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kyに関するエントリは177件あります。 社会COVID-19医療 などが関連タグです。 人気エントリには 『MITメディアラボ的、TED的な“衒学的アカデミア”に終わりは来るか|ショーンKY』などがあります。
  • MITメディアラボ的、TED的な“衒学的アカデミア”に終わりは来るか|ショーンKY

    「衒学的」(pedantic)は「過剰に学者っぽくふるまう」という意味なので、単に「学者っぽくふるまう」の場合「似非」(pseudo)のほうが良いのではないかという指摘がありました。元の文意を出せるように「衒学的」を置き換えると学問風アカデミアとしたいところです…… ※この記事は、下記のまとめの抄録に解説文を付けたものです。 MITメディアラボが組織的性犯罪者ジェフリー・エプスタインの資金を、彼が性犯罪者であることを知りながら受け取っていたスキャンダルが大きく報じられている。 性犯罪者の資金で回っていたMITメディアラボ この件は当初メディアラボ側からするととばっちりと思われていたが、所長の伊藤穣一は、エプスタインがMITの寄付不適格者であることを知りつつ、分散して匿名寄付にしたり迂回名義を使うなどして資金を受け取る、個人のファンドにも出資してもらうなど、すべてを知りながら行っていた「クロ

      MITメディアラボ的、TED的な“衒学的アカデミア”に終わりは来るか|ショーンKY
    • はてなブックマークという知的怠惰の集積地|ショーンKY

      テレビに向かってブツブツしゃべるのと同レベルのブコメ はてなブックマークは議論するための仕組みが根本的に欠落している。ブコメに何を書こうが反論されることはない。このため、ブコメは反論されることを考慮していない言い捨てが当たり前の環境になっている。twitterでは公式アカウントに返事は絶対返ってこないのにリプを付ける人が、「テレビに向かって独り言を言うのと同じでは」と言われることがあるが、ブコメはそういう物言いを助長する――というよりそれしかできないメディアである。 そんな調子なので、ブコメの知的怠惰もだいぶひどいものになってきているという印象である。例えば、最近の私の下記のツイートについたブコメを見てみよう。 「なんで日本のジェンダーギャップ指数悪いの」 ↓ 「女性が管理職になる前に寿退社するから」 ↓ 「辞めないようにするには?」 ↓ 「管理職目指すなら主夫の内助の功が必要。米国で一番

        はてなブックマークという知的怠惰の集積地|ショーンKY
      • なぜ日本はまあまあ防疫できているのか(私的仮説まとめ)|ショーンKY

        もう一つ注目しておきたいのは、感染力のピークが発症直前の無症候の段階で訪れるという推定である。このHeらの研究では、発症前に感染が起きた割合は44% (95%信頼区間25–69%) に達するとしている。 そもそも病院に訪れないであろう無症候者・軽症者が大量におり、その上病院に行く者ですら感染の半分は病院に行く前に終わっているのだとすれば、陽性者を隔離するというストラテジーだけでは感染拡大を防げないことになる。PCR検査の1回の感度が7割程度という過去の知見(例1、例2、例3)と合わせれば、「病院に来た感冒症状患者全員にPCR検査し、陽性者を隔離する」という戦略で防げる感染は甘く見ても3割程度、厳しめに見れば1~2割程度となり、大半の感染を素通ししてしまうことになる。 あえて検査→隔離戦略一本で解決しようとするならば、発症前でも検出できるよう、PCR検査とは全く違うレベルの検査――皆が毎朝自

          なぜ日本はまあまあ防疫できているのか(私的仮説まとめ)|ショーンKY
        • 花札における「菊に盃」とかいう壊れ性能KYクソカード

          花札に狂っている。 もともと正月に家族でやったり龍が如くのミニゲームを本編そっちのけでやったりするぐらいには好きだったが、アプリでネット対戦をするようになってから完全に狂ってしまった。 やっているのは先月か少し前ぐらいに出た「えとはなっ」というアプリで、美少女のガワを使って「こいこい」の対人戦を1試合5分ほどで遊べてしまう。花札をやる前にハマっていた雀魂と比べるとより対戦時間がコンパクトで、だからこそどんな隙間時間にも遊べてしまい、危険である。事実、私は先週からの余暇時間をほとんど花札に溶かしている。いや、ここのところはもう花札をやる合間に人生をやっていると言っていいだろう。 そもそも花札は中毒性が高いのだ。麻雀と同じく、運の要素が強いながら戦略次第で勝率を微増させられるため、熟練者にも初心者にも楽しみ甲斐がある。 4枚1組の同柄の残り枚数を見て自分の手札が何とセットになっているかを考えた

            花札における「菊に盃」とかいう壊れ性能KYクソカード
          • ニューヨーク・タイムズを読めば、弱者のトランプ支持の話もアイデンティティ・ポリティクスの限界論も載ってるよ|ショーンKY

            ニューヨーク・タイムズを読めば、弱者のトランプ支持の話もアイデンティティ・ポリティクスの限界論も載ってるよ 前回記事の最後に「アイデンティティ・ポリティクスは限界では」と書いたところ、その部分に出典が付いていない、というようなお話をいただいた。というわけで、そういう論調は米民主党内や支持層からも出てるよということを、代表的左派高級紙であるニューヨーク・タイムズの記事を中心に紹介したいと思う。 「弱者の支持を高めたトランプ」という世論調査 今回の米国大統領選では民主党のバイデンが勝利したが、アメリカの民主党支持メディアを見る限り、民主党側に完全勝利というムードはなく、民主党内の議論を見る限り一定の打撃を受けたという印象すら受ける。民主党支持の高級紙の代表格であるニューヨーク・タイムズを読んだところでは、以下の結果がムードに影響している。 1. 民主党は下院で議席増を見込まれながら、結果として

