こんにちはあるいはこんばんは。村山(twitter id:muraweb_net)です。 ユニバーサルアナリティクスを見ようとすると、アラートが表示されるようになりましたね。本格的に GA4 のことを考える方も増えてきたのではないでしょうか。 GA360 のプロパティや GA4 プロパティが存在するのに、アラートが一括で表示される手法は、不必要に不安を煽るだけに思われますが、全ての人を GA4 プロパティへ移行させるためにはこの手法が必要なのかもしれません…。 この手法に効果があったのか不明ですが、Googleアナリティクス のヘルプコミュニティでも GA4 の質問が増えてきたように見えます。また、ヘルプコミュニティへの投稿やお客様のヒアリングから、 GA4 がわからなくてこわいといった心理があるように感じます。 そのため今回は、 GA4 がわからなくてこわい方向けに、 GA4 の理解力を
こんにちは、あるいはこんばんは。村山です。皆さまGoogleアナリティクス4(以下、GA4)との戯れには慣れてきましたでしょうか。GA4の使い方は「完全に理解した」という方もいれば「まだまだこれから計測実装していくから触っていない」みたいな方もいらっしゃるのではないかと思います。 今回は、後者である「これからGA4を計測実装していく」方にむけて、どのようにGA4の計測実装を推進したら良いのか書いていこうと思います。 どのようなイベントを計測するべきか? データに関わる方が1名と少ない場合 データに関わる方が2名以上の場合 データ計測の設計書となるドキュメントが必要だ GA4はさまざまなイベント計測方法がある GA4管理画面内の「イベントの変更」 GA4管理画面内の「イベントの作成」 GA4管理画面内の「オーディエンストリガーイベント」 GTM内からイベントタグの発火 GA4の計測設計にはN
JADEファウンダーの長山です。 いよいよ Universal Analytics (以下UA) の死が近づく中、Google Analytics 4 (以下GA4) が使いづらい、という声を聞くことが増えてきました。特に広告運用者にとってはまだまだ使いづらいことが多い、という点は、すでに弊社ブログでも小西が書いた通りです。しかし、どうしてこうなっているのか、について考察した記事は今まであまり無かったように思います。 少し歴史を振り返ってみましょう。現在のUAは Google が一から開発したものではありません。Urchin Software という会社が開発したアナリティクスサービスを Google が 2005 年に買収したものです。Urchin は買収時点ですでに10年近い歴史を持つソフトウェアで、Web におけるユーザー訪問の分析に特化する形でプロダクト開発が続けられていました。現
こんにちはあるいはこんばんは。村山です。 分析する場面にて、 GA4 を ユニバーサルアナリティクス のように使いこなせている方は、そこまで多くはないのではないかと思います。そこで、今回は Googleアナリティクス で分析するという目的から、 どのように ユニバーサルアナリティクス で対応していたことを GA4 で実現するための考え方やコツを紹介します。 なぜ、アナリティクスのデータを見るのか ユニバーサルアナリティクス と GA4 でのレポートUIの違い アナリティクス環境への混乱 GA4 移行における混乱を考える ユニバーサルアナリティクス のレポートUIを考察する GA4 のレポートUIを考察する GA4 を見るときに意識したいこと GA4 に慣れるためのUIUXを考える GA4 に慣れるためのUI モニタリング分析には GA4 のライブラリを活用する ライブラリの構成 コレクショ
こんにちは!JADEの郡山です。 2023年7月から従来のバージョンのGoogleアナリティクス「ユニバーサルアナリティクス」が順次計測を停止していき、いよいよGA4へ完全移行する段階が訪れました。 同じ「Googleアナリティクス」というアクセス解析ツールではありますが、UAとGA4は計測する仕組み(仕様)がまったくの別物となっています。 ゼロからGA4を学び、向き合い、活用することが求められるわけですが、 一方で「UAではこういう仕組みでデータを集計していた」という知識をお持ちの方ほどUAとGA4の仕様の違いに頭を悩まされることも多いのではないでしょうか。 今回はGA4の基本的なデータである「ユーザー」指標について、 UAとGA4でどのような仕様の違いがあるのかを解説してみます。 管理画面に表示されているデータは、一体どんな仕組みで集計されたものなのか。 その仕組を、(基本的な部分だけ
