2021/11/19 · ... を捉え、. 明日のDNSのカタチについて考える. –起こりつつある変化. –今後起こりうる変化の兆し. –未来のDNSに望むこと. –おわりに:明日のDNSのカタチと ...
親ゾーンに設定される、子ゾーンのDNSKEYリソースレコードを参照するリソースレコードです。親ゾーンのDSリソースレコードの内容と子ゾーンのDNSKEYリソースレコード(KSK公開鍵)の情報が一致することで、DNSSECの信頼の連鎖が構築されます。 DSリソースレコードのゾーンファイルにおける表現は以下の通りです。 ・key tag : 鍵のIDで、子ゾーンのDNSKEYリソースレコードに対応します。 ・algorithm : DNSSECアルゴリズム番号(※1)を示し、RSASHA256であれば8を指定します。 ・digest type : 続くテキスト部分で使われているダイジェスト(※2)のアルゴリズムを示し、SHA-256であれば2を指定します。 ・digest : 子ゾーンのドメイン名と参照先のDNSKEYリソースレコードから生成されたダイジェストを指定します。 DSリソースレコー
JPNIC技術セミナーとは JPNIC技術セミナーとは、IPv6、DNS、UNIX、PKI、ルーティング、 セキュリティといったインターネットの基盤技術を解説するセミナーです。 2013年度から年に数回開催しており、2019年からはオンラインでの開催となります。 ライブとオンデマンド、二つの配信方法でお届けしています。 JPNIC主催で11月に開催するInternet Weekは、 最新動向やディスカッションなどを多く取り込んだものとなっています。 一方、この技術セミナーは、 基盤技術を基礎から学ぶことができるセミナーのため、 新入社員をはじめ、多くの方の技術力向上に役立つ内容となっています。 また、実践的なハンズオン形式の講座も多く取りそろえ、 これら技術の導入を検討している方へのチュートリアルとしてもご活用いただけます。 現在予定されているセミナーの詳細は、以下にご紹介しました。 各セ
講師 JPNIC 技術部 小山 祐司 概要 DNSはインターネットにおいて重要なシステムの一つであるため、 その信頼性を確保することは重要です。 セキュリティの向上をめざし、DNSSECによるルートゾーンやTLDでの鍵署名、 サーバの実装も進んできており一般のドメイン名登録者が鍵署名を行うことも可能になってきました。 本講座では、DNSSECについてその概念や設定方法などについて解説するとともに、 DNSSECを利用するにあたって必要な事項について紹介します。 対象 DNSサーバの運用経験がある方 DNSSECに興味のある方 前提 DNSに関する基礎的な事項 専門性の度合い ★★★☆☆ 学習内容 DNSのセキュリティ DNSSECの概要 DNSSECで追加された事項 DNSSECの署名検証 DNSSECの有効化 まとめ 参加費 特別価格 2,600円(税込) 一般価格 5,200円(税込)
今回の10分講座は、最近になって新たな攻撃方法が発見され、対応の緊急性が高まったDNSキャッシュポイズニングについて解説します。 DNSの問い合わせの流れ まずはじめに、DNSではクライアントがどのようにドメイン名の情報を得るのか、その流れについて説明します(図1)。 エンドユーザーのPCなどのDNSを利用するクライアントから、問い合わせを行うネームサーバに対し、問い合わせを依頼します。 依頼を受けたネームサーバは、問い合わせ内容を元に、ルートサーバから委任をたどりながら順に問い合わせを行い、目的のドメイン名情報を持つ権威サーバから結果を取得します。 依頼を受けたネームサーバは、問い合わせの結果をクライアントへ返答します。 図1:DNS 問い合わせ DNSのキャッシュ 問い合わせを処理するネームサーバは、処理の途中で得たドメイン名の情報を一時的にローカルに保存することができます。この処理を
今回の10分講座では、DNS(Domain Name System)の仕組みを理解するのに必要なDNSのキャッシュとそれに起因する脆弱性についてお話しします。 DNSのおさらい まずはじめに、DNSの仕組みについておさらいします。 DNSは、ルートゾーンを起点としたツリー構造を持つ、世界中に存在する多数のサーバが協調しあって動作する分散データベースです。これらのサーバ群にアクセスすることで、ホスト名からIPアドレスを検索したり、メールアドレスから送信先メールサーバを特定したりします。 DNSでは、ある特定のサーバ1台がドメイン名情報をすべて持っているわけではなく、「委任」と呼ばれる仕組みでデータを階層ごとに分散化し、併せてサーバの冗長化を実現しています。 DNSクライアントがデータを得るときは、この委任をルートゾーンから順次たどっていくことで、最終的に必要な情報を得ます。 DNS では、ド
