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  • AIはトヨタウェイを学べない ハーバード大の視線 | NIKKEIリスキリング

    AIはトヨタウェイを学べない ハーバード大の視線ハーバードビジネススクール教授 ウィリー・シー氏(上)2019 / 10 / 16 世界トップクラスの経営大学院、ハーバードビジネススクール。その教材には、日本企業の事例が数多く登場する。取り上げられた企業も、グローバル企業からベンチャー企業、エンターテインメントビジネスまで幅広い。日本企業のどこが注目されているのか。作家・コンサルタントの佐藤智恵氏によるハーバードビジネススクール教授陣へのインタビューをシリーズで掲載する。3人目は、製造業のマネジメントを研究するウィリー・シー教授だ。 (中)20年も前から「IoT」、データが生むコマツの競争力 >> 佐藤 シー教授は、長年、イノベーションやオペレーションの授業でトヨタ自動車について教えてきました。2018年にはおよそ20年ぶりにトヨタのビデオ教材を刷新しましたが、前のビデオと比べるとどのよう

      AIはトヨタウェイを学べない ハーバード大の視線 | NIKKEIリスキリング
    • 自然界に「未知の力」存在か 米実験で新素粒子の可能性 - 日本経済新聞

      現代の物理学で説明できない現象がまた見つかった。米フェルミ国立加速器研究所が8月に報告した実験で、物質の構成や力の伝達などに関わる「素粒子」に「未知の力」を媒介する新たな仲間がいる可能性を見いだした。教科書が書き換わる日も遠くないかもしれない。身の回りには様々な力があふれている。地上で物質が落ちるのは「重力」の影響で、磁石がくっつくのは「磁力」があることによる。そもそも物質を構成する原子も、原

        自然界に「未知の力」存在か 米実験で新素粒子の可能性 - 日本経済新聞
      • 計算機に意識は宿るか 脳からアップロード実験も計画 - 日本経済新聞

        意識とは何か。哲学や心理学の分野で長く議論されてきた難問に、自然科学の研究者が挑み始めた。「まっとうな科学者がやる研究ではない」と敬遠されてきたが、脳の活動を観察する装置の利用が広がり、情報分野の理論も加わって機運を盛り上げている。電子回路に宿る「人工意識」を目指す研究も動き出した。「神経科学の分野で1990年代から地道な積み重ねがあった。人工知能(AI)の急速な発展が重なり、意識の研究に大き

          計算機に意識は宿るか 脳からアップロード実験も計画 - 日本経済新聞
        • iPS細胞で世界初の角膜移植手術 経過は順調 大阪大学など | NHKニュース

          iPS細胞から作った目の角膜の組織を患者に移植して視力を回復させようと、大阪大学などのグループが先月、世界で初めての移植手術を行ったと明らかにしました。これまでのところ、患者の術後の経過は順調だということです。 これは大阪大学の西田幸二教授などのグループが、29日会見を開いて明らかにしました。 それによりますと、先月25日、「角膜上皮幹細胞疲弊症」という重い目の角膜の病気を患う40代の女性患者の左目に、iPS細胞から作ったシート状の角膜の組織を移植する手術を臨床研究として行ったということです。 これまでのところ拒絶反応はなく、視力も日常生活に支障がない程度にまで回復しているということで、患者は今月23日に退院したということです。 iPS細胞の再生医療への臨床応用では、目の網膜の細胞を患者に移植する手術などがこれまでに行われていますが、角膜の移植は世界で初めてです。 グループでは、年内をめど

            iPS細胞で世界初の角膜移植手術 経過は順調 大阪大学など | NHKニュース
          • 「むかわ竜」は新種か 前足と背骨に固有の特徴 | NHKニュース

            16年前、北海道むかわ町で見つかった、全身の骨格がある恐竜の化石としては国内最大の「むかわ竜」は、ほかの恐竜にはない固有の特徴から、新種の可能性が極めて高いことが北海道大学などの研究で分かりました。 北海道大学総合博物館の小林快次教授を中心とする研究グループによりますと、化石の骨の角度などをほかの恐竜のものと比較するなどした結果、「むかわ竜」はハドロサウルス科のエドモントサウルス類というグループに属し、中国やロシアで見つかった恐竜に近いことが分かりました。 さらに、細い前足や背骨の上の突起が前方に大きく傾いている点など、ほかの恐竜にはない固有の特徴があることから、新種の可能性が極めて高いということです。 18日の記者会見で小林教授は「むかわ竜の全貌がようやく明らかになってきた。しかしまだ解明されていない点もあるので、引き続き、研究を進めたい」と話していました。 これまでの研究成果は論文にま

