マイクロソフト「.NET 6」正式リリース、.NETとして最初のLTS版。Win/Mac/iOS/Androidアプリを単一コードで記述可能に マイクロソフトは、同社のアプリケーションフレームワーク「.NET」の最新版となる「.NET 6」の正式リリースを発表しました。 .NET 6は、マイクロソフトが「.NET Framework」と「.NET Core」フレームワークを「.NET」に統合してから最初の、本番利用に耐える品質とサポートが約束された長期サポート版(LTS版)の.NETとなります。 .NET 6 is now generally available and is ready for your app! We've made SIGNIFICANT improvements to: C# 10 and F# 6 Performance Our ahead-of-time com
ここ数日、.NET 6 でできたアプリを .NET 8 に更新する作業をしています。.NET 8 のリリースから半年以上が経った今になって遅ればせながらやっているのは、Azure Functions (In-Proc) がようやく .NET 8 に対応したからです。それに引っ張られてずっと .NET 6 のままの運用を強いられていました。 それはそれとして、近年の .NET は互換性を高く保ちつつもちょこちょこと破壊的変更を入れて「よりあるべき姿」になろうと奮闘しています。その点については大変好感を持っていますし、実際これまでに幾度となく .NET のバージョンを上げてきたときも全くと言っていいほど破壊的変更を踏むことがなかったので若干過信していたところはあります。 が、今回検証過程で実際に遭遇して「うわ、危なッ」となる部分があったので紹介していきます。 実際にハマッた破壊的変更 2 選
マイクロソフト、WebIDEの「Visual Studio Codespaecs」を「GitHub Codespaces」に統合へ マイクロソフトはWebブラウザで利用可能な統合開発環境、いわゆるWebIDEの「Visual Studio Codespaces」を、GitHubで提供を予定しているWebIDEの「GitHub Codespace」へ統合することを発表しました。 Visual Studio Codespacesは、2019年5月に行われたMicrosoft Build 2019でVisual Studioファミリーのなかで、Web版のVisual Studioの位置づけとなる「Visual Studio Online」として発表され、その1年後の今年2020年5月に「Visual Studio Codespaces」と名称変更され、パブリックプレビューとして利用可能になりまし
Version 1.93 is now available! Read about the new features and fixes from August. Bracket pair colorization 10,000x faster September 29, 2021 by Henning Dieterichs, @hediet_dev When dealing with deeply nested brackets in Visual Studio Code, it can be hard to figure out which brackets match and which do not. To make this easier, in 2016, a user named CoenraadS developed the awesome Bracket Pair Col
[速報]古いJavaや.NETのコードを最新のJavaにAIが自動変換する「Amazon Q Code Transformation」、AWSが発表。AWS re:Invent 2023 Amazon Web Services(AWS)は、ラスベガスで開催中のイベント「AWS re:Invent 2023」の基調講演で、生成AIを用いて多様なAIサービスを提供する「Amazon Q」を発表。Amazon Qの機能の一部として、古いJavaや.NETのコードを最新のJavaや.NET対応に自動変換する「Amazon Q Code Transformation」を合わせて発表しました。 参考:[速報]AWS、Copilot対抗となる「Amazon Q」発表。生成AIによるシステム開発支援や業務支援など、多様なAIサービスを提供。AWS re:Invent 2023 Amazon Q Code
「Visual Studio Code」2020年3月版の新機能、時系列でファイルへの操作履歴「タイムラインビュー」、PC間で設定の同期、Undo/Redoがファイル再開後も有効など マイクロソフトはオープンソースで開発している無償のコードエディタ「Visual Studio Code」の2020年3月版(バージョン1.44)を公開しました。 The March release of @code is out! New Timeline view, extension pack display, smoother file navigation, Remote Containers features, and more! Check out the all new features: https://t.co/NzNfF0BTl3 and update now! pic.twitter.c
こんにちは、あんはるです。 接触確認アプリ「COCOA」の開発に貢献したこと、そして、簡単に開発に参加する方法を紹介します。 みなさんに接触確認アプリ「Cocoa」の開発の参加は簡単にできるということを伝えたくて書きました 実際自分で改善してみた経験も書いています cocoaが使いにくい!と思ったら是非この記事を読んで改善してみるといいと思います👍 是非読んでみてください🙇♂️https://t.co/3G1UEL9Rb2 — あんはる@アプリ作れるJK (@_anharu) June 26, 2020 追記 7/12 この記事見て実際に接触確認アプリを改善してみました!っていう方 いらっしゃったらご連絡ください 追記 7/23 この記事見て実際に接触確認アプリを改善した方々🎉🎉🎉 この記事によって、実際に接触確認アプリにコミットする方が増えたらいいな!という目的で書いたので少
