RPAで自動化する業務、どう決めている? 洗い出しフェーズで見直すべきこと:業務自動化に関するアンケート 2024年版 不要な定型業務や無駄に時間を取られている作業など、RPAを活用する前に自動化対象業務を適切に洗い出し、精査する必要がある。業務課題をどこまで理解しているかがRPAの導入成果創出の鍵を握る。 定型業務効率化の手法として企業や自治体などで採用されているRPA(Robotic Process Automation)。RPAを効果的に活用するにはまず目標や目的を明確にし、現行業務のどのプロセスに課題があるのかを見定めた上で自動化対象業務を洗い出す必要がある。この業務の棚卸しのプロセスが成果創出の鍵を握ると言ってもいいだろう。 RPAによる業務自動化を推進している企業、検討している企業はどのような手段で現場の課題を可視化しているのだろうか。連載2回目の本稿では「自動化対象業務の洗い