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  • はじめに - Writing an OS in 1,000 Lines

    本書では、小さなOSをゼロから少しずつ作っていきます。 OSと聞くと腰が引けるかもしれませんが、OS (特にカーネル) の基本機能は案外単純です。巨大なオープンソースソフトウェアとしてよく挙げられるLinuxでさえ、バージョン0.01はたった8413行でした。様々な要求に応えるために次第に肥大化していっただけで、当初は大変素朴な実装になっていました。 本書では素朴なコンテキストスイッチ、ページング、ユーザーモード、コマンドラインシェル、ディスクデバイスドライバ、ファイルの読み書きをC言語で実装します。これだけ様々な機能が詰め込まれているのに、コードは合計でたった1000行未満です。 「1000行なら1日でできそう」と思うかもしれませんが、初学者には少なくとも3日はかかるでしょう。OS自作のハマりポイントは「デバッグ」です。アプリケーション開発とは違うデバッグ手法・能力を習得する必要がありま

      はじめに - Writing an OS in 1,000 Lines
    • 約3万円の「VMware Workstation Pro」が無償化 ~個人利用で、Mac向け「Fusion」も/「VMware Workstation/Fusion Player」は販売終了

        約3万円の「VMware Workstation Pro」が無償化 ~個人利用で、Mac向け「Fusion」も/「VMware Workstation/Fusion Player」は販売終了
      • VMware問題でIIJやNTTコムなどが大幅値上げ、クラウド料金が2~3倍になる場合も

        米Broadcom(ブロードコム)によるVMware製品ライセンスの変更による影響が、国産クラウドベンダーに波及している。VMware製品を使う国産クラウドベンダーが相次ぎ、値上げを始めたからだ。ユーザーが支払うクラウド利用料金が2~3倍に跳ね上がったケースもあるという。 IIJとNSSOLは値上げ済み、NTTコムは7月から値上げ 日経クロステックの取材によって、既にインターネットイニシアティブ(IIJ)と日鉄ソリューションズ(NSSOL)が値上げを実施済みであり、NTTコミュニケーションズも2024年7月に値上げ予定であることが分かった。 富士通とソフトバンクは、値上げの有無や予定についての回答を拒否した。しかし日経クロステックの取材では、富士通が既に複数の顧客に対して値上げを打診していることが分かっている。 ソフトバンクは2024年6月13日時点で、クラウドサービス「ホワイトクラウド

          VMware問題でIIJやNTTコムなどが大幅値上げ、クラウド料金が2~3倍になる場合も
        • 無償版ESXiサ終!次の自宅サーバー環境どうしよう - あっきぃ日誌

          VMwareがBroadcomに買収され、人がバサバサ切られ、次は製品に大鉈が振られ、無償版のESXiも当たり前ながら終了となりました。 blogs.vmware.com 無償のESXiと言えば4.0か4.1くらいの頃に無償版が登場して、かれこれ15年くらい提供されてきたので、ちょっとしたサーバーインフラ好きなご家庭なら1つくらいESXi環境があったのではないでしょうか(ほんまか?) うちの自宅も2013年の自作PC導入時のタイミングから10年ちょっと無償版ESXiのお世話になってきました。本当に、今までお世話になりました。 akkiesoft.hatenablog.jp 今後はvSphereのEssentials PlusとStandardが残りつつ、買い切りモデルからサブスクリプションモデルに移行するようですが、自宅サーバーをほそぼそやるには過剰なものになると思うので、別の環境への移行

            無償版ESXiサ終!次の自宅サーバー環境どうしよう - あっきぃ日誌
          • M3 MacBook Airに「Windows11」をインストールしたら神機になった件

            前回、MacBook AirにWindows11のインストールを試みるもHome Editionが対象外で苦戦した話を書いた。 Macbook Airに「Windows11」をインストールしたいが悩ましいやってしまった。先日購入したM3 MacBook Airなのだが、ちょっと失敗したのでシェアしたい。 先にスペックを書いておくとM3(10コア)、SSD 256GB、メモリ16GBのCTOモデルで、現状では動作になんの不満もない。 M1チッ...skyblue-next.com2024.06.10 仕方なく「Pro」の買い直しを覚悟したのだが、ひょんなことからHome Editionをインストールできたので経緯を報告したい。 今のところ動作もほぼ問題なし。今回はそのやり方、そして仮想環境におけるWindows11の使い勝手をシェアしたい。 VMware Fusion Pro 13を入れる

