Business Insider Japan編集部(以下、BIJ):村上さんはヤフーの川邊社長とは大学在学中に起業した電脳隊時代からの盟友とも言える仲。LINE経営幹部もよくご存知だと思います。今回の2社の経営統合について、最初に感じたことは。 村上臣氏(以下、村上):20年以上、日本のインターネット業界を、スタートアップから大企業までの目線で見てきて、正直、“胸熱な展開”ではあります。それぞれ紆余曲折あり、結果一緒のチームになるというのはおもしろい。 ポジティブな意味では、見知った中で連合を組む。まだまだ2社で一緒になってでも、やりたいことがある、ワクワクするという気持ちは伝わった。 一方で、会見では「まず国内」と何度か発言していた。LINEはタイ、台湾でシェアを持っているが、ほかはなかなか厳しい状況だ。インドネシアでは最初の時期はよかったが、現在は他社に押されている。アジアの競合は中国
Origami Networkは、Origamiの決済機能やデータ分析、ポイント機能、顧客管理(CRM)機能をオープン化したもの。これらの機能を利用するためのSDKを無償で提供する。外部企業がOrigami Networkを活用することで、自社のアプリにOrigami Payの機能を付加できる。ユーザーはOrigamiのアプリを使わず、外部企業のアプリから、Origami Payの加盟店で決済できるようになる。 決済サービスのオープン化は、1年前の「Origami Conference 2018」でも「提携Pay」という名称で発表していたが、Origami Networkは、この提携Payをアップデートしたもの。提携Payでは決済システム連携などのカスタマイズをする必要があったため、外部企業がOrigamiの機能を利用するには「1~2年の長い年月がかかる」(Origamiの康井義貴社長)と
カード大手6社は「値引き」戦略 いよいよ10月1日から、政府主導による「キャッシュレス決済5%ポイント還元策」が実施されます。政府は中小店を対象にキャッシュレス決済をした人に5%のポイント還元(チェーン店は2%)を行う予定ですが、その内容が先日明らかになりました。 まず、クレジットカードとデビットカードについては、月に上限1万5000円の還元を受けられます。この金額、筆者はかなりの大盤振る舞いだと思いました。 PayPayやLINE Payに代表されるQRコード決済のキャンペーンでは、上限1000円とか、最近では300円にまで還元の限度が下がっていましたから、その魅力がどんどん薄れつつありました。いくら還元率が高くても、上限が低ければ何の意味もない。そう利用者も気づき始めていたでしょうから、ここで1万5000円という金額が出ると、皆の目が向くことは確かでしょう。 この金額設定は、「クレジッ
スマートフォン決済サービスのPayPayは、サービス開始1周年を記念して、購入額の最大20%が還元される「PayPay感謝デー」を10月5日に開催すると発表しました。 10月5日にPayPay利用で20%還元 PayPayが10月5日(土)に開催する「PayPay感謝デー」では、PayPayが利用できる全加盟店でPayPayを使って支払うと、最大20%相当の還元を受けることができます。 キャンペーンによる還元の上限は、1回1,000円相当、1日5,000円相当となっています。 PayPayを利用して支払った場合、経済産業省が消費税増税にあわせて実施する消費者還元事業の対象加盟店で利用すると5%または2%の還元を受けられますが、10月5日はどの加盟店で利用しても還元率が20%に引き上げられます。 還元率が最大の20%となるのは、「PayPay残高」で支払った場合で、「ヤフーカード」での支払っ
2020年12月末時点で、各社のスマホ決済やその周辺サービスをまとめた。 作成:Business Insider Japan 2020年、日本のキャッシュレス業界は大きく進展した。2019年10月から続いたキャッシュレス・消費者還元事業は1つの大きな契機となったのも確かだろう。これによってコード決済が伸張し、キャッシュレス全体を押し上げた。 経済産業省の2020年10月の調査では、キャッシュレス決済導入店舗が27%から37%に増加、導入店舗でのキャッシュレス比率も平均28%から33%へと上昇。また、同調査では、20~60代の5割前後、10、70代の約3割が、「還元事業をきっかけにキャッシュレスを始めた」または「支払い手段を増やした」と回答している。 2021年、キャッシュレス業界の動向はどう変わっていくのか。各社が現在持っているアセット(資産)や経済圏の大きさを分析してみよう。