              「むかわ竜」は新種か 前足と背骨に固有の特徴 | NHKニュース
            • 富山大学 パーキンソン病の発症メカニズム発見 新治療法に期待 | NHK

              富山大学は、手足が震えたり体が動かなくなったりする難病、パーキンソン病の発症メカニズムを発見したと発表し、今後、新たな治療法につながることが期待されます。 この研究は富山大学学術研究部薬学・和漢系の酒井秀紀教授や藤井拓人助教などで作るグループが行いました。 パーキンソン病は、手足が震えたり体が動かなくなったりする難病で、脳の一部に「αシヌクレイン」というたんぱく質がたまることが原因とされています。 この原因を解明するためグループでは、脳の神経細胞の中にある「PARK9」という別のたんぱく質に着目し、その機能を分析した結果、パーキンソン病の原因となる「αシヌクレイン」の分解を進める役割を果たしていました。 さらに薬剤を使って「PARK9」の働きを阻害する実験を行ったところ、「αシヌクレイン」が通常の4倍以上蓄積したということです。 このため「PARK9」の機能の異常がパーキンソン病の発症につ

                富山大学 パーキンソン病の発症メカニズム発見 新治療法に期待 | NHK
              • 多数の隕石衝突は44億年前か 地球の歴史見直しも 広島大など | NHKニュース

                太陽系が形成される中で地球に多数の隕石(いんせき)が降り注いだ時期があったとされていますが、広島大学などの研究グループは、この時期が、これまで考えられていたよりも、最大で5億年ほど古く、生命が誕生する前のおよそ44億年前であった可能性があると公表し、地球の初期の歴史を見直すことにつながる成果だとしています。 広島大学の小池みずほ助教などの研究グループは、「後期重爆撃期」に衝突があったと考えられる小惑星からきた隕石の元素を最新の分析方法で測定しました。 その結果、衝突が起きた時期はおよそ44億年前から41億年前となり、「後期重爆撃期」は、これまで考えられていたより2億年から5億年ほど古い可能性があると公表しました。 研究グループは、月のクレーターの分析ではサンプルが偏っていた可能性があるとしています。 広島大学の小池みずほ助教は「隕石が降り注いだ時期は地球に生命があらわれるよりも前となること

                  多数の隕石衝突は44億年前か 地球の歴史見直しも 広島大など | NHKニュース
                • 最強の虫、車でもつぶれず 頑丈な秘密を解き明かした - 日本経済新聞

                  いつの時代も人間は強い材料を追い求めてきた。身を守る鎧(よろい)や壊れない車、倒れない建物。強さが文明を支えた。だが小さな昆虫たちは、私たちが苦労して手にした強さを自然に持ち合わせている。激しい生存競争の中で、想像をはるかに超える頑丈な体を作り上げた。カリフォルニアの空の下、ドライブを楽しんでいると何かを踏んだ。体長3センチメートルほどの小さな昆虫がわだちにいる。車でひいたにもかかわらず、つぶ

                    最強の虫、車でもつぶれず 頑丈な秘密を解き明かした - 日本経済新聞
                  • ワクチン臨床試験 英 オックスフォード大学「期待持てる結果」 | NHKニュース

                    イギリスのオックスフォード大学は、製薬会社とともに開発を進めている新型コロナウイルスのワクチンについて、ヒトでの臨床試験の結果、免疫の役割を担う「抗体」の量が接種後に上昇することが確認されたなどとする初期段階の研究成果をまとめました。 それによりますと、ワクチンを接種した人のうち127人で抗体の量を調べたところ、接種していない人に比べて抗体の量が上昇し、接種から28日後に最も高くなることが確認されたということです。 また、抗体の量は接種してから56日後でも高い値を維持していたほか、さらに35人を調べたところ、ウイルスの働きを弱める「中和抗体」も90%以上の人で確認されたということです。 一方、接種した人のうち70%が頭痛と疲労感を訴えたということです。 開発チームは「深刻な健康への影響はなかった」としたうえで、「期待の持てる結果だ」としてヒトでの安全性や有効性を確かめる臨床試験を続けること

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                    • アルツハイマー病 リスク高める遺伝子のメカニズムを解明 | NHK

