新型コロナウイルス感染症による肺炎患者を治療する際、医師は刻々と変化する病状をCT画像などから目視で確認する。しかし、CT画像は患者1人当たり数百枚にも及ぶため、医師の負担になっている。 同社は薬の効果計測にも使えるとして、新型コロナウイルス感染症の治療薬の開発や評価にも貢献したい考え。 関連記事 AIが肺のCT画像から異常を検出、新型コロナ解析の一助に 臨床研究用ソフト登場 独Siemens Healthineersは5月18日、CT画像を活用した新型コロナウイルス感染症の解析をAIでサポートするソフトウェアの開発を発表した。臨床研究向けに開発されたプロトタイプで、国内ではシーメンスヘルスケアが医療機関との共同研究を進めていく。 ソニーとエムスリー、新型コロナ対策で協業 画像診断AIの開発など ソニーとエムスリーが新型コロナウイルス感染症対策で協業する。胸部CT検査画像の診断支援サービス