月面探査レース「Google Lunar XPRIZE」(GLXP)に出場する日本のローバー「SORATO」が完成し、12月19日、打ち上げ地であるインドへの輸送が行われた。輸送に使われたJAL717便の出発に先立ち、成田空港ではメディア向けイベントが開催。パートナー企業の関係者が一堂に会し、SORATOにエールを送った。 SORATOが積み込まれたJAL717便。機体はボーイング787型機だ 格納庫で開催された壮行会。後方に見えるのは別の787型機 SORATOは、GLXPに日本から唯一参加している民間月面探査チーム「HAKUTO」が開発したもの。格納庫で開催された壮行会では、HAKUTOの袴田武史代表が挨拶。「この日、この場に立っていることを嬉しく、誇りに思う。これも、パートナー企業、一般の皆さんの支援があってのこと」と、感謝の気持ちを述べた。 HAKUTOの袴田武史代表 SORATO
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