                      アルツハイマー病のリスクを高めることが知られているものの、詳しい仕組みが分かっていなかった、特殊な遺伝子が神経細胞の働きを妨げるメカニズムを、慶応大学のグループがiPS細胞を使った実験でつきとめたと発表しました。 アルツハイマー病は「APOE4」と呼ばれる遺伝子を持っている人では発症のリスクが3.5倍以上に高まりますが、詳しいメカニズムはこれまで分かっていませんでした。 グループでは人工的に「APOE4」を持たせたヒトのiPS細胞を神経系の細胞に変化させたうえで、正常な神経細胞と一緒に培養しました。 その結果、一緒に培養した神経細胞は表面にある情報伝達の役割を担う「スパイン」と呼ばれる突起が成長しにくくなり、突起の長さが通常よりおよそ20%短くなっていたということです。 この遺伝子を持つ細胞から多く分泌されるたんぱく質の1つが、スパインの成長を妨げることも確認できたということで、グループで

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                      • 地球史の地質時代名に「チバニアン」 国際学会が決定 - 日本経済新聞

                        国立極地研究所などは17日、地球の歴史の一時代が千葉の名前を冠した「チバニアン(千葉時代)」と命名されることが決まったと発表した。国際地質科学連合が韓国・釜山で会合を開き、最終承認した。77万4000年前から12万9000年前の時代の始まりを告げる痕跡が千葉県市原市の地層にあり、時代の名前にふさわしいとして日本チームが申請していた。46億年におよぶ地球史は、当時の様子を示す地名などをもとに名前

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                        • NTTや東大、30年に新型量子コンピューター 光技術開発 - 日本経済新聞

                          NTTと東京大学などは22日、光を用いた大規模な量子コンピューターの実現に不可欠な基幹技術を開発したと発表した。次世代コンピューターの本命である量子コンピューターの機能を飛躍的に高める成果という。2022年度から実機の組み立てに着手し、30年に完成をめざす。量子コンピューターは従来のコンピューターには難しい高度な計算を可能にする次世代技術だ。19年に米グーグルが最先端のスパコンで1万年かかる問

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                          • 富士フイルム、iPSでがん免疫薬 患者以外の細胞で 【イブニングスクープ】 - 日本経済新聞

                            富士フイルムホールディングスは1日、独製薬大手バイエルと組み、iPS細胞を使ったがん免疫薬の開発を始めると発表した。iPS細胞を使う薬がまだ世界で実用化されていない中、両社は大量に培養できる患者以外の第三者のiPS細胞を用いて開発する。従来の細胞を使ったがん免疫薬は日本では1回の投与で数千万円し高額だが、両社の手法でコストが下がる可能性がある。富士フイルムなどはCAR-T(カーティー)と呼ばれ

                              富士フイルム、iPSでがん免疫薬 患者以外の細胞で 【イブニングスクープ】 - 日本経済新聞
                            • ヒトのiPS細胞などから「胚盤胞」のような細胞作製と発表 | NHKニュース

                              ヒトのiPS細胞などを使って、受精卵から胎児になる初期の段階で見られる「胚盤胞」のような細胞の塊を作ることに成功したと、アメリカなど2つの研究グループが発表しました。専門家はヒトの発生や生殖医療の研究に役立つ一方、細胞から生命を作り出すことにもつながりかねず、倫理的な課題も生じると指摘しています。 研究はアメリカのテキサス大学のグループとオーストラリアのモナシュ大学のグループがそれぞれ行い、科学雑誌「ネイチャー」に発表しました。 このうちテキサス大学のグループは、ヒトのiPS細胞やES細胞を刺激を与える化学物質を含む液体が入った特殊な容器の中で培養し、受精から数日でできる「胚盤胞」のような細胞の塊を作り出したとしています。 また、モナシュ大学のグループはiPS細胞になる過程の細胞から同様の細胞の塊ができたとしています。 こうした細胞の塊ができたのは初めてで、それぞれ形や大きさ、細胞の数など

                                ヒトのiPS細胞などから「胚盤胞」のような細胞作製と発表 | NHKニュース
                              • 学者困惑 ブラックホールがのみ込んだ謎の天体の正体 - 日本経済新聞

                                宇宙で不思議な衝突が起きた。地球から約8億光年の彼方で、ブラックホールが正体不明の天体をのみ込んで激しく合体し、時空を波立たせるほどのエネルギーを放出した。

                                  学者困惑 ブラックホールがのみ込んだ謎の天体の正体 - 日本経済新聞
                                • 「ワカヤマソウリュウ」と命名 化石がモササウルス新種と判明 | NHK

