人種や国籍、性別などのあらゆる差別をなくすために日本政府や社会にアピールしようと22日、東京都内で「差別撤廃東京大行進」(主催・People’s Front of Anti-Racism)が行われます。 コリアンタウンとして有名な東京・新大久保や大阪・鶴橋などで行われている民族差別を助長する「ヘイトスピーチ(憎悪表現)デモ」に反対する人たちが中心となり計画。スタッフには立場も考え方も、年齢層も違う、多様な人たちが集います。 スタッフの一人、大学生の手塚空さん(22)は3月、ツイッターでヘイトスピーチに反対する人たちがいることを知り、参加するようになりました。「民族差別、人種差別の潮流が強まることに危機感を持った人たちが『いま動かなければ』という思いで集まっています」と語ります。 スタッフで話し合って決めた大行進のテーマは、日本も加盟している人種差別撤廃条約の「誠実な履行を日本政府に求める」