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  • 東京大学経済学図書館・経済学部資料室、「〔書き込み式〕図書館資料保存の基本」2021年度版を公表

    2021年7月20日、東京大学経済学図書館・経済学部資料室が、「〔書き込み式〕図書館資料保存の基本」2021年度版を公開しました。 同資料は、図書館における資料保存業務の参考に供するために最低限必要と考えられる知識やポイントをまとめたもので、イラスト・写真・図表を用いて視覚的にわかりやすく、また必要に応じて自由に書き込んで活用できるようになっています。 発表の中では、今回は2020年度版の内容の改訂を行い、感染症対策の基本も盛り込んだと述べられています。 「〔書き込み式〕図書館資料保存の基本」の公表(東京大学経済学図書館・経済学部資料室, 2021/7/20) http://www.lib.e.u-tokyo.ac.jp/?p=12546 図書館資料保存の基本 : 書き込み式 : 資料をより永く利用するために 2021年度版(東京大学学術機関リポジトリ) http://hdl.handle

      東京大学経済学図書館・経済学部資料室、「〔書き込み式〕図書館資料保存の基本」2021年度版を公表
    • 《システム》としての学術コミュニケーション | 紀要編集者ネットワーク

      「学術コミュニケーション」を定義することは難しい。米国では、大学研究図書館協会(ACRL)が「学術コミュニケーション改革への理念と戦略 」と題した提言1の中で、以下のように位置付けている。 学術コミュニケーションとは《システム》であり、その中で研究やその他の学術的著作が生み出され、その質が評価され、学術コミュニティに頒布され、将来の利用のために保存される。この《システム》には、査読付きジャーナルへの掲載といった公式な手続きによるコミュニケーションと、メーリングリストのような非公式な手段の両方が含まれる。(宮入訳) 《システム》は制度や体系、秩序などと訳すことも可能だが、ここでは、さまざまなものが相互に作用する複雑な機構、あるいはそこに含まれる一連の原則、組織化された方法、といった意味も含め、敢えてそのまま《システム》としよう。この提言はACRLが2003年に「学術コミュニケーションイニシア

      • 日本図書館協会(JLA)目録委員会、2022年度以降『日本目録規則2018年版』の更新事項はPDF版へ適宜反映していくと発表

          日本図書館協会(JLA)目録委員会、2022年度以降『日本目録規則2018年版』の更新事項はPDF版へ適宜反映していくと発表
        • 株式会社未来の図書館 研究所、「動向レポート」増刊号「新型コロナウイルス影響下の図書館:再開に向けた取組」を公開

            株式会社未来の図書館 研究所、「動向レポート」増刊号「新型コロナウイルス影響下の図書館:再開に向けた取組」を公開
          • 開設以来、常に全国トップ!京都府福知山市の電子図書館 人口あたり貸出数、閲覧数とも全国1位!連覇達成!

            京都府福知山市の市立図書館が運営する「ふくちやま電子図書館」が、図書館運営最大手の図書館流通センター(TRC)の電子図書館サービスを利用する全国355図書館のなかで、2023年度の人口千人あたりの貸出数と閲覧数の両方で1位となりました。2022年1月の開設以来、常に全国1位をキープしています。 1位を獲得した背景としては、若い世代の利用が多いことがあげられます。市内の小中学生約6,000人がIDを持ち、調べ学習や朝読書に活用しています。2024年2月に2周年記念で開始した”何人でもアクセスできる”「児童書・絵本読み放題パック」も人気。また、ページ内の電子図書の特集を毎月更新するほか、地域資料の電子化も進めています。電子書籍のコンテンツ数は23,696点と全国4位です。(2024年3月31日時点、TRC内で) 今年は福知山の公立図書館開設から100周年の記念すべき年です。リアルとオンラインの

              開設以来、常に全国トップ!京都府福知山市の電子図書館 人口あたり貸出数、閲覧数とも全国1位!連覇達成!
            • 「児童へのつきまとい発生」と言われ… 捜査協力か守秘義務か、苦慮する図書館 | 沖縄タイムス+プラス

              沖縄県内の公立図書館3館が裁判所の令状のないまま捜査当局に利用者情報を提供していた。図書館へのアンケートからは、内心の自由やプライバシーの保護と、捜査当局への配慮の間で揺れる図書館の姿が浮かび上がる。

                「児童へのつきまとい発生」と言われ… 捜査協力か守秘義務か、苦慮する図書館 | 沖縄タイムス+プラス
              • 借りたい本、どの図書館に?検索サイト「カーリル」運営 | 岐阜新聞Web