                                  和歌山県内で見つかった化石が、恐竜とともに白亜紀に繁栄し、「海の王者」として君臨した大型のは虫類「モササウルス」の新種とわかり、「ワカヤマソウリュウ」と名付けられました。 これはアメリカのシンシナティ大学の小西卓哉 准教授などの研究グループが、今月、イギリスの古生物学の専門誌に発表しました。 モササウルスは恐竜とともに繁栄し、白亜紀後期に海の生態系の頂点に君臨したことで、「海の王者」とも呼ばれる大型のは虫類です。 グループは和歌山県有田川町にあるおよそ7200万年前の地層から17年前に発見された、全長6メートルのモササウルスの骨格の化石について、詳しく調査しました。 その結果、 ▼前脚のひれが大きく発達していることや、 ▼背骨の形からイルカのような背びれがあった可能性があることなど、 これまで発見されているモササウルスの化石にはない特徴がみられ、新種と判断しました。 モササウルスは日本では

                                    「ワカヤマソウリュウ」と命名 化石がモササウルス新種と判明 | NHK
                                  • NTT、NASAなどと新たな量子計算機を開発へ - 日本経済新聞

                                    NTTは、米航空宇宙局(NASA)や米スタンフォード大学などと共同で、新しい方式の量子コンピューターの開発に乗り出す。米グーグルや米IBMが研究する方式と異なり、光ネットワークを駆使したのが特徴。室温での動作が可能で消費電力も抑えられる利点を生かし、先行する米国勢を追随する。研究には光レーザー技術に強い米カリフォルニア工科大学や米コーネル大学など米やオーストラリアの6つの有力大学とNASA、カ

                                      NTT、NASAなどと新たな量子計算機を開発へ - 日本経済新聞
                                    • 世界最大の望遠鏡 先住民のデモで建設始められず ハワイ島 | NHKニュース

                                      日本やアメリカの天文台などがハワイ島の山頂で計画を進めている世界最大の望遠鏡の建設をめぐり地元の先住民ら2000人が「神聖な場所だ」として抗議デモを行い、これまでに30人以上が一時、身柄を拘束されました。抗議デモはその後も続き、建設工事が始められない事態となっています。 地元メディアなどによりますとこの望遠鏡の建設をめぐり今月15日から先住民らが「神聖な場所だ」として道路を封鎖するなど抗議デモを行いこれまでに30人以上が、一時、警察に身柄を拘束されたということです。 抗議デモはその後も続き、参加者も2000人ほどに増えていて建設が始められない事態となっています。 これについてハワイ州のイゲ知事は17日、会見でデモの参加者は違法に道路を占拠し、危険な状態だとしたうえで、安全に建設が始められるよう対応すると述べました。 世界最大の望遠鏡の建設は、当初、2015年に始まる予定でしたが、先住民らが

                                        世界最大の望遠鏡 先住民のデモで建設始められず ハワイ島 | NHKニュース
                                      • スーパーコンピューター「富岳」出荷始まる 「京」の後継機 | NHKニュース

                                        神戸市の理化学研究所に設置する次世代のスーパーコンピューター、「富岳」の出荷が、石川県の工場で始まりました。 そして400台以上を組み合わせるコンピューターのうち、1号機から6号機までの最初の6台が完成したことから、製造拠点の石川県かほく市の工場で出荷を記念する式典が開かれました。 「富岳」は神戸市にある理化学研究所に設置されることになっていて、富士通によりますと、同じような構成のシステムに比べおよそ3分の1の電力で世界トップクラスの計算速度を達成する見通しだということです。 また実用性を高めることを目標にしたということで、気象と地球環境のより精度の高い予測や新薬の開発などに活用される見通しです。 「富岳」の出荷作業は半年程度続き、再来年の2021年に運用を開始することを目指しています。

                                          スーパーコンピューター「富岳」出荷始まる 「京」の後継機 | NHKニュース
                                        • 現代人に絶滅人類の遺伝子 ウイルス攻略へ敵か味方か 世界はウイルスでできている(1) - 日本経済新聞

                                          あなたがこの世にいたのなら、どうしても尋ねてみたかった。私たち人類に、なぜこのような運命を背負わせたのかと。今から4万年前、こつぜんと姿を消した古代人類がいた。ネアンデルタール人だ。40万~20万年前から進化を遂げ、筋肉質で今の人類よりも脳が大きかった。早い時期にアフリカを旅立ち欧州や中東に進出したが、10万年前に遅れて来た私たち人類(ホモ・サピエンス)の祖先に先を越されて絶滅した。そのネアンデルタール人の遺伝子が突如、現代によみがえった。【次回記事】ウイルスはサイコロを振る 文明の興亡、偶然が操る「現代人にネアンデルタール人の遺伝子が伝わり、新型コロナウイルス感染症で人工呼吸器を必要とするリスクを最大で3倍に高めている」。ドイツのマックス・プランク進化人類学研究所のスバンテ・ペーボ教授らは9月末、最新の解析結果を英科学誌「ネイチャー」で明らかにした。新型コロナの患者約3000人を調べたデ