米Facebookは11月12日(現地時間)、新たな支払い機能「Facebook Pay」を米国のFacebookとFacebook Messengerで提供開始したと発表した。将来的にはInstagramとWhatsAppでも利用できるようにし、提供地域も広げていく計画。 各アプリの設定で対応するクレジットカードあるいはPayPalのアカウントと連携させることで、FacebookとMessengerでの各種支払いに利用できる。ゲーム内購入、イベントチケットの購入、マーケットプレイスや一部のFacebookページで販売している製品の購入、Messengerでの友達への送金などだ。 同社が6月に発表した暗号通貨「Libra」のウォレット「Calibra」とは別のものだ(とFacebookは発表文であえて言及している)。Libraについてはマーク・ザッカーバーグCEOが10月、規制当局が承認す
PayPayと「PayPayポイント運用」を提供するPPSCインベストメントサービスは11月7日、株式相場が下落すると値上がりする「逆チャレンジコース」の提供を開始した。米国のETF「SPXS(Direxion S&P500 Bear 3X)」の価格に連動して、PayPayポイントが増減する。 株式指数と逆の動きをするETFは、一般にインバース型と呼ばれる。SPXSは、代表的な米株式指数であるS&P500のインバース型で、3倍のレバレッジがかかっており、S&P500が下落した額の3倍上昇する仕組み。昨今米国株式市場は不調が続いており、約20%上昇した2021年とはうって変わり、年初来から21%も下落している。 PayPayのポイントを擬似投資として運用できるPayPayポイント運用は、急速に利用者を増やし、サービス開始から2年半で700万ユーザーを超えた。株価不調の中でもプラスが期待できる
米ニューヨーク市で、Apple Payのエクスプレスカードで運賃の支払いを行うことができる新タイプの改札システムが導入されていますが、デバイスを読み取り機にかざしていないのに改札を通っただけで運賃が引き落とされてしまう不具合が報告されています。 読み取り機の感度が高すぎる? ニューヨーク州都市交通局(MTA)が新たに導入したタップ式読み取り機「OMNY」で、デバイスをかざしていないのに改札を通るだけでApple Payのエクスプレスカードが使用され、運賃が引き落とされる奇妙な現象が発生しています。 乗客のマーゲン・バッグさんは、iPhoneが入った財布を腰の近くに持った状態でメトロカードを使用しましたが、OMNYが動作してしまった、と不具合を報告しています。 またマッカートニー・モリスさんは、デバイスをポケットに入れた状態でメトロカードを使用するとOMNYが誤って動作した、と述べています。
7payの不正利用問題は、コード決済ブームに冷や水を浴びせました。逆に注目を集めだしたのが、10月からの還元策でも優位性のある「クレジットカード」です。(『達人岩田昭男のクレジットカード駆け込み道場』岩田昭男) ※有料メルマガ達人岩田昭男のクレジットカード駆け込み道場』好評配信中!ご興味を持たれた方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。 プロフィール:岩田昭男(いわたあきお) 消費生活評論家。1952年生まれ。早稲田大学卒業。月刊誌記者などを経て独立。クレジットカード研究歴30年。電子マネー、デビットカード、共通ポイントなどにも詳しい。著書に「Suica一人勝ちの秘密」「信用力格差社会」「O2Oの衝撃」など。 コード決済は下火に?クレカ1枚ごとに上限1万5,000円まで還元へ QRコード決済のセキュリティの脆弱さが問われる 7payの不正利用は、コード決済を
