生きていくのに必要なものが不足している『足りない』世界は沢山あります。そういった世界では必要なものを供給するためには『しかたなくする仕事』が求められます。一方で私達はいわゆる『足りている』世界に住んでいます。そんな足りてる世界においては仕方なくする仕事に従事する必要性はそう高くありません。足りていないものを満たすために、仕方なく仕事をしなければならない理由がないにもかからわず、足りていないものを埋めるために働くのは矛盾している気がします。このパラドクスはなぜ起きるのでしょうか。 任天堂 “驚き”を生む方程式 作者: 井上理出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2009/05/12メディア: 単行本購入: 30人 クリック: 380回この商品を含むブログ (127件) を見る 1 足りていないのは満たされない心 現在、先進国において貧困が大きく取り上げれられていますが、本当に食べら