し、院内で病没した2⼈の朝鮮⼈患者の記録が残されていた。 本作では、同院の診療録に記録された2⼈の朝鮮⼈患者の実際のやりとりに基づき、ラッパー・詩⼈で在⽇コリアン2.5世であるFUNIが、⾔葉とパフォーマンスによって彼らの葛藤を現代にあらわそうと試みる姿が記録されている。 また作品内では、当時の時代背景へ学びを深めるため、FUNIと飯⼭が精神医学史と歴史学のレクチャーを受ける様⼦も収められている。歴史学については、外村⼤が講師を務めた。 飯⼭はこれまでも、精神医療と⾃らの家族、障害者
東京都人権部が飯山由貴の映像作品を検閲。上映禁止は「極めて悪質」東京都人権プラザの主催事業として開催されているアーティスト・飯山由貴の企画展「あなたの本当の家を探しにいく」。この展示の附帯事業として上映とトークが予定されていた映像作品《In-Mates》(2021)に対し、東京都人権部が作品上映を禁止する判断を下した。この「検閲」に対し、10月28日、厚生労働省で飯山由貴、FUNI(ラッパー/詩⼈)、外村⼤(東京⼤学教員)、小田原のどか(アーティスト)が記者会見を行った。 文=橋爪勇介(ウェブ版「美術手帖」編集長) 会見を行った小田原のどか(会見司会・アーティスト)、FUNI(ラッパー/詩⼈)、飯山由貴(アーティスト)、外村⼤(東京⼤学教員) 東京都人権プラザの主催事業として開催されているアーティスト・飯山由貴の企画展「あなたの本当の家を探しにいく」(〜11月30日)。この展示の附帯事業と
「『選ばれる国』へ外国人基本法を」。8月13日付の日経新聞社説の見出しである。日経によると、日本は「外国人に選ばれる国」になるため、「外国人が歓迎されていると感じる環境を提供しなければならない」らしい。 この社説には多文化共生推進論の欺瞞(ぎまん)が凝縮されている。多文化共生推進論者はもっぱら外国人の便宜を追求し、受け入れ側の日本人の被る迷惑や害は一顧だにされていない。それはあたかも、外国人が増えて日本の労働力不足を補ってくれさえすれば、日本社会がどうなろうと、日本人が被害を受けようと関係ないと言わんばかりである。 日本にはすでに300万人の外国人が住み、人口の2%を占めている。外国人の割合は自治体によってはこれをはるかに上回る。 日本で最も多くの外国人が住む市区町村は埼玉県川口市だ。人口約60万人のうち外国人住民数は約3万9千人と人口の6・5%を占める。そこには今、外国人の犯罪や迷惑行為
政治団体「日本保守党」は5日、東京都内で記者会見を開き、衆院東京15区補欠選挙(4月16日告示、28日投開票)でイスラム思想研究者の飯山陽氏(48)を擁立する方針を明らかにした。飯山氏は会見で「日本を豊かに強くするために誰かが先陣を切らないといけない」と強調した。 飯山氏は「日本の政治家は日本を貧しく、弱くする政治をしている。与党も野党も自分のことやお金のことを考え、国の未来や国益を考えていない」と言及し、「日本を豊かに強くする政治を実現するためには誰かが先陣を切らないといけない。その誰かが私ならば、やるしかない」と強調した。 飯山氏の擁立は、同党が打診したという。同席した百田尚樹代表は「飯山氏の国家観、歴史観、国際感覚は非常に高いものがある。われわれの一番最初の戦いで先陣を切る戦力になってくれた」と出馬の決断を歓迎した。 飯山氏は東大大学院博士課程を単位取得退学。麗澤大客員教授を務め、著
国連憲章は「武力による威嚇又は武力の行使」によって国の領土保全や政治的独立を脅かすことを禁じる。その国連の安保理常任理事国であるロシアがウクライナに軍事侵攻した。 国家には永続的な政策や地政学的方向性があるわけではないし、常に想定通りルールに従って動くわけでもない。わずか短期間のうちに変わるはずのなかったものが変わり、不可能が可能になることを私たちは確かに目撃した。今私たちが向き合うべきは、国際社会のルールが破壊され、これまでの世界の前提が維持されないことが明らかになった、という深淵(しんえん)なる事実である。 ところが朝日新聞は違う。3月3日付朝刊の天声人語では、国連総会で多くの国から非難され孤立したロシアについて「戦前の満州事変のあと、日本の立場もかくのごときものだったか」と戦前の日本になぞらえ、「満州事変から泥沼の日中戦争へと、破滅の道を進んだのが日本の歴史」と批判した。 イスラム研
こんにちは、はじめまして。中東イスラム研究をしている飯山陽と申します。 毎日新聞の「中山泰秀副防衛相のツイッター『炎上』 中東衝突めぐる投稿で」というタイトルの記事を読みました。 僭越ながら申し上げます。 中山副防衛相の発言されたことは、実に合理的であり、正しいと思います。 なぜなら中山副防衛相は紛争当事者について、一方はイスラエルという「国」であり、もう一方はハマスという「テロ組織」であると正しく認識してらっしゃる。そしてイスラエルには国民が存在する以上、当然その国民と国土を防衛する自衛権がある、という国際法上の当然の権利に立脚してらっしゃる。だから、正しいと申し上げたのです。 しかし日本のメディアや言論の場で、このような主張を目にすることはほとんどありません。 なぜならメディアや中東業界、知識人の中では、パレスチナ問題をイスラエルという悪の帝国主義抑圧国家と、パレスチナという抑圧された