              M3 MacBook Airに「Windows11」をインストールしたら神機になった件
            • 余ったラズパイで作る自宅サーバ向けリモートKVM - ぶていのログでぶログ

              自宅サーバを運用していると突発的なリブートや設定ミスによるアクセス不能などなどが起こり、そのたびにリモートKVMが欲しくなる…。 しかし、リモートKVMは主にエンタープライズ向けで対応した筐体や装置が高額でなかなか手が出づらい…。 そこでどこのご家庭にもある余ったラズパイとPiKVMを使って安価にリモートKVMを作ろうというのがこの記事の趣旨。 PiKVMとは PiKVMは、Raspberry Pi(ラズパイ)を用いて遠隔地から物理的なコンピュータにキーボード、ビデオ、マウス(KVM)スイッチとしてアクセス可能にするオープンソースプロジェクトである。 この記事を書いている現在(2024/03/24)では、DIY PiKVM V1~v4の4つのバージョンがある。 V3とV4はラズパイ内蔵の完成品になっていて、これらのバージョンを自作することはできない?ので今回の選択肢からは外す。 V1とV2

                余ったラズパイで作る自宅サーバ向けリモートKVM - ぶていのログでぶログ
              • さよならVMware。本日(10月30日)Broadcomによる買収完了で、企業としての存在に幕。VMwareブランドは引き続き残る

                さよならVMware。本日(10月30日)Broadcomによる買収完了で、企業としての存在に幕。VMwareブランドは引き続き残る Broadcomは10月18日付けのプレスリリースで、10月30日にVMwareの買収を完了する予定だと発表しています。 買収完了には主要各国の規制当局による認可が求められますが、現時点で中国を除く主要各国の認可が得られています。そのため、おそらく買収は予定通りに完了し、企業としてのVMwareは25年の歴史に幕を下ろすことになると見られます。 2023年10月31日追記:現地時間の10月30日付けで最新の状況が発表されました。買収が現地時間30日中に完了するかどうかは明記されていませんが、いずれにせよ間もなく買収が完了する見通しとのこと。 Broadcom and VMware Provide Update on Pending Transaction -

                  さよならVMware。本日(10月30日)Broadcomによる買収完了で、企業としての存在に幕。VMwareブランドは引き続き残る
                • 自治体が「ガバメントクラウドに大困惑」の根因、あまりに異なる当初の理想と現実

                  国が主張するメリットとかけ離れた現実 現在、日本の地方自治体の数は1700超あるが、これまで各自治体は、それぞれ独自のシステムを開発して行政業務を遂行してきた。このため、相互にデータを活用することが困難で、運用・管理にも多くのムダが発生していた。 こうした行政システムに関わるムダを是正し、データの利活用を促進する目的で、2021年9月1日に施行されたのが「地方公共団体情報システムの標準化に関する法律(標準化法)」である。 これにより、すべての自治体は、2025年度末(2026年3月末)までに住民基本台帳や税に関わる20の基幹業務について、標準に準拠したシステムへの移行が義務づけられた。 その移行先として国やデジタル庁によって推奨されているのが「ガバメントクラウド(Gov-Cloud)」である。これは、政府や地方自治体が共通利用できるクラウド基盤だ。 ところが、このガバメントクラウドをめぐっ

                    自治体が「ガバメントクラウドに大困惑」の根因、あまりに異なる当初の理想と現実
                  • 米Anker、ボタン1つで2台のMac/PCからの映像出力とキーボード&マウス操作を切り替えられるCPU切替器「Anker 553/554 USB-C Docking Station (KVM Switch)」を発売。

                    米Ankerがボタン1つで2台のMac/PCからの映像出力とキーボードやマウス操作を切り替えられるCPU切替器「Anker 553/554 USB-C Docking Station (KVM Switch)」を発売しています。詳細は以下から。 米Ankerは現地時間2023年07月10日、ボタン1つで2台のMacやWindows PCからの映像出力と、キーボード&マウス操作を切り替えられるCPU切替器「Anker 553 USB-C Docking Station (KVM Switch) (A83K2)」と「Anker 554 USB-C Docking Station (KVM Switch) (A83K1)」を新たに発売しています。 Seamless Switching: Enjoy effortless switching between USB-C devices with a