                11日現在で全国最多、7228カ所の図書館がネットワークに入っている図書館蔵書検索サイト「カーリル」を使えば、図書館に行って借りたい本がないなんていう心配は無用だ。同サイトを運営するのは社員4人のIT企業「カーリル」(岐阜県中津川市坂下)。「図書館をもっと楽しく」をテーマに掲げる地方の会社が、図書館の蔵書検索システムを効率化し、全ての市民に等しく本に触れる機会を提供している。 同システムは、各図書館の検索システムをつなぐネットワークの機能を持つ。検索は本のタイトルを入力するだけで、指定した図書館の蔵書の有無や貸し出し状況を確認することができ、月60万人の利用がある。全国の公立図書館の90%以上をカバーしている。 「カーリル自体はたまたまできたんです」と振り返るのはシステムエンジニアで同社社長の吉本龍司さん(38)。仲間たちと集まって新規事業のアイデアを出し合う中で、ITと図書館との連携がテ

                  借りたい本、どの図書館に?検索サイト「カーリル」運営 | 岐阜新聞Web
                • 逸村裕教授の最終講義のお知らせ | 筑波大学 情報学群 | 知識情報・図書館学類

                  (2023年01月19日) 逸村裕教授の最終講義を下記の通り開催いたします。 講義題目:When I'm Sixty Five(仮題) 開催日時:2023年3月7日(火)15:15~16:30 開催場所:筑波大学 つくばキャンパス 春日エリア 春日講堂 (Zoomによるオンライン配信を予定) 最終講義に参加をご希望の方は,<2023年2月28日(火)>までに, 下記URLからお申し込みください。 https://forms.office.com/r/FGhZc6h1qA [ 記事一覧ページはこちら ]

                  • 図書館の自由に関する宣言1954年原案

                    1954年全国図書館大会に提出された図書館憲章委員会の原案 基本的人権の一つとして,「知る自由」をもつ民衆に,資料と施設を提供することは,図書館のもつとも重要な任務である。 (一)近代民主主義社会の原則は,民衆の一人一人が自由な立場で自主的に考え行うことによつて,その社会の動向と進歩とが決定されることである。 従つて,社会の担い手としての民衆は,「知る自由」を基本的人権の一つとして保有している。 それと共に,その権利を正しく行使する社会的責任をもつている。 (二)図書館は,民衆のこの権利と責任に奉仕するものであり,その収集した資料と整備した施設とを,民衆の利用に提供することを根本の任務としているところの,近代民主主義社会にとつてその構造上不可欠の機関である。 図書館のこのような任務を果すため,我々図書館人は次のことを確認し実践する。 1 図書館は資料収集の自由を有する。 (一)図書館は民衆

                    • 市民のにぎわい拠点 大和市立中央林間図書館 8割が満足 | 政治・行政 | カナロコ by 神奈川新聞

                      利便性の高さなどからにぎわいを見せる大和市立中央林間図書館 2018年4月にオープンした大和市立中央林間図書館(同市中央林間4丁目)がにぎわいを見せている。初年度の年間来館者数は約87万人。貸し出しの人数や冊数も旧図書室より大幅に伸びており、市図書・学び交流課は「『市民の居場所』を目指し、1年目は予想よりも多くの方に利用していただいた」と話している。 図書館は、市北部の郊外にあった林間学習センター図書室を、小田急江ノ島線と東急田園都市線が乗り入れる中央林間駅前のリニューアルした商業施設内に移転し、拡充。床面積は約770平方メートル。買い物客らが気軽に立ち寄れるなど「壁のない開放的な図書館」を特徴に掲げた。 市によると、18年度の蔵書数は3万3489冊で、貸出人数は15万6663人、貸出冊数は38万6928冊。旧図書室に比べ、人数で約3倍、冊数で約2倍に増えた。 指定管理者が19年3月に初め

                        市民のにぎわい拠点 大和市立中央林間図書館 8割が満足 | 政治・行政 | カナロコ by 神奈川新聞
                      • E2692 – 図書館を未来につなぐ江北図書館の活動<報告>

                        図書館を未来につなぐ江北図書館の活動<報告> 専門図書館協議会・金子由里恵(かねこゆりえ) 2024年2月28日、専門図書館協議会関西地区連絡会が新春講演会「図書館を未来につなぐ―滋賀・江北図書館の活動から―」をオンラインで開催した。江北図書館は、滋賀県長浜市に位置する私立としては日本で3番目に古い図書館である。本講演会では同館の理事長・岩根卓弘氏と同館長・久保寺容子氏から地域に愛される図書館をいかに次世代につなぐか、という観点から運営の工夫やその在り方などについてお話しいただいた。本稿では、その内容について報告する。 ●江北図書館の歴史と新たな活動 江北図書館の前身は、伊香郡余呉村出身の弁護士・杉野文彌が「故郷に図書館を建て青少年に勉学の場を与えてあげたい」という思いから、1902年に開設した「杉野文庫」である。1904年に木之本村に移転し、1907年に財団法人江北図書館を開館した。以降