                                            現代人に絶滅人類の遺伝子 ウイルス攻略へ敵か味方か 世界はウイルスでできている(1) - 日本経済新聞
                                          • AIで創薬コスト半減 富士通や京大、20年にも実用化 日本の競争力底上げ - 日本経済新聞

                                            富士通や武田薬品工業、京都大学など国内の約100の企業や研究機関からなる研究グループは、多数の人工知能(AI)を組み合わせて創薬効率を高める基盤技術を開発した。治療効果が高く副作用の少ない新薬を探しやすくなる。創薬にかかるコストを半減し、開発期間を3割縮められるという。2020年にも実用化して、日本勢の競争力の向上につなげる。1つの新薬を開発するには、2000億円以上の費用と約13年の期間がか

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                                            • 吉野彰さんが会見「売れない時期は苦しみ」 | NHKニュース

                                              吉野さんは、「先ほど電話で妻に連絡しました。時間が無かったので、決まったということだけ伝えました。妻は腰を抜かすほど驚いていました」と話していました。 「ノーベル化学賞は、リチウムイオン電池のようなデバイス系はなかなか順番が回ってこないと思っていたが、もし、順番がきたら絶対にとりますとは言っていました。まさかまさかでございます。前々から発表の直前には電話がくると聞いていたがストックホルムの方が私のことは知らないと思っていたがきちんと調べていたようだ」とにこやかに話していました。

                                                吉野彰さんが会見「売れない時期は苦しみ」 | NHKニュース
                                              • 人体から宇宙まで 19年のびっくり科学ニュース10選 - 日本経済新聞

                                                2019年後半を振り返る第2弾の今回は、自然科学分野のニュースの人気記事ベスト10をご紹介しましょう。第1位 ファストフードから「永遠の化学物質」 人体に蓄積?第1位は食に関する記事でした。ファストフードといっても問題になっているのは、その包み紙のほうです。包み紙に塗布される化学物質は、体に取り込まれると外に出ていきにくいことが研究で分かりました。食塩や飲料水など、口にするものにマイクロプラ

                                                  人体から宇宙まで 19年のびっくり科学ニュース10選 - 日本経済新聞
                                                • もしものときの人体発電 汗や摩擦の電源研究進む - 日本経済新聞

                                                  30%。この数字に胸騒ぎがした人は、新たな現代病にかかっているかもしれない。「電池切れ恐怖症」だ。携帯する電子機器が増え、電池の「残量ゼロ」が脅威になった。充電すればよいとわかっていても、忘れてしまうのが人間だ。だが安心してほしい。私たちは食事を通じて日々、エネルギーを生み出している。「いざとなったら自分で」。人体を発電機に変える技術が不安解消に一役買う可能性が出てきた。立ち寄ったカフェや新幹

                                                    もしものときの人体発電 汗や摩擦の電源研究進む - 日本経済新聞
                                                  • マウスのES細胞から“ミニ心臓”作製に成功 東京医科歯科大 | 医療 | NHKニュース

                                                    さまざまな細胞に変化できるマウスの「ES細胞」から、実際に動く大きさが1ミリ程度の“ミニ心臓”を作り出すことに初めて成功したと、東京医科歯科大学のグループが発表しました。 受精卵から作製されるES細胞は体のさまざまな細胞に変化させることができ、同じ性質を持ったiPS細胞とともに万能細胞とも呼ばれています。 グループでは、マウスのES細胞に、胎児の心臓ができる際に多くみられる「ラミニン」という特殊なたんぱく質を高い濃度で加えて培養しました。 その結果、ES細胞は心筋細胞などに変化しながら、立体的に集まって、およそ2週間後には大きさが直径1ミリ程度の小さな心臓のような構造ができたということです。 この“ミニ心臓”は心房や心室などが備わっていて、実際の心臓と同じように拍動するということで、マウスの胎児の心臓によく似た構造だということです。 グループによりますと、立体的な構造が再現された心臓の作製

                                                      マウスのES細胞から“ミニ心臓”作製に成功 東京医科歯科大 | 医療 | NHKニュース
                                                    • 「銀河の地図」、大規模計算なくAIで解読 米大など - 日本経済新聞