              ニューヨーク・タイムズを読めば、弱者のトランプ支持の話もアイデンティティ・ポリティクスの限界論も載ってるよ|ショーンKY
            • ロックダウン:欧米vsアジア|ショーンKY

              新型コロナウイルス感染症COVID-19についての情報をお求めの方は、厚生労働省の情報ページか専門家の情報をフォローしてください。私は専門家を紹介する立場にはありませんが、例えば以下の方などが穏当かと思います。 ・新型コロナクラスター対策専門家(@ClusterJapan) ・押谷 仁(東北大学) ・高山義浩(huffpost記事一覧) ・今村顕史(@imamura_kansen) ・岸田直樹(@kiccy7777) ・坂本史衣(@SakamotoFumie) 筆者は医療や行政法の専門家ではありません。単なる素人の感想なので医療情報としての信頼は置かないでください。基本的に自分が納得するためだけに書いたものであり、他者を納得させるために書いたものではありません。 日本においても、3月中旬以降の感染者の急増を受け、クラスター対策の中心人物の一人西浦博氏が強力な行動制限を提案するに至った。ただ

                ロックダウン:欧米vsアジア|ショーンKY
              • アメリカの格差と分断の背景にある自治体内での福祉予算循環|ショーンKY

                この数日アメリカで人種問題が激しいデモとして表出している。この問題が起きる原因について、畠山勝太氏の下記のエントリが「もっとも深堀りしている」というのが私の見立てである。このような良質な言説がnoteでしか共有されないというのは私も悲しむところである。 上記エントリでは、「なぜ人種別に住むところが分かれ、教育や治安が悪化するのか」についての説明は、固定資産税が教育予算となる事を氏の過去の記事で説明済みという前提でややあっさりめに下記のように説明されている。 土地と教育予算の結びつきを始めとする、教育システム内に張り巡らされてしまった人種間格差を維持・拡張してしまう仕組みを徹底的に取り除く必要があります本記事では、畠山氏の記事で説明される「土地と教育予算の結びつき」――あるいは堂本かおる氏の記事におけるsystemic racism=構造に内在された人種差別――について、より一般論に近い立場

                  アメリカの格差と分断の背景にある自治体内での福祉予算循環|ショーンKY
                • 男性の価値をモテで測ってはいけない。それは男性へのセクハラであるうえ、女性への加害にもつながる。|ショーンKY

                  先日、小宮友根さんが表現規制についてエッセイを書いていた。それに対する評論はアンコリさんがやっているが、基本的には「累積的な抑圧経験」によってそれを想起させる表現への対抗を正当化していてる。 私はこれを読んでいた際、小宮さんの議論に則ったうえでメンズリブの議論をする、ということが可能であることがどうしても気になった。男だって……という論法はwhataboutismだと思うので、前回評論である「表現規制論と女性の自発的モノ化」ではあえてやっていなかったが、彼のエッセイを読んでいた際、whataboutism以上のものであるのではないか――ということが気になったのである。 男性に対する

                    男性の価値をモテで測ってはいけない。それは男性へのセクハラであるうえ、女性への加害にもつながる。|ショーンKY
                  • 慈悲的差別の罠:女性への思いやりは容易に構造的差別に転化する|ショーンKY

                    近年、慈悲的差別という言葉が時たま話題になるようになった。慈悲的差別は「男は女を守るべき」という態度に、暗に男が「保護者」で女が「被保護者」という構造が含まれているという指摘である。慈悲的差別は女性からすればタダで援助を受けられる構造にあり、フェミニスト寄りの自認を持つ人でも目くじらを立てないことが過去の研究から明らかになっている。 女性は慈悲的差別を取る男性について「恩着せがましい」「パートナーを弱くさせる」と見ていたものの、同時に「魅力的」だと感じていたことが判明しました。……フェミニスト度合いが強い人……それでもなお男性を「魅力的」と評価していたとのことこの傾向は、私が日本のSNSで観察していても感じるところであり、大学でフェミニズムを学んだような人でも「男のほうが力が強いのだから力仕事は男がするのが適材適所だと思う」という発言をしているし、フェミニズム入門風の体をしたyoutube

                      慈悲的差別の罠:女性への思いやりは容易に構造的差別に転化する|ショーンKY
                    • 女性が考える「男女対等」の発想の狭さ|ショーンKY

                      従前からの読者はご存知の通り、筆者はジェンダーギャップ指数を改善することを目的として、仕事への没入がどうしても要求されるリーダー職に女性が進出することを促進するため、女性稼ぎ手モデルの積極導入を提唱している。 リーダー職の滅私奉公性 私が女性稼ぎ手モデルを勧めるのは、ジェンダーギャップ指数の計測対象である社会的リーダー=政治家や管理職は、どうしても仕事への没入を求められがちだからである。 リーダー職は多くの人にとって重要な方針を決める権限を預かっているがゆえにリーダー職なのであり、職業倫理として「滅私奉公」(※ここでの「公」は有権者や部下)が求められ、私事を優先すればどうしても「身勝手」との誹りを受けやすい。例えば、直近では伝染病の流行が危機的状況にあり、厚生労働大臣ともなれば多くの人の命を預かっている状態だが、ここで大臣がゴルフにでも出ていれば政治的スキャンダルになるだろう。最近環境相が