                          E2692 – 図書館を未来につなぐ江北図書館の活動<報告>
                        • E2436 – Code4Lib JAPANカンファレンス2021,オンラインにて開催

                          Code4Lib JAPANカンファレンス2021,オンラインにて開催 東京農業大学学術情報課程・村上篤太郎(むらかみとくたろう) 2021年9月11日から12日にかけて,Code4Lib JAPANカンファレンス2021が開催された。9回目となる本カンファレンスは2020年(E2289参照)に引き続いて,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響によりオンライン会議システムZoomを用いた開催となった。参加者は,過去最高の155人(Slack登録ベース)であった。参加者が事前に登録をすることになっていたSlackの2021confチャンネルでは,終始活発な投稿が行われた。本稿では,筆者が関心を持った発表について一部紹介し,報告としたい。 プレカンファレンスの一つである吉本龍司氏(株式会社カーリル)・田辺浩介氏(物質材料研究機構)による「無料で蔵書目録を作ってみよう」には,36人が

                            E2436 – Code4Lib JAPANカンファレンス2021,オンラインにて開催
                          • E2560 – フランスの図書館にみる公共:みんなに届けるための地方分権

                            フランスの図書館にみる公共:みんなに届けるための地方分権 金城学院大学文学部・薬師院はるみ(やくしいんはるみ) 2022年7月付で,フランスの文化省と文化に関する地方公共団体全国連盟(Fédération Nationale des Collectivités Territoriales pour la Culture:FNCC)の協力により,『地域の図書館:国による支援措置と議員の証言』(以下「便覧」)が作成され,翌8月よりそれら両機関やフランス図書館員協会(ABF)等のウェブサイトで公開されている。 便覧の主な対象範囲は,フランスで地方分権法が制定された1982年より現在に至るまでの約40年間である。便覧にもあるように,この間,フランスの各地域は時代の要請にも応えながら図書館を大きく発展させてきた。フランスの地域の図書館が担うべき最も重要な役割は公読書活動であるとされている。公共文化施

                              E2560 – フランスの図書館にみる公共:みんなに届けるための地方分権
                            • 国立国会図書館、OCR処理プログラムと学習用データセットを公開

                              2022年4月25日に、国立国会図書館(NDL)が、OCR処理プログラムであるNDLOCRと、パブリックドメインOCR学習用データセットをNDLラボのGitHubで公開しました。 NDLOCRは、NDLが2021年度に株式会社モルフォAIソリューションズに委託して実施したOCR処理プログラムの研究開発事業の成果である、日本語のOCR処理プログラムです。 学習用データセットは、NDLが2021年度にLINE株式会社に委託して実施したデジタル化資料のOCRテキスト化事業において、OCRモデルの性能改善のために作成した機械学習用データセットのうち、著作権保護期間の満了した資料から作成されたデータセットです。2022年4月末時点で、2,713画像分を公開しています。 OCR処理プログラム及び学習用データセットの公開について(NDLラボ, 2022/4/25) https://lab.ndl.go.

                                国立国会図書館、OCR処理プログラムと学習用データセットを公開
                              • 木村 麻衣子 (Maiko Kimura) - AIで作れるでしょと言われてしまう日本の図書館目録について - 講演・口頭発表等 - researchmap

                                researchmapは、日本の研究者情報を収集・公開するとともに、研究者等による情報発信の場や研究者等の間の情報交換の場を提供することを目的として、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が運営するサービスです。

                                • 持続可能な図書館運営に求められる新たな機能について : 社会関係資本形成を考慮した図書館運営の検討 | CiNii Research

                                  タイトル別名 New function of sustainable public library management : library management research considering the formation of social capital application/pdf インターネットの普及,指定管理者制度を始めとする運営形態の多様化,都市計画と一体化した建設など,公立図書館を取り巻く状況は大きく変化している.カフェを併設した居心地の良い空間を提供する図書館や,商業施設内に開館する図書館が現れ,図書館を利用する人々のニーズも変化している.このような状況下で,公立図書館が社会教育施設として図書館法に記されたサービスを継続的に提供していくために,どのような機能が必要であるかを明らかにすることを本研究の目的とする. 公立図書館の持つ特性を明らかにするため,アメリカで