                                                      東京大学や米アリゾナ大学、京都大学などの研究チームは、宇宙の構造に関わる物質の量や分布のデータから、銀河の広がり方を高速かつ高精度で推定する手法を開発した。スーパーコンピューターと人工知能(AI)を使う。大規模なシミュレーション(模擬実験)なしで「銀河の地図」を読み解いたり、宇宙の構造を知るのに必要なデータを精度良く導いたりできる。宇宙の誕生や進化のプロセスを解明するためには、宇宙に広く分布す

                                                        「銀河の地図」、大規模計算なくAIで解読 米大など - 日本経済新聞
                                                      • 「乳がん検知をマイクロ波で」神戸大学などが新たな検査法開発 | NHKニュース

                                                        神戸大学などのグループが微弱な電波を発して高い精度で乳がんを発見できる世界初の装置を開発しました。2年後の実用化を目指すとしています。 センサーが、跳ね返ってくる電波を検知し、コンピューターで解析するとがんの位置や大きさが立体的な画像となって瞬時に表示される仕組みです。 従来の乳がんの検診で行われている「X線マンモグラフィー」は、胸を圧迫するため痛みを伴う上、乳腺や乳房を支えるじん帯の密度が高い体質の人は、がんが隠れて画像に写りにくく発見が難しいという欠点が指摘されていました。 「マイクロ波」は、乳腺やじん帯を通り抜けるためがんを鮮明に識別でき、痛みも感じないということです。 木村教授によりますとこの装置に、協力企業から20億円の出資を受けたということで、2年後の実用化を目指すとしています。 木村教授は、「医療機関や学会と連携し、ひとりでも多くの人に装置を使ってもらって効果を確かめ、乳がん

                                                          「乳がん検知をマイクロ波で」神戸大学などが新たな検査法開発 | NHKニュース
                                                        • はやぶさ2 着陸の画像を公開 JAXA | NHKニュース

                                                          着陸直後の画像は着地から4秒後のもので、岩石を採取するための弾丸が発射された影響などで砕けた岩が無数に飛び散っているのが写っています。 研究チームの責任者で、名古屋大学の渡邊誠一郎教授は「これらの画像から、人工クレーターから噴出した砂が岩の上に積み重なっていたものと考えられ、今回の着陸で内部の岩石を採取できている可能性が高く非常に期待ができる」と話していました。

                                                            はやぶさ2 着陸の画像を公開 JAXA | NHKニュース
                                                          • 「月」に届くか先端研究 実用化の焦り、司令塔に課題 科学記者の目 - 日本経済新聞

                                                            内閣府の総合科学技術・イノベーション会議が主導する新たな大型科学技術プロジェクト「ムーンショット型研究開発制度」がいよいよ動き出す。同会議による大型プロジェクトは2009年度に始まって以降、成否に対して評価がまちまちだ。科学技術政策の司令塔役がうまくかじ取りできるか、改めて問われる。「金メダルを狙って4回転を跳んで失敗し、メダルを取れなかったら誰が責任を取るのか。この問いに総合科学技術・イノベ

                                                              「月」に届くか先端研究 実用化の焦り、司令塔に課題 科学記者の目 - 日本経済新聞
                                                            • 数学の超難問ABC予想、京大教授が「証明」 - 日本経済新聞

                                                              京都大学は3日、数学の未解決難問「ABC予想」を証明したとする望月新一教授の論文が専門誌に掲載されると発表した。京大は「論文の正しさが証明された」と説明している。ただ数学の難問は、論文掲載後数年かけて世界の数学者の検証を受けて初めて証明されたとされる。論文発表から約7年半、本格的な証明に向けたスタートラインに立ったことになる。ABC予想は1980年代に欧州の数学者らによって提唱された理論。整数

                                                                数学の超難問ABC予想、京大教授が「証明」 - 日本経済新聞
                                                              • Googleの「量子超越」 AIしのぐ技術革新の衝撃

                                                                日経の記事利用サービスについて 企業での記事共有や会議資料への転載・複製、注文印刷などをご希望の方は、リンク先をご覧ください。 詳しくはこちら 新しいデジタル社会の扉が開かれようとしている。米グーグルが23日、開発中のマシンで「量子超越」を達成したと発表した。コンピューター科学の大きなマイルストーンといえる。人工知能(AI)をしのぐ技術革新で、将来、想像もつかないインパクトをわたしたちに与えるだろう。 音声やテキスト、画像、それに遺伝子だって、どんな情報でも「0」「1」に数値化してコンピューターで計算、処理するのが今のデジタル社会だ。...