Windows Server 2012 R2 Datacenter Windows Server 2012 R2 Essentials Windows Server 2012 R2 Foundation Windows Server 2012 R2 Standard その他...表示数を減らす 現象 次のような状況を考えます。 Windows Server 2012 R2 を実行しているドメイン ネーム システム (DNS) サーバーがあります。 ドメイン名システムのセキュリティ拡張機能 (DNSSEC) 機能は、ルート ゾーンに対して有効になります。 A レコードは、委任されたゾーン内のドメインに存在します。 DNS サーバーは、クエリを処理し、ドメインがセキュリティで保護されているかどうかを確認するには、妥当性検査を必要とする A レコードの応答を受信します。 存在 (NSEC3) の
きっかけ DNSSEC 署名検証チェック https://t.co/leUckKrt5A— 浸透いうな/伝播いうな/反映いうな (@tss_ontap_o) 2017年8月8日 アクセス可能なリゾルバーが検証しているか、していないかを調べてください。よろしく。— DNSはインフラですか (@beyondDNS) 2017年8月8日 dnssec-failed.orgとは dnssec-failed.org | DNSViz DNSSECの状態を可視化できるDNSVizというサイトを見るとわかりやすい。 KSKのDNSKEYと、上位のゾーン(org)に登録されているDSレコードが等価でないので信頼の連鎖が途切れている状態。 つまり、DNSSEC検証が失敗するはずのドメイン名。 方法 digの場合は $ dig +dnssec @[リゾルバーのIP] dnssec-failed.orgdril
1 株式会社インターネットイニシアティブ 島村 充 <simamura@iij.ad.jp> キャッシュDNSサーバー DNSSECトラブルシューティング 2 はじめに おことわり • 私、島村は参照用DNSサーバーの運用をしてい ますが、IIJの参照用DNSサーバーでは DNSSEC Validationを有効にしていません。 本発表は、個人的な趣味・検証を基に行われて いることをご留意ください。 • 本発表資料は、IW 2012の「T9 DNSSEC チュートリアル」の其田 学さん(三洋ITソ リューションズ(当時))の資料を多大に参考さ せていただいています。ありがとうございます。 3 DNSSEC validation失敗。そのとき • client(エンドユーザー)にどう見えるか? – SERVFAIL応答 • ブラウザでは…? 4 DNSSEC validation失敗。そのと
DNS Summer Day 2022 開催趣旨 DNSはインターネットにおける重要な基盤技術の一つです。 そのため、DNSの安定運用がインターネット安定運用にそのまま直結します。 DNSはグローバルCDNのシグナリングや、証明書の健全性の検証に必要な情報 の提示に用いられたりするようになり、情報通信インフラの安全性・健全性 を支える重要な機能を実現するための役割を担わされる一方でDNSに干渉する ことにより様々な目的を実現しようという動きも起きています。 グローバルにサービスを提供する事業者によるパブリックDNSサービスが、 権威側、リゾルバ側を問わずブラックボックス的に使われる場面も当たり前 の状況となりつつあります。このように、DNSは多くの重要な役割を持つ、 代替となるものがないインフラサービスとなっています。 一方で、DNSの運用については権威側にもリゾルバ側にも十分な関心が 払
DNS Summer Day 2021 開催趣旨 DNSはインターネットにおける重要な基盤技術の一つです。 そのため、DNSの安定運用がインターネット安定運用にそのまま直結します。 DNSはグローバルCDNのシグナリングや、証明書の健全性の検証に必要な情報の提示に用いられたりするようになり、 情報通信インフラの安全性・健全性を支える重要な機能を実現するための役割を担わされる一方で DNSに干渉することにより様々な目的を実現しようという動きも起きています。 グローバルにサービスを提供する事業者によるパブリックDNSサービスが、権威側、リゾルバ側を問わず ブラックボックス的に使われる場面も当たり前の状況となりつつあります。 このように、DNSは多くの重要な役割を持つ、代替となるものがないインフラサービスとなっています。 一方で、DNSの運用については権威側にもリゾルバ側にも十分な関心が払われて
Delegation Signerの略で、ゾーンの管理者は、親のゾーンに設定される子のゾーンのDNSKEYリソースレコードを参照するためのリソースレコードになります。 「親のゾーンのDSレコードの内容」と「子ゾーンのDNSKEYリソースレコードの情報」 が一致し、 また同様のことが行われることでDNSSECが信頼の連鎖が行われます。 そもそもDNSSECとは DNSの情報に電子署名を付けることで、 DNSのデータが正しい発行元のデータであることを検証することができるようにする拡張仕様になります。 詳細は こちら をご確認ください。 信頼の連鎖とは? そもそもDNSSECは信頼の連鎖と呼ばれる仕組みで担保できる仕組みになっています。 あるゾーン(子)の管理者は、親のゾーンの管理者に公開鍵のハッシュ値(DS)を送信し、 親ゾーンの管理者は、子のゾーンから送られてきた公開鍵のハッシュ値(DS)が
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