                        女性が考える「男女対等」の発想の狭さ|ショーンKY
                      • 大量検査で行動制限から逃げ切ろうとした結末 / 結果が出ている早期限定ロックダウン路線|ショーンKY

                        新型コロナウイルス感染症COVID-19についての情報をお求めの方は、厚生労働省の情報ページか専門家の情報をフォローしてください。私は専門家を紹介する立場にはありませんが、個人的なフォロー推奨リストを参考にしていただけますと幸いです。 筆者は医療や行政法の専門家ではありません。単なる素人の感想なので医療情報としての信頼は置かないでください。基本的に自分が納得するためだけに書いたものであり、他者を納得させるために書いたものではありません。 この冬、イギリスは新型コロナウイルスの(当国における)第三波に見舞われている。他の国と同様、感染者数だけで見るとこの第三波が最も大きくなっている。イギリスは人口当たりの被害が世界で最も高い国になりつつある。 さて、そのイギリスは夏ごろ「大量検査が根絶の鍵」として位置づけ検査能力を大増強していたことはご存じだろうか。 ジョンソン首相は大量検査の実施を「最優先

                          大量検査で行動制限から逃げ切ろうとした結末 / 結果が出ている早期限定ロックダウン路線|ショーンKY
                        • 「服を着るならこんなふうに」公式 on Twitter: "「コロナに感染して入院~退院してしまったらこんなふうに」 先々月にMBさんがコロナ陽性となりご入院され、5月に無事ご退院されました。 お話を聞くと知らなったことが多く、そのご経験を漫画にいたしました。 感染拡大が一日も早く終息する… https://t.co/COMnJ0w6kY"

                          「コロナに感染して入院~退院してしまったらこんなふうに」 先々月にMBさんがコロナ陽性となりご入院され、5月に無事ご退院されました。 お話を聞くと知らなったことが多く、そのご経験を漫画にいたしました。 感染拡大が一日も早く終息する… https://t.co/COMnJ0w6kY

                            「服を着るならこんなふうに」公式 on Twitter: "「コロナに感染して入院~退院してしまったらこんなふうに」 先々月にMBさんがコロナ陽性となりご入院され、5月に無事ご退院されました。 お話を聞くと知らなったことが多く、そのご経験を漫画にいたしました。 感染拡大が一日も早く終息する… https://t.co/COMnJ0w6kY"
                          • 2020年米大統領選挙感想戦:マイノリティのトランプ支持への転向について|ショーンKY

                            筆者は選挙が始まる前に、「大方バイデンが取りそうで、ラストベルトもバイデン支持が増えているが、一方でトランプがマイノリティの支持を伸ばしているので、それ次第ではトランプが勝つ可能性がある」というような話を顔見知りにしていた。 前回はトランプ当選の1年前に2014予備選の結果などからトランプの躍進を予測する記事を書いていたが、今回はトランプの勝利の目は薄いと思っていたので事前には書かなかったものの、結局選挙の勝敗が確定する以前に上記の話の「答え合わせ」が出たので、ちょっと書いておきたいと思う。 多勢としては白人=トランプで非白人=バイデンだっだが、トランプは相対的に非白人の支持を稼いだ 実は今年夏ごろから、非白人のマイノリティがトランプ支持に傾いているという話が、BBCやNYTで報じられていた。これはBLM運動が始まって以降に黒人がトランプ支持に流れだした、ということもあり、興味深い現象とし

                              2020年米大統領選挙感想戦:マイノリティのトランプ支持への転向について|ショーンKY
                            • ドイツのコロナ対策班がクラスター対策の重要性を訴え始めた|ショーンKY

                              ドイツ新型コロナ対策チームの中心人物の一人、ウイルス学者のクリスティアン・ドロステン氏は、この数日スーパースプレッダーの存在に着目した見解を出している。この発言の背景になっているのは、スーパースプレッダーについて論じた最近のいくつかの研究である。これらの研究については、Science誌のドイツ特派員からの報告にまとまっている。 その中の一つ、スイスの研究チームによる数理疫学的な研究では、新型コロナウイルスは大量の二次感染を起こす少数の人と二次感染を起こさない多数の人に分かれ(dispersion parameter (k)が小さい)、インフルエンザとは異なる伝播様式なのではないかとしている。ロンドン大学衛生熱帯医学大学院(London School of Hygiene & Tropical Medicine; LSHTM)の研究チームは、R₀が1.4-12、kが0.04-0.2(95%信

                                ドイツのコロナ対策班がクラスター対策の重要性を訴え始めた|ショーンKY
                              • 米IT企業も否定的だった在宅勤務をポストコロナでも続けられるか|ショーンKY

