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Critiqueと物語に関するquasimoto_sanのブックマーク (5)

  • ゲーム研究と「ナラティブ」 - 9bit

    「ナラティブ」(narrative)という用語がゲーム研究や周辺領域において使われる場合の留意事項いろいろ。たぶん偏っています。 以下、カタカナにする意味もあんまりないので「物語」で通します。 「物語」のいろいろな意味 イェスパー・ユールは、著書 Half-Real のなかで、「物語」という用語が「かなり細かく特定しないかぎりは実践的に無意味」になるくらい多様な用法を持っていることを指摘したうえで、そのうちの主要な用法を6つ挙げている(Juul 2005: 156-157)。 複数の出来事の提示(presentation)としての物語。これは、この言葉の原義かつ文字通りの意味、つまりストーリーを語ること(storytelling)である(Bordwell 1985; Chatman 1978)。 固定され(fixed)あらかじめ定められた(pre-determined)出来事連鎖としての物

    ゲーム研究と「ナラティブ」 - 9bit
  • Aaron Smuts「ストーリーの同一性とストーリーのタイプ」 - うつし世はゆめ / 夜のゆめもゆめ

    ストーリーの同一性について。これ結構おもしろい問題かもしれない。 http://philpapers.org/rec/SMUQIA Smuts, Aaron (2009). Story Identity and Story Type. Journal of Aesthetics and Art Criticism 67 (1):5-14. 1. 序 2. 基的なジレンマ 3. 誤ったフィクショナルな指示 4. 高次レベルタイプの質的属性 5. ストーリーの同一性かストーリーのタイプか 6. 結論 チャトマンなどがいうストーリー/言説の区別はよく受け入れられている。例えば、小説のテキストとそれが表現するストーリーは別だ。私たちは同じストーリーを語る別のテキスト(これ、言説とかテキストとかって、映像でもいいし絵とかでもいいんだけど、いい言葉がないので言説とかテキストと呼ぶ)があることを認め

    Aaron Smuts「ストーリーの同一性とストーリーのタイプ」 - うつし世はゆめ / 夜のゆめもゆめ
  • 科学哲学会発表の宣伝: ストーリーはどのような存在者なのか? - うつし世はゆめ / 夜のゆめもゆめ

    科学哲学会第45回大会での発表について宣伝します。 11/15(土) 午前の部です。 会場は南山大学名古屋キャンパスとなります。詳しくは、科学哲学会の公式サイトを 日科学哲学会 以下内容の紹介。 近年分析美学の世界では物語の哲学が盛り上がっている。2009年にはトップジャーナルであるThe Journal of Aesthetics and Art Criticismで特集が組まれ、その後もグレゴリー・カリーやピーター・ラマルクといったビッグネームが物語の哲学に関する単著を次々と出版している。こちらは主に小説映画のような物語表象に対する新しいアプローチとして出てきている感じだ。 一方で、以前から倫理学や形而上学における「物語論アプローチ」というのもある。こちらの人たちは主として現実世界の中に物語の事例を見出そうとしてきた。物語としての人生とか物語的自己とかいったキーワードで知られて

    科学哲学会発表の宣伝: ストーリーはどのような存在者なのか? - うつし世はゆめ / 夜のゆめもゆめ
  • Peter Lamarqe「物語に期待しすぎないこと」 - うつし世はゆめ / 夜のゆめもゆめ

    http://philpapers.org/rec/LAMONE Lamarque, Peter (2004). On not expecting too much from narrative. Mind and Language 19 (4):393–408. 目次 1. 物語の定義 2. 構造的特徴 3. 指示と真理 4. 物語の実践 5. 物語の価値 6. 物語的同一性と人生の物語 7. 結論 ラマルクによれば、物語(ストーリーテリング)の定義は ストーリーは見つけられるのではなく、語られる 複数の出来事を語る 出来事の間に非論理的関係(主に因果関係)が成り立つ 出来事の間に時間的な順序がある こうしたミニマルな物語の定義を前提に、物語の概念に多くを読み込む人たちを批判している。 例えば、歴史が物語であるということから、歴史もフィクションであるという人たちがいる(やりだまにあがって

    Peter Lamarqe「物語に期待しすぎないこと」 - うつし世はゆめ / 夜のゆめもゆめ
  • 誰でも簡単に物語が作れるようになる構成の組立て方と面白くなるコツ - あなたのスイッチを押すブログ

    ブログの記事を一つ書くにしても、そこには構成が必要であり、何がしかのストーリー性を持たせたいものです。人の心に訴えかけるものは、いつの時代も物語なのですから。 しかし、なかなか構成が思いつかなくてヤキモキしてしまう事は誰にでもあるでしょう。これだけ長い間ブログを書き続けている私でも、未だに筆が止まることがあるのですから。 そんな時に私が大切にしている「構成」に関するコツをお話しします。とても大切な基盤となる部分ですが、逆にこれさえ意識していれば物語はできあがります。 ちょっと意識するだけで、今日から変われる。そんな「物語を作るためのコツ」をご紹介します。 簡単なストーリーの組み立て方:三幕構成 ストーリーを組み立てるには、よく「起承転結」と言われますね。しかし、ストーリーを作ること自体は、もっと簡単にできます。 それは、以下の3つの構成で作り上げること。 1.状況設定 2.葛藤 3.解決

    誰でも簡単に物語が作れるようになる構成の組立て方と面白くなるコツ - あなたのスイッチを押すブログ
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