                      米Anker、ボタン1つで2台のMac/PCからの映像出力とキーボード&マウス操作を切り替えられるCPU切替器「Anker 553/554 USB-C Docking Station (KVM Switch)」を発売。
                    • Dockerだけではない: Podman、LXD、ZeroVMを含む主要なコンテナ技術を探る

                      最近では開発環境をローカルに構築することなく、Dockerをはじめとするコンテナ技術を使用する場面が増えています。コンテナ技術の利用により、環境の構築手間が大幅に軽減でき、さらにプログラミング言語やデータベースのバージョン管理も柔軟に行えるのが主な利点として挙げられます。 そんなコンテナ技術で有名なものとしてはDockerが存在しますが、最近では他にもさまざまなコンテナ技術や仮想化技術が登場しています。本記事では、これらの技術の相違点や特徴について紹介します。 コンテナはホストOSから独立した環境でアプリケーションを実行する技術です。 Dockerの場合を見てみると、下の図のようにホストOSの上にDockerが存在し、このDockerが様々なアプリケーションを「コンテナ」として管理しているとイメージできます。 具体的には、コンテナ内には必要なライブラリや依存関係がパッケージ化されており、こ

                      • 1組のマウスとキーボードを2台のPC間で瞬時に切り替え可能なUSB切替機を自作した猛者が登場

                        仕事やプライベートで複数のデスクトップPCを使用している人は、マウスやキーボードをいちいち切り替えるのが面倒に感じた経験があるかもしれません。ソフトウェアエンジニアのHrvoje Cavrak氏が、異なるOSで動いているPC間でも1組のマウスやキーボードの出力先を瞬時に切り替えられるUSB切替機を自作し、コードやハードウェアの設計をGitHubで公開しています。 GitHub - hrvach/deskhop: Fast Desktop Switching Device https://github.com/hrvach/deskhop Building A Better Keyboard And Mouse Switch | Hackaday https://hackaday.com/2023/12/26/building-a-better-keyboard-and-mouse-swit

                          1組のマウスとキーボードを2台のPC間で瞬時に切り替え可能なUSB切替機を自作した猛者が登場
                        • Kubernetesで作るIaaS基盤/KubeVirt Deep Dive

                          2024/06/05に行われた、OCHaCafe Season8 #5 - Kubernetesで作るIaaS基盤で用いた資料です。 commpass: https://ochacafe.connpass.com/event/316645/

                            Kubernetesで作るIaaS基盤/KubeVirt Deep Dive
                          • 最大20倍の値上げも、ブロードコムのVMwareライセンス変更で顧客から悲鳴

                            「VMware製品を扱うリセラーから、突然ライセンスの契約更改を迫られた」「実質年間1億円の値上げになるシステムもあり、どうしたものか困っている」。2024年5月、日経クロステックに大手金融機関で情報システム部門の管理職を務めるA氏から悲鳴の声が寄せられた。 きっかけは2024年4月。同社の香港拠点から日本本社に対し、「VMware製品のライセンス変更の通知メールが来ており、どう対応すべきか悩んでいる」との相談が届いた。米国や欧州、東南アジアなどの拠点にも、同様の通知があったという。 変更の影響を試算したところ「現状と比べて最大20倍の値上げになるものもあった」(A氏)。中には「1週間以内に応じない場合、さらなる値上げに踏み切る」といった「半ば脅しのような内容もあった」(同)という。 海外拠点からの相談を受けて、同社が国内本社の状況を調べたところ、同社グループのシステム関連会社宛てにも、国

                              最大20倍の値上げも、ブロードコムのVMwareライセンス変更で顧客から悲鳴
                            • 仮想マシンの作成&実行アプリ「VMware Workstation Pro」と「VMware Fusion Pro」が無償化されたので実際にインストールしてみた

                              2024年5月13日(月)に、Windows向け仮想マシンアプリ「VMware Workstation Pro」とmacOS向け仮想マシンアプリ「VMware Fusion Pro」が個人利用に限り無償化されました。既にダウンロードとインストールが可能になっていたので、両アプリのダウンロードおよびインストール手順をまとめてみました。 VMware Desktop Hypervisor Pro Apps Now Available for Personal Use - VMware Cloud Foundation (VCF) Blog https://blogs.vmware.com/cloud-foundation/2024/05/14/vmware-desktop-hypervisor-pro-apps-now-available-for-personal-use/ ・目次 ◆1:Br