世の中にはブログ、ニュースサイト、ECサイト、サービスサイトなど、さまざまなタイプのWebサイトがある。ECサイトであれば、膨大な商品があり、商品1つにも色違い、サイズ違いなどがある。また、ニュースサイトなら、1日に何百記事も新規公開されている。1冊目の書籍には、こうしたWebサイトのタイプの違いによるSEOについては詳しく踏み込んでいない。そこで参考になるのが次の本だ。 2冊目:『いちばんやさしいスマートフォンSEOの教本 人気講師が教える検索に強いスマホサイトの作り方』(江沢真紀、コガン・ポリーナ、井上達也:著 インプレス:刊)本書では、実際のWebサイト制作において、サイトのタイプ別に配慮すべきポイントを画面を示しながら詳しく説明している。スマートフォンを前提として書かれている点もありがたい。「実務的な面での基本になる書籍だ」と伊東さんはオススメの理由を説明してくれた。 検索エンジン
株式会社JADEの辻と申します。SEOの専門家としてさまざまな企業のSEOのサポートをしてきました。その仕事の中で企業のSEOを成功させるためにはWeb担当者の他、さまざまな社内担当者と関わる必要があります。最近、特に仕事で関わることが増えたのがPRの領域です。 ここでの「PR」とはパブリックリレーションズのことで、「組織体とその存続を左右するパブリックとの間に、相互に利益をもたらす関係性を構築し、維持するマネジメント機能」(『体系パブリック・リレーションズ』より)を指します。もちろん、PR部門で担当者が日々実践している活動の種類は多岐にわたり、どの領域をどのような手法で、どういった優先順位で実践するかは、企業によってさまざまな戦略があるかと思います。 私はPR・広報は専門ではありません。勉強はしていますが詳しいとは申せません。ただ、専門のSEOとPRは密接な関係を持つことは自信を持って言
こんにちは、JADEの小西です。 広告に携わるみなさまGA4はもう使っていますでしょうか。まだあまり使えてない、ユニバーサルアナリティクスと画面が違って慣れていないだけかもだけど何が変わったの?という段階の方がもう一歩GA4へ踏み込めるよう、ユニバーサルアナリティクスにはできなかったことでGA4ならではのレポーティングで、なおかつごく基本的な設定のみで簡単に確認できることのみをご紹介します。 「カスタムイベントも計測して探索レポート駆使してゴリゴリユーザー行動の分析をしている」くらいの方には特に参考になりませんので今後の村山と郡山の記事を楽しみにお待ちください。 準備:まずトラッキングパラメーターをつける まず、どの広告プラットフォームか、どの広告キャンペーンかなど必要充分な粒度で把握できるようにしましょう。 GA4利用前提でのトラッキングURLのおすすめのつけ方は以前ブログに書きましたの
SEOを考えたWebサイトの運営を行う上で、Search Console 内の1つの機能である検索パフォーマンス レポートで確認できるデータを活用しないという選択肢はありません。 検索パフォーマンス レポートでは、Search Console で設定した自身の関わるWebサイトのプロパティ範囲内という制約こそありますが、Google 検索を利用した検索ユーザーのGoogle 検索結果ページ上での行動データを確認することができるためです。 上記での行動データというのは、Google 検索で検索したユーザーが「どのような検索キーワード」で検索して、検索結果に表示された自身の関わるWebサイトの「どのページ」をクリックし、サイト内へ流入しコンテンツを閲覧することになったのかをデータを指します。 Webサイトをより良くするためのSEOを考えた改善施策に必要不可欠となる行動データを確認できるSear
個人ユーザーだけでなく、「はてなブログMedia」などを通して多くの法人の「言葉」も伝えてきたはてなブログ。このたび、新たな法人向けブログ利用プラン「はてなブログBusiness」をリリースしました(背景について詳しくはこちら)。 新プランのオプションには、ブログをサブディレクトリに設置できる機能も用意。長年、SEO専門家として活躍している辻正浩さんも設計に加わり実現したこの機能は、昨今のSEOの潮流を踏まえて非常に有効です。 『週刊はてなブログ』では本プランのリリースを記念し、「連続企画:コンテンツと企業 2020」を実施。今回から全5回に渡り、Webマーケティングのプロに企業ブログの現在について伺っていきます。 初回となる今回は、はてなブログの開発・運営を取り仕切る、はてな大西康裕(id:onishi)と、SEO専門家・辻正浩(id:t-w-o)さんの対談を敢行。昨今のコンテンツマーケ