                                  • 国際学術会議、デジタル時代の学術出版に関する報告書を公開

                                    2021年2月22日、国際学術会議(International Science Council:ISC)が報告書“Opening the record of science: making scholarly publishing work for science in the digital era”を公開しました。このレポートは国際学術会議の進行中のプロジェクト「学術出版の未来」の最初の成果であり、学術出版システムの原則と優先事項についての共通の見解を確立することを目的としています。レポートでは、下記について述べられています。 ・学術出版の根底にあるべき一連の規範的原則の提案 ・現在の出版の概観とその軌跡 ・原則の遵守状況の調査 ・原則を実現するために取り組む必要のある課題の特定 学術出版の原則として下記を挙げているほか、その原則についての課題・取り組むべき事項も示しています。 ・原則

                                      国際学術会議、デジタル時代の学術出版に関する報告書を公開
                                    • むかしばなしⅡ (皓星社 藤巻 修一) | 版元ドットコム

                                      根拠のない自信を持って30歳で出版社を始めたものの、経営の訓練を受けたわけでもなく資本も人間関係も乏しいままだったから、困難は約束されていたようなものだった。始めて数年で行き詰まった。 負債は雪だるま式に膨らんで数千万に及んでいた。立ち止まって40歳までに負債を整理しようと決心してまぁいろいろやりました。 この時期、訪問販売の株式会社図書月販、後の株式会社ほるぷの残党や類似の販売方法を採る「書籍販売会社」が残っていて、夢よもう一度と蠢いていた。ほるぷの全盛期には月商一千万単位の伝説の販売員もいたという話だ。高度成長の真只中で、新築の応接間の飾りに百科事典が飛ぶように売れた時代だ。最近でも古本屋で『名著復刻全集 近代文学館』のバラを見ることがあるがその名残だ。当時は既にブームは去っていたが、一部の出版社は高額なセット物を企画して企画書一枚で販売会社から手形を受け取って資金繰りに回していた。販

                                      • 図書館情報学学位プログラムによって将来の図書館員は実社会の課題に十分に備えることができているのか?(記事紹介)

                                          図書館情報学学位プログラムによって将来の図書館員は実社会の課題に十分に備えることができているのか?(記事紹介)
                                        • 砺波市立図書館(富山県)、スマートフォンでの貸出が可能に

                                          2020年11月1日に新しい砺波市立砺波図書館が開館した、富山県の砺波市立図書館が、同館の利用カードをスマートフォンに表示して使うことができるようになったと発表しています。 【図書館を楽しもう♪】デジタルカードが利用できるようになります!(砺波立図書館,2020/10/28) https://www.city.tonami.toyama.jp/blog/group/toshi/detail.jsp?id=5403 砺波図書館オープン!ご来館ありがとうございました(砺波立図書館,2020/11/1) https://www.city.tonami.toyama.jp/blog/group/toshi/detail.jsp?id=5430 参考: 岐阜市立図書館が図書館システムをリニューアル:スマートフォンの利用カード化・予約図書受取順の指定・貸出履歴の保存等 Posted 2020年1月28

                                            砺波市立図書館(富山県)、スマートフォンでの貸出が可能に
                                          • E2357 – ウィズ・コロナ時代の北米の大学図書館サービス<報告>

                                            ウィズ・コロナ時代の北米の大学図書館サービス<報告> 早稲田大学図書館・御園和之(みそのかずゆき) 2020年12月10日,私立大学図書館協会オンラインセミナー「ウィズ・コロナ時代の大学図書館サービス~北米の現場から~」が協会加盟館の所属者を対象に開催された。筆者が所属する,本協会の国際図書館協力委員会では,例年,海外の図書館等を訪問し見識を深める海外認定研修を実施しているが,新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響により,2020年度は中止となったため,その代替として実施したものである。企画・運営に関しては,丸善雄松堂株式会社様の多大なるご協力をいただいた。全国から135人の参加があり,また,東亜図書館協会(CEAL)日本語資料委員会のメンバーからも,特別に参加の希望があった。 本セミナーは,北米の大学図書館に勤務する以下3人の日本研究司書による事例報告と,パネルディスカッション・質疑応答

                                              E2357 – ウィズ・コロナ時代の北米の大学図書館サービス<報告>
                                            • 第3章「君は君のままで、USドルはUSドルのままで」(ILL) - 『君に届け ~ OCLCと日文研をつないだ目録・ILLの物語』: egamiday 3