Online ISSN : 1884-1406 Print ISSN : 0030-5219 ISSN-L : 0030-5219
日本人は、身近な隣人となりつつあるムスリムの論理を理解しているか? そこに西洋文明中心視点の誤ったイスラーム解釈はないか? 世界のイスラームに関連するトピックを題材に、より深いイスラーム理解にたどり着くための往復書簡。イスラーム教徒でイスラーム法学者である中田考、非イスラーム教徒でイスラーム思想研究者の飯山陽、専門を同じくしつつも互いに異なる立場の2人による、火花を散らす対話。 イスラーム理解はなぜ困難であるか 中田考 序│東京大学イスラム学研究室 飯山陽さんは、私にとってなによりもイスラム学研究室の後輩です。東京大学文学部に日本で初めてのイスラームの専門研究コースとしてイスラム学研究室が創設されたのは1982年で、私はその一期生でした。私はイスラム学研究室に進学し1984年に学士号、1986年に修士号を取得した後、エジプトのカイロ大学に留学し、1992年に「イブン・タイミーヤの政治哲学
飯山由貴がイスラエルのパレスチナ侵攻とスポンサーの川崎重工に抗議。国立西洋美術館「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?」記者内覧で国立西洋美術館で明日開幕する、「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?──国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ」の記者向け内覧で、参加作家の飯山由貴がイスラエルのパレスチナ侵攻ならびに同館スポンサーの川崎重工への抗議を行った。 展開された垂れ幕 今年開館65周年を迎える東京・上野の国立西洋美術館で明日開幕する、「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?──国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ」。同展参加作家の飯山由貴が、3月11日に実施された記者向け内覧の会場にて、イスラエルのパレスチナ侵攻と、それに加担する企業としての川崎重工へ抗議行動を行った。 抗議する飯山由貴 担
全国1位のキノコ産地の県内で、経営に行き詰まるキノコ生産企業が相次いでいる。今年に入り4社の倒産が判明。生産に使う培地や電気代の高騰で、他の農産物と比べてもコストが増大している。一方、製品の安値が続き、借入金の返済が重くのしかかっている―との指摘もある。 ◇ 帝国データバンク長野支店などによると、4社のうち3社はエノキタケなどを生産していた中野市内の企業だ。悦和産業(負債約7億円)が2月に破産手続き開始決定を受け、マルヨ(同約13億5千万円)が4月に民事再生法の適用を申請。5月にはウインダム(同約6300万円)が破産手続き開始決定を受けた。 残る1社は、ブナシメジ栽培のホクサン(飯山市)。組合員向けに培地となるおがくずの共同仕入れを担った長野木糠(きぬか)事業協同組合(同)の関連会社で、負債額は合わせて約3億円に上る。 今月10日、悦和産業があった場所を訪ねると、工場が残っていた。破産管財
英「ザ・サンデー・タイムズ」紙が、フランスの哲学者ミシェル・フーコーについて、「フーコーはチュニジアで少年たちを虐待していた」という記事を出しました。 フーコーは「小児性愛者」の「レイプ魔」だったというのです。 フーコーといえば20世紀を代表するポストモダン思想家で、哲学者で、自分がゲイであることをカミングアウトした最初期の知識人の一人でもあります。上の記事で紹介されているように、現代のWOKEイデオロギーの先駆者でもあります。 「1977年に13歳の子供とのセックスを合法化する請願書に署名したことで知られる」と書かれているように、まあ同性愛者で小児性愛者ということは知られていたといえば知られていたわけですが、今回タイムズで公開されたソーマン氏の証言はなかなかリアルであり、フーコーを神格化してきた左派知識人なんかはこれ、どうすんだろう的な興味も引きます。 告発者であるソーマン氏は、1969
安倍総理から急遽3月の「休校」が発表され、突然の出来事に騒つく子どもたち、そして周りの大人たち。 当事者の1人である鈴木福くんが、ブログを更新し「僕らの青春の日々があっという間に失われました。急なことでぽっかり心に穴が空いたような気持ちです」とコメント。 すると【飯山陽(いいやまあかり)】なる人物が、自身のtwitterで世界情勢を引き合いに、鈴木福くんのブログを大批判! その様子に、ネット上は「あまりに理不尽」と大炎上!そして【飯山陽】がそのツイートを削除したことで、さらに大炎上。 この【飯山陽】という人物は「イスラム思想研究者」という肩書きで『イスラム2.0』の著者、メディアにも露出しているといいますが、一体どんな人なのでしょうか? 大炎上の経緯と、それに対する世間の反応、そして調べていくうちに分かった過激すぎる【飯山陽】の実態についてまとめました。