                                ※当初「GAFAでも超えられなかった在宅勤務の壁をどう超えるか」というハッタリ要素の強いタイトルだったのですが、やはり問題ありということで改題しました。 新型コロナウイルス対策として、在宅勤務が一般的となってきた。在宅勤務に対しては、従業員側は好意的評価をすることが多い。例えば、従業員対象のアンケートでは、約半数が在宅勤務で仕事の効率が上がったと回答している。女性を中心に在宅勤務ができるか否かを今後の判断基準としたいという声も多い。また海外においても在宅勤務を続けたい人へのアドバイス記事などが出ている。概ね、「在宅でも仕事はできるじゃないか、勤怠管理にこだわる必要はない」というような意見が従業員側では多数派ではなかろうか。 一方で企業側としては従業員をオフィスに戻したいようで、日本では緊急事態宣言が解除されると在宅勤務の率は10ポイントほど落ちており、米国企業でもプロジェクトの進行が徐々に

                                  米IT企業も否定的だった在宅勤務をポストコロナでも続けられるか|ショーンKY
                                • ショーンKY on Twitter: "「なんで日本のジェンダーギャップ指数悪いの」  ↓ 「女性が管理職になる前に寿退社するから」  ↓ 「辞めないようにするには?」  ↓ 「管理職目指すなら主夫の内助の功が必要。米国で一番売れた女性キャリア本"Lean In"もそう… https://t.co/pQbDFzGtKN"

                                  「なんで日本のジェンダーギャップ指数悪いの」  ↓ 「女性が管理職になる前に寿退社するから」  ↓ 「辞めないようにするには?」  ↓ 「管理職目指すなら主夫の内助の功が必要。米国で一番売れた女性キャリア本"Lean In"もそう… https://t.co/pQbDFzGtKN

                                    ショーンKY on Twitter: "「なんで日本のジェンダーギャップ指数悪いの」  ↓ 「女性が管理職になる前に寿退社するから」  ↓ 「辞めないようにするには?」  ↓ 「管理職目指すなら主夫の内助の功が必要。米国で一番売れた女性キャリア本"Lean In"もそう… https://t.co/pQbDFzGtKN"
                                  • まだ「検査で感染抑制」とか論争してるんですか?(その4)|ショーンKY

                                    新型コロナウイルス感染症COVID-19についての情報をお求めの方は、厚生労働省の情報ページか専門家の情報をフォローしてください。私は専門家を紹介する立場にはありませんが、個人的なフォロー推奨リストを参考にしていただけますと幸いです。 筆者は医療や行政法の専門家ではありません。単なる素人の感想なので医療情報としての信頼は置かないでください。基本的に自分が納得するためだけに書いたものであり、他者を納得させるために書いたものではありません。 新型コロナウイルスが問題になりだして半年たったが、いまだに検査論争が続いている。検査についての現段階での結論は以下の通りである。 PCR検査は増やすに越したことはない。適切な行動制限を敷いたうえで収束を早める効果はあるだろうし、効果的な治療法が確立されつつある現在、迅速な診断は迅速な治療につながりうる。 しかし、行動制限を解除して検査と隔離のみで感染拡大を

                                      まだ「検査で感染抑制」とか論争してるんですか?(その4)|ショーンKY
                                    • Go と prisma と lit-html と ky で作るモダンな TODO アプリ

                                      はじめに 以前から Go の ORM (Object Relational Mapping) 選定の為に、そこそこ時間を使っています。現状は gorp を使っていますが、満足している訳ではありません。 そんな中で見つけた prisma を試すべく、バックエンドに Go と prisma を使った TODO アプリを作ってみる事にしました。 prisma とは prisma (Next-generation ORM for Node.js and TypeScript)は簡単に言うと 自動生成された型付きのクライアントが付いている マイグレーションが出来る モデル定義から CRUD やインデックスを自動生成できる PostgreSQL, MySQL, SQLite3 等をサポート Prisma Studio という GUI が付いている というモダンな ORM です。Nuxt と TypeS

                                        Go と prisma と lit-html と ky で作るモダンな TODO アプリ
                                      • HOM55 on Twitter: "維新の国会議員と統一教会との関係を調査をする!と宣言した松井一郎代表。既に馬場共同代表に調査を命じたそうですが・・ 教団関連団体「世界平和女性連合WFWP」のイベントに出席してた人物に調査させるって絶対おかしいでしょ! https://t.co/vkmrD6ky0Y"

                                        維新の国会議員と統一教会との関係を調査をする!と宣言した松井一郎代表。既に馬場共同代表に調査を命じたそうですが・・ 教団関連団体「世界平和女性連合WFWP」のイベントに出席してた人物に調査させるって絶対おかしいでしょ! https://t.co/vkmrD6ky0Y

                                          HOM55 on Twitter: "維新の国会議員と統一教会との関係を調査をする!と宣言した松井一郎代表。既に馬場共同代表に調査を命じたそうですが・・ 教団関連団体「世界平和女性連合WFWP」のイベントに出席してた人物に調査させるって絶対おかしいでしょ! https://t.co/vkmrD6ky0Y"
                                        • ハリウッドは女性のリーダーを描けない?|ショーンKY

                                          筆者のTLには、数年前から「強い女性キャラクターは利己的なものとして描かれる、一方強い男性キャラクターは利他的なものとして描かれる。これは特にアメリカ産のコンテンツで強い傾向である」という言説が流れていた。 筆者としては「さすがに偏見では?」と思いながらこの意見を見ており、反例を挙げようとしていたのだが(私自身があまりドラマや漫画を見ないので基本的に他者の評論を聞くしかないのだが)、この傾向の反例が上手く出せないという引っ掛かりがあった。実際、その主張に沿う例のほうが先に思いついてしまうのである。 例えば、ごく最近「アメリカ発コンテンツは女性キャラを強いものとして描けている」と称賛されていた典型に「アナ雪」のエルサがいるが、彼女は強さの表現として孤独になる過程が描かれる。「キャプテン・マーベル」なども自己形成が主題でリーダー的姿の評論は少ない。他には「プラダを着た悪魔」のミランダなどがこの