ポイントが貯まりやすい支払手段として人気だったLINE Pay。 このポイント制度が2020年5月1日から大幅に改訂され、なんとLINE Payの公式クレカである『Visa LINE Payクレジットカード』を新規に作成した人以外はすべてポイント還元率が0%に変更となります。 5月1日9時59分まで: マイカラーに応じてポイント還元率0.5~2.0% 5月1日10時より: 新規に公式クレカを作らないとポイント還元率0%に つまり公式クレカを作らない場合、どんなにLINE Payを支払いで使ってもポイント獲得数はゼロになることを意味するので、現時点でLINE Payを利用している方はくれぐれもご注意ください。 以下、新しいポイント制度について詳しく解説していきます。 LINE Payのポイント還元率について: LINE Pay残高利用時は還元率0%: 公式クレカを作ると還元率1~3%: 過去
いろんなペイに登録してみた 今日から増税やら軽減税率やらが始まったじゃないですか。 面倒くさいけど損はしたくないから、必死でいろいろ調べたんですよ。 まあ今の段階ではとにかくペイだ!ペイを入れるぞ!という結論に達したので、 オリガミペイ以外のペイはだいたい登録しました。 これらとメルペイね。 (メルペイはメルカリアプリにあるから別にわけてます) あと、SuicaやJR系のJREはSuicaが旧姓のままなので新しくしに行かなければ登録できないので保留中… すごく大変でした。 しかし、登録の大変さなんてこの後の 「どれをどの店でいつ、いくら使えばオトクなのか?」 を考える大変さに比べたら、な〜んてことなかったのです! もうとにかくお店で使える率ナンバーワンがペイペイですので、まずはペイペイ。 そんでクーポンがなにげにいいので、次点がメルペイ。 で、次が楽天ペイ。 で、LINEペイ。 で、d払い
「Web接客型Amazon Pay」登場 Amazonが決済サービスを充実させる狙いを事業責任者に聞く:「データを取りたいわけではない」と強調(1/2 ページ) Amazonアカウントを使ったID決済サービス「Amazon Pay」に新機能「Web接客型Amazon Pay」が登場した。その詳細とサービスが生まれた背景などを事業責任者に聞いた。 アマゾンジャパンは2019年10月8日、Amazonアカウントを使ったID決済サービス「Amazon Pay」に新機能「Web接客型Amazon Pay」を提供開始したと発表した。 Amazon Payは「Amazon.co.jp」以外のECサイトなどで商品を購買する際に、Amazonアカウントに登録した配送先やクレジットカード情報を利用して簡単に決済できるサービスだ。 新機能は、外部ECサイトにおいて配送先情報やクレジットカード情報の入力フォーム
Google Payに登録済みのKyash Visaカードを利用した、QUICPay+™(クイックペイプラス)加盟店での決済が、Kyashポイント還元対象になりました。 ■ Google Pay(QUICPay+)について Google PayにKyash Visaカードを登録すると、スマホひとつで、QUICPay+加盟店でお買い物ができます。 ■ 登録方法 AndroidのGoogle Payアプリの「支払い」タブより、「お支払い方法の追加」 → 「クレジット/デビット/プリペイド」の順にタップし、その後はアプリの指示に従ってご登録ください。 ■ 登録できるカード Kyash Card Kyash Card Lite Kyash Card Virtual ■ 使えるお店 コンビニやドラッグストアなどのQUICPay+加盟店 ■ ポイント還元率 Google Payに登録したカードごとに異
たくさんあるスマホ決済、1位はSuicaを上回りiDになりました(提供:Mono_tadanoe/イメージマート) 楽天Edy、モバイルSuicaを上回る利用があったのはなんとiD あなたのスマホにキャッシュレス決済を「いくつ」設定しているでしょうか。 おサイフケータイ系では、iDとQUICPay、モバイルSuica、楽天Edyとnanacoモバイル、モバイルWAONがあり、QRコード決済系では、PayPay、d払い、楽天Pay、auPay、LINEPay、メルペイなどがあります。 利便性でいえば、モバイルSuicaが利用店舗がもっとも多いように思います。JRや地下鉄のほとんどが交通系カードとして対応するほか、コンビニ、ドラッグストア、家電量販店、タクシー、駅ビルなどたくさんのお店で決済できるからです。JR東日本系のVIEWカードを作ってチャージすれば合計1.5%の還元率になるのも魅力です