                                仮想マシンの作成&実行アプリ「VMware Workstation Pro」と「VMware Fusion Pro」が無償化されたので実際にインストールしてみた
                              • 無償版VMware ESXiも対象 VMware、サブスクリプション移行に伴い複数製品を販売終了

                                VMwareは2024年1月15日(現地時間)、複数製品の販売終了を伝えた。販売終了には指定がない限り対象製品の全てのエディションや永久ライセンス、サポート&サブスクリプション、SaaS/ホスト型、サブスクリプションを含む全てのライセンスオプションが含まれている。 VMware vSphere Enterprise Plus VMware vSphere+ VMware vSphere Standard(サブスクリプションは除外) VMware vSphere ROBO VMware vSphere Scale Out VMware vSphere Desktop VMware vSphere Acceleration Kits VMware vSphere Essentials Kit VMware Sphere Essentials Plus Kit(新しいサブスクリプションは除外)

                                  無償版VMware ESXiも対象 VMware、サブスクリプション移行に伴い複数製品を販売終了
                                • Apple Silicon (M1/M2)MacでのVagrant+VirtualBoxの代替手段 - GMOインターネットグループ グループ研究開発本部

                                  みなさんこんにちは、グループ研究開発本部 AI研究開発室のK.Fです。 これまで、Intel MacでVirtualBox + Vagrantを利用してCentOS 7の仮想(VM)環境を利用していたのですが、Apple Silicon MacにPCを乗り換えたので、代替方法がないか調査してみました。 結論 Ubuntu 22.04/aarch64 on multipass -> CentOS 7/x86_64 on vagrant + libvirt が最もよい 動作は少し遅いと感じることがあるが、x86_64をエミュレートしているので本番との環境差分が少なくなってうれしい 1. はじめに 筆者の環境 MacBook Pro 14 inch, M2 Pro, 32GB RAM MacOS Ventura 13.4.1 なるべくこれまで使ってきたVagrantfileを変更したくないので、

                                    Apple Silicon (M1/M2)MacでのVagrant+VirtualBoxの代替手段 - GMOインターネットグループ グループ研究開発本部
                                  • VMwareパートナー企業が困惑、ブロードコムが契約更改を通告

                                    VMwareブランドの製品を取り扱うリセラーやサービスプロバイダーの間でFUD(不安・疑念・不信)が広がっている。2023年11月に米ヴイエムウェアの買収を完了した米ブロードコムの強引なパートナー契約見直しが発端である。 憤るパートナー企業 総売上高数千億円クラスの国内リセラー兼システムインテグレーターの幹部は説明する。「ヴイエムウェアの製品・ライセンス体系、パートナープログラムなどを大幅に変更する旨の通知がきたものの詳細な情報がない。当社は今後もVMware製品を顧客に提供・サポートできるようにパートナー契約を継続したい。新たな契約条件を提示するよう依頼したがまだ返事はない。パートナー契約を一方的に破棄された状態に近い」。 別のサービスプロバイダーの役員は「ブロードコムのホック・タン社長兼CEO(最高経営責任者)は、ヴイエムウェア買収完了の1週間前に日本で開催したVMware Explo

                                      VMwareパートナー企業が困惑、ブロードコムが契約更改を通告
                                    • VMwareが「ESXi無償版」の提供を終了 移行先の有力候補は?

                                      VMware(Broadcom)は2024年2月12日(現地時間)、「End Of General Availability of the free vSphere Hypervisor(ESXi 7.x and 8.x)(2107518)」(注1)で、「VMware vSphere Hypervisor」(ESXi 7.xおよびESXi 8.x)(以下、VMware ESXi)の提供を終えたことを発表した。永久ライセンス終了に伴って無償版である「ESXi Hypervisor」の提供も終了するとしている。 VMware ESXiのユーザーには中小企業や個人が多く、提供終了によって大きな影響が出るとみられる。サブスクリプションプランへの移行というVMwareの方針は、仮想化技術の使用方法や業界のエコシステム(生態系)に長期的な影響を及ぼす可能性もある。 VMwareは2023年12月、同社

                                        VMwareが「ESXi無償版」の提供を終了 移行先の有力候補は?
                                      • ブロードコムのVMware買収の影響がパブリッククラウドに波及、AWSに異変