                                            ハリウッドは女性のリーダーを描けない?|ショーンKY
                                          • 理系猿 on Twitter: "6人の学者について標準学術評価ツール;スコーパスで調べてみた驚愕の事実。計測可能だったのはKYさんだけしかも、H-index 2、あとの人みんなゼロ。国際的にはとても学者とは言えない数値。総理はこれを調べてこれらの人はじいたのでは… https://t.co/dNapQLPTKa"

                                            6人の学者について標準学術評価ツール;スコーパスで調べてみた驚愕の事実。計測可能だったのはKYさんだけしかも、H-index 2、あとの人みんなゼロ。国際的にはとても学者とは言えない数値。総理はこれを調べてこれらの人はじいたのでは… https://t.co/dNapQLPTKa

                                              理系猿 on Twitter: "6人の学者について標準学術評価ツール;スコーパスで調べてみた驚愕の事実。計測可能だったのはKYさんだけしかも、H-index 2、あとの人みんなゼロ。国際的にはとても学者とは言えない数値。総理はこれを調べてこれらの人はじいたのでは… https://t.co/dNapQLPTKa"
                                            • 真の感染者数の推定法(その2)|ショーンKY

                                              新型コロナウイルス感染症COVID-19についての情報をお求めの方は、厚生労働省の情報ページか専門家の情報をフォローしてください。私は専門家を紹介する立場にはありませんが、例えば以下の方などが穏当かと思います。 ・新型コロナクラスター対策専門家(@ClusterJapan) ・押谷 仁(東北大学) ・高山義浩(huffpost記事一覧) ・今村顕史(@imamura_kansen) ・岸田直樹(@kiccy7777) ・坂本史衣(@SakamotoFumie) 筆者は医療や行政法の専門家ではありません。単なる素人の感想なので医療情報としての信頼は置かないでください。基本的に自分が納得するためだけに書いたものであり、他者を納得させるために書いたものではありません 以前の記事で、検査体制が不十分な時に真の患者数を見積もるにはどのようにしたらよいかについて簡単に説明した。 当時挙げたものは ►

                                                真の感染者数の推定法(その2)|ショーンKY
                                              • 台湾と韓国の防疫に学べ|ショーンKY

                                                新型コロナウイルス感染症COVID-19についての情報をお求めの方は、厚生労働省の情報ページか専門家の情報をフォローしてください。私は専門家を紹介する立場にはありませんが、個人的なフォロー推奨リストを参考にしていただけますと幸いです。 筆者は医療や行政法の専門家ではありません。単なる素人の感想なので医療情報としての信頼は置かないでください。基本的に自分が納得するためだけに書いたものであり、他者を納得させるために書いたものではありません。 最近書いた記事では、「理論上、今の検査頻度では検査に感染拡大の抑止効果を期待できない」「感染拡大を防止できているところは行動制限によっているものと考えられる」としてきた。ここから何回か、この「行動制限」の内実について検討したい。 「隔離第一、検査は第二」の東アジア まず、学ぶ対象として、防疫に首尾よく成功している東アジア、特に台湾・韓国・ベトナムの例を検討

                                                  台湾と韓国の防疫に学べ|ショーンKY
                                                • 進化心理学を名乗るアカウントにご注意ください|ショーンKY

                                                  近年、ネット上で進化心理学なる言葉を目にすることが増えた。進化による先天的心理現象は、例えばヘビ恐怖はサルの実験やヒトの実験である程度先天的と裏付けられており、科学的な研究対象となっている。 しかしながら、ある形質が何らかの淘汰圧で残ってきたということを論証するのは、直接的な実験は不可能で断片的証拠しか手に入らない過去から推測することになるので、困難である。ましてや現生の生物のある性質を演繹的に示すのはなお難しい。 以前書いた記事から例を持ってくれば、果実食を主張するフルータリアンは「サルだった頃は果実が主食だったのだから、人間は果実を食べるように進化してきたはずだ、ゆえに果実を食べるべきだ」と主張する一方、低糖質食を主張する人は「現生人類は狩猟採集民であり続けたのだから肉を食べるように進化してきたはずだ、ゆえに肉を食べるべきだ」と主張している。「このように進化してきたはずだ」式の主張はど

                                                    進化心理学を名乗るアカウントにご注意ください|ショーンKY
                                                  • 「シーライオニング」と「ヌルヌルうなぎ論法」|ショーンKY

                                                    シーライオニングとは何か 最近「シーライオニングって何」という話が話題になっていた。これについて本場アメリカでどのように定義されているかを確認するため、ハーバード大学バークマンセンター"Perspectives on Harmful Speech Online: a collection of essays" (2017)収録のAmy Johnson "The Multiple Harms of Sea Lions" からテンプレ会話例を見てみよう。 "Where is the evidence for that opinion?" ... "But doesn’t [x] really mean [y]?" ... "What about [other issue]—how do you explain that?" ... "What’s wrong with a polite que

