「Googleの検索結果は広告主を優遇するものになった」――。米Wall Street Journalは6月7日(現地時間)、米Googleを批判する米比較ショッピングサイトNextagのジェフリー・カッツCEOの寄稿文を掲載した。これに対しGoogleは翌日、公式ブログで詳細な反論を展開した。 カッツ氏の批判は、Googleがアルゴリズムによって検索結果を自社の製品やサービスに有利なように操作しているだけでなく、今や広告料を支払っている企業を優先的に表示するようになったというものだ。 優先的な表示というのは、Googleが最近発表した新しい商品情報フォーマットのことを指しているようだ。Googleは5月31日から米国のGoogle検索結果ページで、AdWords広告の直下に検索語に関連する複数の商品を紹介するコーナーを表示するようになった。このコーナーは「Sponsored(スポンサー付