SEO でよく語られるサイトマップは、一般的には www.example.com/sitemap.xml などのように保存されて公開される、XML やテキストファイルなどの形式で記述されたページ一覧ファイルです。 ここでは、通常の Web ページ上で人間が見る「サイトマップ」と区別するため、検索エンジン等向けで人間が直接読むことを想定しない HTML ではないサイトマップを「XML サイトマップ」として呼称します。 一般的には XML サイトマップは SEO のベストプラクティスとして扱われています。しかしそれは正しい認識ではありません。必ずしも全ての環境でのベストプラクティスではないのです。XML サイトマップを無配慮に公開することは、SEO 上のデメリットになりえます。 実際、私たちが特定サイトの SEO のアドバイスに入る際、既に公開されている XML サイトマップを撤去していただく
ときにバズり、多くのユーザーに出会う。あるいは、普遍的な情報で、長くユーザーに読みつがれる。ときに企業は、このようなユーザーとの幸福なコミュニケーションをオウンドメディアを通じて築きます。しかし一方で、オウンドメディア運用が企業のマーケティング活動の一環である以上、「ユーザーとの出会いには、どのような意味があったのか」を可視化することが求められます。 ユーザーが自社のサービスに好感を持ってくれた。ユーザーがメディアを通じてサービスやプロダクトの利用者になってくれた。こうしたコンテンツの先にある「メディアを運用する意味」を具体化すためには、メディアにどんなユーザーが来訪し、どのような行動をとったのか、などの要素を解析することが必須です。では、企業が見るべき、「オウンドメディアが生み出す数値」とは。 はてなブログの法人向け新プラン「はてなブログBusiness」のリリースに合わせて『週刊はてな
こんにちは、JADE取締役の小西です。2022年もそろそろ終わるところ、JADEも創業してから3年半、つまりわたしも2019年にJADEに参画してから3年半経つこととなりました。 JADEに参画する前はWeb広告運用代行を請け負う会社を営んできて、それを休止してSEOと広告を中心にコンサルティングをする会社をはじめるということで、周りからは理解ある言葉も、理解ない言葉も聞いたものです。 SEOなんて今さら効くの? SEOなんてうまくいってもGoogleに対策される、いたちごっこでしょ 人のサイト上位表示させられるくらいなら自分でサービスやったほうが儲かるでしょ(だから嘘でしょ) この、理解ないほうの言葉はどこから出てくるのか、それは本来的な(真っ当な)SEOの業務を見たことがなく、世間で発信されている情報あるいは話に聞く内容から得る印象が強いものであって、SEOはブラックボックスである、秘
先日、はてなブログBusinessプラン開始の対談記事が週刊はてなブログで公開されました。株式会社はてなの大西さまと私が、9月18日に公開された企業向けのはてなブログ新プランである、はてなブログBusinessのサブディレクトリオプションについて対談しています。 blog.hatenablog.com 弊社ではこのサブディレクトリオプションの設計に協力しております。 このプランの大きな利点は企業サイトのサブディレクトリにブログを設置でき、SEOの価値が期待できることです。企業ブログを外部ドメインではなくサブディレクトリに展開することには、SEOの観点で大きな利点があります。 実際、株式会社JADEのコーポレートサイトを作る際に必須要件として考えた事がサブディレクトリにブログを置ける事でした。私たちもはてなブログのシステムを利用していまして、いまご覧のこの記事もサブディレクトリで公開されたは
先週、(株)はてな様の「週刊はてなブログ」誌上にて、はてなブログBusinessプランのリリースを記念して、名古屋を地盤に企業ウェブサイトのコンサルティングを手掛けてらっしゃる運営堂の森野誠之さまと「地方の小さな会社によるオウンドメディア活用の可能性」をテーマに対談させていただいた模様が記事として公開されました。 blog.hatenablog.com 対談の中で、「コンテンツが飽和してきたと言われているけど、それは実は東京目線の話で、地域に根ざした方々による魅力的なコンテンツに出会う機会ってまだまだ少ないですよね」という点で森野さんと意見が一致したのが印象的でした。 ちなみに、私は奈良出身ですが、「奈良 観光」でGoogle検索すると観光ガイドページがたくさんヒットするのですが... ハッ......! ...... LINEトラベルさんには奈良県はすっかり鹿王国扱いされているようです。