                                                      「シーライオニング」と「ヌルヌルうなぎ論法」|ショーンKY
                                                    • 「空気読めてない」木村拓哉、ジャニーズ「性加害謝罪」後の“KY投稿”に集まる失望 SMAP解散騒動の「ドヤ顔」連想する声も(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース

                                                        「空気読めてない」木村拓哉、ジャニーズ「性加害謝罪」後の“KY投稿”に集まる失望 SMAP解散騒動の「ドヤ顔」連想する声も(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース
                                                      • 共働きが増えると猛暑日が増える|ショーンKY

                                                        共働きが増えると猛暑日が増える。「風が吹けば桶屋が儲かる」のような話だが、現代の東京ではこれは2ステップで成り立っている。 1. 猛暑日が増えた一因として、湾岸に都市が集積し、その排熱により海風が遮られたことが挙げられる 2. 湾岸に都市が集積したのは、居住地の選択の幅の小さい共働き夫婦の需要によるものである 湾岸への都市集積は猛暑日を増やすまず確認したいのは、東京および関東の猛暑は基本的に都市的地域ほど激しいということである。この50年の上昇幅を線形補間の傾きから求めると、熊谷1.4度、東京1.0度、銚子0.8度、奥日光0.6度、三宅島0.4度となる。 都市的地域の気温上昇については、基本的に植物の減少やコンクリートやアスファルトの増加、あるいは都市そのものからの熱の排出によるヒートアイランド現象が原因と考えられている。そういったヒートアイランドの原因の一つとして、都市集積による海風流入

                                                          共働きが増えると猛暑日が増える|ショーンKY
                                                        • 「自由の国と感染症」訳書刊行に添えて、現在の私の見方|ショーンKY

                                                          お久しぶりです。半年ほど前に身内の「ゼロコロナ」派からコロナに関する言論活動を責められ、新型コロナ対策に関する活動の身動きが取れない状況となっておりました。この間、一介の素人であった私を信頼してくださった方々に大変なご迷惑をおかけしたことを、この場を借りて平に陳謝いたします。大変申し訳ございません。 このたび、ヴェルナー・トレスケン(著)西村公男・青野浩(訳)「自由の国と感染症 法制度が映すアメリカのイデオロギー」みすず書房,2021を訳者よりご恵贈いただきました。この本は、新型コロナウイルス流行以前に書かれた感染症と法制度、社会の関係を探った数少ない研究書の一つです。COVID-19以前に書かれたということは、すなわちこの感染症をめぐる政治的立場に《汚染》されていない数少ない研究書とも言うことが出来、今後20年この書籍と同等のフェアさと専門性を兼ね備えた本は出ないのではないかと思える、貴

                                                            「自由の国と感染症」訳書刊行に添えて、現在の私の見方|ショーンKY
                                                          • 今回のウイルスで名指しされた業界が生き残るために|ショーンKY

                                                            新型コロナウイルス感染症COVID-19についての情報をお求めの方は、厚生労働省の情報ページか専門家の情報をフォローしてください。私は専門家を紹介する立場にはありませんが、例えば以下の方などが穏当かと思います。 ・押谷 仁(東北大学) ・高山義浩(huffpost記事一覧) ・岸田直樹(@kiccy7777) 筆者は医療や行政法の専門家ではありません。単なる素人の感想なので医療情報としての信頼は置かないでください。 この記事に関しては、可能なら専門家の監修が入ったドキュメントに編集されることを望みます。感染症の専門家の方または行政が再利用する場合に限り、全ての著作権・著作隣接権を放棄します。 今回のウイルス騒動では、感染防止のため各種の自粛や、「不要不急のイベントを念のため中止する」呼びかけがされています。このため、エンタメ業界、飲食店などが苦境にあえいでいます。特に最近は名指しでリスクを

                                                              今回のウイルスで名指しされた業界が生き残るために|ショーンKY
                                                            • 「浮世絵は西洋で初めて芸術として認められた」というのは事実誤認では|ショーンKY

                                                              浮世絵が世界のアート史上重要な位置を占めている、ということは論を俟たないだろう。肖像画の世界代表が「モナリザ」なら、風景画の世界代表は「神奈川沖浪裏」であると言っても語弊はあまりない。そのくらい重要である。 その浮世絵について、「江戸期は日本では芸術として評価されておらず、そのために輸出用陶磁器の包み紙として使われて、西洋で芸術的価値が発見された」という俗説がかなり当たり前のように流布している。 しかし、これに関しては当時の浮世絵師の扱いを誇張しすぎで、事実誤認を含むものであるように思われる。浮世絵も浮世絵師も当時からアートとして受け入れられていたというエピソードに事欠かないからである。 武家や寺社から受注していた 浮世絵は版画の技法が発達するまでは肉筆のものが多く、浮世絵師も評判を取れば高額の受注で高価な画材をふんだんに使った肉筆画を描くことは普通であった。初期ならば菱川師宣、中期なら勝

                                                                「浮世絵は西洋で初めて芸術として認められた」というのは事実誤認では|ショーンKY
                                                              • いまさら西浦批判って、よくわからない|ショーンKY