VSCodeでC#開発環境を充実させる「C# Dev Kit」正式リリース、ソリューションエクスプローラーやIntelliCodeなど提供 C# Dev Kitは以下のような機能を主に提供します。 ソリューションエクスプローラビュー VSCodeの既存のワークスペースのビューと連動するソリューションエクスプローラビューを追加することで、プロジェクトの一元管理が容易になります。テンプレートを介して新しいプロジェクトやファイルをソリューションにすばやく追加できるようになり、ソリューションのすべてまたは一部を簡単にビルドすることもできます。 IntelliSense、シンタックスハイライト オープンソースのLSP(Language Server Protocol)ホストを搭載しており、IntelliSenseやシンタックスハイライト、リファクタリング、コードフォーマットなどの機能を提供します。
「DI使うとインタフェース地獄に陥るらしいから使いたくない」と言っていたA氏がインタフェースを使わずにDIで幸せになるまでC#DIDependencyInjection依存性の注入 DIはインタフェース定義しなくても十分実用的だし、むしろそっちの方が本質だよ、という話をします。C#や.NETを使っていますが、それに限らず普遍的な内容です。 インタフェースと実装に分けるとか無理。DIなど不要! 中堅社員のA氏は、**「DIっていちいち実装とインタフェース分けないとダメなんでしょ?。さすがにやってられんわ」**と言って頑なにDIを導入しようとしません。 DIはテスタビリティと併せて語られることが多かった為か、A氏は「注入するクラスは基本的にインタフェース定義しましょう」という記事ばかりを読んでいたのです。 インタフェースと実装を分けるとは、例えば次のような事です。 services.AddSc
マイクロソフト、Chromiumベースの「Microsoft Edge WebView2」.NET正式対応版リリース。バージョンを固定できる「Fixed Version distribution mode」も マイクロソフトは、ネイティブアプリケーションに埋め込めるコンポーネント「Microsoft Edge WebView2」(以下、WebView2)の.NET正式対応版がリリースされました。.NET Core、.NET Framework、WinForms、WPFアプリケーションに対応しています。 10月にはWin32 C/C++対応版が先行して登場しており、.NET対応版の登場が待たれていました。 Today, we are excited to announce that Microsoft Edge WebView2 is Generally Available for prod
今回は、以下のように指定しました。表示オプションはデフォルトのままです。 地点を選ぶ:東京 項目を選ぶ(データの種類):時別値 項目を選ぶ(項目):気温 期間を選ぶ:2019/1/1~2019/12/6 データの項目は「日時」「気温」「品質情報」「均質番号」の4種類。品質情報、均質番号は、観測値が正常かどうかに関する情報です。各項目の詳細については、同サイトの「ダウンロードファイル(CSVファイル)の形式」ページを参照してください。 ファイルの先頭5行には、次の画像のような項目が入っています。このまま使うとやや面倒なので、あらかじめ先頭5行分は削除し、全てデータ行のみのCSVファイルに加工しておきます。 CSVファイルの仕様にはバリエーションがあり、その全てに対応するとコードが複雑になりますので、今回は気象庁のCSVデータに基づき、次の仕様を前提とします。 文字種は、ANK(1バイト文字)
スタンドアロンなWebAssemblyランタイム「Wasmer」の開発元であるWasmer社は最新のWasmer 4.4の新機能として、C言語をWebAssemblyにコンパイルし、WebAssembly環境でそのまま実行可能する機能を発表しました。 下記はWasmer社が用意した、Webブラウザ上にWebAssemblyでBash環境を構築する「wasmer.sh」のコマンドラインから、wasmerによりC言語をコンパイルしてWebAssemblyモジュールを生成し、実行する操作を筆者のWindowsマシンで実際に試したところです(赤線は筆者による)。 Webブラウザ上でC言語をWebAssemblyにコンパイルし、そのままWebAssembly環境上で実行できています。 合わせて登場したJavaScript SDKによってNode.jsやBunなどのサーバサイドのWebAssembly
あまり知られていないけれど、コーディングの作業が捗るVS Codeの機能とテクニックを紹介します。 今開いているファイルを残しながら新しいファイルを開けるようにしたり、コード内のコメントのカラーだけを自分好みに変更する方法など、ちょっとかゆいところに手が届くような便利なテクニックです。 5 Visual Studio Code Hacks That You Will Thank Me For (And They're Not Common Points Like "Install Prettier Extension") by Mohmed Ishak 下記は各ポイントを意訳したものです。 ※当ブログでの翻訳記事は、元サイト様にライセンスを得て翻訳しています。 はじめに 1. ファイルを常に新しいタブで開くようにする 2. コメントのカラーを変更する 3. コードを大きく表示する 4. カ