                                        米Broadcom(ブロードコム)による米VMware(ヴイエムウェア)買収の影響が、パブリッククラウドに波及している。影響が出たのは「VMware Cloud on AWS」で、米Amazon Web Services(アマゾン・ウェブ・サービス、AWS)が同サービスを新規に販売できなくなった。 ブロードコムのホック・タン社長兼CEO(最高経営責任者)が2024年5月6日(米国時間)に同社の公式ブログで発表した。タン社長兼CEOはブログで「VMware Cloud on AWSが無くなるとの誤った報道がある」と主張した上で、「VMware Cloud on AWSを、AWSが直接販売したり、AWSのチャネルパートナーが販売したりできなくなるのが事実だ」と述べた。 VMware Cloud on AWSはブロードコムが販売 AWSと旧ヴイエムウェアが2016年に発表して2017年からサービ

                                          ブロードコムのVMware買収の影響がパブリッククラウドに波及、AWSに異変
                                        • 【海外ITトピックス】 VMwareが製品群を大改組して2本に集約 顧客やパートナーは……

                                            【海外ITトピックス】 VMwareが製品群を大改組して2本に集約 顧客やパートナーは……
                                          • 今さら聞けないブロードコムとVMware、基礎からライセンス問題まで5つの疑問

                                            【答え1】サーバー仮想化とは、専用のソフトウエアを使ってCPUやメモリー、ディスクなどのハードウエアリソースを物理的な構成にとらわれずに論理的に統合・分割する技術である。 仮想化技術が登場する以前は、Webサーバーやアプリケーションサーバー、メールサーバーなど役割の異なるサーバーを、それぞれ別の物理サーバー上で運用するのが一般的だった。仮想化技術によって1台の物理サーバーを複数の仮想マシンに論理分割することで、1台の物理サーバー上に様々な役割のサーバーを集約できるようになった。 サーバー仮想化を活用することで、サーバーのリソースを有効活用できるほか、新しいサーバーをすぐに用意できるようになるといった運用効率の改善が見込める。日本においては、2000年代後半からサーバー仮想化技術の導入が本格化した。 仮想マシンはOSよりも下位のレイヤーで稼働するハイパーバイザーがつくり出す。ハイパーバイザー

                                              今さら聞けないブロードコムとVMware、基礎からライセンス問題まで5つの疑問
                                            • 不要な製品の購入を強いられる、ブロードコムのVMware買収で悪影響

                                              IT業界で古くから使われてきた言葉にFUD(Fear Uncertainty Doubt)がある。顧客にあえて恐怖、不確実性、疑念を持たせるやり方をそう呼ぶ。米ブロードコムが米ヴイエムウェアの買収に伴ってまき散らしたFUDは、この規模のテクノロジー企業買収で前例がないほど大きい。 買収後の2カ月間でヴイエムウェアの従業員数千人を解雇した。ヴイエムウェアが米デル・テクノロジーズと共に築いてきた、世界6万5000社とのパートナープログラムを終了させ、パートナー企業に再申請を強要。パートナーが保持してきた上位2000件の顧客をブロードコムの顧客に切り替えた。 2024年2月中旬から4月上旬にかけて、ヴイエムウェアの仮想化ソフトウエア製品群を利用している全顧客に対し、売り切りの永久ライセンス廃止を通告、サブスクリプションベースのライセンスへの移行を求めた。この通告はパートナーを通じて行われた。 通

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                                              • 仮想化ソフト「VMware Workstation Pro」個人利用が無料に Mac用「Fusion Pro」も

                                                米VMwareは5月13日(現地時間)、Windows用仮想化ソフト「VMware Workstation Pro」について、個人利用を無償化すると発表した。macOS用の「VMware Fusion Pro」も同様。商用の場合は引き続き有償のサブスクリプションが必要になる。 一方で、機能限定版の「Workstation Player」とそのmacOS版「Fusion Player」は商用の有償版含め提供を終了する。両製品を個人で利用しているユーザーに対しては、無償で「Pro」へのアップグレードを可能にする。 今回の無償化は、VMwareが米Broadcomに買収されたことに伴う製品ラインアップの変更という。VMwareはBroadcomによる買収以降、ライセンスの体系などを大きく変更しており、ユーザーや販売代理店の間で困惑が広がっている。 関連記事 さよならVMware Broadcom

                                                  仮想化ソフト「VMware Workstation Pro」個人利用が無料に Mac用「Fusion Pro」も
                                                • VMwareユーザーの一部が「Nutanix」に移行する理由