                                                                新型コロナウイルス感染症COVID-19についての情報をお求めの方は、厚生労働省の情報ページか専門家の情報をフォローしてください。私は専門家を紹介する立場にはありませんが、個人的なフォロー推奨リストを参考にしていただけますと幸いです。 筆者は医療や行政法の専門家ではありません。単なる素人の感想なので医療情報としての信頼は置かないでください。基本的に自分が納得するためだけに書いたものであり、他者を納得させるために書いたものではありません。 最近西浦氏をはじめとする専門家会議に対して「緊急事態宣言は必要なかった」として非難する声があるようだ。 感染者数の推移グラフ。これを見ると4月7日の緊急事態宣言時には既に実際の感染者は収束に向かって減少していたし宣言効果も無かった事が分かります. つまり政府&8割おじさんは山ほどの倒産失業を導く8割自粛を全国民に強要したがそれは無駄で不要だったと示されたわ

                                                                  いまさら西浦批判って、よくわからない|ショーンKY
                                                                • 「女は出世を望めない」問題から「女が出世を望まない」問題へ:2010年代の世相変化|ショーンKY

                                                                  所得や社会進出の男女格差を語る場合、「女性に出世の窓が開かれていない」「女性だけスタートラインを下げられている」というストーリーが多くの人の基本認識だろう。 私がジェンダー論に入ってきたのは2015年ころだが、当時の大企業では女性に昇進を打診しても断られてしまい困っているという声が多く、「女性に出世の窓を開いているのに来ない」という空気感で、前述のような基本認識とは大きな違いがあった。 この空気感の違いは、2010年代に起きた変化に由来するものなのだろう、というのが最近の私の理解である。この項では、それについて少々小話をする。 20世紀、女性差別の時代 「女性に出世の窓が開かれていない」という問題は、20世紀には間違いなく真実であった。女性は寿退社をする前提で雇われており、何年雇われても出世しなかった。「男は外、女は家」という観念は本来左派である労組男性すら強く支持しており、男女雇用機会均

                                                                    「女は出世を望めない」問題から「女が出世を望まない」問題へ:2010年代の世相変化|ショーンKY
                                                                  • 「女性の社会進出のためには女性にケア労働をさせる必要がある」パラドックス|ショーンKY

                                                                    フォロワーの方はご存知と思うが、筆者は女性の社会進出のために何が必要かというテーマでこの1年ほど書き続けている。その中で一つ気になっているのは、社会進出する女性はしばしば女性のケア労働を求め、ジェンダー分業を固定化させてしまうというパラドックスの存在である。この項では、それについて簡単に説明する。 男性の育児は忌避される一番大きな問題は、女性は男性の育児参加に強い忌避感を持っているということである。近年は保育園不足・保育士不足が叫ばれることが多いが、その中で、いくら保育士不足でも男性保育士に預けるのは絶対に嫌、という意見がメディアをにぎわせたことがあった。女性の大半が異存なく認めることができる男性の育児参加は《自分の配偶者が自分の子を育児する場合》に限られている、というのが現状である。 言い方を変えれば、女性自身が育児・ケア労働は女性が担うべきと考えている、ということである。このことは、ジ

                                                                      「女性の社会進出のためには女性にケア労働をさせる必要がある」パラドックス|ショーンKY
                                                                    • 仕事と育児の両立のコツ:家事の質を下げ、"マムスプレイニング"をやめよう|ショーンKY

                                                                      多くの女性が仕事と育児の両立を望みながら、それを諦めている。近年、その原因として指摘されるのが、自ら家事・育児のハードルを上げすぎてしまい、リソース配分が偏ってしまうことである。これについて、簡単にメモ書きをしていく。 家事・育児のハードルを上げない 私が女性の社会進出について書き始めて以降、多くの女性に話を伺う中で、仕事と育児の両立に成功している人の少なからずが、ある程度質が下がる覚悟で家事の省力化をしている、ということが挙げられる。省力化については、食事は中食を積極活用する、食洗器などを積極導入する、掃除の相当分はルンバに任せてしまうなどしているし、部屋が雑然として生活のクオリティが下がるのもやむを得ないということを(夫婦で)受け入れている方も少なくない。主婦・主夫がこれをやるとパートナーからやっかみを言われがちだが、共働きならやむを得ないものと納得されるだろう。 育児方面では、教育マ

                                                                        仕事と育児の両立のコツ:家事の質を下げ、"マムスプレイニング"をやめよう|ショーンKY
                                                                      • ショーンKY on Twitter: "以前から言われてたの整理ついたので書く。 最近のハリウッド作の「強い女性」像が、キャプテンマーベルにしろアナ雪エルザにしろ、強さが{孤独}として表現されるのに対して、ジブリ作品の「強い女性」はドーラもナウシカもエボシ御前にしろ{… https://t.co/5FqSDNISGe"

                                                                        以前から言われてたの整理ついたので書く。 最近のハリウッド作の「強い女性」像が、キャプテンマーベルにしろアナ雪エルザにしろ、強さが{孤独}として表現されるのに対して、ジブリ作品の「強い女性」はドーラもナウシカもエボシ御前にしろ{… https://t.co/5FqSDNISGe

                                                                          ショーンKY on Twitter: "以前から言われてたの整理ついたので書く。 最近のハリウッド作の「強い女性」像が、キャプテンマーベルにしろアナ雪エルザにしろ、強さが{孤独}として表現されるのに対して、ジブリ作品の「強い女性」はドーラもナウシカもエボシ御前にしろ{… https://t.co/5FqSDNISGe"
                                                                        • 女性政治家を増やすために~上昇婚はなぜ悪いか、毎年1回フェミニストは自分で説明している|ショーンKY