こんにちは、株式会社JADE創業者の長山一石です。以前は、主に Google と Twitter のスパム検出チームで働いていました。 2019 年の記事では、「レンダー バジェット」という用語を作りました。今日は、マーケティング担当者が機械学習と検索エンジン、主に Google について知っておくべきことについて少しお話ししたいと思います。 「検索における機械学習の重要性を説明してください」 私は仕事柄、よく面接をします。検索マーケティング業務経験者の方ともよくお話をします。その中でよく使う質問の 1 つに、「今日の Google 検索における機械学習の重要性について説明してください」というものがあります。しかし、応募者の方が満足のいく答えを思いつくことは非常にまれです。犯しがちなよくある間違いの 1 つは、RankBrain、BERT、MUM などの、Google 検索で使用されている
自社名や自社サービス名などをGoogleで検索すると競合他社の広告が出てきて、お金もかかるわクリック取られるわで辛い、という話は多くの広告主さんから本当によく聞きます。 費用と広告成果的なダメージはもちろん、◯◯社に広告出された!商標侵害だ!と恨みを覚えたり、出しちゃったほうもいやそんなつもりなかったの出てる…、と申し訳ない気持ちになったり、 と、この背景を知らないがために人々の間にいらぬ怒りと悲しみを生じさせ、本当によくない仕組みだな、と思います。 確かにこの問題はシンプルではないのと、Googleとしてももし防ぐにしても難しい側面もあるのはわかります、が、さすがにここ最近の広告表示の仕方はひどいと感じられるものがあります(※1)。 いまいちどGoogleによく考えていただきたく、また、みなさんにも間違った矛先に怒りをぶけないようにしていただきたく、この記事を書きます。 (株式会社JAD
はじめまして、こんにちは、こんばんは。JADEでSEOコンサルタントをやっております、小坂と申します。 JADEのブログを読んでくださっている皆様の多くは日々データ分析や調査をされているのではないかと思います。Looker Studioのような便利なBIツールを利用したり、BigQueryを駆使することが増えている昨今。それでもなんだかんだExcelやGoogle スプレッドシートを使うことも多いのではないでしょうか。 SQLなんて書けないよ!とかBigQueryはなんか怖い……という理由からスプレッドシートとズッ友だょ!という方もいるのではないでしょうか。 早速ですがそんなみなさんにご質問です。 Google スプレッドシートの独自関数使ってますか? Google スプレッドシート独自関数、結構多いのをご存知でしょうか? Google スプレッドシートの関数リスト - Google ドキ
昨年5月末に株式会社JADEを始めますという記事を書いてから1年ちょっとが経ちました。 3人で始めたJADEも今は8名。 体制も整い始め、さぁここからというタイミングでのコロナ禍となりましたが、関わらせていただくWebサイトも増え、順調に仕事を進めています。 JADEを立ち上げる際にいくつか記事などで書きましたが、私には冒険でした。 2011年まで株式会社アイレップのSEOチーム十数人で仕事をしていましたが、独立してから8年間、多くの期間一人で仕事を進めていましたので、チームでの仕事に戻る選択が正しいのか、うまくやっていけるのか不安でした。 一年経ちまして思いますが、それは正しい選択でした。 Webマーケティングは一人でも十分な価値が出せる仕事です。実際わたしは一人でも多くの有名企業・大手サイトの改善に関わってきました。基本的に短期で仕事は受けず継続したサポートをしていますが、8年間お客さ
私がJADEに参画して約半年が経ちました。 コンサルティング側に身を置くようになってからの時間はまだごく短いものですが、事業会社と支援会社両方を経験したことで、こんなテーマで書いてみようかなと思い、はてなブログの管理画面を立ち上げました(筆をとりました、と書こうとしたところ、”手書きの文章を書くわけじゃないし変だな”、と色々考えた結果、妙に正確な表現になってしまいました)。 テーマは、「理想のSEOをやるならインハウス(事業会社)側で仕事をするのが良いか、コンサル(支援会社)側で仕事をするのが良いか」。 まず、「理想のSEOってなんだよ?」ってツッコミが入ってきそうです。 これは人によって、そのイメージするものに違いはあると思いますが、私は「対象の製品・サービスの”オンラインプレゼンスを上げるためのあらゆる取り組み”に関与できるSEO」が理想じゃないかな、と今は考えています。 雑駁に言えば