フードデリバリーサービスが普及し、食品を運ぶリュックを背負った配達員を見ない日はなくなった。 shutterstock 営業時間の短縮や3密の回避など、コロナ禍で苦境のさなかにある飲食店の“救いの神”的な役割を果たして注目を浴びているのが、フードデリバリーサービスだ。 その代表格ともいえるのが「ウーバーイーツ(Uber Eats)」。東京の街中ではいまや、大きな四角いバックを背負って自転車に乗る配達員の姿を見ない日はない。 経済センサスによると、日本の飲食店数は59万店(2016年調査)。一方、宅配を代行するウーバーイーツの加盟店は3万店超、ライバルと目される「出前館」の加盟店数は5万店(2020年12月の発表)と言われており、数字だけ見るとまだまだ拡大の余地がありそうだ。 これから使おうと思っている人、すでにヘビーユーザーという人、さらには配達を委託する飲食店側、いずれにとっても気になる
Amazon(所在地:東京都目黒区)は、Amazonアカウントを使ったID決済サービス「Amazon Pay」(http://www.amazon.co.jp/pay) が、10月8日(火)より、お客様の快適なオンラインショッピングを支援する新機能「Web接客型Amazon Pay」(http://www.amazon.co.jp/pay-cx)の提供を開始することを発表します。 Web接客型Amazon Payは、オンラインショッピングサイトにおいて新規のお客様がより少ない情報入力でお買い物ができるよう、配送先情報やクレジットカード情報の入力フォームに登場するポップアップウィンドウやチャット内などで、Amazonアカウントを使って簡単にログイン・お支払いができることをご提案する新機能です。こうしたAmazon Payによる簡便な購入方法をWeb接客手法によってご案内することで、情報入力に
「さようなら~ぺいさん、ごめんね、使いこなせなくて」 ♬ 別れても~好きな人~ いえいえ・・・ 未練はこれっぽちもありませんわ、面倒なのは、夫だけで充分ですもの。 なんちゃらペイを止めた理由は、決してペイさんの性格が悪いということではありませんので誤解されませんように。 理由は簡単です。 「スマホ超初心者だったぁ」 まだまだ綱渡り状態なんです。 皆さんはスマホのセキュリティってどうしているのでしょうか? ペイさんを登録する時に、セキュリティをちゃんとしてね、と要求されました。 それまでは、スマホをシュッとスワイプするだけでよかったのですが、なんかしろと言 われたので設定のロック画面を見る事に・・・初めてなのでグーグル先生にも聞いてみました。 1)パターン ドッドが並んで何やらパターンを設定しろと? 指でなぞるんですか、 渦巻きがいいなと思ったけど、左巻き?右巻き? あとできっと忘れてしまう
後払い決済サービスを提供する7社は5月11日、「日本後払い決済サービス協会」(英文表示:JAPAN BNPL ASSOCIATION)を設立することとなりましたので、ご報告いたします。 後払い決済サービスに係る取引を公正にし、後払い決済による取引に携わる関係事業者の業務の適正な運営の確保、利用者の消費生活の向上と利便に貢献することを目的とし、活動を進めてまいります。 ■設立の背景 EC市場は新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあり、市場を広げています。後払い決済市場もEC市場の拡大と並走し、今では推定市場規模約1兆円*となる決済インフラへと成長しました。後払い決済が担う役割がより大きくなる中、今後も利用者に安心して後払い決済をご利用いただくために、運営事業者は様々な改善を重ねるとともに、より一層充実した自主的な取り組みに努めていく必要があります。 このような背景から、後払い決済を運営する事
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