                                                                          繰り返し説明している通り、私が上昇婚(特に就労意欲の強い女性ほどマッチョ男性を好み"女々しい"男性を嫌悪する傾向。リンク先参照)を問題視しているのはそれが男女格差の温床になっているからである。しかも、日本の男女格差はピンポイントで《女性が主夫の内助の功で出世する》ことが解決に役立つ構造となっており、ゆえに上昇婚問題を強調するのである。このことはフェミニズムの側でも分かっているはずである――なにしろ毎年1回、そのような主張が大量に上がってくるのだから。 男女格差を測る 日本の男女格差を語るうえで、まず、男女格差の測り方、比較の仕方について取り上げよう。その方法には様々なものがあり、例えば、以下のような指標が国際比較でよく用いられる。 ・健康 [寿命、妊産婦死亡率、性比] ・人権 [外出制限、児童婚、性犯罪、DV、セクハラなど] ・教育 [識字率、就学率、高等教育進学率] ・経済 [就業率、所

                                                                            女性政治家を増やすために~上昇婚はなぜ悪いか、毎年1回フェミニストは自分で説明している|ショーンKY
                                                                          • 生殖ビジネスの闇|ショーンKY

                                                                            女女格差としての代理出産 VERY2020年4月号という雑誌に掲載された記事で、女性活動を主題とするアートで知られるスプツニ子氏が、自身の卵子凍結ビジネスの宣伝を兼ねた対談記事を組み、カジュアルに自分のキャリアのために代理出産を勧めるコメントをして炎上していた。不妊治療ならばともかく、単に時間を節約したいと思う理由で代理出産を頼むのは、臓器売買を連想させる、格差を前提としなければ維持できない、女性を「産む機械」扱いした搾取である等という批判である(これは保育でも重なるところがあるのだが、それについてはこちらの記事を参照いただきたい)。 これについては、私はもうもはや語る事はなく、既にインドで代理出産が禁止になった記事や、ウクライナで代理出産ビジネスが盛んになっている記事、あるいはそれらにおいて中絶のコントロール権が発注者にあったり障害児の引き取り拒否があるなど、リプロダクティブ・ライツや子

                                                                              生殖ビジネスの闇|ショーンKY
                                                                            • アイドル、なりたいですか?ミスコン、出たいですか?|ショーンKY

                                                                              2020/7/25以降、「美を磨く努力を尊重しろ」と突っかかってくる人が多いですが、モデルの競争が過当競争になり医師団体が忠告するレベルで摂食障害が問題となり、最悪死んだケースが散見されること、アイドル願望を煽った挙句に自殺するまで努力を強いられた件があるあることなど、「美を磨く努力」が過当競争になり死者まで出す例があるために問題になっています。「美を磨く競争」での摂食障害は一般時にも広く起きており、それが理由で医師団体が「美を磨く競争を煽るな」と声明を出す事態になり、これは古典的でわかりやすい部類の批判です。これは最後まで読めば問題のフレームワークとして扱っていることは分かると思うんですが、10行以上の文章を読めない人が多いらしいので冒頭に追記しました。Twitterにおける《萌え絵論争》ないし《オタク-フェミ論争》は季節の風物詩どころか日常茶飯事になってきた感があり、つい最近もそのよう

                                                                                アイドル、なりたいですか?ミスコン、出たいですか?|ショーンKY
                                                                              • 日本のメディアが注目しない欧州のコロナ対策|ショーンKY

                                                                                新型コロナウイルス感染症COVID-19についての情報をお求めの方は、厚生労働省の情報ページか専門家の情報をフォローしてください。私は専門家を紹介する立場にはありませんが、個人的なフォロー推奨リストを参考にしていただけますと幸いです。 筆者は医療や行政法の専門家ではありません。単なる素人の感想なので医療情報としての信頼は置かないでください。基本的に自分が納得するためだけに書いたものであり、他者を納得させるために書いたものではありません。 この数週間、日本では新型コロナウィルスの感染者が最増加しつつある。その影響もあって欧州である程度感染を抑え込めていることに注目する記事も見られるようになってきたが、日本では検査論争に引きずられる形で検査だけが注目され、規制や自粛の強さが過度に軽視される傾向にあるように感じられる。 外国のメディア、例えばウォールストリートジャーナルが欧州の感染抑制について触

                                                                                  日本のメディアが注目しない欧州のコロナ対策|ショーンKY
                                                                                • 女性の上昇婚願望は男女平等を妨げる ~マッチングサイトの分析をもとに考える~|ショーンKY

                                                                                  女性の上昇婚願望は男女平等の敵 私は、社会の男女平等を進めていくうえで、女性の上昇婚(自分より収入等が高い男性を求める傾向)を問題視してきた[参考][参考]。  一つに、女性の平均年収が低下する大きな要因として結婚後のキャリアの中断があり、夫の年収が多くなるほど妻の就業率が低下するという関係(ダグラス・有沢の法則)が存在するからである[資料]。特に大卒の場合はキャリア中断しなければ男性と変わらない所得を得られるのだが、上昇婚指向が強い場合、大卒女性が自分より高所得の大卒男性を選んで結婚し、ダグラス・有沢の法則で出世できそうな女性ほど主婦化するという困った関係が生じる。  ま

                                                                                    女性の上昇婚願望は男女平等を妨げる ~マッチングサイトの分析をもとに考える~|ショーンKY

                                                                                  新着記事