こんにちは。2024年5月にJADEに入社した江越です。 前職でデータ加工を生業としていた関係で、現在はデータ分析に関わるサポートをメインに取り組んでいます。……とはいえ、法学部出身ということもあり、統計やデータ分析に関しては「素人に毛が生えた程度」の知識しかありません。 今回は、そんな統計素人の私が Causal Impact という分析パッケージに1ヶ月間触れてみた結果、施策の効果を統計的かつ定量的に説明できる手段が得られた経験をシェアしたいと思います。 【もくじ】 Causal Impactとの出会い 効果検証について持っていた課題感 Causal Impact を知る前の効果検証手段 上記の説明の何が問題なのか? 実際に遊んでみる Causal Impactとは一体何者だ! 何をすれば良いか整理してみる inputとthroughを用意して実行してみる 統計的有意差が見える……見え
2022年10月27日、世界最大級のコンテンツマーケティングカンファレンス「Content Marketing World 2022」で語られた最新動向を共有するイベント「コンテンツマーケティングワールド2022 ミニ報告会 powered by Content Marketing Podcast」が開催されました。 はてなビジネスブログでは、印象的だったセッションを共有した株式会社JADE 代表取締役 伊東周晃氏(@noriaky)の発表「Bye, Bye Buyer's Journey」の一部をレポートします。 Content Marketing World とは Content Marketing Podcast とは セッションレポート「Bye, Bye Buyer's Journey」 ロードマップ策定のための5つのフレームワーク Storybrand Marketecture
はじめに:SEOにユーザー行動は必要? ※この記事は、2022年の年末に実施されたISM LT祭りにおいて、筆者が話をした「Land&Surf分析って何やるの?どうすればいいの?」の詳細解説記事になります。 はじめましてJADEの山田です。 皆さんは、こんな話聞いたことありませんか? 「今のSEOにはユーザー行動が重要だ!」 「直帰率や、回遊率がランキングに影響を与えている!」 SEO担当者の方でしたらこういった話を耳にしたことがあるかもしれません。 では、本当に重要なのでしょうか? もし重要だとしたら、どういう分析を行いますか?どういう施策を打ちますか? ここまで答えられる方はそんなに多くないのではないかなと思っております。 そこで今回のブログでは以下の2つについてお話をしたいと思っております。 SEOにおけるユーザー行動の重要性について ユーザー行動の分析方法 SEOにおけるユーザー行
こんにちは!JADEの垣本です。 最近一気読みしたマンガは『ダンジョン飯』、今いちばん続きが気になるマンガは『忍者と極道』です。 前回の記事「私がSEOのコンテンツプランニングで大切にしていること」では、「コンテンツを作るときに考えるべきことは?」という話を書きました。今回は、その手前の段階である「そもそもどんなコンテンツが必要?」という点を掘り下げたいと思います。 特に「検索クエリってどうやって洗い出すの?」「検索クエリをピックアップしてみたけど、優先順位の付け方が分からない……」という悩みをお持ちの方へ。私なりの回答をご提案します。 ※前回の記事に引き続き、当記事におけるコンテンツは、自然検索流入を増やすことをKPIとしたものを念頭に置いています。 よくある質問「月5本の記事を作りたいのですが、何から着手すべきですか?」 よくある質問への答え「検索ジャーニーから考えましょう」 実践:し