                                                                  Googleの「量子超越」 AIしのぐ技術革新の衝撃
                                                                • ECMOの大幅な小型化に成功 国立循環器病研究センター | NHKニュース

                                                                  新型コロナウイルスに感染し、極めて重い症状になった患者の治療に使われる「ECMO」(エクモ)と呼ばれる人工心肺装置の大幅な小型化に成功したと国立循環器病研究センターが発表しました。今後2年間かけて治験を行い実用化したいとしています。 新型のECMOを開発したのは、大阪・吹田市にある国立循環器病研究センターのグループです。 ECMOは、人工呼吸器では救命できない症状が極めて重い肺炎や心不全などの患者に使う人工心肺装置で、体から取り出した血液に直接酸素を溶け込ませることで、肺の機能を一時的に代行でき、新型コロナウイルスの患者にも使われています。 一般的な装置は駆動機器やモニターなど、重さは合わせて30キロほど、組み立てると人の背丈ほどと大きく、長時間使うと装置の中で血栓ができるおそれがあるといった課題がありました。 新型のECMOは、重さは7キロほど、大きさは30センチ四方ほどで持ち運びができ

                                                                    ECMOの大幅な小型化に成功 国立循環器病研究センター | NHKニュース
                                                                  • 日本の研究者が40年前に提唱 超新星爆発の理論を確認 | NHKニュース

                                                                    夜空の星が最後に爆発する超新星爆発という現象について、これまで確認されたことがない新たなメカニズムによって起きることを日本人の研究者グループが観測によって明らかにしたと公表し、日本の研究者によって40年余り前に提唱された理論が確認されたとして注目されています。 特定の大きさを持つ星は、寿命が尽きるときに重力崩壊という現象によって超新星爆発という巨大な爆発を起こすことが知られていますが、この分野で世界的に有名な東京大学の野本憲一上級科学研究員らが40年余り前に、星の中心部で電子が失われる現象が起きた時にも爆発することを理論的に示し、「電子捕獲型」の超新星爆発として提唱していました。 カリフォルニア大学の大学院生、平松大地さんなどのグループは2018年に観測された超新星爆発について、爆発のエネルギーや放出された元素の種類を詳しく分析したところ、「電子捕獲型」の超新星爆発であったことを観測したと

                                                                      日本の研究者が40年前に提唱 超新星爆発の理論を確認 | NHKニュース
                                                                    • デジタル社会を脅かす太陽フレア 甚大な被害に備えを 編集委員 吉川和輝 - 日本経済新聞

                                                                      太陽表面の爆発現象である「太陽フレア」。その規模や発生位置によっては電力システムや人工衛星などの社会インフラに深刻な損害を与える可能性がある。総務省の検討会が被害シナリオをまとめるなど日本でも対策に動き出した。半面、将来発生する恐れがある超大型の「スーパーフレア」への対応は手つかずのままだ。災害対策基本法の適用を検討へ「カーナビゲーションや自動運転で衛星測位の誤差が生じて衝突事故が発生する」

                                                                        デジタル社会を脅かす太陽フレア 甚大な被害に備えを 編集委員 吉川和輝 - 日本経済新聞
                                                                      • 「ナスカの地上絵」新たに143点発見 AIも活用 山形大学 | NHKニュース

                                                                        南米ペルーの世界遺産「ナスカの地上絵」について、現地調査を続けている山形大学の研究グループが、新たに140余りの地上絵を発見しました。研究グループによりますと、このうちの1つは世界で初めてAI=人工知能を活用して発見したということです。 発見したのは、山形大学の坂井正人教授の研究グループで、15日、大学で会見を開きました。それによりますと、これまでの調査で地上絵は小さな道沿いで見つかるケースが多かったことから、ことし夏までの3年間、道沿いを中心に調べた結果、143のナスカの地上絵が新たに見つかったということです。 地上絵は、人や鳥、それにネコのような4足歩行の動物などの形をしていて、大きいものでは全長100メートル、小さなものでは5メートルほどで紀元前100年から紀元300年ごろにかけて描かれたとみられます。 また、ドローンなどで上空から撮影した画像を肉眼で調べるこれまでの手法は、時間と手

                                                                          「ナスカの地上絵」新たに143点発見 AIも活用 山形大学 | NHKニュース
                                                                        • 3代目カミオカンデ、2020年度着工 素粒子観測拠点に - 日本経済新聞

