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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (12)

  • 木々の隙間は「社会的距離戦略」かもしれない

    マレーシア森林研究所のリュウノウジュ(学名:Dryobalanops aromatica)が形成するクラウン・シャイネス。枝がぶつかり合わないように水路のような隙間ができる現象で、一部の種の樹木で見ることができる。(PHOTOGRAPH BY IAN TEH, NATIONAL GEOGRAPHIC) 1982年3月のある暖かい日のこと。生物学者のフランシス・プッツ氏は、コスタリカのマングローブの森で少しばかり昼寝をしようと横たわった。 空を見上げると、風が頭上のマングローブの木を揺らし、ぶつかり合った枝が互いの枝や葉を落としている。木々の隙間は、まるで入り組んだ水路のようになっていた。「クラウン・シャイネス(シャイな樹冠)」と呼ばれる隙間だ。 クラウン・シャイネスは、コスタリカのマングローブからボルネオ島のリュウノウジュの森まで、世界中の森で見られる。しかし、森のてっぺんではなぜ枝同士が

    木々の隙間は「社会的距離戦略」かもしれない
    r-taro
    r-taro 2020/07/09
    お互いの距離を認識して、ぶつかり合わないように成長してるのか。面白い。
  • ギャラリー:2018年 思わず笑ってしまう野生動物の写真17点

    そこで止まれ! 静かにしていろとジェスチャーするリス。米フロリダ州で撮影。(PHOTOGRAPH BY MARY MCGOWAN, CWPA/BARCROFT IMAGES) みんな、笑って手を振って。前脚をあげて親しげに挨拶しているように見えるホッキョクグマ。(PHOTOGRAPH BY SIMON GEE, CWPA/BARCROFT IMAGES) 私じゃない、誓うよ! としらを切るオットセイ。キングペンギンに何をしたのかは知らない。南極大陸に近い英領サウスジョージア島で撮影。(PHOTOGRAPH BY AMY KENNEDY, CWPA/BARCROFT IMAGES)

    ギャラリー:2018年 思わず笑ってしまう野生動物の写真17点
    r-taro
    r-taro 2018/09/21
    かわいくって、おもしろい
  • 保存か? 解体か? 名建築「中銀カプセルタワー」の内部写真21点

    東京・銀座のはずれに、風変わりな建造物がある。かつて日の未来のビジョンを体現していた「中銀カプセルタワービル」だ。 設計者は「メタボリズム」のパイオニア、黒川紀章氏。メタボリズムは1960年代の建築運動で、急速かつ継続的に発展する都市景観の変化に適応し得るようなダイナミックな建物という概念を提示した。(参考記事:「エコ都市を目指すドバイ」) タワービルは洗濯機を積み重ねたような外観だ。鉄筋コンクリート造の2つのタワーと、「取り外し可能」な直方体の部屋から成る。各部屋の床面積は約10平方メートル。工場で製造したものを4つのボルトでタワーに固定している。タワーはそれぞれ11階建てと13階建てになる。カプセルと呼ばれる部屋には、つくり付けの家具や電化製品が完備されており、航空機のトイレと同じ大きさのバスルームもある。

    保存か? 解体か? 名建築「中銀カプセルタワー」の内部写真21点
    r-taro
    r-taro 2018/09/08
  • 【インタビュー】Webナショジオ・インタビュー 香川照之

    芸能界きっての昆虫好きとして知られる俳優、香川照之さんが、国立科学博物館で開催される特別展「昆虫」のオフィシャルサポーターに就任した。尽きることない昆虫愛、そしていかにして昆虫に魅せられるようになったのか、幼少時代にまでさかのぼって話を聞いた。(聞き手=芳尾太郎(ナショナル ジオグラフィック日版サイト編集長)/構成=腰文子/写真=的野弘路)

    【インタビュー】Webナショジオ・インタビュー 香川照之
    r-taro
    r-taro 2018/07/20
    後でゆっくり読もう
  • ソ連の解体後に出現したフシギ建築 写真24点