                                                  Nutanixは、2024年第2四半期(2023年11月~2024年1月)の業績は、売上高が前年同期比16%増の約5億6500万ドル、年間経常収益(ARR)が同26%増の17億4000万ドルだったと報告した。 NutanixのCEOラジブ・ラマスワミ氏は好調の理由を次のように分析する。「半導体ベンダーBroadcomがVMwareを買収したことで、当社にとっては今後数年の長期にわたって新規顧客を獲得し、シェアを拡大する機会が生まれている」。Nutanixは、VMware製品からの乗り換えが起きる理由についてどう分析しているのか。 なぜNutanixに移行するのか 併せて読みたいお薦め記事 Broadcomの買収を乗り切る ESXi「サポート切れ」後の代替候補になるHyper-V、KVM、AHVの違いはこれだ 「BroadcomによるVMware買収」は何の始まりなのか? Broadcomの

                                                    VMwareユーザーの一部が「Nutanix」に移行する理由
                                                  • 【海外ITトピックス】 続く混乱、代替ソリューションも活発化 VMwareは「上手にメッセージを出すべきだった」との声も

                                                      【海外ITトピックス】 続く混乱、代替ソリューションも活発化 VMwareは「上手にメッセージを出すべきだった」との声も
                                                    • BroadcomからVMwareの事業を買収する謎の企業「KKR」の正体

                                                      関連キーワード VMware | VMware vSphere | Citrix 半導体メーカーBroadcomは2024年2月26日(現地時間)、仮想化ベンダーVMwareのエンドユーザーコンピューティング(EUC)事業を投資会社KKRに売却すると発表した。仮想デスクトップインフラ(VDI)の「VMware Horizon」や、統合エンドポイント管理(UEM)製品「VMware Workspace One」などが対象だ。 EUC事業は筆者が何十年も追っている分野であり、このニュースを受けて幾つもの疑問が頭に浮かんだ。このニュースについて真っ先に浮かぶ疑問は「KKRとは何者なのか」だろう。KKRはどういった企業で、なぜEUC事業を購入したのか。何を狙っているのか。 VMwareの仮想デスクトップ事業を買収するKKRの正体 併せて読みたいお薦め記事 買収後のVMware製品の行方は 「VMw

                                                        BroadcomからVMwareの事業を買収する謎の企業「KKR」の正体
                                                      • VMwareの製品再編をユーザーはどれくらい深刻に受け止めるべきか【2024年2月】

                                                        VMwareの製品再編をユーザーはどれくらい深刻に受け止めるべきか【2024年2月】:新VMwareがユーザーとパートナーに与える影響(1)(1/3 ページ) Broadcomは買収したVMwareの製品/ライセンス体系を大幅に再編した。これはどれくらい深刻な変化なのか。どのようなユーザー組織にどんな影響を与えるのだろうか。関係者への取材に基づき、具体的に解説する。 VMwareの買収を2023年11月22日(米国時間)に完了したBroadcomは、2カ月半後の2024年2月4日をもって従来のVMwareライセンスを終息させ、新たな製品パッケージングとライセンス体系に移行した。 新たなライセンスモデルや製品パッケージングがユーザーに与える影響は大きい。必ずしも値上げとなるわけではないが、さまざまな要素によって大幅なコスト増につながる可能性もある。 Broadcomが五月雨式にアナウンスする

                                                          VMwareの製品再編をユーザーはどれくらい深刻に受け止めるべきか【2024年2月】
                                                        • Broadcom、カリフォルニアの VMware従業員1,200人以上を解雇 | Data Center Café

                                                          Broadcom、カリフォルニアの VMware従業員1,200人以上を解雇 Data Center Dynamics 2023.12.0122,049 views Broadcom(ブロードコム) は、VMware のカリフォルニア州パロアルト本社の従業員 1,267 名を解雇することを明らかにしました。 これは、レイオフ計画が発表されてからわずか数日後、そして同社が VMware の買収完了後 1 週間後のことです。 ブロードコムの人事サービス担当副社長Jill Turner氏からの通知によると、カリフォルニアの従業員は2024年1月26日に正式に解雇されるとのことです。 これにより、公表されているレイオフ人員合計は約1,995人となり、さらにジョージア州とコロラド州でも401人が解雇される可能性があると報じられています。また、ワシントン州では2024年1月に158人のブロードコム従業

                                                            Broadcom、カリフォルニアの VMware従業員1,200人以上を解雇 | Data Center Café
                                                          • Broadcom、買収したVMwareで2,800人規模のレイオフ。2万人の解雇も視野か