                                                                          ノーベル物理学賞受賞を生んだ「カミオカンデ」と「スーパーカミオカンデ」に続く新しい観測施設「ハイパーカミオカンデ」の建設が2020年度に始まる。宇宙に物質が存在する理由や、万物の「寿命」にかかわる根源的な謎に迫る。日本の「お家芸」といわれる素粒子物理学の分野で、三たびノーベル賞級の成果を狙う。文部科学省は20年度予算の概算要求で、ハイパーカミオカンデの建設関連費として18億円を盛り込んだ。建設

                                                                            3代目カミオカンデ、2020年度着工 素粒子観測拠点に - 日本経済新聞
                                                                          • 半導体チップ、2週間で設計・製造 東京大学が拠点 - 日本経済新聞

                                                                            国内の大学が2030年代の日本の半導体復権を見据えた拠点整備を始める。東京大学は半導体チップの設計から製造まで2週間で担える体制をつくり、東北大学は電子が持つ磁石の性質を使う「スピントロニクス」を活用した半導体の開発に取り組む。回路を小さく作り込んで集積度を高める微細化のペースが鈍る中、求められる技術が変わることを見越して開発体制の整備や人材育成を進める。東大は設計の自動化や一部の工程の共通化

                                                                              半導体チップ、2週間で設計・製造 東京大学が拠点 - 日本経済新聞
                                                                            • “ワニにヘリウム” でイグノーベル賞を受賞 京都大研究者 | ノーベル賞 | NHKニュース

                                                                              ノーベル賞のパロディーで、ユニークな研究などに贈られる「イグ・ノーベル賞」の受賞者が発表され、日本からは、ワニにヘリウムガスを吸わせて鳴き声の仕組みを研究した京都大学の研究者が「音響賞」を受賞しました。日本人の受賞は14年連続です。 「イグ・ノーベル賞」は、1991年にノーベル賞のパロディーとしてアメリカの科学雑誌が始めた賞で、例年はハーバード大学で授賞式が行われますが、ことしは新型コロナウイルスの影響で、インターネット上の動画で受賞者が発表されました。 このうち、京都大学霊長類研究所の西村剛准教授が参加する国際的な研究グループは「音響賞」を受賞しました。 西村准教授らは、ワニの鳴き声の仕組みを調べるため、普通の空気を満たした水槽と、ヘリウムガスと酸素を満たした水槽で、それぞれワニの鳴き声の変化を調べました。 その結果、ヘリウムガスを吸ったワニは鳴き声が高くなることがわかり、哺乳類と同じよ

                                                                                “ワニにヘリウム” でイグノーベル賞を受賞 京都大研究者 | ノーベル賞 | NHKニュース
                                                                              • 55年前に下関で発掘 恐竜の卵の化石は新種と判明 | NHKニュース

                                                                                55年前に山口県で発掘された恐竜の卵の化石が新種のものだったことが、福井県立大学などの研究グループの分析で分かりました。この化石と同じグループに属する卵の化石が中国や韓国で発見されていることから、東アジアの広い地域で同じか近い種の恐竜が生息した可能性を示す証拠になるということです。 昭和40年に当時高校生だった男性が山口県下関市の1億2000万年から1億年前の前期白亜紀の地層で友人と発見しました。 福井県立大学と福井県立恐竜博物館の研究グループが4年前の平成28年から電子顕微鏡を使った分析などを進めた結果、中国や韓国の同じ年代の地層から発見されたものと特徴が一致したことから、同じグループに属する種の恐竜の卵であることが分かり、殻の構造や厚さの違いから新種であることが分かったということです。 この新種の化石には「下関の、裂け目が多い卵石」を意味する「ムルティフィスウーリトゥス・シモノセキエン

                                                                                  55年前に下関で発掘 恐竜の卵の化石は新種と判明 | NHKニュース
                                                                                • “全国高専ロボコン” 学生たちが工夫凝らし技術力を競う | NHK

                                                                                  「全国高等専門学校ロボットコンテスト」が26日、東京 両国の国技館で開かれ、学生たちが工夫を凝らしたロボットで技術力を競いました。 この大会は全国の高等専門学校やNHKが毎年開いていて、会場の国技館には全国124チームの中から地区大会を勝ち抜くなどした27チームが集まりました。 競技は「もぎもぎ!フルーツGOラウンド」をテーマに、2分半の制限時間でロボットを操作して、障害物を乗り越えて進み、高い場所からつるされたフルーツに見立てたボールを獲得するアイデアを競います。 会場では車輪で障害物の段差を乗り越えるロボットや、高い車体で一斉にフルーツを取るロボットの動きに多くの歓声が送られました。

                                                                                    “全国高専ロボコン” 学生たちが工夫凝らし技術力を競う | NHK

                                                                                  新着記事