こんにちは、株式会社JADE創業者の長山一石です。今日は、「JADEがどのような考え方に基づいてWebマーケティングの戦略を作っているか」という点を、特に検索エンジン最適化 (SEO) の観点からお話ししたいと思います。 しばしば担当者から聞かれる SEO 上の悩みとしては、「さまざまな施策がアイデアとして出たり、コンサルティング会社から勧められたりするが、それらをどういうふうに優先づけするかが難しい」というものがあります。「まずはこれをやればいい」というような普遍的なものがあれば楽なのですが、あらゆるサイトに共通する優先順位というものは存在しませんから、実際には担当者がリソースと睨めっこしながら優先順位とタイムラインを決め、どの順番で施策を実行していくか決める必要があります。この時、SEO の考え方が平面的だと、優先順位の付け方がうまくできません。JADE では、できるだけ解像度を高く、
こんにちは、JADEブログ編集部です。 ある日、こんな投稿を拝見しました。 聞こえると震えてしまうSEOに関わる10の死語【2024】 ってコンテンツをJADEはんに書いてもらいたい。 — 寺倉タイシ|THE MOLTS (@taishi_molts) 2024年7月19日 JADEはんに書いてもらいたい、と言われたら書かないわけにはいきません。て言うか書きたい。 社内チャットで「SEOの死語募集。集まれば記事化します。」と依頼したところ、瞬時に集まりました。どこか鼻の奥がツーンとなるワードから、記事化できそうにない香ばしいワードまでその数30強。定員オーバー。 世界は常に変化し、かつては絶対的だと信じられていた手法や概念でも、懐かしい思い出となるものもあります。インターネットを良くするために、知識は正しい方向にアップデートしていかねばなりません。 歴代のSEO戦士たちの苦労と工夫、そして
Google は、2022年5月25日、コア アルゴリズム アップデートのリリースを発表しました。ロールアウトは6月9日まで続き、その間、検索結果にはさまざまなクエリで変動が見られました。このレポートは、このコア アルゴリズム アップデートについて、日本における日本語の検索結果に、どのようなジャンルで、どのような動きが見られたのかをまとめたものです。 定期的にリリースされるコア アルゴリズム アップデートに関して、インターネット上では数多くの情報が出回っていますが、誤解を生むような表現が多く、参考にはならないものが多くあります。誤った情報が過度に拡散されることを防ぐために、JADE では今回、コア アルゴリズム アップデートで何が起こっているかについて、弊社の見解を発表することとしました。この分析は、あくまで JADE が入手した情報に基づくものであり、Google 公式のものではありませ
こんにちは、あるいはこんばんは。村山です。早速ですが、SEOのニュースです。 ただいま、日本ではサイト内検索結果ページを利用したスパムが急増しております。しっかりと対応することでスパムに利用されない、被害を最小限に抑えることが可能です。サイト内検索結果ページを利用したスパムの手法を理解し、対策していきましょう。 サイト内検索ページについて サイト内検索ページとは サイト内検索結果ページと検索エンジン サイト内検索結果ページは、どのように検索エンジンによって発見されるのか? サイト内からのURL発見パターン サイト外からのURL発見パターン インデックスの可否 サイト内検索スパムの手法と実例 許すまじスパマーの手法 サイト内検索スパムに汚染された実例と増加傾向 スパムに汚染された実例 考えられるスパムの目的 スパムに汚染されたURLの増加傾向 スパムに汚染されていないか確認する方法 Sear
先日、はてなブログBusinessプランのリリースに合わせて『週刊はてなブログ』がお届けする「連続企画:コンテンツと企業 2020」の第2弾として「企業ブログの価値を、どう計る?アクセス解析の専門家 小川卓とコンサルタント 村山佑介が「ブログ運用担当者が見るべき数字」を語る」が公開されました。 blog.hatenablog.com 対談内では、株式会社HAPPY ANALYTICS代表取締役の小川さまと私が、企業ブログ内で運用する際のコンテンツの目標設定のあり方から、企業ブログにおけるフェーズごとの分析やコンテンツごとに見るべき数値などを対談させていただきました。 なぜ「ブログ運用担当者が見るべき数字」というテーマにて対談させていただいたのか?について記載させていただきます。 数年前から企業のマーケティング活動の一環として、企業側がブログなどで情報を発信するオウンドメディアを運用する企業
