次世代Web技術である「Web3」の要素の1つ、「NFT(非代替性トークン)」。気になっている人は少なくないだろう。ブロックチェーンを利用してデジタルアイテムの一意性(オリジナルであること)を保証するものだ。NFTはブロックチェーン基盤の1つ「イーサリアム」の「ERC-721」という規格で規定されている。 デジタルアイテムはコピーが容易なため、常に海賊版の問題が付きまとう。NFTであれば作品の一意性を保証できるため、デジタルアイテムの流通を根底から変えると期待されている。NFTの一時的なブームは去りつつあるが、重要であることに変わりはない。 もっとも、実際にNFTを体験しようとするとかなりハードルが高い。既存のNFTを購入するだけでも越えなければならない壁がいくつもある。さらに「自分だけのオリジナルNFTをつくる」となると、「本当にそんなことができるのか」と思う人もいるだろう。 実はNFT