                                              ●君は君のままで、USドルはUSドルのままで ILL。 相互貸借、文献複写、ドキュメントデリバリー、云々をひっくるめての、ILL。 そもそも目録登録の長い長い旅路は、すべてこの海外ILL受付を実施するための大切なレッスンでした。 というわけでWorldCatへの目録登録にあわせて、OCLCのILLサービス・WorldShare ILLにも参加しました。 WorldShare ILLは、56ヶ国1万館以上が参加し、年間700万件のリクエストが飛び交うという、世界最大のILLプラットフォームなわけで、この大舞台に参加すればたくさんの人から見つかりやすくなり、リクエストも受け取りやすくなる、という見込みです。 規模が大きいだけでなく、提供されているwebブラウザベースのシステムがかなり使いやすい。テスト段階でごにょごにょ触らせてもらったのですが、なんだこの使いやすさは、とても初めてとは思えない、

                                              • 日本目録規則2018年版データ作成事例

                                                『日本目録規則2018年版』のデータ作成例を公開します。 凡例 ・本データ作成例は、『日本目録規則2018年版』の実装の一例としてお示しするものです。本例以外の実装のあり方を排除するものではありません。 ・各エレメントの値は『日本目録規則2018年版』の本則を採用の上で決定していますが、これまでの目録慣行とは異なる値となるエレメントを中心に、「記録の異なる選択肢」の列に別法や任意追加、任意省略を採用した場合の値をも示している場合があります。ただし、すべての別法、任意追加、任意省略に対応したものではありません。 ・#0.5.1.2により、コア・エレメントについては、適用可能でかつ情報を容易に確認できる場合はすべて記録しています。任意のエレメントは、これまでの目録慣行において通常想定される範囲で記録しています。 ・著作および表現形に対するエレメントのうち、コア・エレメントとなるかどうかが場合に

                                                • JEPA|日本電子出版協会 34 「理想の図書館」としての電子図書館 ―電子図書館委員会の活動― (松田真美)

                                                  ■長尾構想 従来型の図書館では、本を借りるには図書館に出向かなければならないし、誰かがある本を借りている間は他の人は読めない。しかしネット時代の「電子図書館」においては、誰もがいつでもどこでも読みたい本にアクセスできる、と言う夢のようなサービスが実現し得る。長尾真氏は1994年に自著「電子図書館」で早くも「まったく新しい知的空間を創造するための電子図書館」のイメージを描いていた。そして、国会図書館(NDL)は1998年に「国立国会図書館電子図書館構想」を発表し、以降収蔵資料の電子化と配信・電子資料の収集に取り組み、「近代デジタルライブラリー」などのサービスを実現した。これらのサービスにおいては、原則として著作権が消滅した著作物のみが提供されたので、出版界との軋轢も生じなかった。 しかし2007年に国立国会図書館長となった長尾氏が、2008年にいわゆる「長尾構想」を提言、2009年から201

                                                    JEPA|日本電子出版協会 34 「理想の図書館」としての電子図書館 ―電子図書館委員会の活動― (松田真美)
                                                  • 転換契約でないとするならば?:代替案に関する9の質問と回答(記事紹介)

                                                    米国の大学・研究図書館協会(ACRL)の公式ニュースマガジンCollege & Research Libraries News(C&RL News)誌のVol. 84, No. 1 (2023年)に、記事“If not a transformative agreement, then what?: Nine questions and answers about an alternative ”が掲載されました。著者は米・マレー州立大学のA.J. Boston氏です。 記事では、転換契約がもたらすかもしれないプラス面が出版のための支払いの常態化によって打ち消され、公平性に大きな問題を提起していると述べられています。そして、すべての人の知識への参加を確保するための実践として、筆者は“Read & Let Read”(R&LR)契約を提案してきたとあります。 R&LRは、図書館が教育機関内外の

                                                      転換契約でないとするならば?:代替案に関する9の質問と回答(記事紹介)
                                                    • 米国図書館協会(ALA)らによる禁書反対キャンペーン“Unite Against Book Bans”、ウェブサイト“Book Résumés”を公開:閲覧制限申立ての対象となった本の要約等を掲載

                                                        米国図書館協会(ALA)らによる禁書反対キャンペーン“Unite Against Book Bans”、ウェブサイト“Book Résumés”を公開:閲覧制限申立ての対象となった本の要約等を掲載
                                                      • E2391 – NCR2018年版が規定するエレメント等の語彙のRDFデータ公開