                                                              Broadcom、買収したVMwareで2,800人規模のレイオフ。2万人の解雇も視野か
                                                            • Broadcom配下で「脱VMwareが止まらない」の真相

                                                              ダウンロードはこちら 半導体ベンダーBroadcomが610億ドルという巨額を投じたVMware買収が、2023年11月に完了した。VMwareの製品やサービスを利用する企業が、この買収を静観していられないのも無理はない。Broadcomはこれまで、買収した企業の事業を売りさばくという戦略を取ってきた経緯があり、VMwareの製品やサービスが従来と同様に提供され続けるとは考えにくいからだ。 不安が拭い切れない今後を考えると、VMware製品のユーザー企業にとってはVMware製品の利用をやめる「脱VMware」も現実的な選択肢になる可能性がある。どのような影響があるのか。今後、“VMware離れ”の動きは加速するのか。買収後の余波を探る。 中身を読むには、「中身を読む」ボタンを押して無料ブックレットをダウンロードしてください。 連載:BroadcomのVMware買収で高まる不安 関連リン

                                                                Broadcom配下で「脱VMwareが止まらない」の真相
                                                              • 【海外ITトピックス】 欧州の業界団体が規制当局に訴え VMware by Broadcomのライセンス変更問題

                                                                  【海外ITトピックス】 欧州の業界団体が規制当局に訴え VMware by Broadcomのライセンス変更問題
                                                                • Broadcom、AWSによる「VMware Cloud on AWS」の販売が終了したと発表 「サービスはなくならない」

                                                                  Broadcom、AWSによる「VMware Cloud on AWS」の販売が終了したと発表 「サービスはなくならない」 AWS上のVMwareサービスである「VMware Cloud on AWS」は、今後AWSや同社のパートナーから販売されないことが明らかになった。Broadcom CEOのホック・タン氏は、サービスがなくなるわけではないと述べている。

                                                                    Broadcom、AWSによる「VMware Cloud on AWS」の販売が終了したと発表 「サービスはなくならない」
                                                                  • 「VMware」のゲストOS向けアプリ「VMware Tools」に重大な脆弱性 ~対策版への更新を/Windows版にSAMLトークン署名バイパスの問題、macOS版にはローカル権限昇格の問題

                                                                      「VMware」のゲストOS向けアプリ「VMware Tools」に重大な脆弱性 ~対策版への更新を/Windows版にSAMLトークン署名バイパスの問題、macOS版にはローカル権限昇格の問題
                                                                    • Broadcomが買収したVMwareを4部門に分割、深まる謎

                                                                      BroadcomによるVMwareの買収プロセスが完了した。だが、Broadcomは公表することなくVMwareを4つの部門に分割した。この4つの部門を束ねるリーダーは置いていない。VMwareはどう変わっていくのか。 Broadcomが、買収したVMwareを4つの部門に分割したことが明らかになった。これについてBroadcomは、本記事の公開時点まで公表していない。VMwareのCEO(最高経営責任者)を務めていたラグー・ラグラム氏は退社した。 BroadcomによるVMwareの買収プロセスは2023年11月22日(米国時間)に完了した。Broadcomのプレスリリースや、社長兼CEOであるホック・タン氏のブログポストには、典型的な買収側企業のコメントが散りばめられていた。 2022年5月の買収に関する当初の発表は、買収完了後のVMwareについて次のように記述していた。 「買収完了

                                                                        Broadcomが買収したVMwareを4部門に分割、深まる謎
                                                                      • VMware、ライセンス販売を終了しサブスクへ全面移行

                                                                        VMware by Broadcom(旧VMware)は12月11日、ライセンス販売を終了し、サブスクリプションベースに移行する計画を発表した。「VMware vSphere」などの主力製品が対象となる。 11月22日、Broadcomの買収に伴いVMware by Broadcomとして新しいスタートを切った旧VMware。製品ラインはVMware Cloud Foundation(VCF)、Tanzu、ソフトウェア定義エッジ、アプリケーションネットワーキングとセキュリティの4つの柱となることがThe Registerなどの報道により明らかになっている。 今回の発表は、買収完了後のビジネスの方向性となる。発表によると12月11日を最後にライセンス販売を終了し、今後は期間限定のライセンスおよびサブスクのみとなる。 VMwareのVCF事業部シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャのKr

                                                                          VMware、ライセンス販売を終了しサブスクへ全面移行
                                                                        • Google Cloud日本法人に、VMwareブランドを所有するBroadcomとの取り組みを聞く

