電子情報学特論: Chromium のアーキテクチャを解き明かす 〜 EEIC の授業が生きるプロダクトの世界〜 Kentaro Hara 2020 April (๑>ᴗ<๑) * * * *
全モダンブラウザ対応のCSS機能が爆増。Chromium版Edgeのもたらす次世代CSS表現 2020年初め、Chromium版のMicrosoft Edge(以下新Edge)がリリースされました。新Edgeは「Microsoft Edge Legacy」(以下Edge Legacy)と比べて多くの機能が使えるようになっており、Chrome・Firefox・Safariのモダンブラウザと遜色ないレベルになっています。 先日5月29日にリリースされた「Windows 10 May 2020 Update」では、Edge Legacyの開発が終了することもアナウンスされており(参考記事「Windows 10 features we’re no longer developing - Windows Deployment」)、今後のWindows標準ブラウザは新Edgeとなっていくでしょう。 ウ
デスクトップアプリケーションの開発を、JavaScriptなどのWebテクノロジーで可能にするフレームワークとして知られるのがElectronフレームワークです。 このElectronのようなフレームワークが新たに登場しました。「Gluon」です。 Electronがアプリケーション基盤としてNode.jsとChromiumをバンドルするのに対して、GluonはOSにインストールされているWebブラウザを用いるのが大きな特長です。 Google ChromeのようなChromiumベースのWebブラウザだけでなく、Firefoxにも対応作業が進められており、最新のバージョン0.11ではFirefoxでの安定度が向上しました。 Node.jsをバンドルする点はElectronと同じですが、Node.jsの代わりにDenoやBunを利用することにも実験的に対応しています。 Gluonは主にCh
米Microsoftは2月5日(現地時間)、デスクトップ用の旧「Microsoft Edge」(Edgeレガシ)のサポート終了に関する情報をアップデートし、2021年4月のセキュリティ更新プログラム (月例)でEdgeレガシを削除することを明らかにした。Windows 10のキオスクモード(Kiosk mode)でEdgeレガシを利用している場合、事前に新Edge(Chromiumベース)でキオスクモードをセットアップしておかないと、キオスクモードのサービスやシナリオが利用できなくなるので注意が必要だ。 同社は昨年8月、デスクトップ用のEdgeレガシへのセキュリティアップデートの提供を2021年3月9日に終了させると発表していた。昨年後半のWindows 10 20H2からアップデートでChromiumベースの新Edgeを提供し始めており、OSのアップデートを通じて新Edgeへの移行が進ん
Intro Chromium にコントリビュートするためには、ソースコードを理解する以外にも、もろもろ必要な周辺知識がある。 ドキュメントはかなり整備されている方ではあるが、そのドキュメントにたどり着くのが難しい場合もある。 レビュアーなどが親切に教えてくれるものをローカルにメモしているが、それも散らばってきたため、ここにまとめることにする。 まずは初期状態で公開するが、どんどん更新していき、長くなっても分割しないで追記を繰り返そうと考えている。 関連サイト 始めて取り組もうとすると、まずどこを見ればわからないところから始まる。 似たようないくつかのサイトがあり、使い分けがされているからだ。 code search https://source.chromium.org/chromium/chromium/src コードをインタラクティブに検索するためのサイト Workspace 風の U
Latest topics > Chromiumのコミットメッセージの「よりinclusiveにする」とはどういう意味か、GitHubがしている事の何がキナ臭いのか 宣伝。日経LinuxにてLinuxの基礎?を紹介する漫画「シス管系女子」を連載させていただいています。 以下の特設サイトにて、単行本まんがでわかるLinux シス管系女子の試し読みが可能! « GitHubに多数ある自分のリポジトリのデフォルトブランチをmasterからtrunkに切り替えた Main 「同調圧力は忌むべきものだ」と思考停止していたことに気付いた話 » Chromiumのコミットメッセージの「よりinclusiveにする」とはどういう意味か、GitHubがしている事の何がキナ臭いのか - Jun 16, 2020 1つ前のエントリにちょいちょい追記してるんだけど、見通しが悪くなってしまったので別エントリにした。
マイクロソフトが開発中の新しいWebブラウザ、いわゆるChromium版Microsoft Edgeが、明日1月15日に予定通り正式版となり、公開される見通しです(おそらく日本時間で15日深夜頃からではないかと予想されます) 同社は2019年11月に行われたイベント「Microsoft Ignite 2019」で、1月15日がChromium版Microsoft Edgeの正式リリース日になると発表していました。 The new Microsoft Edge is coming January 15 -- with improved performance, security, and privacy. Download the Beta to check it out today! https://t.co/juVlca7jk3 pic.twitter.com/WQIz0KIb44 —
