線路と道路の両方を走行可能な車両DMV(デュアル・モード・ビークル)が12月6、7日、高知県東部を中心に11市町村を巡回して訪れ、展示される。室戸市と徳島県海陽町との間で12月25日から始まる営業運行を前にしたPR活動の一環で、車内の見学などができるという。 DMVはマイクロバスを改造して線路用の鉄輪を備えた車両で、線路から下りた後はバスとして走る。両県などが出資する第三セクター阿佐海岸鉄道(本社・海陽町)が運行。高知県東部では鉄道が通っていない区間が長いことから、地域の足として期待されている。 県によると、訪れるのは各自治体の役場駐車場とJR高知駅前の広場。30分ずつ滞在し、誰でも自由に見学できるという。 訪問日程は次の通り。 【6日】午前8時半~馬路村役場▽9時45分~安田町役場▽10時45分~安芸市役所▽午後2時~こうち旅広場(高知市)▽3時半~南国市役所 【7日】午前8時半~香南市