安倍晋三元総理の国葬が行われた9月27日に合わせて、『REVOLUTION+1』なる映画が公開された。 これについて、朝日新聞は23日のウェブ記事で、「(安倍氏銃撃事件の)山上(徹也)容疑者モデルの映画を緊急上映 元革命家の監督『英雄視しない』」という記事を配信し、上映日や会場も掲載した。これは実質的に「宣伝」になっている。朝日は足立正生監督を「日本赤軍に入って革命家となり」うんぬんと紹介。そこはかとなく尊崇の念が漂う。毎日新聞も27日のウェブ記事で、「安倍氏銃撃容疑者モデルの映画、上映前に長い列」という記事で、その人気ぶりを「宣伝」し、翌28日には「英雄視せず内面迫りたかった」という見出しで足立監督のインタビュー記事を配信した。 しかし、朝日や毎日の報じた足立監督の「英雄視しない」という言葉を、文字通り受け取ることはできない。 23日に日刊ゲンダイDIGITALが配信した記事では、足立監
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最近、新著が出たね メディア: この商品を含むブログを見る 旧著 イスラム教の論理 (新潮新書) 作者: 飯山陽出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2018/02/15メディア: 新書この商品を含むブログ (1件) を見る イギリス政府は議員グループの提示した「イスラム恐怖症は"イスラム教徒性"の表明や"イスラム教徒性"と認識されるものに対する人種差別だ」という定義の受け入れを拒否。イスラム教徒性とは何なのか不明でありそもそもイスラム教は宗教であってイスラム教徒という人種はない。https://t.co/9BS0FfgLAi— 飯山陽『 イスラム2.0: SNSが変えた1400年の宗教観』 11月23日刊行 (@IiyamaAkari) May 17, 2019 イギリスの宗教指導者と専門家らは、イスラム恐怖症の定義受諾は冒涜法の容認であり、言論の自由を損なわせ合法的な批判すら禁じ過激派を
衆院東京15区補欠選挙(28日投開票)に出馬した政治団体「日本保守党」新人の飯山陽氏(48)は告示後最初の日曜日の21日、東京メトロ豊洲駅近くの商業施設前で街頭演説した。飯山氏は「私のような人間が国会に行かない限り、国会では誰一人として正論を言わないからだ」と立候補した理由を説明し、「政治に必要なのは金ではない。考える頭と心と、それを話す言葉の力だ。私は国会にいる700人以上の全ての議員より、その力を持っている」と声を張った。 民放は存在を消そうとしている昨年10月に設立された日本保守党にとって、飯山氏は初めて国政選挙に擁立した候補となる。 飯山氏は民放キー局の名前を挙げながら「先ほど事前調査結果が出た。3位に私の名前が入っている。2週間くらい前は東京15区補選の情勢を伝えるニュースで私の名前を削除して報道しなかった。存在を消そうとした。しかし、皆さんが私を支持してくれたから、報道せざるを
国際水泳連盟は6月19日、出生時の性別と自認する性が異なるトランスジェンダー女性が女子大会に出場することを規制すると発表した。米国では3月にトランス女性が全米大学選手権の女子500ヤード(約457メートル)自由形で優勝したのを受け、この問題についての議論が激化していた。6月20日には世界陸連、21日には国際ラグビーリーグ連盟もトランス女性の女子大会出場規制について言及した。 朝日新聞はこれについて、紙面に通信社の短い配信記事を掲載しただけだった。 昨夏開催された東京五輪では、五輪史上初めてトランス女性が女子競技に出場した。朝日はこれについて繰り返し報じ、国際的な「性自認」尊重の動きだと称賛、昨年6月12日にオンライン掲載された記事では「ホルモン治療を受けたトランスジェンダー女性が競技上有利という科学的根拠は、既存の研究を網羅した分析で見つかっておらず、IOCをはじめスポーツ科学の権威は、身
「アートと『検閲』――歴史の否定・権力への忖度とどう向き合うか」と題した上映・トークイベント(日本映画大学ハン・トンヒョン「映画で学ぶ歴史と社会4〈ネイションとエスニシティ〉」特別公開授業/大阪公立大学明戸隆浩研究室ジョイント企画)が3月4日、神奈川県川崎市の日本映画大学白山キャンパスで行われた。イベントでは昨秋、東京都人権部による事実上の検閲により東京都人権プラザでの上映が許可されなかったアーティスト、飯山由貴の《In-Mates》(2021年制作)を上映し、作家の飯山本人および本作に登場する在日コリアンでラッパー・詩人のFUNI、また同じ頃、出演予定だった国家的な行事で自作曲が問題視され、公演直前に演出担当者とともに降板させられた韓国のアーティスト、イ・ラン(オンライン参加)の3人によるトークが行われた。トーク内容を上下2回にわけて紹介する(今回は上。下はこちら)。なお当日の司会および
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