    1950年代、ソビエト連邦の最高指導者スターリンが建てた7つの超高層ビルは、まるで社会主義時代のウェディングケーキのように天高くそびえ立ち、モスクワの景観を一変させた。大戦が終わって間もない頃だったが、指導部は膨大な建築費をかけて大学や省庁、ホテルといった高層ビルを建てた。中央集権に勢いをつけたいとの意図があったのだろう。モスクワは、連邦の新たな野心を表現するカンバスになった。(参考記事:「宮殿?モスクワの荘厳な地下鉄駅、写真10点」) 1991年にソ連が解体し、衛星国に勢力が及ばなくなった後、旧東側諸国は自ら道を作り上げなければならなかった。ドイツ人写真家フランク・ヘルフォルト氏は、2008年からソ連時代の車、ヴォルガに乗って、モスクワからカザフスタンのアスタナやシベリアに至る地域を回り、この20年間に出現した矛盾に満ちた建築物を記録して、『Imperial Pomp(帝国の虚飾)』と題

    ソ連の解体後に出現したフシギ建築 写真24点
    r-taro
    r-taro 2018/05/23
    街に突然現れるへんてこ建物。グッとくる。
  • 【動画】深海2300mにサンゴの群体、まさかの発見

    メキシコ湾の水深2300メートルの深海で、サンゴの「秘密の花園」が発見された。 米海洋大気局(NOAA)が動画を公表、科学者らもメキシコ湾でこうした群体を見たことがないという。 サンゴの群体が見つかったのは、調査船オケアノス・エクスプローラーによる23日間の遠征調査でのこと。オケアノスは米政府が出資する唯一の海洋研究船で、調査は2018年4月中旬から行われた。メキシコ湾の深海についてはまだほとんど知られておらず、研究者は無人探査機(ROV)を使うことで、船上にいながら海中を観察できた。(参考記事:「【動画】奇妙すぎる深海イカを発見、新種か」) 今回見つかったサンゴは、ウミトサカ目、トクササンゴの仲間。比較的深い海で見られるサンゴで、成長して「森」を作る。しかし、研究者らが驚いたのは、これほど極端に深い場所に、これほど密集したサンゴの群体があったことだ。群体は、フロリダ半島の西岸に近い海底谷

    【動画】深海2300mにサンゴの群体、まさかの発見
    r-taro
    r-taro 2018/05/23
    水深2300メートルにある秘密の花園
  • 木の根っこでつくられた「生きている橋」 インドの「神の庭」 写真19点

    インド北東部、メガラヤ州。「雲の住みか」という意味の名前を持つこの州では、モンスーンの季節になると、エメラルド色の谷や深い渓谷を雨水が勢いよく流れる。アッサム地方とバングラデシュに挟まれたこの高原は、地球でも有数の多雨地帯。その一帯に住むカシ族は、森に深く根ざした生活を営む。 近代的な建築資材が利用できるようになるずっと前から、カシ族は荒れ狂う川を超えて点在する村々をつなぐ巧みな方法を生み出していた。インドゴムノキの根を用いた「生きている橋」だ。(参考記事:「世界で最も素晴らしい橋12選」) 確かな支えとなるように、木は両岸に植えられる。そして、15年から30年ほどをかけて、竹製の仮の足場に沿ってその根を這わせ、橋をかける。やがて湿度と歩行により土が踏み固められ、根は絡まり合って太く、強くなる。完成した橋は、川や谷の5メートルから75メートル上にかかり、かなりの重さにも耐えられる。一度に最

    木の根っこでつくられた「生きている橋」 インドの「神の庭」 写真19点
    r-taro
    r-taro 2018/03/16
    インドゴムノキの根を使った「生きている橋」。"15年から30年ほどをかけて、竹製の仮の足場に沿ってその根を這わせ、橋をかける。やがて湿度と歩行により土が踏み固められ、根は絡まり合って太く、強くなる。"
  • 第66回 医者要らず?ケニア・カンバ族の食事情

    アフリカのケニアには42の部族がいるという。スワヒリ語と英語を公用語とするものの、部族はそれぞれの言語を持ち、文化や伝統も異なるそうだ。 「もちろん、料理も違いますよ」 席についた私にフローレンス・スワ・マシューコさんが言った。私は東京・五反田の「Masyuko's Buffalo Cafe(マシューコウズ・バッファローカフェ)」に来ていた。日では珍しいケニア料理の店があると聞いて訪れたのだが、入口の看板には「カンバ族の家庭料理」の文字。その意味を店主のフローレンスさんに聞いたのだ。 「私はカンバ族なので、カンバの料理を中心につくっているんです」と話すフローレンスさん。カンバ族はケニアの人口4725万人のうち11パーセントを占める五大部族のひとつで、国の南東部に分布しているという。数日前、予約の電話で「ソウルフードがべたい」とは伝えていたのだが、部族によって料理が違うとは勉強不足だっ

