ServiceNow Japanは2021年2月25日、報道機関向け説明会を開催し、2020年の取り組みを総括するとともに、2021年におけるビジネス戦略を発表した。登壇した執行役員社長の村瀬将思氏は、コロナ禍でも業績が堅調に伸びていることを強調。グローバルにおける2020年の売り上げが45億ドルに達したことを明らかにした。 コロナ禍のワークフロー変革が追い風に 説明会の冒頭、村瀬氏は2020年を振り返り、「ワークフロー変革が加速した1年だった」と総括した。ニューノーマル時代に向けて多くの企業が既存の働き方やビジネスフローを見直したことを紹介し、「これまでServiceNowは『IT部門業務を変革するプラットフォーム』と位置付けられていた。しかし、今後は『組織をデジタル変革するプラットフォーム』へと変わっていく」と述べた。 2013年に日本法人を設立した当初「ServiceNowはITSM