UEFAから、過去の功績が認められ表彰されたデヤン・サビチェビッチ氏(中央)。現在はモンテネグロサッカー協会会長として、同国のサッカーをリードする【 (C)Getty Images/AFLO 】 2007年3月24日、モンテネグロの首都ポドゴリッツァは喜びに包まれた。ハンガリー代表を迎えた記念すべき初の国際試合で、ソコロビ(モンテネグロ代表の愛称。現地語で鷹を意味する)は、ローマで活躍するミルコ・ブチニッチのPKなどで2−1と歴史に残る初勝利を飾った。 モンテネグロは、2006年6月3日にセルビアからの独立を宣言。ワールドカップ(W杯)ドイツ大会後に、サッカー協会も分離し、独自の代表チームを持つことになった。すでにユーロ2008(欧州選手権)の予選は組み合わせ抽選が終わっていたため、モンテネグロは参加できないが、2007年1月にはUEFA(欧州サッカー連盟)に加盟を済ませ、チームは親善試