    第66回 医者要らず?ケニア・カンバ族の食事情
    r-taro
    r-taro 2018/02/24
    ランチにたまに行く。エスニック料理だけど、くせがなくて食べやすい。
  • 第4回「方言」と「言語」の違いとは

    木部さんは、「消滅危機方言の調査・保存のための総合的研究」という共同研究のプロジェクト・リーダーだ。 この研究を国立国語研究所が各研究機関と連携して行う背景には、やはり、2009年のユネスコ発表の影響がある。なにはともあれ国連機関が国際的スタンダードとして示した危機言語の中に、日国内で話されているものがいくつも含まれていたのだから。 目下のところ年に1~2カ所のペースでフィールドワークをして、危機言語の記録を作っているのだそうだが、そこに行く前に「方言か独立言語か」という問題に軽く触れておこう。 ユネスコの危機言語の発表が報道されたとき、多くの人が「八丈語や奄美語」って方言じゃないの? と感じたようで、木部さんもよく質問されたという。この素朴な疑問の背景には、純粋に言語学的というより、歴史、社会、文化政治などが複雑に絡まった複合的な事情が横たわっている。 木部さんによると──

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    r-taro 2016/12/25
  • ワシの背中にカラスが! なぜこんなことに?

    ワシの上でホバリングするカラス。専門家によれば、おそらく攻撃の真っ最中だという。(PHOTOGRAPH BY PHOO CHAN, MEDIA DRUM WORLD) 米国カリフォルニア州を拠点に活動する写真家プー・チャン氏が、飛んでいるハクトウワシの背中でくつろぐカラスを写真に収めた。いったい何のために乗ったのか。専門家に聞いた。(参考記事:「命を失わずに野生動物の傑作写真を撮る方法」) 米コーネル大学鳥類学研究所でカラスの行動を研究するケビン・マッゴーワン氏は、背中に乗ることができるほど近づいていたということは、おそらく攻撃するつもりだったのだろうと分析する。

    ワシの背中にカラスが! なぜこんなことに?
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    r-taro 2015/07/03
  • 21年後に巨大ブラックホールが衝突へ

    NASAのNuSTAR望遠鏡が撮影した衝突する2つの銀河。どちらの銀河も中心部に巨大なブラックホールがあるので、近い将来、ブラックホールどうしが激しい衝突を起こして、重力波を送り出すはずだ。(PHOTOGRAPH BY NASA/JPL-CALTECH/GSFC) 天文学者が想像する宇宙で最も激しい衝突現象は、2つの巨大ブラックホールどうしの衝突だ。この現象が目撃されたことはまだないが、このほど『アストロフィジカル・ジャーナル・レターズ(Astrophysical Journal Letters)』誌に掲載された論文によると、近いうちに見ることができるかもしれない。 論文を執筆した米メリーランド大学の天文学者ティンティン・リュー氏らは、宇宙の端近くで周期的に増減する光が、2つの巨大なブラックホールの存在を知らせていると主張する。ブラックホールの質量は合わせて恒星100億個分にもなり、お互い

    21年後に巨大ブラックホールが衝突へ
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    r-taro 2015/04/27
  • 氷晶が生み出す、光のダイヤモンド

    氷の結晶によって屈折した太陽の光が、雪をかぶった稜線の上で弧を描いている。ニューメキシコ州レッドリバーで撮影。(PHOTOGRAPH BY JOSHUA THOMAS) まるで空に浮かぶダイヤモンドだ。これは米国ニューメキシコ州レッドリバーで、雪景色とともに撮影した虹のような光の弧と柱である。大気中の上層で太陽の光が氷の結晶と衝突すると、このような乱反射が生じる。 小さな氷の粒子がさまざまな方向に光を曲げたり屈折させたりして、光の弧や円、柱を描き出す。氷晶の形や配置、そして気温によって、目に見える現象が微妙に変化する。 写真中央、稜線の真上でまぶしく光る縦長の塊は、太陽柱と呼ばれる。気温が低いほど光が強くなる。 太陽柱を囲む光の輪は内暈(うちがさ)。内暈はよくある現象で、太陽を中心とした視半径22度の円として見える。内暈をつくり出すのは六角形の氷晶だ。 太陽柱の右にも、まぶしい小さな塊があ

    氷晶が生み出す、光のダイヤモンド
    r-taro
    r-taro 2015/01/21
    美しすぎる…!
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