                                                        NCR2018年版が規定するエレメント等の語彙のRDFデータ公開 慶應義塾大学文学部・谷口祥一(たにぐちしょういち) 筆者が委員として参加している日本図書館協会(JLA)目録委員会は,日本目録規則2018年版(以下「NCR2018」;CA1951参照)が規定している実体,エレメント,語彙のリストの用語,関連指示子のそれぞれについて,その定義データをRDF(メタデータ記述の汎用的な構文枠組みの規定)に基づいた形式でCC BY 4.0の条件の下で2020年12月に公開した。これはLOD(Linked Open Data;CA1746参照)の実現に向けた取り組みの最初の一歩と位置づけられる。その後,2021年4月にも一部データの修正を行っている。 ●経緯 目録委員会は2019年3月から,NCR2018が規定する実体,エレメント,語彙のリストの用語,関連指示子について,XLSX形式ファイルおよびC

                                                          E2391 – NCR2018年版が規定するエレメント等の語彙のRDFデータ公開
                                                        • E2697 – 全国書誌サービスの現状と将来:書誌調整連絡会議<報告>

                                                          全国書誌サービスの現状と将来:書誌調整連絡会議<報告> 収集書誌部収集・書誌調整課・小野塚由希子(おのづかゆきこ) 2024年3月1日、国立国会図書館(NDL)は、令和5年度書誌調整連絡会議(E2005ほか参照)をオンラインで開催した。NDLは、2024年1月にリニューアル公開した国立国会図書館サーチ(NDLサーチ)において、全国書誌データの新たな検索・提供サービスを開始した。これを機に、今回の会議では、「全国書誌サービスの現状と将来」をテーマとして取り上げた。 最初に、元・大阪学院大学教授の和中幹雄氏から、「全国書誌サービスと書誌コントロールの過去・現在・未来」と題して発表があった。まず、20世紀後半の国際的な書誌コントロールとその枠組みの一部である全国書誌の動向について、また、NDLが全国書誌を提供する中で果たしてきた役割について振り返りがあった。そして、将来の全国書誌サービスは、関係

                                                            E2697 – 全国書誌サービスの現状と将来:書誌調整連絡会議<報告>
                                                          • オープンデータとは?2つの特徴や活用事例についてわかりやすく解説!

                                                            2013年、あるIT用語が大きな注目を浴び、流行語大賞にノミネートされました。膨大なデータのことを表す「ビッグデータ」という言葉です。続けて2014年あたりからは「オープンデータ」という言葉にも注目が集まっています。 オープンデータとはどのようなものか、なぜ注目されているのか、その理由と活用事例についてご紹介します。 オープンデータとは名前のとおり「公開されたデータ」のことを示しています。 オープンデータは、主に国や地方公共団体、事業者が公開しているデータで、貯金に関する調査や住まいに関する調査などの生活に関するものや景気動向の調査など、さまざまなデータが公開されています。 オープンデータにはどんな目的がある? 総務省のホームページでは、オープンデータの意義・目的として以下の3つが紹介されています。 国民参加や官民協働の推進を通じた諸課題の解決、経済活性化行政の高度化や効率化透明性や信頼の

                                                              オープンデータとは?2つの特徴や活用事例についてわかりやすく解説!
                                                            • 2023年度大学図書館職員短期研修に参加します - 猫に夢研究所

                                                              目次 はじめに 概要 目的 到達目標 受講対象者 1.所属機関 2.勤務形態 3.年齢 4.勤務年数 開催会場 日時 定員 受講の前提となる知識 主催 主な研修内容 参考 2023年度カリキュラム 関連記事 関連リンク はじめに 2023年度大学図書館職員短期研修に参加します。 宿泊をともなう出張は、2017年が最後だったので、久しぶりです。当然、子ども(2020年生まれ)が生まれてからも初めて。出張期間中は、妻がワンオペ育児です……。大変だと思う……。ありがたいです。 ちなみに、私は、2023年4月1日現在の図書館勤務年数がちょうど10年目でした。そのため、受講条件の「2023年4月1日現在、大学等での図書館勤務年数が2年以上10年以下であること」がギリギリでした。「ただし、応募状況により、勤務年数が10年を超える職員の受講も可とすることがある」とありますが、ただし書きによらず、受講でき

                                                                2023年度大学図書館職員短期研修に参加します - 猫に夢研究所
                                                              • 学生が望むもの:学術図書館における電子書籍と印刷書籍(文献紹介)

                                                                米国の大学・研究図書館協会(ACRL)が刊行する“College & Research Libraries News”(C&RL News)の2024年5月号に、学術図書館における学生の資料利用の嗜好(しこう)に関する記事“What Students Want: Electronic v. Print Books in the Academic Library”が掲載されています。 図書館は、授業の課題や試験の準備をするに当たり、学生の読み物に対する好みを知っておくべきであるとし、記事では、図書館の方針が学生の図書館コレクション利用の実状を反映しているかについて、米・ローワン大学(Rowan University)で行われた調査を取り上げて紹介しています。 ローワン大学は、スペース不足等の問題に対処するため、2015年から電子を優先(e-primary)としています。同学図書館のコレクショ

