OpenSSLの開発チームは、アップデートとなる「OpenSSL 3.0.6」をリリースした。脆弱性1件を解消している。 「同3.0」系において「NID_undef」を用いたカスタム暗号を利用すると、NULL暗号化を行い、暗号化されていない平文が出力されるおそれがある脆弱性「CVE-2022-3358」が明らかとなったもの。開発チームは、脆弱性の重要度を4段階中もっとも低い「低(Low)」としている。 開発チームは、同脆弱性やバグに対処した「同3.0.6」をリリースした。「同1.1.1」「同1.0.2」については同脆弱性の影響を受けないとしている。 (Security NEXT - 2022/10/12 ) ツイート