                                                                            Google Cloud日本法人に、VMwareブランドを所有するBroadcomとの取り組みを聞く
                                                                          • Windows 11 22H2のシステム要件に追加されたTPM 2.0とセキュアブートをサポートしたmacOS/iOS対応の仮想化ソフトウェア「UTM v4.3.4」がリリース。

                                                                            Windows 11 22H2のシステム要件に追加されたTPM 2.0とセキュアブートをサポートしたmacOS/iOS対応の仮想化ソフトウェア「UTM v4.3.4」がリリースされています。詳細は以下から。 QEMUとAppleのVirtualizationフレームワークを利用し、Intel/Apple Silicon MacやiPhone/iPad上に仮想マシンを作成できるUTMシリーズを開発するUTM Projectは現地時間2023年08月02日、UTM v4.3の初のリリース版となる「UTM v4.3.4」を新たに公開したと発表しています。 UTM v4.3.4では、新たにQEMUバックエンドがQEMU v8.0.2へ更新され、UTM Projectが新たに開発を進めていたQEMUゲスト用のSwiftインターフェース「QEMUKit」を採用し、QEMUの実装が刷新された他、 Win

                                                                              Windows 11 22H2のシステム要件に追加されたTPM 2.0とセキュアブートをサポートしたmacOS/iOS対応の仮想化ソフトウェア「UTM v4.3.4」がリリース。
                                                                            • BroadcomによるVMware買収が明日完了することが確実に。企業としてのVMwareはなくなり、Broadcom傘下のブランドに

                                                                              BroadcomによるVMware買収が明日完了することが確実に。企業としてのVMwareはなくなり、Broadcom傘下のブランドに BroadcomとVMwareは、BroadcomによるVMwareの買収が11月22日に完了することを発表しました(Broadcomの発表、VMwareの発表) Broadcomはカリフォルニア州の企業であるため、現地時間での11月22日はおおむね日本時間で23日となります。 下記は発表からの引用です。 Broadcom Inc. (NASDAQ: AVGO) and VMware, Inc. (NYSE: VMW) today announced that they have received all required regulatory approvals and intend to close Broadcom's acquisition of

                                                                                BroadcomによるVMware買収が明日完了することが確実に。企業としてのVMwareはなくなり、Broadcom傘下のブランドに
                                                                              • Broadcom配下で「脱VMware」が止まらない?

                                                                                関連キーワード VMware | IT戦略 | ベンダー | 仮想環境 半導体ベンダーBroadcomは2023年11月、VMwareの買収を完了させた。VMware製品の今後を見通すに当たり、まずBroadcomの“前歴”に触れておこう。2018年11月、Broadcomは189億ドルを投じてソフトウェアベンダーCA Technologiesを買収した。買収完了のわずか数日後、Broadcomは同社の従業員およそ2000人を犠牲にして事業を「最適化」した。その直後の2019年1月、CA Technologiesのアプリケーションセキュリティテストツール「Veracode」を、プライベートエクイティファンド(複数の投資家から集めた資金を未上場企業に投資するファンド)に売却した。 「VMware離れ」は加速するのか? 併せて読みたいお薦め記事 VMware買収による影響 「Broadcomが

                                                                                  Broadcom配下で「脱VMware」が止まらない?
                                                                                • ProxmoxはVMware製品の代替になるか? 複数製品の販売終了を受けてVeeamが検討を進める

                                                                                  英国のITニュースメディア「The Register」は2024年1月22日(現地時間)、バックアップソフトウェアベンダーのVeeamが仮想化プラットフォーム「Proxmox」に関する調査を実施しており、VMware製品の代替としてProxmox用のバックアップ製品開発を視野に入れていると報じた。 VMware製品の代替? Proxmoxに注目が集まる 2023年12月のBroadcomによるVMware買収完了後、VMwareはサブスクリプションモデルへの移行に伴い、幾つかの製品の販売終了を発表した。この動きに対応して、VeeamはVMwareの代替としてProxmoxへの対応を模索しているようだ。 Proxmoxはオープンソースソフトウェア(OSS)であり個人から大企業まで幅広く使用されている。VeeamがProxmoxに対応した場合、仮想化製品の選択肢としてのProxmoxの地位が高

                                                                                    ProxmoxはVMware製品の代替になるか? 複数製品の販売終了を受けてVeeamが検討を進める