                                                                  学生が望むもの:学術図書館における電子書籍と印刷書籍(文献紹介)
                                                                • 株式会社図書館流通センター(TRC) || お知らせ:ADEACセミナー2023 図書館・博物館 DX ~今こそ!地域資料のデジタル化で地域活性化!~

                                                                  200名 400名 ※申込多数のため増枠しました! まもなく定員に達します。お申込みはお早めにお願いいたします! 定員に達したため、申込を締め切りました。たくさんのお申し込みをありがとうございました。 図書館や博物館が所蔵する多様な地域資料は、地域コミュニティにおける知識・情報の重要な基盤です。図書館・博物館がハブとなってその地域にしかない資料をデジタル化・公開することで、情報発信のあり方や教育現場が変わり、地域の振興に繋げることができます!本セミナーでは、自治体のDX推進のカギを、デジタルアーカイブ界のトップランナーお二人と、デジタルアーカイブ専門企業であるTRC-ADEACで考えていきます。 第1部 「地域を考えるためのツールを爆発的に増やすために」 福島幸宏氏(慶應義塾大学文学部准教授/東京大学大学院情報学環客員准教授) 第2部 「活用事例から考えるDX化の意義と連携・協創の重要性」

                                                                  • 【図書館の選書】権力の介入許されぬ | 高知新聞

                                                                    文部科学省がことし8月末、各都道府県の教育委員会などに対して、北朝鮮拉致問題に関する図書館の蔵書を充実させるよう、事務連絡を出していた。 拉致問題は基本的人権に関わる重要なテーマであり、解決が急がれる国政課題だ。国民が理解を深めるための関連書籍や資料が充実すること自体に異論はない。 ただし、それは図書館の主体的な取り組みで実現されるべきだろう。政府や政治家は、権力による介入と受け取られかねない行為は厳に慎まなければならない。 全国の図書館員らでつくる日本図書館協会の「図書館の自由に関する宣言」は「知る自由」の保障を掲げ、自らの責任で資料を収集・提供するとうたう。むろん、戦前から戦中にかけ、図書館が国の検閲制度と連動する形で、国民の「知る自由」を妨げた反省に立つ。 だが、この理念は常に危うさにさらされているといえよう。図書館の蔵書を巡ってはこれまでにも、検閲をほうふつとさせる問題が後を絶たな

                                                                      【図書館の選書】権力の介入許されぬ | 高知新聞
                                                                    • E2304 – フランスの図書館ではどのような本が読まれているのか?

                                                                      フランスの図書館ではどのような本が読まれているのか? 利用者サービス部サービス運営課・大沼太兵衛(おおぬまたへえ) 2020年6月5日,フランス文化省は2019年版の“ Baromètre des prêts et des acquisitions dans les bibliothèques de lecture publique”を発表した。これは,公共図書館における資料の貸出・購入実績の年次動向調査の報告書であり,2014年に開始された同調査の6回目にあたる。なお,本稿では「公読書のための図書館(les bibliothèques de lecture publique)」を便宜上「公共図書館」と意訳した。「公読書(lecture publique)」とは,市民の読書の機会保障を国や自治体の責務として位置づけるフランス行政独自の概念であり,その主な担い手は公共図書館である。 ●調査の

                                                                        E2304 – フランスの図書館ではどのような本が読まれているのか?
                                                                      • <社説>警察の捜査事項照会 図書館の自由宣言順守を - 琉球新報デジタル

                                                                        県内公立図書館で個人情報を巡り危うい運用実態のあることが明らかになった。 警察の捜査関係事項照会などに応じて図書館が利用者の情報を提供していた。提供が判明したのは那覇市立中央図書館と名護市立中央図書館の2館。糸満市立中央図書館は少年法に基づき調査関係事項照会に応じていた。 那覇は特定日の、ある時間帯の貸出者、返却者の氏名や住所、生年月日を提供し、名護は特定人物の図書カードについて有効か否かの照会に応じたという。糸満は特定人物の利用カードの有無や貸出冊数を提供した。 日本図書館協会は「図書館の自由に関する宣言」の中で利用者の読書事実は強制力を伴う令状を確認したとき以外は外部に漏らさないことを原則とする。読書記録以外の利用事実に関しても利用者のプライバシーを侵さないとしている。 その上で捜査関係事項照会に応じる場合として、その余裕がなく、他に代替方法がなく、人の生命、財産等の危険が明白に認めら

                                                                          <社説>警察の捜査事項照会 図書館の自由宣言順守を - 琉球新報デジタル
                                                                        • 【種類別】導入すべき図書館システムがわかる!