マイクロソフト、Chromiumベースの「Microsoft Edge WebView2」.NET正式対応版リリース。バージョンを固定できる「Fixed Version distribution mode」も マイクロソフトは、ネイティブアプリケーションに埋め込めるコンポーネント「Microsoft Edge WebView2」(以下、WebView2)の.NET正式対応版がリリースされました。.NET Core、.NET Framework、WinForms、WPFアプリケーションに対応しています。 10月にはWin32 C/C++対応版が先行して登場しており、.NET対応版の登場が待たれていました。 Today, we are excited to announce that Microsoft Edge WebView2 is Generally Available for prod
マイクロソフト、新しいEdgeでDevToolsの日本語化実現。Chromiumのソースコードにもコントリビュート Chromeには「DevTools」と呼ばれる開発者向けのツールが組み込まれており、表示しているWebページのHTML/CSSの詳細の把握やJavaScriptのデバッグなど、さまざまな機能が利用ができます。 DevToolsはWebサイトやWebアプリケーションの開発にはなくてはならないツールですが、その表示内容はすべて英語で行われており、ややとっつきにくいところがあります。 そのDevToolsの日本語化が実現します。 マイクロソフトは、Chromiumをベースにした新しいEdgeブラウザで、DevToolsの日本語化を実現したと発表しました。 日本語のほかにも中国語(简体、繁體)、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語、韓国語、ロシア語、スペイン語などにも対応し
Googleによって開発とメンテナンスが行われているウェブブラウザのオープンソースプロジェクト「Chromium」を用いることで、Microsoft EdgeやOperaなど、さまざまなウェブブラウザを作り出すことができます。エンジニアのアレクサンダー・フリック氏は、Chromiumを基に、Googleのウェブブラウザ「Chrome」よりも高速なウェブブラウザである「Thorium」を開発しています。 Outline of benefits of Thorium over vanilla Chromium. https://alex313031.blogspot.com/2022/01/outline-of-benefits-of-thorium-over.html Thorium Browser https://thorium.rocks/ ウェブブラウザのThoriumは原子番号90の
JavaScript Registry(JSR)やDenoの開発者であるLuca Casonato氏が、Google純正のウェブブラウザであるGoogle ChromeにはGoogle関連のウェブサイトしかアクセスできないAPIがプリインストールされていると指摘しています。 Casonato氏によると、Google ChromeはすべてのGoogle関連サイトにシステムおよびタブ上でのCPU使用率・GPU使用率・メモリ使用率といった情報への完全なアクセス権限を付与しています。他にも、より詳細なプロセッサ情報へのアクセス権限や、ログを記録するバックチャンネルへのアクセス権限も付与しているそうです。これらを実現するAPIは、他のウェブサイト向けには公開されておらず、Googleが自社サイトでのみ利用しているものであると、Casonato氏は指摘しています。 So, Google Chrome
Intro Chrome 126 で筆者が実装した URL.parse が Ship された。 Chromium にコントリビュートしたことは何回かあったが、単体機能を Ship したのは初めてだった。 invalid URL の処理 new URL() によって、文字列の URL をパースすることができるようになって久しいが、この API は invalid な場合に例外を投げる。 例外処理をするよりも、先に URL としてパース可能かどうかを知るための URL.canParse() が提案され、先に実装が進んだ。 URL.canParse(str) // boolean しかし、これでは二回パースが必要になるため無駄が多い。 if (URL.canParse(str)) { // 1 回目のパース return new URL(str) // 2 回目のパース } そこで、失敗したら
テックカンパニーをテックカンパニーたらしめているものはなにか?技術か、人か、それともチームなのか。 連載「Technology Company Internals」では、テックカンパニーの内側で働くエンジニアに、技術に精通したエキスパートが対面で話を聞き、テックカンパニーとは何か?を探るだけでなく、テックカンパニーを目指す企業の指針となることを目指します。 様々なデバイス上で動くブラウザを開発するのが仕事です 白石: 本日はよろしくお願いします。自己紹介からお願いできますでしょうか? 梅田: 梅田と申します。株式会社ACCESSで、webブラウザ開発事業のマネージャーを担当しています。 白石: ブラウザ開発を生業にしている、ってすごいですよね。珍しいというか。 梅田: はい、日本だと唯一…かどうかはわかりませんが、相当珍しいと思います(笑) 白石: それで上場までされているというのもすごい
Raspberry PiにChromium OSをインストールしてみよう Raspberry PiにChromium OSをインストールすると、手軽にChromeリモートデスクトップクライアントが実現できる。Web会議も可能なので、リモートワーク用の安価なPCとしても活用可能だ。 新型コロナウイルスの感染拡大が続いており、リモートワークやリモート授業などを継続したり、新たに開始したりせざるを得ない状況になりつつある。そうなると、一人一台のPCが必要になり、新たに購入を検討している人も多いのではないだろうか。ただ、この状況が改善すると、せっかく購入したPCがあまり使われなくなってしまう可能性もある。 もし、手元に古いWindows PCが余っているようならば、用途によってはWindows OS以外のOSをインストールすることで、再利用が可能だ。例えば、オンライン会議だけに使うのであれば、We
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