マイクロソフト、「.NET 7」にDockerコンテナイメージ生成機能を搭載、Dockerファイル不要に これまで.NETアプリケーションをDockerコンテナ化するには、Dockerコンテナイメージの生成に必要なファイルを記述したDockerファイルを作成し、ビルドツールを用いて生成する必要がありました。 新たに.NET 7で搭載されるDockerコンテナイメージの生成機能ではDockerファイルの作成などは不要で、標準のdotnetコマンドを実行することで簡単にDockerコンテナイメージが生成されるようになります。 Linux版のDockerイメージ生成に対応、今後Windows版の開発も進める 下記はマイクロソフトが紹介した、.NET 7を用いてDockerコンテナイメージを生成し、実行するまでのコマンドのサンプルです(一部横幅が足りなくて改行されているコマンドがあります)。これだ
オラクル、Java開発を効率化するVSCode用拡張機能「Oracle Java Platform Extension for Visual Studio Code」を公開 New Oracle open source project released! Oracle Java Platform extension brings full featured @Java development (edit-compile-debug & test cycle) for Maven and Gradle projects to VS Code. Get started: https://t.co/knjeFPRY1Q Learn more: https://t.co/77SIeky3cE#OracleOSS pic.twitter.com/whXIKFsBHV — Oracle Open So
CVP of Product and General Manager for Microsoft's first-party engineering systems Visual Studio 2022 launch is here! Join us at our free online event to celebrate the launch of Visual Studio 2022. Learn about what’s new, hear tips & tricks, participate in the live Q&As, and be the first to take the latest version for a spin. All of our product development begins and ends with you—whether you post
マイクロソフト、「.NET 8」正式リリース、2年ぶりのLTS版。Dynamic PGOによる最適化コンパイル、事前コンパイルのバイナリサイズが半分など、さらなる高速化が前進 Announcing the availability of .NET 8, the latest LTS version of one of the world’s leading development platforms. With this release, .NET reshapes the way we build intelligent, cloud-native, applications and high-traffic services that scale on demand. https://t.co/WqZkUpJOhN pic.twitter.com/NmARKBd78q — .NET (
CA.unityはサイバーエージェントが運営するUnityをテーマにした勉強会です。サイバーエージェントのサービス開発者と社外の開発者を交えて、Unityに関する知見を共有します。河合宜文氏からは、Cysharp社のOSSについて紹介がありました。 Cysharpのモットーは「C#の可能性を切り開いていく」河合宜文氏(以下、河合):「A quick tour of the Cysharp OSS」というテーマでCysharpの河合が話します。お願いします。 私は河合宜文と言って、Cygamesの子会社であるCysharpという会社で社長をしています。今回イベントを主催したサイバーエージェントの子どもの子どもなので、孫会社です。Cysharpはいろいろとやってはいて、目に見えるところで一番大きなものは、OSSの提供だと思っているんですが、我々は「C#の可能性を切り開いていく」というのをテーマ
Amazon Web Services(AWS)は、.NET Frameworkを用いて開発されたアプリケーションを、.NET Coreを用いたアプリケーションへ移植するための支援ツール「Porting Assistant for .NET」を発表しました。 .NET FrameworkはWindowsアプリケーションを開発するためのWindows専用フレームワークおよびランタイムとしてマイクロソフトが提供してきたものです。 しかしマイクロソフトは2015年に.NET FrameworkのサブセットとしてWindows、Mac、Linuxに対応したオープンソースの.NET Coreを発表。 2019年には.NET Coreが.NET Frameworkを引き継ぐとして.NET Coreへの開発に注力し、.NET Framworkは現バージョンである4.8以後、新機能の開発は行われなくなるこ
[速報」Blazor WebAssemblyが正式リリース。C#/.NETでWebアプリケーションを開発可能に。Microsoft Build 2020 オンラインイベント「Microsoft Build 2020」を開催中のマイクロソフトは、「Blazor WebAssembly 3.2.0」のリリースを発表しました。 Blazor WebAssemblyは、.NETとC#などを用いてWebブラウザ上で実行可能なWebアプリケーションを開発できるフレームワークおよび実行系です。 Blazor WebAssembly 3.2.0はBlazor WebAssemblyとしてフル機能が実装され、本番運用に対応したバージョンです。これによりBlazor WebAssemblyは正式版としてリリースされたことになります。 It's here!!! Blazor WebAssembly 3.2.0