                                                                          【基礎からおさらい】 図書館システム 2つの導入方法 「オンプレミス型」と「クラウド型」って? 図書館システムを調べていると、よく見かける2つの言葉、「オンプレミス」「クラウド」の違いを理解すると、システムの違いがより見えてきます。 オンプレミスとは 「スタンドアロン型」「パッケージ型」などともいわれ、システムのサーバーを図書館内に設置する方法です。 図書館がサーバーの運用、管理、保守も行います。 システム構築から図書館が行うため、自由度が高く、複雑なカスタマイズにも対応できるのが魅力。 導入・初期費用の高さと、導入後の運用コスト、障害のリスクなどが、ネックです。 オンプレミスが合う図書館 図書館内にIT担当者がいる 複雑なカスタマイズや外部連携をしたオンプレミス環境のシステムを移行したい クラウドとは インターネットを介して、クラウドサービスを提供する企業のシステムを利用する方法です。

                                                                          • 日本図書館協会(JLA)、「日本目録規則2018年版データ作成事例」を公開

                                                                            2021年12月24日、日本図書館協会(JLA)の目録委員会が、「日本目録規則2018年版データ作成事例」を公開しました。 『日本目録規則2018年版』の実装の一例を示すものであり、冊子体(日本語・英語)、原作小説とDVD、英訳資料(冊子体・電子書籍)、継続前誌・後誌、翻刻・影印、楽譜等、15の事例が公開されています。 日本目録規則2018年版データ作成事例(JLA) https://www.jla.or.jp/committees/mokuroku/ncr2018//tabid/936/Default.aspx ※「更新履歴」の箇所に、2021年12月24日付で「本ページを公開」とあります。 参考: 国立国会図書館、JAPAN/MARC MARC21フォーマット変更箇所一覧および『日本目録規則2018年版』適用細則案等を公開 Posted 2020年1月22日 https://curre

                                                                              日本図書館協会(JLA)、「日本目録規則2018年版データ作成事例」を公開
                                                                            • 図書館が好きな人から本が苦手な人まで。図書館を使いこなせる最強の1冊『読書が苦手だった司書が教える 世界一かんたんな図書館の使い方』2024年1月30日発売

                                                                              株式会社秀和システム(東京都・代表取締役会長兼社長 上田智一)は、2024年1月30日、新刊『読書が苦手だった司書が教える 世界一かんたんな図書館の使い方』を発刊します。 著者は図書館の司書として、あらゆる専門分野の情報を集める方法や、引き出す方法を心得ています。ただ、じつは著者は読書が苦手……。そんな彼女が教えてくれる検索術は、難しい本で紹介されている方法とは違う、非常にかんたんな方法です。 また、せっかく図書館に来て頂けたのに、自分が探している本を見つけることができず、お困りだった学生さんを何人も助けてきました。検索も大事ですが、その前に活用、いかに図書館を自分の思い通りに使えるか、そのほうが先なのです。 「読みたかった本に秒で出会える」 「知りたい情報が確実に引き出せる」 「自由研究やレポート提出が楽になる」 「読書や調べものが得意になる」 ぜひこの機会に、”世界一かんたんな図書館の

                                                                                図書館が好きな人から本が苦手な人まで。図書館を使いこなせる最強の1冊『読書が苦手だった司書が教える 世界一かんたんな図書館の使い方』2024年1月30日発売
                                                                              • 国立情報学研究所(NII)、「図書館職員向けeduGAINに関する情報」ページを公開

                                                                                2023年2月14日、国立情報学研究所(NII)が、「図書館職員向けeduGAINに関する情報」ページの公開を発表しました。 eduGAINとは、各国で提供されている学術認証フェデレーションが、各フェデレーションの垣根を越えてサービスを利用・提供するための、インターフェデレーション仕組みです。 発表によると、学認では従前より、学認を通してeduGAINに参加する方法を提供しており、eduGAINに参加することで学認未対応のeduGAIN対応サービスにも接続できるようになっています。今回作成されたページは、学認参加機関の図書館職員向けに、eduGAIN経由での接続が可能な電子ジャーナルサービスを見つける方法や、実際に利用するための手助けとなる情報を提供するページになっている、と説明されています。 「図書館職員向け eduGAINに関する情報」ページの公開について(GakuNin, 2023/

                                                                                  国立情報学研究所(NII)、「図書館職員向けeduGAINに関する情報」ページを公開
                                                                                • NDC Navi - 日本十進分類法10版

                                                                                  新着記事