こんにちはあるいはこんばんは。村山(X id:muraweb_net)です。 ユニバーサル アナリティクス が2023年7月に終了し、少しずつデータが停止されるプロパティが増え、いまや GA4 で主に分析される方も増えたかと思います。 ユニバーサル アナリティクス の次世代版としてリリースされた GA4 も分析において得意な面と不得意な面が存在します。 分析で得意な面を活用しつつ、不得意な面を他ツールでカバーして分析する方法を紹介します。 GA4 が得意な定量分析 全量データを扱うアナリティクスツール 全量データと個票データ 定量分析と GA4 定量分析と定性分析 GA4 による定性分析の限界 定性分析は Microsoft Clarity で行うという選択肢 Microsoft Clarityで可能なモニタリング GA4 と Microsoft Clarity を連携することで得られるも
皆様、はじめまして! 2020年1月1日付で、JADEへ入社しました伊東 周晃(いとう のりあき)と申します。 12月末までは「ぐるなび」に在籍しておりました。 以後、どうぞよろしくお願いいたします。 というわけで早速ですが、新しい組織図です。 失礼しました。ただの最新の集合写真でした。 ちなみに辻さんと小西さんの上に乗っかって「ニタッ!」と笑っているのが私です。 この集合写真的組織図に沿って、ご説明申し上げますと、私は代表取締役社長としてJADEへジョインいたします。 いやいや、ちゃんと説明します。 2019年5月に、長山が辻へ打診することがきっかけとなって生まれたJADE。 そこに小西が加わり、この半年強、走り出しは順調に進むことができましたが、組織の今後のさらなる拡大・成長を考えたときに、そこに相応しいリーダーを迎えたいとの意向が現経営陣にあり、私に参画のお誘いをくれたのでした。 J
こんにちはあるいはこんばんは。村山(twitter id:muraweb_net)です。2023年6月末に ユニバーサルアナリティクス が終了し、2023年7月から本格的に GA4 を利用することになりました。慣れないUIに戸惑っている方が多いかもしれません。今回は、 GA4 で利用できるようになったレポート機能である「探索」について紹介します。 モニタリング分析とアドホック分析 モニタリング分析 アドホック分析 GA4 の「レポート」と「探索」 GA4 の「レポート」でのモニタリング分析 GA4 の「探索」でのモニタリング分析とアドホック分析 GA4 の「探索」レポート活用例 自由形式 自由形式でレポートUI内でデータ分析するケース 折れ線グラフ ドーナツグラフ 地図 テーブル 自由形式にてデータエクスポートした後にBIツールで分析するケース GA4 からデータをエクスポートし外部BIツ
JADEの伊東です。 コンテンツマーケティングインスティトゥート (以下CMI)が最近コンテンツマーケターのキャリア・給与についてのレポートを公開したのですが、「現在の仕事を楽しい」と捉える回答者が半数以上いる一方、67%が「次の仕事を探している」という結果が出ていました。 コンテンツマーケターのキャリアラダーは確立されたものがあるわけではありません。 専業パブリッシャーの場合はそうではないかもしれませんが、企業内オウンドメディアなどはまだまだこれからでしょう。 この記事では、コンテンツマーケターのキャリアに関するお話ができればと思います。 これを考えるにあたり、まずコンテンツチームはコストセンターなのか、プロフィットセンターなのか、ということについて考えてみたいと思います。 コンテンツマーケティングは戦術ではなくビジネスモデル 今年のコンテンツマーケティングワールド2日目夕方のキーノート
どのような施策で改善したのか 実行いただいたSEOに関する施策 ブログの分離 ナビゲーション動線の改修 FAQコンテンツの再配置 広告のデータを活用したSEOに関する施策 広告文を分析し、titleとdescriptionの改善 施策の効果 分断されがちなSEOと運用型広告 分断とは何か? 分断と連携、それぞれの影響 コンテンツを改善するということ なぜこんなにも多くの業務ができるのでしょう? どのような施策で改善したのか どのような施策で改善したのかの具体の前に、JADEで対応している業務を一覧で記載してみます。 SEOのコンサルティング 運用型広告のコンサルティング Google ビジネスプロフィールのコンサルティング Google アナリティクス 4(以下、GA4)のデータを利用した分析 Microsoft Clarity を使った分析 GA4の計測実装 データポータルでのダッシュボ
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