Microsoftは2025年1月23日(米国時間)、統合開発環境(IDE)「Visual Studio」の全ユーザーが、AI(人工知能)コーディングアシスタント「GitHub Copilot」の無料プラン「GitHub Copilot Free」を利用可能になったと発表した。 無料プランでは、毎月最大2000件のコード補完と50件のチャットメッセージを利用できる。AIモデルには、Anthropicの「Claude 3.5 Sonnet」か、OpenAIの「GPT-4o」を選択できる。サブスクリプションやクレジットカードの登録は不要だという。 Microsoftは、Visual StudioでGitHub Copilotを活用するユースケースや、無料プランの利用方法を次のように説明している。 GitHub Copilot for Visual Studioで、開発体験はどう変わる? 複数フ
マイクロソフト「.NET 6」初めてのプレビュー版リリース。Xamarin統合、マルチプラットフォームUI、Blazorでデスクトップアプリ、Apple M1ネイティブなど マイクロソフトはオープンソースで開発されているフレームワーク「.NET」の次バージョン「.NET 6」の最初のプレビュー版「.NET 6 Preview1」をリリースしたと発表しました。 Announcing .NET 6 Preview 1 https://t.co/z0mkcA6c0m — .NET (@dotnet) February 17, 2021 「.NET」は、Windowsアプリケーションのためのフレームワークとして登場した「.NET Framework」と、その後に登場したMacやLinuxに対応するオープンソースの「.NET Core」を統合し、その後継となったフレームワークです。 .NETの最初の
この記事は C# Advent Calendar 2020 の 2 日目の記事です。1 日目は @RyotaMurohoshi さんの C# 9.0で加わったC# Source Generatorと、それで作ったValueObjectGeneratorの紹介 でした。 私の記事では、.NET Framework 1.0 の頃の C# 1.0 と今の .NET 5 時代の C# 9.0 で同じお題をもとにプログラムを書いてみて比べてみようと思います。これを書くにあたって事前に xin9le さんと 岩永さんに色々見てもらいました!感謝! ではやってみましょう! 記事を書く前の感覚では LINQ の有無と async/await の有無が大きいだろうな…と思ってます。 プロジェクトの設定 Windows 10 に .NET Framework 1.1 SDK を入れようと思えば入れることが出来
2月1日、Tracebitが「Why Tracebit is written in C#」と題した記事を公開した。この記事では、TracebitというスタートアップがC#を採用するに至った理由やその背景について詳しく紹介されている。以下に、その内容を紹介する。 2月1日、Tracebitが「Why Tracebit is written in C#」と題した記事を公開した。この記事では、TracebitというスタートアップがC#を採用するに至った理由やその背景について詳しく紹介されている。以下に、その内容を紹介する。 プロジェクトを立ち上げる際、最初に直面した決定事項の一つが技術スタックの選択だった。AWSやPostgresといった技術の選択は比較的容易だった一方、開発言語については多くの選択肢があり、選定は難航した。 そこで予想外にもC#が選ばれた経緯について、本記事では詳しく説明してい
みなさん、こんにちは。サイオステクノロジー武井です。今回は、導入がカンタンで開発効率爆上げなVisual Studio Code拡張機能をご紹介したいと思います。 ※ 本記事は技術評論社出版の「Software Design」2022年10月号(詳細はこちら)に私が寄稿した「エディタこそ開発の要 [最大活用]Visual Studio Code」の記事をベースとしております。是非、Software Designの方も合わせてご覧ください!! はじめに Visual Studio Code はインストール初期でも機能は豊富であり、かつインタフェースもシンプル、そして拡張機能により利用者の環境に合わせて自由にカスタマイズできることが、大きな魅力となっております。 一方で、その機能の豊富さにより、どの機能を使ってよいのかと迷われる方もいると思います。 そこで本記事では、「導入がカンタンで開発効率
マイクロソフト、.NET中間言語をWebAssemblyにコンパイルする「Jiterpreter」をBlazor WebAssemblyに搭載へ、.NET 8で マイクロソフトは今年(2023年)11月にリリースが予定されている.NET 8のBlazor WebAssemblyにおいて、.NET中間言語をWebAssemblyに動的にコンパイルすることで、Blazor WebAssemlbyの高速化を実現する機能を備えた「Jiterpreter」を搭載予定であることを明らかにしました。 BlazorはWebAssemblyで.NETランタイムを実装している そもそもBlazor WebAssemblyは、.NETとC#などを用いてWebブラウザ上で実行可能なWebアプリケーションを開発できるフレームワークおよびランタイムです。 一般にWebブラウザはJavaScriptで記述されたコードを
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